ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話 作:CVn-α:コル・カロリ
戦闘シーンはそこまででしたが、後半の部分が難産だったので遅れました。スウィンバーンにルビコニアンコーラルワームのハンバーグを食べさせてお詫びします。
"原作"の方では、ルート分岐をしてからのミッション数が少なかったですが、こちらの方は……気が付いたら10話を超えていましたね()
それと(Part2)、実に今更ではありますが……AC6の全実績を達成しました()
3周目までクリアした人の割合が大体1/4くらいなのには少し驚きましたが……買って挫折してしまった人とかが多いのでしょうか……
それと(Part3)、EXEC_FLIP_ARPHAGE/.のハイレゾ音源をレコチョクで買いました。
自分で書いた二次小説で自分の脳を焼いた末路ですね()
それと(Part4)、YouTubeでたまたま流れてきたshort動画でスッラ(古代ローマの人物)が扱われていまして……
「内乱期の1世紀に活躍」「元老院の犬」……フロムソフトウェア=サンはこれをオキーフに……ではなくて、モチーフにしたんですかね……
それと(Part5)、物凄くどうでもいい事ですが……
たまたま、後書きが612文字になってニッコリしています()
Side 612
さて、ヴォルタは離脱させることができた。621もジャガーノートを片付けて、こちらの増援として来てくれる見込みだ。
それまで、私はラスティとイグアスの1対2を捌ききらないといけない。
……離脱したヴォルタからは十分な距離を取れたな。戦闘を再開しよう。
ABでラスティに突撃。エツジンで迎撃されるが、AQBも織り交ぜてある程度躱す。レーザーオービットは偏差射撃の精度が甘いから当たらない。
距離を詰めてチャージ斬り……は当然の様に躱されるから直前にQBでキャンセル。距離を離してランセツでの射撃戦に持ち込む。
イグアスが横からの射線を通してくるが、ラスティを間に挟むように立ち回って連携をさせないようにする。
……そう言えば、エツジンに切り替えたのは、スタッガーを決めるには遠すぎず、パルスブレードを躱すには近すぎない距離を意識してのことだろうな。
Wランセツだと大体200m〜300mでの撃ち合いになり、こちらの逆関節地上QBを絡めた機動で回避がしやすくなる。Wサンプだと、不意のパルスブレードを後方や左右QBで躱せなくなる。
エツジンで150m程度の間合いを維持していれば、そのどちらも達成できると。
やはりとは思うが、ラスティもオールマインドには"秘密裏に"協力していたようだな。解放戦線全体を巻き込んだのは直近と見るべきだろう。
仮に前々からフラットウェル,ドルマヤンに相談していたのであれば、私のアセンに対しては引き撃ちWランセツWミサイル辺りを提案していただろう。……いや、フラットウェルはわからないな。だが、ドルマヤンならそうする可能性が高い。同じBASHO腕KIKAKUブースターパルスブレード使いとしてな。
これに関しては、「AC1機だけを相手にして、どちらかが撃破されるまで終わらない戦い」という、極めて限定的な状況への理解度の問題だから仕方ないだろう。
正直、ラスティのアセン理解度の粗さに助けられたな。
そんなことを思ったが、ルビコンで「まともなパイロット同士によるAC対AC」がどれだけ発生するかと言われれば……ほとんど起こらないだろう。それが上澄み中の上澄みとなればなおさらだ。
かなり薄れてはいるが、"前世"でのNESTの記憶に助けられたな。
頭の片隅でそんなことを考えているのが意識の2割、目の前の対ラスティには6割、イグアスからの横槍には2割。まだ意識的な余裕はあるな。
……機体APは残り3割か。リペアキットを使わねばな。残り1個。
ラスティはリペアキット残り2つとAP8割。イグアスはリペアキット無しのほぼフルAPか。
『……1つ聞かせてくれ。君たちは……いつからアイビスの火を考えていた。』
「ウォルターから聞かされたのは……そうだな……確か、私がホーキンスとチェーホフを相手にして撃破。その後にスウィンバーンが回収しに来たことがあっただろう。あの辺りだな。」
「あの時はまだ勢力図がどう変わるかなんてわからなかった。故に、コーラルがルビコンの外に持ち出されそうになった場合には……武力で阻止、それが無理なら最後の手段としてアイビスの火を起こす覚悟をしていた。」
……まあ、私は"今の私"になったときから可能性を排除してはいなかったが。
『……それほど前からか。いや、ハンドラー・ウォルターは……アイビスの火を経験した後から、最悪の場合には再び火を点ける覚悟をしていたのかもしれないのか。』
「そこは私にも話してくれていないが……自分の手でケリを付けて、今後の私たちには何も背負わせないようにしているんだろうな。」
『……君は……ウォルターのことを……いや、何でもない。わざわざ猟犬の尻尾を踏んで怒らせるほどの度胸は無いからな。聞かなかったことにしてくれ。』
……多分、"ウォルターのことを恨んでいないのか"とでも聞こうとしたな。普段のラスティならそんなことは言わないのだろうが、戦闘中で余裕が無くて口から漏れてしまったのだろう。
今のラスティには、私を相手にして余裕が無い。これがわかっただけでも判断材料にできる。
さて、ラスティが口にしかけた(であろう)方だが……
余所者から見れば、強化人間を買い取り、過酷な戦場に赴かせ続け……挙句の果てには星系を丸ごと焼く大量虐殺の片棒を担がせようとしている……そう映っているはずだ。
だとしても、私からの返答は最初から決まっているのだがな。
「なら良い方法を教えてやろう。その口を二度と利けないようにすれば良い。私だけではなく、誰の逆鱗にも触れずに済むぞ。」
『余計な一言を言ってしまったか。……やはり君は危険だな。斬れ味の良過ぎる諸刃の剣だ。柄以外に安全なところなど無い。』
『テメェら……ゴチャゴチャうるせえんだよ!俺をシカトしてるんじゃねえ!!』
「うるさいから黙ってろ。」
振り向き様にターゲットアシストでイグアスをロック。即座にマニュアルエイムに切り替えて、人力偏差射撃のSONGBIRDSを撃ち込む。
これまで肩の双対ミサイルと、時々ランセツを撃つ程度で済ませていたが……ギリギリ盾のIGを差し込まれた。驚いて反射的に盾を張って、それがいい具合になったんだろうな。
『テメェ……舐めやがって……』
「実際その程度の実力ということだ。……ミシガンの腕は悪くないはずなんだがな。」
MT部隊の連携を見れば、ミシガンの"教官"としての腕は大まかに推測できる。
少なくとも、「大勢の人間をまとめて、ソイツらを使い物になるようにする」ことに関して言えば高く評価している。……個々別々に精鋭を育てることに関しては、サンプル数が少ないから何とも言えないがな。
『今ミシガンの野郎は関係無えだろうが!!』
「……なるほど。お前がオールマインドの計画に乗ったのはそういうことか。」
オールマインドは……イグアスに「Cパルス変異波形と交信すれば強くなれる」とかそんな感じのことを言って計画に乗せたのだろうな。
"原作"では、イグアスはミシガンを1発ぶん殴ってから抜けてやろうとして、それでも……何年だったか……まあ、そこそこの年数が経っていたはずだ。
ひょっとしたら、そこにハウンズへの……いや、私個人への妬みとかも混ざっているだろう。621に変な絡み方をされないように、私がメインで動いていたからな。
『知ったような口を利きやがって……』
「大方、ミシガンから1本もぎ取ってレッドガンを抜けてやろうとかそんなところだろうな。……あぁ、後は私にも1発入れてやるつもりかもしれないのか。」
『だったらここで1発……いや、テメェが死ぬまでぶち込んでやるよ!!』
「やれるものならな。」
イグアスを挑発したことで攻撃が激化したが、それは問題ない。寧ろ、ラスティが先程までより少し距離を空けるようになったからエツジンを躱しやすくなった。
やはり、即席のコンビともなれば綻びは出てくるか。綻びが生じれば簡単な足し算すら成り立たなくなる。100+400が……精々450程度にしかなっていない。オオサワが聞けばビックリするだろうな。
……今が攻め時だ。
機体の速度差を考えれば、本来なら私に交戦距離の主導権は無い。だが、イグアスからの横槍を意識して直線的に動けない場面が多い今のラスティであれば、その速度差は埋められる。
そして……パルスブレードの届く範囲内であれば、私の独壇場だ。
ABとAQBを絡めながら、ラスティをイグアスの射線に巻き込むように詰め寄る。ラスティは後方QBで距離を空けようとするが、EN効率的にはABを主体とした私の方に分がある。イグアスも射線を変えるために大きく動くことを余儀なくされていて、今は横槍も入らない。
ENをミリ残ししてABを解除。ENをフル回復させてから、ブレードも交えた接近戦を開始する。
『この距離なのにランセツをここまで当ててくるか……やはり尋常ではないな。』
これについては617のお陰だな。
射撃武器適性が劣悪極まるレッカー腕でも、「牽制」としての弾幕ではなく、しっかりと「攻撃」の弾幕を貼れている。機体の軸を調整することで、FCSに助けられた射撃ではなく、FCSを助ける射撃をしている。その技術を教えてもらっただけだ。*1
エツジンの射程距離に踏み込んでいるが、機体の横スレスレをすれ違うようにQBで動き、照準を再び定めるまでの時間を長くする。
ラスティがQBで引かなければブレードを、QBで引いたら逆関節の蹴りを起点にして攻め立てる。
ここでラスティがリペアキットを使用。残り1個とAP9割弱か。
こちらもAPが残り4割程度。うっかり大きめの一撃でスタッガーを取られると撃破されかねないから、最後のリペアキットを使う。500程度は無駄になるが致し方ない。
さて……そろそろ衝撃値がまずいな。ビル群に退避しようにも、そのルートはイグアスに塞がれている。イグアスを無理矢理振り切ったとしても、その時間ロスでラスティに追いつかれてスタッガーを取られるかもしれないから無しだな。
仕方ない。離れた位置でわざとでスタッガーを取らせるとしよう。APに多少の余裕はある。
エツジンのリロードにスタッガーを合わせるために連射数を数える。それと並行して直ぐに回避に移れるようにENをフル回ふ──
──機体を嫌な衝撃が襲った。
「スタッガー?!イグアスのヤツめ……マニュアルエイムでチャージ射撃を当ててきたか!!」
『ざまぁみろ!!テメェには散々やられたからな……お返しだ!!』
『良くやった。……これで決める。』
今の状況でスライサーを喰らったら確実にやられる。アサルトアーマーで迎撃を!
『君を倒すために牙を研いできたんだ。それも想定内だ。』
"原作"と違う!!カウンター用にアサルトアーマーの方を装備していたか!!
リペアは使い切って残りAP5500程度。ENは3割程度。
ラスティはリペアキットを1個残してAP8割弱。数値で言えば7200弱か。
ああ、これは……ラスティ、私の……
ラスティのカウンターアサルトアーマーに合わせてアサルトブーストを起動。AB中の衝撃値軽減効果でスタッガーに陥らずに済んだ。
そしてラスティは私のアサルトアーマーで衝撃値が溜まりきっていて、些細な攻撃でもスタッガーになる。
衝撃値軽減のABから即座に蹴り。スタッガーを取った。
追撃パルスブレード2段斬り。これで……
これで、ラスティの機体APが全損した。
『届かなかったか……君には……』
「私にだって、このルビコンで成さなければ……そして、守らねばならないものがあるからな。負けることは許されない。」
『"負けるわけにはいかない"ではなく、"負けることは許されない"……か。それが……君の…背……け…い…』
ジェネレーターを起点に、機体全体を爆発が包んだ。
……脱出した様子は無い。まあ、死んだだろうな。
「私が直接戦ってきた中で、お前は……4番目に強い。誇れ、それが私からの手向けだ。」
さて、リペアキットは使いきって残りAPは1000と少し。これでリペア無し,APが7割程度のイグアスを倒せるかは不安なところだが……
『兄さん、お待たせ。補給は済んでいるわ。』
「助かった。後は任せても大丈夫か?」
『任せてちょうだい。』
621が間に合った。
ジャガーノート3機を撃破した後だが、特に疲れている様子は見られない。
『612、補給シェルパが到着している。座標を送信した。』
「助かる。」
私も補給を受けて、万が一、億が一でもここから撃破されないようにしておかねばな。
『クソみてぇな旧世代型……テメェらと俺で……何が違ぇ……』
ラスティもヴォルタも撃破されたからか、イグアスからは交戦の意思が消えかかっていた。
……ちょうどこのタイミングで、エアからハッキングを利用した通信が入った。
《レイヴン、612……向こうのCパルス変異波形が話を持ちかけてきました。》
「……わかった。エア、文字にしての表示を頼む。」
《わかりました。》
向こうのCパルス変異波形から、か。……イグアスの命乞いだろうな。いつごろ発生した意識なのかはわからないが、ようやく"遭遇"できた人間と別れたくないと言ったところだろう。
《私は……Cパルス変異波形のネミリア。……イグアスと交信しています。》
「用件は。」
《お願い……します…………イグアスを……イグアスを殺さないで……下さい……》
やはりな。
ある意味、これからすることも"交渉"のようなものではある。最早ここまで打ちのめせば、「この交渉で得ができた」と思わせることは不可能だ。よって、「この交渉で何とか命拾いをした」と思わせて、オールマインドの計画から手を引かせなければならない。あるいは……
「それをしてこちらに何のメリットがある。いや、寧ろ危険性が増すだけだ。……こちらに"生かした方が良い"と思わせるだけのメリットを提示してみろ。」
《それなら……私が……私が何でもしますから……》
「駄目だな。潜在的に"敵"になる可能性がある存在を使うほど、私は愚かでは無い。」
何でもすると言ったが……まあ、1つだけ「やれるのならやって欲しいこと」はあるにはあるのだが。
オールマインドが欲しているのは、Cパルス変異波形と交信している人間と……Cパルス変異波形そのものだ。
だから、オールマインドの計画を頓挫させるには……。ふむ、要求する内容が内容だけに、エアへの配慮はしないといけないな。
「エア……ネミリアは、ある意味ではお前の"真の同胞"だ。処遇について要望があるなら最大限配慮しよう。」
『……いえ、私は、人の……レイヴンの側に立つと決めました。気にするのであれば、私ではなくてレイヴンのことを気にして下さい。』
「そうか。……助かる。」
……エアにも、オーバーシアーとしての覚悟を背負わせてしまったか。
やはり、ここで全てに決着を付けねばなるまい。
一度生まれたものは そう簡単には死なない。
ならば……その背中から降ろし、自由になるより他は無い。
「いや、一つだけあったな。お前にできて、オールマインドの計画を確実に頓挫させられることが。」
《本当ですか!どんなことでもしま──
「ネミリア、お前が死ねば良い。」
──え……??》
オールマインドがイグアスを協力者に選んだのは、Cパルス変異波形と交信できる可能性があったからだろう。そして実際に交信できるようになった。
故に、Cパルス変異波形と交信できなくしてしまえば、コーラルリリースは叶わなくなる。……イグアス本人を殺して脳深部コーラル管理デバイスを物理的に破壊するのも手段の1つではあるが、イグアスの命乞いをされれば、こうするのは妥当な手の1つではある。
「オールマインドは、コーラルリリースのトリガーとしてCパルス変異波形を必要としている。なら、お前が消えればコーラルリリースもできなくなる。」
《私が……消えれば……??》
「そうだ。」
……"原作"で登場したセリアにしろ、今のエアにしろ、随分とヒトに入れ込んでいるようだ。やはり、交信できる人間に依存しているのだろうか。
《でも……どうやったら……自分で死ねるのかがわからなくて……》
なるほどな。人間なら"肉体"……正確に言えば脳を破壊すれば済む。だが、Cパルス変異波形は"脳"に該当する部分が存在しないから、そう簡単にはいかないと。
「なら、脳深部コーラル管理デバイスを破壊するより他は無いな。」
《そん……な……》
さて……"実力行使"を即座に行えば、Cパルス変異波形,それと交信できる人間のセットは崩壊する。
だが、脳深部コーラル管理デバイスを破壊しただけでこのCパルス変異波形が"消滅"しなかった場合、こちらへの敵対心から反撃に──例えば色んなサーバーや端末内の情報を破壊して回ったり──出ないとも限らない。あるいは、コーラルに対して干渉をして、オーバーシアーも知らない"コーラルを用いたナニカ"を始めるかもしれない。
それを防ぐためにも、このCパルス変異波形を上手く納得させる必要がある。
《オールマインドの計画からは……手を引きます……》
「確実性が無い。今度はオールマインドの方から"脅迫"がかかるかもしれない。」
「……現に、今のルビコンを放置すれば、コーラルによる汚染で全てのルビコニアンは死滅しかねない。"コーラルクローズ"計画を台無しにすると脅されれば、お前はそちらに従うしか無くなるだろう?」
さて、ここまでの交渉で、
・イグアスの殺害
・ネミリアの自害
と、過大な要求から少しづつ程度を下げて行った。……いや、2つ目の要求を"できるのであれば受け入れる"となったのは少し予想外だったが。しかし、裏を返せば……次の要求であれば「命拾いできる」と飛びつくだろう。
だが、まだその手札は切らない。ここまでの誘導で、向こうから自発的に言い出す下地はできている。後はそれに乗ってくれるかだが……
《オールマインドから脅されても大丈夫なように……レッドガンとオーバーシアーに監視してもらうのでは……ダメ……ですか……》
「なるほど。ミシガンを巻き込む訳か……」
狙い通りだ。ミシガンに監視された状態であれば、オールマインドも武力による手出しはできないだろう。仮にするとしても、かなり大規模な戦力になるため事前に……最悪でも直前に察知できる。
「……ミシガン、今時間はあるか。」
『ああ。……終わったのか。』
「戦闘は終わった。……今はイグアスの処遇を決めている最中だ。そちらで厳重な監視下──どんな体制にするかは要検討だが──に置くのであれば、生かしたまま帰しても問題無いと考えている。」
さて、これでミシガンとの義理は果たした。レッドガンの隊員は可能な限り生かし、処遇が怪しかったイグアスについても可能性を提示した。
向こうとしては大幅な譲歩であろうと飲まざるを得ない。
『そうか……貴様は約束を守った。こちらの尻は自分で拭う。』
「了解した。解放戦線の部隊との交戦も終わっている。回収部隊を出すならさっさとした方が良い。レッドガンとの"交渉"を解放戦線に察知されるのは拙いだろう?」
『ああ。今は「ザイレムの防衛が予想よりも遥かに厚い。こちらにもっと戦力を回せ」と時間を稼いでいる。』
ミシガンの方もミシガンで上手くやっているようだ。ザイレムの防衛をこれでもかと手厚くしたのが活きたか。……正直、偶然なのだがな。
「詳細については、ザイレムに帰還次第行う。……それまでは、レッドガンのナンバー持ち複数名で見張っておけ。」
さて、これで「ザイレムの防衛」と「強襲艦の確保」は達成できた。
後は「オールマインドの抹殺」だが……奴の"本体"がどこにあるのかは掴めていない。技研が作ったAIというのが本当なのであれば、技研都市のどこか、あるいはアイビスの火の被害が比較的少ない地域のどこかにあるのだろうが……
それは今ここで考えてどうにかなるものではないな。エアとカーラに任せるより他は無い。
取り敢えず……帰ろう。今はそれが先だ。
強襲艦の護衛をしながら帰還している最中に、621が話しかけてきた。
『ねえ、兄さん……さっき言っていた、この"ルビコンで守りたいもの"って……』
「ああ。……622だ。」
『……そう。……兄さん1人だけに背負わせるようなことはさせないわ。無理やりにでも私たちに分けてもらうわよ。』
…………"罪"を背負うのは私1人だけでも良いが、"責務"だけならば……"姉"として、617たちにある程度任せても良いのかもな。
お兄様がやっていたカウンターアサルトアーマーへの対処方法ですが、実際に私もランクマッチで(使える時には)使っているものになります。
……と言うよりは、ランクマッチでこれに気付いていたので今回の戦闘描写を書ききることができました。
お兄様機体縛りで潜っていたランクマッチ(訓練)は…無駄じゃ無かった…!(テスターACパイロット並の感想)
ラスティがアサルトアーマー持ちなのは、前話の感想にて 主犯 様から頂きました感想からです。
感想を読んだ時に、脳にコーラルリリースが直撃しました。
作中でのラスティとしては、
・アサルトアーマーでスタッガーを取られるとそのまま撃破されかねない
・なら、こちらからカウンターアサルトアーマーを喰らわせて、その後のスライサーで逆に撃破してしまおう
と考えたが故の装備です。
それと、STEEL HAZEの方でも使っていたのでそのまま弄らないようにした……という事情もあったりします。
正直、WランセツWミサイルのガン引き機体だったらお兄様に勝てていた可能性は……僅かにではあります。
NESTで見かける「引きが上手い人」並の動きを、乗り換えてすぐのアセンで再現できれば、の但し書きは付きますが。
ただ、その時は……お兄様が遅滞戦闘に切り替えて621の合流を待つ方針に変えるので、どちらにせよ無理でしたね()
ラスティのアサルトアーマーから良い展開を思いつくことができたお礼をこの場をお借りしまして……
ありがとうございました。
ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)
-
C4-617
-
C4-618
-
C4-619
-
C4-620
-
C4-621