ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話 作:CVn-α:コル・カロリ
お兄様が前世NESTも走っていたAC6プレイヤーなら、タイマン特化機体も候補に入れていたんじゃないかと思ったんですけど、ひとつ大きな問題点があったんですよね。
リペアキット込みで戦うと弾数が足りない(特に軽双対ミサイルなど)んですよね。
……ちなみにですが、NSETの方はお兄様機体縛りを解除して潜っています←?!
前シーズンは縛りを解除してS昇格戦に挑めはしたので、今期はSに行けると良いなぁ……と。今はS昇格戦5敗中です(最高5勝)。
何でもアリでSに行けたら、今度こそお兄様機体でSか、せめてSへの昇格戦までは……
Side 621
兄さんからゲルニカの迎撃を頼まれて、今はそちらに向かっている。既にレッドガンが交戦しているみたいだけれども、状況は良くないようね。
兄さんは、レッドガンに単独でぶつけるのならフロイトと同格かそれ以上の相手だと予想していたけれども……フロイトよりも頭1つ抜けて格上かもしれないわね。レッドガンの損耗が想像以上に早いわ。
V.Ⅸゲルニカ……一体何が出てくるのかしら。
兄さんたちはフロイトを含めたヴェスパー隊長と接敵したようね。
陰険クソメガネが何か言っているわ。これから死ぬのに随分と悠長なことを──
『本来は保険のプランでしたが……やはり方針は間違っていなかった。ゲルニカの"素材"にして正解でしたよ。──強化人間:C4-622を。』
──やりやがったわね。この陰険クソメガネが。
確かに、C4-622は……私たちの"家族"ではないわ。でも、何かキッカケがあれば迎え入れていたかもしれない存在。それに何より……父さんは「旧世代型にも尊厳はある」って言っていた。その尊厳を踏み躙りやがったわ。
まぁ良いわ。"アレ"は兄さんたちが処理してくれるだろうから気にするだけ無駄よ。
そんなことよりも……私はこれから622と対峙することになる。そう、同じ第4世代の強化人間と。……もしかしたら、私たちの"家族"になっていたかもしれない存在と。
『621、聞こえているか。』
兄さんからの通信ね。……動揺や怒りが隠しきれていない声だわ。
「聞こえているわ。」
『1つ、頼みたいことがある。』
『622を頼んだ。……私は622の兄になってやることはできない。だから、お前に"姉"として任せたい。』
……そう。兄さんの中では、もう"家族"なのね。でも、自分で責任を果たせないから"兄"にはなれないと。そんな責任感も兄さんらしいと言えば兄さんらしいわね。
それに何より、そこまで言われたら引き受けない選択肢は無いわ。任せてちょうだい。その信頼は裏切らないわ。
「兄さん……わかったわ。"姉"としてやってみせるわ。」
『すまない。……そして、ありがとう。』
兄さんは、"自分で背負うこと"の辛さを知っている。それでも、私たちのためならばとそんな一面を見せないように振舞っている。だからこそ……私が背負ってしまう──いえ、"背負わせてしまう"ことへの苦しみも相当なもののはずよ。
それでも、兄さんは"家族"のために背負うことを決めた。私に任せてくれた。私なら大丈夫だと信頼してくれた。
今までの私は、兄さんに守られている"妹"だった。
でも、この戦いは"姉"にならないといけない。
それでも、兄さんが信頼してくれている。ただそれだけで十分よ。"戦う"ことを求められた私は……誰にも負けないわ。
……見えてきたわね。ミシガンとナイル、五花海の3人掛りでも劣勢。ほとんど攻撃を当てられていないみたい。
「ハウンズ5、現着。これより戦闘に入る。」
『猟犬のお出ましか!どうやらコイツの前には俺たちも役立たずのようだ。……任せたぞ。』
『なるほど……お前が"切り札"か。前に戦ったフロイトよりもかなり強い相手だが……やれるのか?』
『私たちでは理気の流れを断ち切れませんでした。……ですが、あなたには吉兆が僅かに見える。レッドガンの名折れですが、ここは任せました。』
ミシガンが下がろうとして、622が追撃のレーザーショットガンをねじ込もうとする。そこに私がAB慣性チャージパイルで割り込んで中断させる。
あの3人は下がれたわね。ここからは……私の番よ。
622の推定APが表示される。……半分も削れていないわね。リペアキットを使っていない前提なら、機体APの2倍程度──23000近くを削らないとかしら。
ダメージレースが1:1だとギリギリ過ぎて危ないわね。せめて1.3:1くらいには持ち込まないと。
交戦を開始したけれども……ランセツの大半、ミサイル、SONGBIRDSはQBで躱される。そんなにQBを吹かしてENが持つのかと思ったけれども……どういう訳か切れないわ。
「エア、機体の解析をお願い。」
『……解析できました。軽量タイプのジェネレーターを2基搭載し、交互に使うことでEN枯渇を防いでいます。』
ジェネレーターを2基……そうなると、重めのジェネレーターを詰んだ中量2脚のスピード感になるのかしら。基本的な機動力だとトントンだから、KIKAKUの近接格闘を使って撹乱……が基本的な立ち回りとして良さそうね。
至近距離に纏わり付かれて、ランセツが半ば意味を失っている。それに双対ミサイルも撃つタイミングを選ばないと牽制にすらならない。
一方、622は完全に自分の距離をモノにしているわ。多分FCSはFC-006 ABBOTよりもさらに近距離に寄せているみたい。……技研製のIA-C01F:OCELLUS並にしているはずよ。
困ったわね。中距離の撃ち合いも不利、近距離の撃ち合いも不利、遠距離で撃ち合うには私のスピードが足りなくて距離を空けられない。……覚悟を決めてパイルを主軸にするべきだわ。
ノンチャージパイルで詰める。QBで下がられる。
パイルキャンセルでまた詰める。QBで下がられる。
パイルキャンセル中にマニュアルエイムに切り替え。QBで下がり始めたタイミングに合わせてSONGBIRDSを撃つ。移動先の読みは当たっていたけれども、もう1回QBを吹かして躱される。
ブースターもQB特化みたいね。1回辺りの消費と推力をやや抑え目にして、その代わりに短時間で連続的に吹かせるようにしているのかしら。……新規開発のパーツだから、エアに型番を解析してもらっても情報が得られないのよね。
それでも、向こうからQBで少し距離を開けてくれたから、ミサイルとランセツが効果をギリギリ発揮できる。パイルキャンセルで消費したENを回復しながら、ミサイルランセツでQB回避を強要する。
『レイヴン、ジェネレーターが2基ともEN枯渇になりそうです。このまま押せば隙を作れるはずです。』
「ありがとう。エア。」
回復できたENを使ってABで突撃。慣性チャージパイルを狙ってQBを使わせる。
『EN枯渇です!』
マニュアルエイムに切り替えずにそのままSONGBIRDS。2発とも命中。衝撃値は残り1割。
……パルスアーマーを貼って仕切り直しをしようとしているけれども、それはさせないわ。
パイルを振って近接格闘ブースターを起動。そのままアサルトアーマーを入力して慣性アサルトアーマーにする。
この位置なら後方QBでも避けられない。ここで決めるわ!
「……っ!アサルトブーストで無理やり抜けた?!……そう言えば兄さんにそれをやられた事があったわね。」
兄さんがしていたのは、
兄さんがスタッガー
↓
チャージパイル阻止のためにAA起動
↓
私がそのAAにカウンターAA起動
↓
兄さんのAAで私の衝撃値が溜まりきる
↓
兄さんはABの衝撃値軽減で私のカウンターAAを耐える
↓
蹴りで私がスタッガーを取られる
だったわね。
ただ、622はPAを貼っただけだから、私の衝撃値は増えていない。カウンターの蹴りを喰らっていてもギリギリスタッガーにはならなかったはずね。それもあったから、ABの後で蹴りに移らずに後ろへ抜けた……ってところかしら。
いくら軽減できたとは言っても、衝撃値は8割近く溜まっているからここで攻めきれれば直ぐにスタッガーをもう1回取れるはず。
とは言ったものの……現状では私がかなり追い込まれているわ。ダメージレースで1:2くらいの完全な負けね。
……これ、アセンを完全に"対ハウンズ"に特化させているわね。
一番の弱点であるEN武器を、近距離に特化させて固める。ハウンズで一番近距離に割り振っているのは620姉さんだけれども、それでもミサイルやSONGBIRDSである程度オールマイティに戦えるようにはなっている。裏を返せば、火力を最大効率で発揮することができないわ。
「……だとしても、やることは変わらないわ。兄さんから任されたことだもの。あなたを……"622"を頼むって言われたんだもの。」
その後も攻防は続き、私はリペアキットを使い切ってしまった。けれども、622はまだ2個残した上でAPが半分残っている。今のダメージレースだと私に勝機は無いわ。
私一人で戦っていれば、の話だけれども。
『随分と苦戦しているようだな。時間稼ぎくらいは果たして見せよう。』
「チャティ!助かるわ!」
チャティがRaDカタフラクトに乗って助けに来てくれた。……大丈夫よね?ちゃんとバックアップは取ってあるわよね?
『今は遠隔操作している。カタフラクトが壊れようが俺の大元には何の支障も無い。使い潰すつもりで役立ててくれ。』
良かったわ。"1周目"みたいな別れ方をもう1回したいとは思わないもの。もちろん、"2周目"も、"3周目"も同じように嫌よ?
チャティが交戦を開始したけれども、どの攻撃も悉く躱されている。拡散レーザーも、垂直ミサイルも全て躱されている。ガトリングが数発当たる程度で……正直に言えば、ダメージを与えられている様子がまるで無いわ。
『フッ、やはり"ハウンズ"の相手は厳しいな。』
『チャティ、今……笑ったのかい?』
そうよね?今笑ったわよね?
それに……"ハウンズ"の相手は厳しいって……ああ、チャティも、622を私たちの"家族"だと認めてくれているのね。
補給シェルパが到着した。今はチャティだけが狙われているから、私が補給する隙はある。
兄さんたちの戦況は……良かった。フロイトを撃破して、兄さんも補給をしている最中みたいね。兄さんが離脱した訳じゃないから、姉さんたちも"計画"は実行に移せないはずよ。
「補給は終わったわ。」
『役目は果たせたか。このままカタフラクトが破壊されるまでは援護しよう。』
チャティがターゲットを引き受けて、私がランセツとミサイルで横槍を入れる。多少は攻撃が当たるようになったけれども……カタフラクトが撃破されるまでに最後のリペアキットを使わせられれば御の字って程度ね。
カタフラクトの垂直ミサイルに合わせて私もミサイルを撃つ。双対が故の多角的な攻撃で、QB回避をしても1発か2発は当たる。
ガトリングはただのブースト移動で躱される。QBを使わないことでEN回復も狙っているわね。ただ、その分ランセツを時々当てられる。
カタフラクトの衝撃値がほとんど溜まりきって、一度距離を空けるために突進を挟もうとする。けれども、622はそれをさせないためにもAQBからの蹴り、その間にチャージしていたレーザーショットガンの刺突でスタッガーを取る。
そのまま続け様にもう片方のレーザーショットガンで刺突。カタフラクトはもう壊されそうね。
『俺の援護はそろそろお終いだ。最後まで付き合えなくてすまないな。』
「いいえ、凄く助かったわ。チャティが来てくれなかったら負けていたのは私だもの。」
『そうか。そう言ってもらえて嬉しい。後は頼んだぞ。』
とうとうカタフラクトが破壊されちゃったわ。ここからは……また622との1対1よ。
622の衝撃値は7割程度溜まっている。対する私は0。PAを使われても、それに合わせてAAを使えれば1番手っ取り早いわ。さっきのAB抜けを見る限りそう上手くは行かないでしょうけれども。
そう思ったのも束の間、離れた所でPAを貼られてしまったわ。流石に学習されればそうなるわよね。射撃戦も距離130m前後を維持されて、無理やりAAを捩じ込むのは無理だわ。
それでも、622は残りPA1個と、リペアキットを1個残した上でのほぼフルに近いAPになっている。これまでのダメージレース的に、大きなミスさえしなければギリギリ勝てるはず。
『レイヴン、警戒してください。ジェネレーターの出力が25%程引き上げられています。』
「最初から引き上げた状態にはできなかったのかしら。」
『機体前面に吸気用と思われる隙間が空きました。ここの寒冷な外気を無理やり取り込んで、それで強引に冷却しているものと思われます。』
パーツに大きな負荷がかかるから温存していた"切り札"といったところかしら。ジェネレーターの出力を強引に引き上げたのなら、EN武装の出力も上がってそうね。大きなミスは勿論、小さなミスも許されない可能性が出てきたわ。
レーザーショットガンをさらに収束させて、やや遠い距離からでもまとまったダメージを与えられる。至近距離に潜り込んで躱せれば良いけれども、その時は元の拡散に戻せば済む話だから好転材料にはならなさそうね。
一発あたりのダメージも、多分1割くらいは上がっているわ。衝撃値がほんの少し増えた程度で済んでいるのは幸いね。
レーザーハンドガンを持っている間に一気に詰める。斜め方向へのQBと、小ジャンプ後に機体を左右に細かく降って射撃を外させる。けれども、これにも直ぐに対応されて、左右に振っている中央ラインを撃つことで効果を薄くされたわ。
それなら、今度は振り幅もランダムに変えてさらに対応する。そうしたら、機体の左右に射撃をずらしてきて、当たるか当たらないか五分五分の運任せにされた。
このままだと対応のイタチごっこになる……と思ったら、冷却するためにレーザーショットガンに持ち替えた。地上QBでその射撃を躱す機動に変更。
私のミサイルが着弾するタイミングには、回避のためにQBを吹かすから攻撃が飛んでこない。この間はQBを止めてENを回復させる。
正直、EN武器で助かった面もあるわね。衝撃値がダメージ量と比較して大きくないから、衝撃値レースに限れば勝ちの目は十分にあるわ。その分、ダメージレースは大きく負けているのだけれども。
622の衝撃値がほとんど溜まりきって……ここでマニュアルエイムにしてSONGBIRDSを撃つ。QBで回避すれば、その直後にミサイルが当たってスタッガーになる。回避しなければ当然スタッガーになる。PAを貼っても、その時はAAで剥がせば良いだけよ。
「判断が早いわね!!アサルトアーマーはギリギリ間に合うかしら……」
私のSONGBIRDSを見た瞬間にPAを貼られたわ。格闘攻撃の慣性を乗せてAAを発動するけれども……
「あと少し早ければ……!!」
後方へのQB連打で躱されてしまったわ。PAを剥がしきれずに、大体3割くらい残っちゃったわ。
今度は私の衝撃値が危ないから、何とかして冷やさないとマズい状況ね。
ENはほとんど最大まで溜まっていたから、622の後方QBで空いた距離を利用してAB逃げを始める。その前にクイックターンで素早く後ろを向くことも忘れない。
レーザーショットガンの射撃を警戒して、AQBは同じ方向に使う。このAB逃げの間にマニュアルに切り替えておく。
……ダメね。片腕のレーザーハンドガンはともかく、もう片腕のレーザーショットガンが避けきれなくて衝撃値を冷やせないわ。AAも冷却中だからカウンターとして切ることは当然できない。
これは仕方無いわね。2000くらい無駄になるけれども、リペアキットを使う。直後にQTで622の方を振り返ってマニュアルエイムSONGBIRDSで地面撃ち。本当は衝撃値を冷やしきった後のカウンターとして使いたかったけれどもしょうがないわ。
レーザーショットガンでスタッガーを取られて、もう片腕のレーザーショットガンのチャージ刺突を叩き込まれる。リペアキットを使っていなかったら危なかったわね。ただ、SONGBIRDSの地面撃ちが少し当たっていて、衝撃値を2割くらい溜められた。
また攻守が入れ替わって、私が追う構図になる。
622は斜め後方QBでランセツとミサイルを躱す。私はABとAQBを主軸に距離を維持する。時々マニュアルエイムに切り替えてSONGBIRDSを撃ち、衝撃値をジワジワ溜める。
ABの衝撃値軽減効果も相まって、このスタッガーレースには私が勝てたわね。ただ、チャージパイルは間に合わなさそうだからただのパイルを捩じ込む。腕部とレーザーショットガンに当たって、レーザーショットガンがそこそこ傷付いたみたい。
『レイヴン、先程損傷させたレーザーショットガンのデータを得られました。流入エネルギーが20%程度低下しています。』
「ありがとう、エア。ダメージレースがちょっとマシになりそうね。」
また私が引いて、622がAQBで追ってくる。
『ジェネレーター1基枯渇中、もう1基EN枯渇寸前です!!』
ENが切れたフリをして足を止める。傷付いていない方のレーザーショットガンでチャージ刺突。斜め前QBで躱して、直後にもう1回QBを吹かして慣性チャージパイル。622はENが枯渇していて回避できない。
「リペアキットも使い切っている……ここで決めるわ。」
当てる寸前でマニュアルエイムに切り替えて、脚部にパイルを当てる。左脚の膝関節に相当する部分が破壊された。スタッガーにもなっていて、残りAPは3割程度。
『左脚部ブースター沈黙!機動力を大幅に削げました!』
SONGBIRDSで右脚を狙う。多分右脚のブースターも機能停止したわね。これでまともな戦闘機動は取れないはず。
「私一人ではあなたに勝てなかったわ。……でも、私一人で戦う必要も無かった。私には"家族"がいるから。」
レーザーショットガンのチャージ刺突を繰り出そうとするけれども、傷付いている上で酷使した影響か爆発した。
「622……私ではあなたを救えなかった。もしかしたら兄さんだったら何とかしたかもしれないわね。」
「だから……これが……これが、私にできる"姉"として最初で最後のことよ。」
爆発したレーザーショットガンの破片を浴びながら、QBの慣性も乗せてチャージパイルバンカーを打ち込む。
狙いは……コアの中央。622が
「安らかに眠ってちょうだい。これが……私にできる唯一のことだから。」
「大丈夫、いつかきっと、"兄さん"が迎えに来るわ。その時は……今度こそ、私たちともう一度"家族"になりましょう。」
622の機体のAPが0になった。
『ジェネレーターの出力、急速に低下中。……完全に沈黙しました。機体からの微弱な生体反応もです。』
「……兄さん、私の方は終わったわ。」
『……そうか。621、お前が生きていて良かった。責任の全ては、お前に頼んだ私にある。必要以上に気に病まないでくれ。』
兄さんはこんな時でも私のことを気にかけてくれている。私はただ守られるだけの存在じゃない。……兄さんと一緒に背負うことだってできるわ。
「だとしても、私にも背負わせてちょうだい。……私も"姉"になったんだから。」
『……本当は、私が全て背負うべきなんだろうが……そう言われたら頷くしか無いな。』
『こちらの戦況は気にするな。今は……622と一緒にいてやってくれ。』
「了解よ、兄さん。」
その後は、ヘリで私を回収しに来るまで622の側にいた。
戦闘が終わってからレッドガンからの通信が入っていたみたいだけれども、エアと父さんで対応してくれていたと聞かされたわ。……本当に気が回るわよね。
正直に言うと、621単騎(単機)だと622に勝てるビジョンが思い浮かばなかったんです。いくらイレギュラーとは言えども、V.Ⅸとなって仮初の⑨の加護を得た魔改造機体には……
操縦技術は同等(寧ろ621が若干上)でも、素の機体性能とアセン相性で負けてしまうイメージです。
プラント防衛戦の段階での強さ(機体性能や相性も込み)をざっくりと表にまとめるのなら
お兄様(脳みそ焼き切りモード)≧622>621>フロイト(強化人間)≧お兄様(通常)>フロイト(まだ真人間だった頃)
のような感じになります。
(≧は勝ち負けがコロコロ変わるレベルの互角。強いて言えば6≧4くらいの割合のイメージ)
621が脳みそ焼き切りモードに入れば最上位になるかもしれませんが……お兄様が強敵を大体引き受けるので、そんな状況にならない(お兄様がさせない)んですよね。
オマケ
現状、私のNESTでの機体はこんな感じで落ち着きました
| WLdPBLtm_L2 | |
| R-ARM UNIT | MG-014 LUDLOW |
| L-ARM UNIT | MG-014 LUDLOW |
| R-BACK UNIT | BML-G1/P31DUO-02 |
| L-BACK UNIT | HI-32:BU-TT/A |
| HEAD | 20-082 MIND BETA |
| CORE | 07-061 MIND ALPHA |
| ARMS | VP-46D |
| LEGS | NACHTREIHER/42E |
| BOOSTER | |
| FCS | IA-C01F:OCELLUS |
| GENERATOR | AG-E-013 YABA |
| EXPANSION | PULSE ARMOR |
気合と根性で相手の攻撃を避けながら中〜至近距離でルドローを叩き込むアセン。スタッガーの追撃を我が師導きのパルスブレードで。
やはり私に重量級の機体は合いませんでした……私の頭は空力でした(なのに積まれるマインドαコア)
機体名は
ルドロー2丁→WLd
パルブレ→PB
2双対ミサ→Ltm
軽量2脚→_L2
と型番(?)です。
後は、中逆W実オビダケットダガーが雑に強すぎて驚いたりしています()
これをパッと組んで好感触に感じて、そのままS昇格戦に挑んだらSランク(W重ショ)相手に2勝1敗になるくらいには雑に強かったです。
ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)
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C4-617
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C4-618
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C4-619
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C4-620
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C4-621