ハウンズ美少女概念の世界線で重い感情を向けられる話 作:CVn-α:コル・カロリ
デスマーチ期間が終わりましたわぁ!!本格的な夏休みの始まりですわぁ!!!
テンションが上がって心の中のお嬢様が解放されていますわぁ!!決して619がここで喋っているわけではありませんわぁ!!
タイトルの元ネタは、前回が孫子の兵法からだったので今回もそれに倣っています。
Side 612
ハウンズは機体の乗り換えと再出撃を完了した。618は既に交戦を開始していて、引き撃ちでこちらへの合流を目指している。
1番最悪なのは部隊を分けてレッドガンやラスティの方にも振り分けられることだったが、そうはなっていないようだ。ハウンズを確実に撃破して、その後で増援に向かうつもりだろう。
良し、618,619との合流はできた。第2ラウンドと行こうか。
少し数が減って圧は緩和された。これなら617たちを4機でまとめて動かしても大丈夫そうだ。
「617,618,619,620はまとまって動け。敵の左翼から各個撃破だ。621、私と組んで右翼から崩すぞ。私が牽制と中央を抑える役をやる。」
中央で1番被弾が増える役回りは当然私がやる。逆関節だから躱しやすいしな。
それに、617たちとの訓練ではHCも(シミュレーター上とは言え)操縦したんだ。癖や発熱の管理は何となく染み付いている。
他の戦線は……チャティは後3分程度で担当しているHC2機を撃破できそうだ。一方でラスティはマズイな。3機を相手に引き撃ちで粘ってはいるが、弾薬とAPが心許ない。チャティが片付け終わる頃合を見計らって合流させよう。
レッドガンの方は……ミシガンを筆頭にまだ粘れているな。レッドガンも予備機体を搬入していて、ローテーションはまだ保てている。とは言え、粘れるのは10分程度か。それを過ぎたら予備機体が無くなり、戦線を保てなくなる。担当しているHC8機のうち、撃破できている機体は無い。その分、全体的に満遍なくダメージを与えているようだが。
「ラスティ、聞こえているか。」
『こちらラスティ。聞こえている。』
「手短に済ませる。RaDのチャティ・スティックが3分程度で手隙になる。その頃合を見計らって合流しろ。いざとなればチャティを囮にしても構わん。AI操縦だから人的損害は無い。」
『了解した。それまでに……まぁ、1機くらいは落としてみせるさ。』
ラスティが対峙しているHC3機のAP残量は、少ない順に3割,4割,7割と言ったところか。
エリーをそこに割り込ませるのは拙いな。ラスティとの機動力の差で連携が取れない。それこそ、エリーが囲まれて撃破されるだけだろう。
……なら、エリーはチャティの方に向かわせて少しでも早く手隙にさせるか。
「エリー、チャティの援護に向かえ。今度も手負いの相手で、2対2の同数だ。終わったらそのままラスティの援護に向かえ。」
『わかったわ。』
エリーを訓練しておいて正解だったな。正直、やっていなければザイレムを放棄、撤退する事態になっていたかもしれない。
エリーから"訓練をつけて欲しい"と言われたときはどんな風の吹き回しかと思ったが……恐らく、617たちに焚き付けられたのだろう。
エリーが私に依存しているのはわかっている。私もそれを利用している自覚はあるし、エリーがそれを容認しているのも知っている。617たちもこの認識は同じだろう。だから、焚き付けて私を守る盾に……いや、"身代わり"にでもさせようとしたのだろう。
結局、私との戦闘訓練である程度自信を取り戻し、火消し役程度なら任せられるようになったのは嬉しい誤算だった訳だが。
そんなことを考えながらも、目の前の敵を捌く手は緩まない。今では随分とマルチタスクにも慣れたものだ。……いや、戦闘に割く思考リソースを効率化できたと言うべきか。
この世界で"私"になって最初の頃は、QBやABの加速度に意識を乱されていた。それが今では、意識を乱されるどころか高速で流れ去る映像を見ながら戦闘を組み立てられている。
613たちと出撃していた頃は、戦闘中に全体の把握をすることはできていなかった。そのため、各自が単機で指定されたエリアのMTを掃除するよう指示したり、敵ACとの1対1を複数作ったりして対応したりしていた。だが、今では戦闘しながらハウンズの状況把握、それどころかレッドガンやラスティの方にも意識を割く余裕を持てている。
……随分もこの世界に"馴染んだ"ものだ。
"前世"において、人の死は情報メディアの中で知るものか、稀に身近な人間でしか起こる程度のものだった。しかし、今では日常の一部になっている。それどころか、自分が"殺す"側であり、身近な人間の死は……いや、これはやめておこう。
ある意味、この世界に「脳の機能が大きく損なわれた第4世代の強化人間」として"私"が降り立てたのは幸運だったのだろうな。脳の機能が損なわれていなかったら、もしかすると出撃から帰ってくる度に──
──っと、621がアサルトアーマーを起動したな。チャージパイルを捩じ込むタイミングで邪魔をされないように私もアサルトアーマーを起動。周りのHCをスタッガーさせる。
スタッガーしたHCに621がチャージパイルを捩じ込む。私もブレードで追撃してさらに削る。最後に後方QBで距離を空けてから2基のSONGBIRDS計4門の火力で粉砕。1機撃破だ。
今のような対複数相手には、やはりアサルトアーマーと逆関節が効果的に働いている。
雑なブレード攻撃は敵の後ろへ回り込んだり後方へのQBだったりで回避。後ろへ回り込んだ場合は相手の懐に飛び込んだことにもなるが、敵はアサルトアーマーを警戒して迂闊に近づけない。射撃で削ろうにも逆関節QBで照準は振り切れる。
621はただの2脚にも関わらず、カウンターチャージパイルの見せ札と最小限のQB回避で捌いている訳だが。流石はイレギュラーか。
617たちの方もまだ余裕はあるな。
ブレードは617が前に出て盾で受け止めている。そして、BASHO脚の比較的高めな水平跳躍性能でパルス系武装を回避している。QBとガトリングの相性は悪いが、QBついでの冷却をいつもよりこまめにする形で相性の悪さを極力相殺している。
618は機動力を活かして敵の回り込みを阻止、あるいは回り込む姿勢を見せて敵に機動を強要。揺さぶり役として機能している。味方を巻き込みかねないプラズマミサイルは、後方の敵を標的として撃つことでその可能性を無くしている。
619は、617たちの戦闘に加勢しようとしているHCに牽制のミサイルを放っている。普段よりも味方に近い敵を狙っているからタイミングや戦況の読みはシビアになるはずだが、それでも最適なタイミングに弾着を合わせられている。
620は最前線で牽制、メイン火力の2役をこなしている。双対ミサイルを敢えて後方の敵へ放つことで、1対1の構図を上手く作っている。ミサイルによる足止めを含めれば、実質1対2を捌いているようなものだ。
『クソッ!何なんだよコイツらは!!機体性能も数もこっちが上なんだぞ?!何故我々が押されている?!』
『他の部隊もまだ手一杯だ。増援は期待できない。我々がハウンズを撃破して援護に回る計画だったからな。……システムに申請、コード31B。現有戦力では計画を達成できない見込みがある。』
『システムより回答。半数をレッドガン部隊への増援として分離。レッドガン部隊を排除した後にハウンズへ戦力を集中、撃破へプランを変更。』
なるほど?残存しているHCは12機。この指示が実行されれば、戦力の配分はレッドガンへ12機*1、ハウンズと対峙するのが6機となる。ハウンズと対峙する6機は完全な捨て駒だな。遅滞戦闘で時間を稼ぎ、レッドガンが撃破されてから再びハウンズを落としにかかる算段だろう。
純粋な戦闘面だけで見れば悪手も悪手だ。手負いのHC6機なら、ハウンズであれば10分も掛からずに全機撃破できる。その後に補給、レッドガンと交戦していたHC12機を撃破すれば良い。
だが、それをやればレッドガンのナンバー持ちが壊滅する。そうなれば、その後の地上におけるSG,LC掃討戦で頭数が不足する。
何より、解放戦線──戦いが終わった後だからルビコン統一政府になっているだろう──とファーロンの関係が悪化しかねない。そうなれば、星外との貿易に別の企業を使うしか選択肢が無くなり、オーバーシアーとしての影響力を行使できなくなる。
最悪の場合は、その企業がコーラルの密輸を目論み、オーバーシアーが止めようとしたところでルビコン統一政府に脅しをかけることも想定される。"オーバーシアーを止めなければ星外貿易を全て止める"、と。そうなれば、コーラルをルビコンで独占できなくなったとしても首を縦に振るしかなくなるだろう。
全く……封鎖機構の"システム"とやらはそこまで読んでこの指示を出しているのか?あるいは、レッドガンがそれだけ劣勢になっていてこの指示でも勝ち目がある程なのか……
どちらにせよ微妙に嫌なものではある。やはり私が増援として向かって、少なくともレッドガンの壊滅は阻止せねばならない。
「ハウンズ、私はレッドガンへの増援に向かう。残った6機を速やかに排除、私の増援に来てくれ。」
「ウォルター、補給シェルパを移動経路上に待機させておいてくれ。」
『わかった。レッドガンの方への連絡もこちらでしておく。』
レッドガンの戦力(但しある程度削られている)と私の足し算でHC10機以上に対処しなければならない。……どうするか。取り敢えず向かっておいて、その間に考えるとしよう。
「ハウンズリーダー、現着した。レッドガン部隊の援護に加わる。」
『HC6機の増援に対して貴様1人か。向こうをさっさと片付けてコイツらを次に噛みちぎる算段か?』
「ああ。HC6機程度なら、10分程度で撃破した上でこちらに来れるだろう。私はそれまでの時間稼ぎだ。」
レッドガンとの合流はできた。ここからはレッドガンの損害を抑えた上で、10分程度の時間を稼がないといけない。
『貴様が時間稼ぎか。随分と贅沢な人選だな。』
「だとしても、それが最適ならやるだけだ。損傷が激しい奴は機体の乗り換えで下がれ。そうだな……ミシガン、G6を私の僚機に付けてくれ。コイツらを片付ける手伝いをしてもらうぞ。」
『良いだろう。G6、猟犬の手伝いだ。コイツは前にお前のことを評価していた。だが、その評価では甘かったと思い知らせてやれ!!』
『G6レッド、了解した!これよりハウンズリーダーの僚機として行動する!』
この中だと1番損傷が少ないのはG6だ。機体を乗り換えてきた直後だからだろうな。
機体構成は接近戦向けかもしれないが、HC複数にその距離で戦うのは自殺行為だ。ミサイルの補正が低いABBOTを積んでおきながらミサイル2つなのはこの際妥協するしかない。
「G6、お前は距離200以上をキープしてミサイルをばら撒け。バズーカは当てようとしても良いが、ダケットは接近された時の追い払い用だと考えろ。撃ち合いに参加しようとは考えるな。」
『了解した。』
ミシガン以外(あるいはレッドガンのより上位のナンバー)からの指示でも難色を示しはしないか。ミシガンからの直接の指示だったことはあるかもしれないが。
レッドガンの方は、G4が機体乗り換えで一時離脱をしていて、G3,G5の2機を前面にして耐えている。G1は側面からの遊撃、G2は後方からのミサイルで敵に回避を強要させている。
G4が戦線離脱したのは痛いな。臆病なG5に前面を任せるのは拙い。タンクの機動力を考慮すれば……5分は凌がないといけないが、それまで持たなさそうだ。どこかでレッドガン部隊丸ごとの引き撃ちに大きくシフトする必要が出てくる。
「G6、アサルトアーマーをこれから使用する。私のブレード追撃後にバズーカを叩き込め。」
流石に複数のHCからブレード攻撃で挟まれていたので、返事を聞く前にアサルトアーマーを起動。バズーカのリロードは、ブレード追撃と回避の時間があれば確実に間に合う。その後の照準も含めてだ。
アサルトアーマーでHC2機がスタッガー。ブレードとバズーカでギリギリ落とせる方を狙う。もう1機は、ブレード1段でも落とせるAPしか残っていない。火力の無駄になるから追撃のミサイルでチマチマ削って落とせば良い。
『なっ?!APは5割残っていたんだぞ?!寄せ集めの分際で!!』
「良くやった。G6、これでHCの撃破スコアが増えたな。」
『何を言うか。貴様のおこぼれを貰った程度で誇るようなら総長からの鉄拳制裁だ。レッドガンとしての誇りはあるが、己の分は弁えている。』
『その通りだ。G6、貴様にはHCの撃破スコアを0.1機分付けておいてやる。これで良いな?』
果たして撃破スコアに小数点を導入して良いものかはわからないが……まぁ、ミシガンがそう言うのならそれは通るのだろう。
さて、次は残りAPが2割の奴を削りきる。これでHCは9機まで減らせるな。*2
だが、レッドガンの方がそろそろ限界だ。リペアキットを残しているのはG5とG2の2機。ミシガンは残りAPが半分で、不意の集中砲火で落とされかねない。
敵も全体的に削れてはいるが、APが残っている限り戦力なのは変わらない。こうなると、不意の被弾による撃破で数的不利が広がり、そのまま押し切られかねない。引き撃ちに移行するなら今が限界だ。
「ミシガン、レッドガン全体で引き撃ちに移行することを提案する。このままでは不意の被弾による撃破から押し切られる。」
『引き先はどこだ。』
「まずはG4と合流。G4は火力支援役だ。タンク脚なら引き撃ちの遅さも多少は誤魔化せる。その後はラスティたち2機と合流するように引く。」
『……良いだろう。陣形のオーダーはあるか。』
さて、引き撃ちの陣形か。残存APが少ない奴を殿に据える訳にはいかない。かと言って、正面への火力投射が少なくてもダメだ。詰めを牽制する圧力にはならない。
「
『俺の役割はどこへ行った。』
「全速力で撤退。機体を乗り換えろ。お前が落とされたらレッドガンは崩壊する。」
レッドガンはミシガンが精神的な支柱になっている。撃破されれば、この戦いの間だけは仇討ちで士気向上を狙えるかもしれない。だが、統率が取れなくなって"この先"では確実に負ける。
「G2を最後方に据えたから、部隊の指揮を執る程度の余裕はあるはずだ。」
『聞いていたな!家に帰るまでが遠足だ!ここで遠足から脱落するようならランニングを10割増やしてやる。』
本日2度目の撤退戦だ。封鎖機構の質と物量を兼ね備えた戦い方にはうんざりさせられる。補給が効かないから1度すり減らせばそのままなのが幸いだが。
『飼い犬、レッドガンの足を引っ張るんじゃねえぞ。』
『G5!いつから貴様がレッドガンの役立たずを卒業できたと思っている!さっきも言っただろう?"遠足"だと。貴様は大人が遠足に行くとでも思っているのか!!』
「HCの撃破数で私に勝ってからそのセリフは言え。それか、ミシガンが期待するだけの役割を果たしてからだな。」
レッドガンは今日も賑やかなようだな。HCのブースト音やミサイルの爆発音、その他多数の銃声が混じっているだけで。
引き撃ち自体は上手く行っている。敵は両翼包囲を狙おうにも速さが足りず、正面から削ろうとしても同時に投射できる火力には限りがある。おおよそ、4機分の火力を私とG5で上手くいなしている形だな。
それにしても、G5は引き撃ちであれば中々に上手い。正面への詰め方は臆病さから落第点も良いところだったが、引いている今であれば大きな1発はキッチリ回避している。地上に上手く留まってミンタンの回復性能を活かし、盾を使っている間は盾でキッチリ防ぐ、衝撃値が溜まって来たらQBをメインに回避と使い分けができている。
もしかすると、ミシガンはG4とG5の共闘をサブプラン程度にして、撤退戦での
「G3、四脚のホバーを活かして上から攻撃を叩き込んでくれ。G5はこの分なら持つだろう。交代は要らなさそうだ。」
『承知。……なるほど、総長の見立ては正しかったようです。』
「確かにそうかもな。……だが、案外格闘武器を持たせても化けるかもしれんぞ?」
『なるほど。その理気の流れは見えていませんでしたが、扉が閉ざされているだけかもしれないと。そして、開いてみれば奔流になりうる可能性を秘めているやも……と。』
ミシガンもG5に近接武器を持たせようとはしていたのかもしれない。G4との共闘前提でだ。だが、本人が頑なに拒み続けているかで実現していないのだろうな。
『待たせちまったな。お前ら、俺がいなくて寂しかったんじゃねえのか?』
G4が合流した。ここからはラスティとエリーとの合流を目指す。残りHCは1機減らせて8機。補給を終えたあの2人と合流できれば勝ち目は大いにある。
「壁役のご登場だ。新品に乗り換えた分はキッチリ働いてもらう。」
『おいおい人使いが荒いじゃねえか。3機目は流石に無いんだからな?』
「RaDの作業員が死ぬ気でやってくれてるだろう。無論、その前に決着は付けるが。」
グレネード系統を2本持っているが、上からの撃ち下ろしができないのは少し拙いか。いや、タンク脚が空を飛ぶ方が普通はおかしいのだが。
ABからの即キックで滞空できるのは、あくまでも"前世"のゲームだった時だけだ。プログラムで座標移動が定められていて、重力ですらもその一環だったから踏み倒せていただけで。"現実"であれば、重力は常に働き続ける。ABで跳ぶのが精々限界だろうな。
いや待てよ?上から撃ち下ろすのに空を飛ぶ必要は無い。重力に常に抗い続ける必要は無いからな。
「G4、移動経路に先回りして高所を取れ。そこからグレネードで撃ち下ろせ。直撃させられなかったとしても爆風で巻き込むんだ。」
『即席の移動砲台になれってか。壁はどうするんだ?』
「私がやる。G5は……まだパルスアーマーを残しているから使い倒す。G5が機体乗り換えで撤退したら壁役だ。」
とは言ったが、補給で一時撤退しているラスティはさておき、エリーとチャティがこちらに向かってきている。合流まで残り2分程度だ。精々撃ち下ろすのは2,3回程度だろう。それよりも、ABで移動することで"全体の移動速度"を低下させない方に価値がある。合流が早まるからな。
『おい!テメェ!リペアキット使い切ってAP8割の俺をまだ使う気かよ!!』
「8割"も"あるんだ。HCの5割と同じだぞ?上手く連携すれば追加で1機は落とせる。実際、引き撃ちに移行してからダメージの交換比率は上がっただろう?」
この後もゴチャゴチャと言いそうだったから一時ミュートにしてやる。音声バーが落ち着いてからもう1回入れれば良い。
『……了解。撤退許可は。……そうか。作戦を続行する。残念な知らせだ。ハウンズの足止め部隊が全滅した。残っているのは我々だけだ。』
『我々は寄せ集めとは違うHCを使って数でも勝っていた。一体何がいけなかったんだ?!チクショウ……来るんじゃなかった……こんな
敵の士気がガタ落ちしたな。システムから撤退を許されないとなればそれもそうだろう。いっそのこと、機体を放棄させる代わりに身の安全を保証して捕虜にでもするか?
あるいは、そのまま脱走させて、単独行動しているところをエリーに狩らせるか。
何はともあれ、時間はこちらの味方だ。敵が勝手に崩壊するのを待つのも良いだろう*3。あるいは、そのまま合流して叩き潰しても良い。
617たちもこちらへ向かっている。この残存HCを無力化できればザイレムでの戦いはルビコン陣営の勝ちだ。
それでも、地上に降下している大量のSG,LCに、上空で待機している強襲艦隊が残っている。地上の方は、やや押され気味なようだ。やはり即席で練成したMT部隊では対抗しきれないか。特にLCの機動力で翻弄され、陣形を崩されてからSGに突撃されて壊滅させられているらしい。
ここでHCを排除しきれれば残りは小物ばかりだが、その小物でも数が揃えば油断はできない。損害を可能な限り減らして勝つのは変わらない。
さて、仕上げといこうか。
HC30機近くをキッチリ捌ききれそうで一安心しました。
お兄様たちならこのくらい行けるかな〜との事前の見込みを落とし込めて満足です()
えっ?これが終わっても大量のSG,LCがいるって?……できらぁ!!
ちなみにですが、タイトルの第九計は、原文ではこのように解説されているようです。
『陽乖序乱、陰以待逆。暴戻恣睢、其勢自斃。順以動豫、豫順以動。』
……漢文読めねぇ!!助けてオマえもん!!
ざっくり言えば、敵が内部分裂しそうならそのまま待って内部分裂させてしまえ。ちゃんとしているならそれに備えろ……といった感じです。
ウィキペディアは偉大()
ハウンズシスターズで1番好きなのは?(1位になると、お兄様との単独添い寝権が(お兄様に無断で勝手に)与えられます。)(あらすじにイメージ画像があるので是非参考にして下さい。)
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