巨神聖戦記2024 108と108   作:Genbu108

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#22 最終章-それぞれの旅立ち-

尾崎は身体中の痛みに耐えながら両目を閉 じて精神を研ぎ澄まし、今現在どの巨神がゴジラの一番近くにいるのか探索中だ。

 

「見えたぞ、今ゴジラの一番近くにいる巨神 は珊瑚海のティアマトか。念のためガイガン5体とラドンも遣わそう。もうすぐ地球に着くあいつも到着次第ゴジラ討伐に向かわせる。」

 

「ティアマトが新轟天号を容易く撃破した強 大な巨神なのは尾崎統制官もご存知ですよ ね。そんな強大な巨神なら1体だけでも十分 ゴジラを倒せるのでは? それと、もうすぐ地球に着くあいつとは?」

 

このミュータント兵士の問いに対する尾崎の返答は以下の通り。

 

「既にゴジラは南極を発ちタスマン海を泳ぎ珊瑚海に迫りつつある。驚異的な速度だ。俺はこの怪物が赤道を超え北半球に侵入する前に仕留めたい。だから念には念を入れる。もうすぐ地球に着くあいつというのは先程俺が始末した統制官が現在地球に向かわせている切り札のような存在だ。詳細は俺が説明するより到着した後実物を見た方が早い。」

 

前述の通り統制官の記憶を脳内に共有して いる尾崎はその統制官の切り札が何かも当然知っている。

 

藤崎もまた両目を閉じて精神を研ぎ澄まし、20年間ゴジラが身を潜めていた地割れの奥底に12000年前X星人が襲来した際搭乗していた旧式母艦の機体が埋もれていて、母艦内部の原子炉が壊され中のエネルギーが無くなっているのを突き止めた。

 

「要するに20年前ゴジラはその旧式母艦の原子炉からエネルギーを頂くため地割れの奥底に身を潜めたというわけか。」

 

「その通りです、隊長、ゴジラは断じて楠木武の裸体に怯え地割れに逃げ込んだのではありません。地割れの奥底に自ら潜り今日に至るまで旧式母艦の原子炉からエネルギーを吸い続けた、そう考えれば青白く輝く筋が走る全身から強い放射線を発する現在の姿も説明がつきます。20年前轟天号を撃破した時 点でX星人が再度襲来することに気付き、自己強化を図ったのでしょう。」

 

当時の楠木が自分の全裸にゴジラが怯えて逃げたと思い込み下品な声を上げ大笑いした 一方、ゴジラは楠木など相手にせずX星人の次なる侵攻を見越し自己強化のため地割れの奥底の旧式母艦の原子炉を狙う、前者は108の煩悩を増幅させ超人化し後者は身長が108mとどちらも108という数字に縁があるとはいえ、意識の隔たりの大きさは如何ともし難い。

 

「私が調べた記録によると2005年以前のゴジラが原発、原潜等を襲い原子炉の核エネルギーを吸収した際はすぐその場を離れてい た。でもX星人の旧式母艦内の原子炉から核エネルギーを吸収した際はその場に留まり20年も休眠。ひょっとしたらゴジラは地球外の核エネルギーを身体に馴染ませるのに時間がかかったのかも。いや、ひょっとしたら完全に馴染ませる前にX星人が侵略を開始し そのX星人の地位を奪った尾崎も侵略を拡大したから慌てて出てきたのかも。」

 

一ノ瀬のこの発言を聞き藤崎もジョナも表情が暗くなった。自分達がX星人を挑発したことによりゴジラが旧式母艦から奪った核エネルギーを完全に自分の身体に馴染ませる前に戦いに臨む羽目になったと考えたからだ。

 

「ジョナさん、志保先輩、そんなに落ち込まないで下さい。あの統制官が友好を装い徐々に地球人を洗脳する司令官のやり方に前々から多大な不満を抱いていたのは尾崎に始末される前の彼の言動を見ればすぐわかります。あの短気で粗暴な性格なら私達が挑発しなくても程なくして司令官を葬り同じこと をしていたのは火を見るよりも明らかです。」

 

「それもそうだ。そもそも地球最強の巨神ゴジラは我々など歯牙にもかけない。我々のせいでまだ奪った核エネルギーを身体に馴染ま せきれていないゴジラを戦いに引きずり出してしまったと悔やむこと自体、我々は思惑通りゴジラを動かせたと己惚れるのと表裏一体なのかもしれないな。一ノ瀬さん、貴方の聡明さには本当に頭が下がる思いだよ。」

 

「私達がエリアGを爆破しゴジラを目覚めさせ尾崎が操るガイガン軍団らへの当て馬に利用したならともかく、ゴジラは自分の意志で氷山を壊しエリアGから出て戦いに身を投じたんだよね。由衣の言う通り私達落ち込む必要なんて無かった。ありがとう、由衣。」

 

タスマン海を泳ぐゴジラは珊瑚海から来たティアマトと遭遇し、早速放射熱線と猛毒光線が激しくぶつかり合う。威力面では放射熱線がやや優勢と思いきや、ティアマトは素早くゴジラの身体に巻き付きそのまま締め上げる。どうやら猛毒光線はゴジラの気を反らし背後を突くための囮だった模様。

 

ティアマトの胴体は刃物状の鱗に覆われ、締め上げ攻撃の際敵の身体を傷付ける。深度6700mの深海の水圧に耐える新轟天号の艦体表面を瞬く間に損傷させ、数十回の核攻擊に耐え抜く程頑丈なゴジラも無傷ではいられない、こう記述すればティアマトの鱗の鋭利さがわかるだろうか。

 

一ノ瀬の推測通りゴジラはまだ旧式母艦から奪った核エネルギーを身体に馴染ませきれていない。地球最強の巨神ゴジラと雖も地球外の核エネルギーを体内に取り込むと身体に馴染ませるのに時間がかかり、90%以上馴染ませるのに20年の休眠を要した。現在ゴジラは20年前とは比べ物にならない多大な力が全身に満ち溢れ、つい先程ティアマトと 撃ち合いになった際ティアマト本体の動きを見誤ってしまったことから分かるように、その多大な力を持て余し相手の動きを見定める余裕に乏しい。

 

「尾崎統制官、どうやらティアマトはこのままゴジラを倒せそうですね。」

 

「そうだな。大方藤崎ら反政府活動家共はカイザーである俺も操れないゴジラに希望を託したのだろうが、その希望も今から海の藻屑と化す。さあティアマト、そのままゴジラの息の根を止めろ。」

 

ティアマトがゴジラを締め上げる映像を観ながら、尾崎は北極圏に生息するティアマトが何故南半球の珊瑚海にいたのかという疑問をふと感じたとはいえ、ゴジラは最期を迎えつつある今些細なことを気にする必要など無いと考えその疑問を脳内から消去した。

 

突如ゴジラの全身から青白い電撃を帯びた衝撃波が放たれ、ティアマトの細長い巨体を吹き飛ばす。体内原子炉を臨界状態にして核エネルギーを全身から放つ大技、体内放射だ。今の体内放射を核爆発に換算すると50キロトン相当、これを至近距離から浴びても命に別状の無いティアマトの頑丈さは40キロトンの核爆発が直撃し消し飛んだ巨大不明生物とは次元が違う。

 

「やってくれたな、ゴジラ。だがたった今貴様は全身が傷付いた。殺れ、ガイガン!」

 

尾崎が檄を飛ばすと空から5発の破壊光線が降り注ぎゴジラの全身に直撃した。ガイガン5体がタスマン海上空に集い、早速攻撃を開始したのである。ガイガンは体内に埋め込まれた反重力装置により大気圏外を飛行でき、大爪形態UFOのように光速こそ出せないもののその飛行速度はマッハ400と大気圏内の飛行速度マッハ3を遥かに凌ぐ。

 

全身の傷口に破壊光線を撃ち込まれたゴジラの悲鳴が響き渡る中、ガイガン5体が腹部の巨大丸鋸の刃を高速回転させ一斉に急降下しゴジラを襲う。1体目のガイガンがゴジラに尾を掴まれそのまま振り回された際巨大丸鋸の刃が残る4体のガイガン全ての首を刎ね、1体目も至近距離から放射熱線を撃ち込 まれ肩から上が消し飛んだため事実上返り討ちだが。

 

「ガ、ガイガン5体がこんなに呆気無く全滅、だと?だが全身に深手を負いあんな大技を使ったゴジラはもう体力が殆ど残っていない筈。ティアマト、今度こそゴジラを仕留めろ。」

 

再びゴジラの全身を締め上げるティアマト、ここまでは尾崎の命令通り、ここまでは。

 

「おい! 何をしている、ティアマト!?そのままゴジラを仕留めろ! これはカイザーである俺の命令だぞ! 殺れぇ! ティアマトォ!」

 

突然ティアマトが尾崎の命令を無視し全身を紅梅色に輝く粒子に変えた。その粒子全てを吸い込んだ途端にゴジラは重厚感溢れる全身を引き締まった体型に、先端が丸い柊の葉状の黒い背びれを赤紫色の刺々しい形状に変化させ、先程ティアマトに負わされた傷は全て完治、両肘並びに尾の先端に新しく生えた棘は背びれ同様赤紫色だ。

 

藤崎が持つ小型端末には強大化したゴジラの姿が映し出され、尾崎並びにミュータント兵士達が母艦最深部の天井に映された同じ 映像を観て愕然としているのに対し、一ノ瀬達は驚愕しつつもその瞳には確固たる希望が 輝く。

 

「メソポタミア神話に登場する原初の女神ティアマトは巨大な海蛇と化し自らの子達である若き神々に挑むも討ち取られ、その亡骸は引き裂かれ天地創造の礎となったという。 藤崎さん、一ノ瀬さん、私達は今そのティアマトの名を冠する巨神の身体が地球最強の巨神ゴジラを更なる高みに押し上げる礎となった瞬間を観ている。」

 

「志保先輩、ジョナさん、ゴジラの身体から青白く輝く筋が、体内から漏れ出る核エネルギーの光が消えました。20年前奪った地球外の核エネルギーを漸く身体に馴染ませたようです。」

 

「由衣のレポートと地球防衛軍本部の内通者から送られてきた資料を読んだ時、ティアマトが北極海の奥底に蓄積されている太陽風由来の膨大な核エネルギーを糧にしていると書いてあった。太陽風は太陽から吹き出したプラズマ粒子だから、れっきとした地球外の核エネルギー。それを自分の身体に馴染ませることが出来るティアマトと融合すれば、ゴジラも同じ体質になれる。」

 

ティアマトとの融合を果たし漸く旧式母艦から奪った核エネルギーを100%身体に馴染ませることが出来たゴジラ、その天地を揺るがす咆哮を合図として今まで尾崎の命令通り動いていた巨神達が一斉に反旗を翻し、ガイガンを攻撃し始めた。

 

「あり得ない! こんなことはあり得ない!巨神達にはM塩基を埋め込んであるからガイガン同様俺の意のままに操れる筈だ!」

 

巨神達にはX星人が超小型ロボットを使いM塩基を埋め込み、そのことは統制官の記憶を脳内に共有している尾崎も当然知ってい る。先程活動を再開したゴジラにはその小型ロボットを搭載した大爪形態UFOを南極に飛ばしM塩基を埋め込んだ。しかしX星人も尾崎も知らなかった、たとえ体内にM塩基を埋め込んでも巨神は決して操れないことを。 今の今まで巨神達は皆X星人に、そして尾崎に操られたふりをしていたのだ。

 

それでは何故ティアマトはわざわざ生息地の北極圏から10000km以上離れたタスマン海に行きゴジラと戦ったのだろうか。実のところ既に数億年生きているティアマトは死期を悟り、己の力を託すに相応しい存在かどうか確かめるためゴジラに挑んだのである。結果体内放射を披露し己の猛攻を跳ね返したゴジラに感服し、そのゴジラと融合して己の力を全て託した。万一ゴジラが期待外れだった場合に自らX星人と戦うのを想定し猛毒光線を吐く能力を予め会得と、ティアマトの思慮深さは底知れない。

 

読者の中には「もしかして巨大不明生物もX星人に操られたふりを?」と思った方もいるだろう。答えは否。X星人なら標的が線路から離れた途端に頓挫というヤシオリ作戦の初歩的な欠陥も見抜けない愚物など容易く操れる。巨大不明生物が夢洲を避けたのは政仁が横死した地を踏めなかったからだと世間に思わせたい操り主の意向に基づく。その結果「皇室にはゴジラも手出し出来ない」なる風 説が広まり、世間が偽清仁に熱狂する土壌を形成したのだからさぞかしX星人も笑いが止 まらなかったことだろう。

 

X星人は大多数の地球人同様巨大不明生物を本物のゴジラだと思い込み、巨大不明生物を容易く操れたため地球最強の巨神ゴジラも簡単に操れるなどと自惚れ、他の巨神達の芝居に気付かないまま全滅した。ミュータ ント兵士達を率いX星人を滅ぼした尾崎も巨神に対する認識はそのX星人と何も変わらず、今漸く巨神達を操れてなどいなかったことに気付き焦りそして苛立ちが収まらない。

 

「お、尾崎統制官、ガイガン軍団が、次々とやられているのですが。」

 

「うるさい! それぐらい見ればわかる!」

 

ニューヨークに舞い戻り巧みな飛翔により2体が破壊光線を撃ち合い共倒れするよう仕向けたラドン、頑丈な身体にもの言わせ破壊光線にも腹部の巨大丸鋸の刃にも耐えつつ体当たりし胴体を両断したメトシェラ、2体のうち1体は粘糸を吐き巨大丸鋸の回転を阻み自爆させもう1体はその自爆に巻き込み機能停止に追い込むスキュラ等、巨神達は各々の能力を駆使してガイガン軍団を各個撃破し、統制官が出撃させ現在は尾崎が操る多数の小型無人攻撃機も次々撃墜していく。

 

「由衣、このガイガンの首をへし折ったベヒモスの映像は私がさっき見た未来と同じ!」

 

「志保先輩、凄いね。未来を見たんだ。そういえば以前は意識だけ過去に行ってゴジラが核攻撃される瞬間を見たんだっけ。」

 

「今回はあの尾崎とやり合っている最中に見たよ。尾崎は下らん妄想だとか言ってたけど、妄想じゃ無かった。この力自分じゃ全然制御出来なくて、急に気が遠くなり夢を見たのと同じような感覚で過去や未来を見るんだよ。」

 

途端に巨人楠木の全裸が画面に映り、驚いた藤崎は誤って小型端末を落としてしまった。

 

「藤崎さん、怪我は無いか?」

 

「隊長、私は大丈夫です。でも折角の端末 が、申し訳ありません。」

 

小型端末は床に衝突した際画面全体に亀裂 が走り、もう操作出来そうにない。

 

「今のは一ノ瀬さんに楠木武の裸体を見せないための緊急避難のようなものだろう。貴方は先程楠木武が全裸になった時も一ノ瀬さんにそれを見せないようにしていた。だから叱る気など無い。どうせX星人の端末だ。遅かれ早かれ捨てていたさ。」

 

この時一ノ瀬は頬を少しばかり紅潮させ俯いていて、藤崎の配慮にも気付いている模 樣。

 

さてその巨人楠木の様子を見よう。漸く全身の激痛が収まった巨人楠木が目を覚ますとガイガンとムートーの激闘が視界に入ってきた。厳密には仰向け状態になり伸びていた巨人楠木が腹部をムートーに踏ん付けられ、 思わず目を覚ました途端にそのムートーがガイガン相手に戦う光景が見えたと記述した方が正確か。

 

「おい貴様ら! この楠木の腹を踏ん付けただろ!どっちだ!?言え!」

 

知っての通りムートーもガイガンも人語を 話さない。その人語を話さない2体を怒鳴っ ても「すみません、私が踏ん付けました!」のような返答が帰ってくる筈も無く、 巨大化しても楠木は相も変わらず愚かだ。

 

「うるさい!」と言わんばかりに楠木に破壊光線を撃ち込んだガイガン、これは操り主の 尾崎の意向か。

 

「ギャ熱チチチチィ!」

 

破壊光線を浴び火傷こそ負っていないものの余りの熱さに悶絶し直線距離にして2km 以上転げ回り全身砂まみれ、悲惨極まりない光景の筈なのに思わず「ざまぁみろ!」と言いたくなるのは楠木本人の日頃の行いが余りにも悪過ぎたせいだろう。

 

「この怪物めぇ! よくもこの楠木に恥をかかせたなぁ!」

 

今の楠木も十分過ぎる程怪物な上、そもそ もこの全裸男が恥をかくのは今に始まったことではない。

 

「この温和な楠木を怒らせるとは貴様らなかなかやるな!もう犯人捜しは止めだ!貴様ら2人共ぶっ潰す! ぬわぁああああ!」

 

元より温和のおの字も無い巨人楠木は呻きながら、股間のものを太さ25m、長さに至っては150mと轟天号並に怒張させた。 太すぎて下の部分が地面に接地と、以前荒川ら3人が見た幻影に出てきた楠木のそれを遥かに凌 ぐ。

 

「見よ! これぞこの楠木の究極形態!シン・ 轟天号!さぁ怪物共! この地球の帝王に屠られるのを誇りに思えぇ!」

 

と叫ぶや否や巨人楠木は股間のものを紫色に輝かせ先端から誘爆性光子の塊を発射した、 並の人間なら確実に鼓膜が破れる轟音を伴い ながら。どうやら巨人楠木は体内に蓄積している膨大な邪念もとい煩悩、そして精気を紫色の誘爆性光子の塊に変換する能力を会得し た模様。

 

「どうだ! 凄いだろ! この轟天砲の威リョグワッブベオボボォ!」

 

今の轟天砲とやらの発射に伴い自分の股間 のものを大火傷しのたうち回る、究極形態とやらを自慢する筈が自滅とここまで恥をかくことに徹してくれた巨人楠木は最早表彰もの、かもしれない。ちなみに轟天砲発射時に発生する爆風は砲弾発射時の爆風を砲の後方に放出する無反動砲宜しく巨人楠木の菊門から放出され、爆風放出直後には腐卵臭に似た独特の悪臭が周囲に漂う。

 

全身の機械構造全てに特殊な薄膜加工が施されたガイガンには電磁パルス攻撃が通用せず、ガイガンもまた頑丈なムートー相手に攻め手を欠く中轟天砲が撃ち込まれ両者共に吹っ飛び、いち早く体勢を立て直したムートー が仰向け状態のガイガンに駆け寄り頭部目掛けて前肢の一撃を叩き込んだ。

 

頭部を破壊され動かなくなったガイガン、 誇らしげに咆哮するムートー、どちらが勝者かは最早自明か。

一方は自我を持つ巨神、もう一方は身体の殆どを機械化され自我を失い操り主の意向通りにしか動けないサイボーグ巨獣、轟天砲直撃という不測の事態に際して 両者の自我の有無が体勢立て直しに大きく影響し、そのまま勝敗を決したと言えよう。

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