リアルサムライ、シャンフロへ   作:誉れは浜で○にました……!

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はいどうも、作者の「誉れは浜で〇にました……!(個人的略称「誉れ浜」)」です。
今回ようやっと前書き語りをさせていただきます。

まぁ、だからと言って何かがあるわけではないんですけど、言っておきたいことがありまして……

たぶんこれからタグめっちゃ増えると思います()
あとトンデモ剣術出てくると思いますが「これはこういうもんか」という寛大な心で見逃してください()
あと毎回短くて済みません()

そんなこんなで本編GO




『跳梁跋扈の森』にて

「な、何とか撒けたね……」

「……俺の方もお前に聞きたいことがめっちゃあるけどな……」

「うっ、そ、それは、その……」

「……ま、俺は気にしてないから大丈夫だ。それはそれとして色々と事情は説明しろよな?」

「! 分かった!」

 

 数分後、上位プレイヤーとしてのステータスをフル活用したサクラのおかげで、追っ手を全員振り切ることができた。

 俺としては巻き込まれてしまった身なので、何とか撒けたと一息つく妹の姿をジト目で睨むが、まぁ可愛い妹のことだと許すことにする。

 

「んで、ここはどこなんだ? 『ファステイア』の外まで連れてこられたんだが……」

「ここは『ファステイア』郊外の森……『跳梁跋扈の森』だよ。初心者の人はまずここでシャンフロでの戦闘に慣れる、要するに腕試しのところ。レベル1の人でも勝てる程度の敵しか出てこないから、まずはここで空気感に慣れよう!」

 

 サクラの言う通り、俺達がいるのは森の中。

 名前は「跳梁跋扈の森」というらしい。

 

 「跳梁跋扈」……意味としては、悪人などがのさばっている場所を指す言葉らしいが……その通りなら斬ってもいい相手が大勢いるってことだ。

 少しばかり期待してしまったが、妹曰く、初心者の腕試し用の場所らしいので少しばかり残念に思ってしまう。

 

「……本当なら『ギリギリの戦い』を楽しみたいんだけどな……」

「あ、あはは……そう言うと思ったけど、シャンフロって『レベル差』が大きすぎるとロクにダメージが入らなくなっちゃうから、今のお兄ちゃんにはあまりお勧めはしないかな……?」

 

 レベル差……ボタン操作のアクションゲームは苦手な俺でも、ターン性などのあるコマンドRPGを多少は遊んできたためなんとなくわかる要素だ。

 要するに「技量(レベル)差があると痛手(ダメージ)を与えにくくなる」ということだろう。

 確かに最初からどんな相手とも対等に戦えるんじゃ、レベルアップシステムという「成長できた実感」が沸かないのは納得だ。

 まぁ、今は甘んじて受け入れておこう。割とこの世界は気に入り始めてるから「まだ見ぬ強敵」達にはこれから期待しておくことにする。

 

「でも、安心してお兄ちゃん! このエリアには結構強い『ヴォーパルバニー』がスポーンすることもあるから!!」

「『ヴォーパルバニー』……? それは一体――!」

 

 『ヴォーパルバニー』という、おそらく特定のモンスターのことを指しているであろう聞きなれない単語に、思わず詳細を尋ねようとしたが、不意に首元がチリつく感覚を覚えて、咄嗟に腰に差していた刀を抜き放った。

 

 渾身の力で以て振り抜かれた刀が、甲高い金属音を鳴らして『何か』を弾く。

 その弾かれた『何か』は大きく後退り、こちらを睨みつけるような殺気を放ってきた。

 

 そこにいたのは……赤い包丁を握り締めた二足歩行の兎……俺の予想が正しければこいつが……

 

「キュルル……」

 

「ヴォ、『ヴォーパルバニー』だ! お兄ちゃん運がいいよ! いきなりレアモンスターと遭遇するなんて!」

「やっぱり、こいつが『ヴォーパルバニー』か……!」

 

 そう、街を出て早々に遭遇したコイツは、さっき話題に上げていた『ヴォーパルバニー』である。

 

 こうして、『シャンフロ』初の戦闘が開始されたのだ。




主人公たちオリキャラの設定も書きたいことが多いのですが、それはまた次回ということで()
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