みてみて! お空が快晴よ!!
でも吹雪いてるってどういうことなのん? と言う訳で俺やで。今日は久しぶりに太陽が見え・・・あ、すぐホワイトアウトで見えなくなったぜ。
と言う訳ではい。空の上は快晴なのに吹雪いてる・・・魔術かなんかの攻撃が確定しましたな!! まだワンチャン天気が荒れてるだけ~って可能性もあったけど、吹雪は一定間隔で降り続いてるし、やはりこいつは自然現象じゃあなかったらしい。
現状町は魔術師たちが結界を張ってるお陰で寒さも雪も何とか軽減出来てる所だぞ。結界張るまでは家が雪の重みで潰れるレベルで毎日雪が降ってたからな。
話によると、町の人も流石に全員無事って訳でもないらしい。近くの家がつぶれて家族が巻き込まれた~っていう話も聞こえてくる。
そして! 俺はいま!!
おくるみにされて物理的に動けません!!!
(`・ω・´)
(`・ω・´)
(`・ω・´)ドユコト????
はい、俺が「仕方ありませんねぇ~。ここでアテクシのチートが唸るってぇ訳ですよねぇ? ふふふようがしょ、お見せするでごんす」と言わんばかりにいざ出陣! しようとしたら物理的に止められますた。
あ、はい。敵がどこにいるかも分からないのに戦わせられる訳ないと。ヤシガニ!! あ、確かにとかけてみたお。ヤシガニって美味いのかな。
んで、あれよあれよという間に寒さ対策という名前の物理的対策でおくるみ俺になっております。みろよこのおくるみ具合。多分・・・おくるみ選手権があったら俺は1位を取れる気がするぜ? なんたって動けないからな! ころころ転がってるわ!!
現状は魔術の結界のお陰で雪も寒さも緩和できてるらしいぞ。俺は寒暖差分からんからどうなってるのか分からんが!! 今はどうやら町にある会議所でこの後どうするかの相談をするらしい。
そんな中、俺はおくるみ状態で宿屋で宿屋の人に預けてもらってます。なんかよく言い聞かされたらしく、俺が勝手に外に出ない様にしてくれと言われた、と。なんてひどい、幼女を信じてあげてほしいわ! はい! そうね! 毎回やらかしてるからね、仕方ないね。
そう言う訳で俺はふかふかおくるみの状態のまま、のんびりとしていている訳ざます。ちな、チートは最悪舌噛み切っても発動するのは内緒な。レベル上がったから自分にダメージ入ればいけたりするので、割と簡単に発動出来たりするぞ。
にしても、やはりというかなんというか、俺が滞在する場所は毎回何かあるよな。主人公かよ俺は。ネタに詰まったからとりあえずピンチにしようっていう、初期ラノベ書きのお約束か何かみたいに巻き込まれてるぞ?
そこで主人公がチートをつかって、あっという間に解決して、「〇〇素敵」とか「流石〇〇ね!」とか「〇〇殿が居てくれてよかった・・・」となる訳よ。
そして大体においてそこ専用のヒロインが居て、「あなたのお陰で救われたの・・・!」とか言ってチーレムに加わる訳だ!! そしてイチャイチャが始まって~、各ヒロイン達とイチャラブして閑話が挟まって次の事件! って感じやな。
残念ながらこの場合チート持ちは幼女だからな、そんな事は起きない訳で。寧ろイチャイチャとかよりおいしみの方がいいです。おいしみだ、俺においしみを寄こせ。
んー。おっさん達も討伐に向かうんかねぇ。この町に居るモンスター狩りで一番強いのおっさんだしな。他は平均してレベル10以下だった。
魔術師は2~10って所だな。しかし、ここに居る魔術師は町の結界を張らないとならんから、出せても数人って所か? 10名もいなかったしな魔術師。
―きゅるるる
おなかすいたもしゅ。
宿屋のおっちゃん、何か食い物くれー。お、いつものぽりょんぬ巻を用意してくれたわ。これは冷えててもそこそこに美味いから有難いわね。
寒暖差はほとんど感じないが口内はある程度の熱さと冷たさは感じられるのよね。寒さも暑さも感じないのはスキルのせいなのだ、関係ない所は大丈夫なのだ。
あむあむ・・・・
うむ、100点中86点だな。これ1個で今日はお腹いっぱいや!! ん? どした店主のおっちゃん? 怖くないのかって? あー、モンスターも散発的に来てるしなぁ。普通に考えれば怖いのかもしれんが、俺はそういうのないな。
最悪チートどばー! で終わるし、おっさんとおっちゃんも居るからな。
あの二人が居るから大丈夫や、宿屋のおっちゃんも安心しておけって言ったら何故かすげー優しそうな笑顔で頭をわしゃわしゃされた。
何故だ!? 何故おっさん達は俺の頭をわしゃってくるのだ??
やーめーれ~~~~~~~~~~~~
―我等が光を襲う者よ、例え何であろうとも・・・滅ぶべし