ほら、暖かいスープじゃよ。飲むとええぞ、栄養満点でそれなりにおいしみだからな。あくまでもそれなりではある。お腹は一杯になるしお替りもあるから安心してくれてええぞ。
とまぁ、ここで野宿する事になった俺達であります、ばんばんじー。
こんばんは、ばんばんじー・・・あかんな何か違うな。あとバンバンジー食いたいな。食べた事ないからよく知らんのだが。
他にも追加で2個のテントが並んでるんだが、さっき慌てて攻撃しないでくれとやってたのは傭兵集団らしい。なんでも【劫火の斧槍】との事。
ごーかのふそー。どうみても劫火って感じはしないけど。さりとて豪華って感じではありませんな。全員ボロボロだし武具も大半が使用不能になってる。
なんでも仕事を求めて常に戦い口があるだろう俺達の目的地である邪神軍との最前線に俺達とは違う方向の結構大きな町から向かおうとしてたみたいなんだが、そもそも辿り着く事すら出来ずに何人か道中でモンスターとかにやられてしまったので逃げ帰ってきてた所らしい。
この辺りのモンスターは1体1体が傭兵たちにとっては強敵で、最初の方は戦えてたそうだが徐々に武器も防具もダメになって、食料もそろそろやばいので動物を狩りつつモンスターを避けながらここまで何とか逃げ切れたとか。
この辺までくると町も村も大半がモンスターに襲撃されて壊滅してたり、戦える奴がいたら全力で防衛して誰一人入れずに防御専念してたりで、補給すらも出来んかったとか。
あー・・・なるほどなぁ、やっぱりこの先は殆ど補給できる場所はねぇんだなぁ。そう考えるとあの地下で色々補給出来たのは嬉しいやね。やはり俺のお陰ですね、あ、はい、すいません。
とりあえずはお互いに情報も得られたし傭兵の奴らもそれなりに金とかは持っていたので食料を分けたり使えそうな普通の武具を売ってあげてたぞ。
俺達がどこに向かってるかを教えると全員一斉にやめておいた方がいいと言ってたな。まぁ、この人数で逃げ帰ってるんだからそう感じるのもしゃあないわなぁ。
というか? 傭兵達ですら何人もやられて逃げ戻ってるのにおっさんとおっちゃんはなんだかんだと問題なく先に進めてると考えると、やはり二人とも強いんじゃなぁ。
ていうか・・・だ? 村も町もそんな状態で最前線って補給とか出来てるの?
ほむほむ、各国から最前線を護る為に補給はしてて、彼等は最前線でも戦えるような優秀な兵士達や魔導士達で結成されてるから大丈夫な筈。
筈・・・っていうのは魔術都市はあんなんだし、他の都市も襲撃されたりでにたりよったりな状況なんで満足に補給出来てるかもわからないと。
うーむ、何せ砦が壊滅してた位だしなー。こりゃ早い所到着して俺がチートでどーん! してやらなければならんなぁ。
んみゅ? 傭兵達が何故が俺を見ているな。
なんでこんな所に幼女がおんねん??? みたいな顔してウケるwwwww
安心してええぞ、後は俺等が何とかしてやるからお前さん達は安心して帰って近場で傭兵やるか畑耕すのもええで。みたいなことを俺が言うと何故か頭を撫でられる俺が居た。何故だ!? まったく見も知らぬ傭兵にすら頭を撫でられるのか俺は!?
あ、言い忘れてたが傭兵の総数は7名だな。ほんとは12名居たらしいが、4名は向かう途中で戦死して、残り1名ははぐれてそれっきりらしい。傭兵あるあるだが、戦うのが仕事だからその辺は仕方ないと納得してるそうな。
40代くらいのおっさんが4人、どうみても20台位の若い兄ちゃんが2人で最後は30~40代位のおばちゃんが1人だな。お姉さんと言ってみた所かなり豪快に笑って、おばさんでいいよって頭を撫でられましたたたた。
若い兄ちゃんたちはともかく、他はおばちゃん含めてかなりガッシリした肉体で、これぞ傭兵って感じがする。おばちゃんも洋ゲーとかに出てきそうな男性に負けず劣らずの肉体をしておられるぞ。顔には戦化粧っぽいのがしてあってかなり特徴的だな。
若い兄ちゃんたちはうまいうまいと飯ばかり食っててこっちを気にしてもいないわ。余程飢えてたのね・・・ほろり。沢山、沢山食べるんやで。
今日は色々分けてくれた礼に見張りを代わってくれるとの事で一安心やな!
そのまま傭兵に襲われるフラグですか?? とお思いの諸君。安心してくれたまへ、俺の節穴アイは傭兵達が安全だとはっきりと認識しております!!
まー、例えそうなったとしても多分おっさんとおっちゃんは警戒してるだろうし、闇奴もいるし、最悪はチート発動するんだがにゃー。ま、多分大丈夫やろ。
とりあえずは今日は一緒に過ごして明日は余裕があるうちに自分達の拠点に戻る事にしたらしい。そこから傭兵を続けるかやめるかは改めて決めるそうな。
おお。頑張れよ!