新しい街についたぞー!
いきなり全員に武器を向けられたぞ!! こっちが人間だとわかると安心してくれたけどカルが問題じゃな! 追い返されるかと思ったけど町の人曰く、歓迎は出来ないが金か物資を出すのならあっちも食料や物資を出してくれるらしい。
長く居座るとかじゃあなければ少しの滞在も可能との事。んでだ、やはりフード被ってるカルに対して不審な表情で観ていて、フードを取れ、となりました。
仕方なくカルがフードを取ると・・・! そこにはなんと気弱そうなショタがいるではないか! 可愛い系のショタではなく、かと言って生意気系のショタでもなく、強いて言うならば、どこにでも居るモブ系ショタである!
ただし、額に痛々しい傷がついてるのが特徴だ。それを見た町の人達が少しだけ申し訳なさそうにしてフードを被っていいってなって町への滞在を許可されたぞ。
ふっふっふっ・・・驚いただろう。俺も驚いたけどな! 実はこれもおっちゃんのお陰です。この前の地下で手に入れた相手に幻の姿を見せられる魔法のローブを基にカルが使えるような感じに調整した結果、一時的なら見た目を誤魔化せるという魔道具の完成と言う訳だ! 犯罪に使えそうね! おっちゃんならそう言う客には売らないと思うがな。
それにしてもだ、墓の下、地下の町って言うから暗いかと思ったんだが、割とそこそこ明るいな。というのも、よく見れば電灯みたいなものが色んな場所に建ってて、それがそこそこ明るい光を放ってるんだよな。お陰で薄暗い感じで済んでる。
賑わってるって感じじゃあないが、それなりに店などもあるし、子供の姿もあるぞ。これはつまり・・・!
おいしみだ! おいしみがあるかもしれない!
くはははは! 諸君! 見たまえこの袋を! ぴらっと開けるとあら不思議! 沢山の魔貨、大魔貨も十数枚入ってるわ! 更にこっちは賤貨や石貨、鉄貨と沢山の小銭が入っています! これはそう・・・おっちゃんからもらった報酬なのだ! 色々俺が助言してたお陰で魔道具も作れたらしいし、前回の地下宝物庫? での大収穫で沢山もらったのだ! 正直こんなにいらないが、くれるのなら貰うのだ!
くくくくく・・・今の俺は大金持ちよ。札束で相手の頬を叩くなんてことも出来るぜ! この世界紙幣なんてないけどな!!
おーし、まずは宿屋に行ってからおいしみを求めて買い出しじゃあああ!!
※
俺とカル、おまけにおっさんの3人で町の中心部に歩いてるでやんす。
宿屋のお爺さんが言うには町で一番賑わってるのはそこらしい。外部は畑や畜産をしてるそうだ。地下で畑?と思ったけどなんか色々あって出来てるそうだ。と言うか畑とか出来なかったら地下じゃ生きていけないしな! 流石に地下だから茸を探して~って訳にもいかんか。
詳しい事は良く分からんけど、今はそれよりも中心部ですお! おいしみだ! ここ数か月あのおいしみスイーツしかなかったからなぁ。あれは美味い、かなり上位のおいしみとしてランクイン出来る代物だ。具体的にはランキング16位ほどには入るレベル。
だがしかし、やはりそればかりでは飽きてしまう! 俺はおいしみを! あらゆるおいしみを食べて味わいたいのだ! この町には俺を唸らせるかもしれないおいしみがある筈だ! というかあってくださいお願いします!!
ととと、カルあまりきょろきょろしちゃいかんよ? ちゃんと俺の手を握ってるようにな? 道に迷ったら探すのが大変だからな~、おっさんが(何
うーし、えらいえらい。気分はお姉ちゃんよね。くくく、エンティケアよ、今の俺を見たらあまりの姉パワーに絶望するに違いない。「ま、まけた! 今日からあなたがお姉ちゃんよ!」と言うに違いないぜ、くけけけけ。
おっさんは俺達が迷子にならないよう、もしくは警備目的で付き添いだぞ。いつもすまんねぇ。気にせず色々見てきていいんじゃがなぁ。みたいなことを言ったら気にするなと頭をわしゃられました。
おっさんはわしゃってくるし、おっちゃんはおくるみにしてくるし、こ奴等俺で遊んでおられるな・・・! 何れ反撃してやろう、覚悟しておくがいい(気炎
んゆ・・・結構良い匂いがしてきたな~。香ばしそうな匂いだ! これはしょっぱい系のおいしみと見た! いや、寧ろおいしみであってくれ! そこの店屋のおばちゃーん! 食い物売ってくれー! 金ならあるぞ!!!