異世界でTS幼女はおいしみを食べたい   作:あさねこ

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小さな別れだと少女は告げた。

 

 

 

 【悲報】カル氏通れないwwwwwwwwwww

 

 野郎ども! ついに! ついに壁の門までたどり着いたぞー!! 長かった! かーなーり! 長かったわあああ! あー、これでもうすぐ終わるのね! 俺のおいしみ探求の旅がもう少しで始まります!

 

 そしてぇ!! カルはやはり通れませんでした(シッテタ

 

 人間以外は通れないからね、仕方ないね。無機物(リアカーとか)は通れるのにカルが通れないとかどういう訳じゃい!? 責任者でてこい責任者!

 

 お前さんこれはだめでしょ!? 空飛べるモンスターが壁越えてくるんだからカル君一人くらい融通利かしてくれてもいいじゃない! 門番も何もいないから文句も言えないわ!!

 

 代わりに人間とかモンスターとかの骨っこが周囲に沢山転がってるわ! 激戦だったのね!! いやー、しかしやはりカルが通れんのかー。ならば当初の予定通りにカルはここで待機になるんじゃなぁ。出来れば最後まで連れて行って超絶俺チートを見せてやりたかったんだがのぅ、どうやっても通れない以上は仕方あるまいて。

 

 現在おっさんが隠れられそうな場所を探し中で、おっちゃんがおおよそカルなら半月分持つ程度の食料と飲み水、追加で魔道具を用意中やで。

 

 カルの方はこれがどういう場所かは深く理解は出来てなかったけど、言葉は分かってるので内容はすでに理解済み・・・頭ええよな? ほんとにゴブリンですか? 俺より実は頭良いんじゃないか? 俺のIQはたぶん42,195はあると思うぞ。

 

 うーむ、俺からもカルに渡しておくかのぅ。必ず帰ってきておいしみの旅に拉致るが、万が一ほら、やばくなった時様に武器は沢山あった方がええやろ?

 

 と言う訳でこれだ!! じゃーん! 【幼女棒】!! そう! 前におっちゃんに作ってもらった、魔力がなくても伸びて攻撃出来て頑丈な魔道具だ! 主な使い方は殴る! 叩きつける! 突く! 薙ぎ払う! そして! 俺の様な幼女でも簡単にぶんぶん出来るし、魔力があれば魔力を乗せて攻撃力を上げられるぞ!

 

 俺にはまったく魔力がない上に、最近家出されてしまったからただの頑丈な棒なんだがな! これをカルや、お主に捧げよう。これがあれば万が一の緊急武器として使えるぞい? え? 貰ってもいいのか?? ちがいますぅ! 貸すだけですぅ~!

 

 どうせすぐ戻ってくるからその間に貸しておくだけやねん。これがなくなると俺の武器ナイフしかなくなるからな! 俺でもぶんぶん出来る攻撃力のある棒はレアなんやで? んで俺でも破壊力のある武器なんだから魔力もあってステータスも悔しいが俺より上のカルなら雑魚程度ならこれで倒せるやろ。

 

 と言う訳で何かあったら容赦なく使うとえぇで? なに壊れてもおっちゃんが直してくれるwwwwwメイドインおっちゃんだから。

 

 お? 大事にする? 当たり前やな! わははは! あ、でもやばくなったら使うんやで? 遠慮はいらん。さっきも言ったように壊れたらおっちゃんが直してくれるからな。万が一直せなくなった場合は幼女棒パート2が出てくるから心配すんな。

 

 よしよし、んじゃおっさん帰ってくるの待つか~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【続悲報】隠れられる場所ないwwwww

 

 なんてこったwwww

 

 と言う訳で現在俺達は門を通らずに穴を掘ってますwwww主におっさんが。

 

 俺は応援してるぞ、おっちゃんは飯の準備とかしてます。どうにも隠れられる場所ないから最後の手段として穴を掘って地下に隠れられる魔道具を使ってそこに隠れててもらう事になりやした。

 

 カルは自分はモンスターだからそこまでしなくてもいいって健気な事を言ってたけど、だめです、俺氏が心配するので黙って出来上がるのを待ちなされ。

 

 どちらにしても数日、下手すりゃ半月は戻ってこないからなぁ。その間の安心できる隠れ家とか食料とか飲み物とかは必須やん? カルでも倒せる動物とかモンスターが居れば食料は賄えるかもしれんけど、物資はあるに越した事はないんやで?

 

 んで今日は俺が発案した「カルくんお別れ会ばーじょん1」の開催だから、御馳走が出ると思いなさい。いえ? 決して?? 決して?? 俺がおいしみを食べたいからでっち上げた訳じゃないにょ?? いやだなぁ、そんな訳ないじゃないですかwww

 

 見て、この俺の透き通った目。

 

 え? ハイライトがない? 空洞みたいな目??

 

 おぅ、カルそこになおれ。俺のはいぱーころころあたっくを喰らわせてやるよおぅ。くらいやがれええええええええ!!

 

 

―ころころころころころころぽふぽふぽふぽふぽふ

 

 

 おっちゃんに怒られました。汚れるからやめなさいとの事です。

 

 はいすんまそん!!

 

 あ、カルてめぇ、笑ってやがるな!? ゆるさん、帰ってきたら覚えておれ、絶対に面白い目に遭わせてくれるわ(ごごごごごご

 

 まま、なんだ。今日沢山おいしみを食べて行ってくるから、そこで隠れて待ってるように。帰ってきておかえりを言ってくれる奴がいるのも嬉しいもんだからな!

 

 と言う訳でおっさんが穴掘り終わるのをまつぜ!!!

 

 おいしみの為に急いでくれーーーー!!

 

 

 




【約束の魔導杖】
小さな、とても小さな魔力の宿った杖。
魔力を込めなくても伸縮し、見た目にそぐわずそれなりの威力を持つ
魔力を込める事で更に強力な力を宿し、それは雷撃や火炎を放つ事が出来る

約束したのだ
その約束を果たすまで、それは決して折れず、曲がらず、役目を果たすのだ
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