戦い済んで日が暮れて。
って事でおはようございました。俺です、ちゃんと生きてるぞー? 目が覚めたら森の中に居たけどな! 辺り見回してみるとあら不思議。おっさんが一人おったで!
いつものおっさんだな。で? もう一人のおっさんどこ行ったん? ほら、俺に色々おいしみくれたメイス持ってるおっさんよ。
・・・・おお、俺が来る前に間に合わずに死んだのかい。
いいおっさんだったんだがなぁ。結構気心のしれたおっさんだったからちょっとばかり寂しい気がするな。ん? 泣いてませんよ? 俺が泣くとかありえんですお。
これは目からスポーツウォーターが溢れてるだけだわ! ほんのり塩分と甘さがあるに違いないわね! すまんなおっさん、俺がもう少し早く来てたらなぁ、なんて言うと【気にするな】と笑顔で俺の頭をわしゃりました。ええぃ! あんたは俺の頭をわしゃらないと話せないのかい!?
とりあえずどうなったか聞いてみた所だが、こんな感じだったそうな。
1 モンスター狩りの3割ほどは死亡
2 国の貴族とかは引っ込んでて何もしなかった
3 国軍は自分達しか守らず今は市民から非難GOGO 反乱もあるかも?
4 酒場は壊されたけど酒場のおっちゃんは生きてる
5 宿屋のおばちゃんは店も一緒に無事
6 レストランは半壊してるけど従業員が何人か死んだ程度との事
7 スラム壊滅 今はアンデッドがあーうーしてるらしい
8 スラムからやつれ・・・なんたらが湧き出てるとの事
9 俺氏の活躍で邪神軍あばーーー!!
10 予想通り俺氏排斥!!
11 酒場のおっさんと宿屋のおばちゃんが俺を逃がしてくれたらしい
12 商人のおっちゃんは先に脱出、近くの村で落ち合うとの事
ほむほむ。流石俺のチートだな。今回は胸を刺して気絶しない様に首を掻っ切って召喚したから少しの間ちゃんと意識があったぞ! まぁ、目の前真っ暗になったんで何呼ばれたかわからんが、俺の命令はちゃんと聞いてくれただろう。
俺のオーダー?
勿論簡単ですお【俺の知り合いを守れ】
え? 国を守れ??? いや、そんなん言われても困るわ、俺が守ろうと思ったのは、酒場のおっちゃんやおいしみをくれた奴等、宿屋のおばちゃんとおっさんズの二人と商人のおっちゃんだけだ。
ついでに守られるならそれでええんやない? ま、排斥はされたみたいだがな! 安心しろし、多分もう二度と来ないだろうしな。おばちゃん達に会えなくなるのは少しだけ寂しいが、人生い・・・いち・・・いちごパフェって言うしな!
だからおっさんが一人居ないのは残念やでほんとにな。
で、おっさんが・・・ガイウスのおっさんが死ぬ前に俺の事を見てやってくれって言ったんだと。なんか俺が一人で旅に出ようとしてたのバレてるっぽくてなぁ。この後に俺を連れて次の町とかまでついていってやれって言われたんだとさ。
そこから生き残ってた商人のおっちゃんが機転を利かせておっさん・・・ログンソンのおっさんと俺を逃がして、次の町で落ち合う事になった・・・って事だ。
別に俺の事は気にしなくてもいいんだがなぁ。どっちにしても一人で旅に出る予定だったのによ? ん? あぁ、ここから俺一人で行くなんて言わんよ、道わからんのもあるけど、ガイウスのおっさんがそう言ってたんだろう? ならその約束は俺にも関係ある訳だ。
次の町まで一緒に行こうぜ? その後はおっさんが決めていいぞ? ついてくるなら一緒に行ってもいいし、別れるならそれで終わりだ。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ寂しいけどな。
なぁ? ガイウスのおっさん。
助けるのが遅れて悪かったな。せめて、俺はあんたを覚えておくぜ。
俺の記憶に、俺の脳内設定に、あんたを入れておく。
そうすりゃ、あんたを忘れないやつが一人増えるだろう? 俺はしつこいくらい覚えてるからな? 天国でのんびりとか出来ると思うなよ? 最悪召喚して呼び出してやるよけけけけけけけけ!!!
・・・・俺にくれたおいしみ、絶対忘れないからな?
あれは俺の宝物のおいしみにしておくぜ。
さぁ! 次の旅にいくぞおらぁああああああああ!!!
―【少女の護り手ガイウス】が設定されました
―ようこそ、我等の同志よ