唐揚げ
チキンカツ
照り焼き
フライドチキン
バンバンジー
多種多様に鶏肉料理はあれど、俺は真理に気付いてしまったぜ・・・
そう・・・! シンプルに焼いて塩を振りかけて食べるというプレーンな鶏肉焼きのおいしみの力を!!
な、なんてものを、なんてものを俺に食わせてくれたんじゃ・・・! シンプルなのにもきゅもきゅすればするほど。鶏肉の味が沁み込んでいくじゃあないですか!!
ほんのり塩のアクセントが更にこれの味を引き立てている! 肉は豚も牛も好きだったが・・・今、この世界で一番好きな肉第1位に躍り出ました!!
これはおいしみです! すんばらしいほどにおいしみです! 俺の鳥歴史がまた一ページ増えていくうううううう!!
あむあむと無我夢中に食べてる俺、ふと見ると新生おっさんズがなんか俺を生暖かい目で見ておられた。なんじゃコラァ!? 俺は食うぞ! そんな引いた顔してたってかまわねぇ! 俺は鳥を食う! このおいしみは俺のもんじゃあああああああ!!
いやー、それにしても美味いなぁ。やはり美味いおいしみはシンプルに調理してもおいしみなんですね、分かります。
焚火でパチパチ焼けている鶏肉。出来ればお代わりしたい所だが、悲しいかな幼女・・・これ以上食えねぇ・・・憎い! この幼女の身体が憎い! 大食い芸人みたいになりたい! 今だけは!!
にしても辺りが真っ暗じゃのぅ。
これ今食べてるの晩飯なんや。あれから鶏肉とか全部貰って町を出ていった後、次の村か町へアテもなく旅に出る事になって俺等。すまんなおっさんとおっちゃん。俺が居なければ町で過ごせてただろうに。
いや、その場合鳥でおっさん達以外壊滅してそうだな! 俺のお陰だな!
おっちゃんが商人としての経験をもとに言うには、ここから二か月ほど徒歩で旅すると違う都市に行けるそうな。その為には何度か山を超えたり湖を超えたりする必要があるらしくてなー。
道中の村や町はこれからの事を考えて辞める事にしたらしい。ほーん。
名前は何だったか? どうでもええわ、ただ俺の望みは叶う場所のようだ! 何せ海がある都市らしいからな! 魚が! おさかなのおいしみが俺を待っている!
その為ならば二カ月程度問題なく歩いてやるぜ! なにせ疲労とかも感じねぇからぽてりと倒れるまで問題なく歩けるからな! どれほど険しい場所でも一切疲労を感じねぇんだわ。いやー、痛覚もないしチートもあるし、便利やなこの体!
前世なんてなぁ、まともに動く方がしんどくてのぅ。懐かしや懐かしや。なんも嬉しくねぇけど。
ついでに言うとかなり魔術が発展してる都市との事で、邪神軍から何十年も大結界が護り通してるらしい。ほむん、漸く平和においしみだけを求められる生活がやってくるわけですね。
魔術ねぇ・・・俺は魔力0だからなんも魔術が使えんが、基本的に誰でも最低限の魔力があるそうな。あー、お約束お約束! 魔力0は排斥だー! 系ですね! 違う意味で追い出されたがな!!
それはともかく、最低限の魔力さえあれば簡単な初歩魔術であればそれこそ子供でも使えるそうだ。つっても、生活で使える様な便利魔法なんてものは殆ど存在しないらしいぞ?
俺が魔術の話を聞きたいって言ったらおっさんがなんか嬉しそうに話しだしたからな。商人のおっちゃんに至っては、頑張れば生活に役立つ魔術! なんて書かれてるらしい魔術書を見せてくれた!!
だが! 読めません!! 何かいてるのか読めません!!
言葉は通じるが文字はダメだったらしい! ま、ええねん。どうせ俺魔力ねぇし。く、悔しくないからね!!
なのでおっちゃん、読め(命令
ふむふむ。
風を起こす魔法を弱く発動すれば、涼を取れたりする。ねぇ?
この焚火もお約束の火打石・・・今だとファイアスターターって言うんだっけか?
あまり知らんけど。それを使わずに指先から炎を出して火種を作って~っておっさんがやってた。
魔術は難しくてこんな繊細な使い方はかなり慣れないと難しいそうな。自慢か!?
この野郎自慢か! なんかムカツクから這いまわってやるわああああああああ!!
まとわりつきながら話聞いてたらいつの間にか寝落ちてた俺氏wwwwwwww
ばかすwwwwww