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話す事が何もねぇ!? 何も話す事がねぇお!?
あれから数日、未だに俺達は目的地に到着しておりません。こう言うのはさ? ばばーんとカットされて、「さぁ次の都市についたぞー!」とかやる場所じゃあないの!?
何が悲しくて、何もない徒歩だけの時間を事細かに脳内で描写しなくちゃならんのか! ええぃ。色々ファンタジーしおってからに、こういう所は妙に現実的で嫌になっちゃうわ!!
変わった事と言えば、あまりに山賊を狩り過ぎた所為か山賊っぽいのが近づいてこなくなった事位ですな。おっちゃんがどう見ても「ぼくはカモネギです」と言わんばかりに色々資材とか詰まさったリアカー引いてるのに誰も襲ってきやしねぇ。
それはそれで別にいいんだけどな、俺氏としても毎回人間の血が見たいんじゃああああ、とかやりたい訳でも無し。どちらかと言うとモンスターとかも近寄ってこなくなった所でしょうかね。
昨日なんてこっちを見かけたモンスターがおっさんを凝視した後に「ほなさいなら」と言わんばかりに全力で逃げやがったからな。おっさんついにモンスターに恐怖されるの図wwwwwwワwwwロwwwスwww
いや、実はあんまり笑えません! 動物とかも逃げるからこのままだとお肉のおいしみが少なくなってしまうではないか! 野生の肉、つまりビジエ?? ジビエ??
なんでもいいや。それが食べられなくなるのは悲しみがあふれますわ!
にしても意外と野生の動物の肉って美味しいのね。よく小説とかだと野生の動物は臭みが酷いとか言われるけど、あんまりそう言うの気にならなかったぞ。すべからくおいしみでした!
いいよなぁ、塩でシンプルに味付けした肉! かぶりついて食べると肉汁が溢れてくるんよ! 豚とも鳥とも牛とも違う、動物本来の味わいが刺激的でしたにゃ。あれなら俺は1週間に3回は食べてもいい! 毎回食べると流石に飽きちゃうので、味変出来るなら毎日でもいい! 醤油とかさ~みそだれだろ? 生姜焼きもいいよなぁ。
他に思いつくのは思い切り煮て食べるやつ、きっと美味いんじゃろうなぁ。悲しいが旅の途中でそんな手の込んだ料理なんて作れないから諦めておるでよ。
俺が料理できればよかったんだが、俺に料理を作らせると・・・飛ぶぜ? あの世に・・・
俺もなー、自分で作れればなー、最高のおいしみをなー、作るんだがなぁ。
だがしかし、俺はメシマズなのです、どうしようもないほどにメシマズなのです!
調理なんて生まれてから一度たりとてやった事ないよ! 俺がやれるのは小説見る事、想像する事、おいしみ食べる事、ベッドの上でころころすること程度です!
それ以外が俺に出来る訳ないのです!
知らない物はどうしようもないんだぜ! 仕方ないんだぜ! 流石にお米研ぐのに洗剤とかは使わない程度の知識はあるけど、正直それだけです!
あれさ? 良く極めつけのメシマズの御供と言わんばかりに食材洗うのに洗剤使おうとしたり、砂糖と塩を間違えたりとかあるけど、リアルじゃそんなのないよな?
もしリアルであったら逆に見てみたいです。俺ですら、無知無知の無を自称できる俺ですらその辺りは分かるんだから大丈夫だと信じたい。
にしても暇だぜ、リアカー手に入ってから徒歩もしてねぇからな。子供が歩く距離じゃないっておっちゃんに言われてリアカーが定位置になりましたわで? 意外とガタゴトと跳ねるので意外と乗り心地は悪いですぜ? さ、さすぺん・・・なんたら?
とかついてる訳ないですからな。
だけど歩くよりは確かに楽だし、正直な所俺の徒歩の速度は幼女らしくくっそ遅いので寧ろスピードアップしてる悲しみ。悪かったな精神力と幸運以外全ステータス1だもんげ! 魔力に至っては0だもんな!
そりゃ俺をリアカーに載せて動くよな。今リアカーと俺は一体化している。まさにこれは幼女カーと言ってもいいだろう。うむ、何考えるのか分からなくなってきたな。安心してくれ俺も脊髄反射で考えて適当にくっちゃべってるだから。
だってそうでもしないと暇なんだよ! おいしみがあればずっと食べて幸せに静かにしてられる自信はあるが、毎回食べられないしさっきも言ったように、山賊も動物もモンスターも来ないから食料は節約中だしな。
うーむ、やることがねぇ。ここで騒いだらおっさん達に迷惑だし素直に座ってるよ。何かやること・・・あー、俺のチートで呼び出す召喚獣のこと思い出してみるとするかねぇ・・・まずはそうだなー