異世界でTS幼女はおいしみを食べたい   作:あさねこ

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迫害された卑賊の少年 ファルケン

 

 暇なので久しぶりに設定を思い出すにょふ。

 

 そうだなぁ、俺が考えた中で好きなキャラの一人と言えば・・・いや、みんな大好きだが、その中でもカタルシス溢れる子と言えば、やはり【弱者のファルケン】だな。

 

 俺が想像した世界は、なんて言うか裏と表が激しい世界でなのである。何でかと言えば俺が基本極端だからである! 故に世界も両極端って訳やな。

 

 世界設定はどうでもええねん。

 

 まず主人公は少女な。その少女がこれがまた歩く善性と言わんばかりのあれでな。はたかれたら右のほほを差し出せ~なんて遥かに凌駕するレベルの善性キャラです。

 

 理由は生まれた時に色々あって後遺症みたいな感じで【悪性】が一切なくなっているって感じでな、その世界じゃ破綻した存在みたいなもんだ。いや、どの世界でも善性しか持たない人間なんておかしい奴だがな。俺? 俺はおいしみにあふれてるから欲望まみれですね。

 

 そんな主人公が、行く先々で色んなキャラに出会って仲良くなったり色々あったり殺されかけたり、そこから仲直りしたりとある中で、このファルケンに出会うんだお。内容ははしょるぞ! 思い出すのも大変だ、あそこはやなやつ多かったしな。

 

 ファルケンは【卑賊】と呼ばれる人間の亜種みたいなやつで、ゴブリンに似てるけど一応人間種族って奴だ。見た目は少し人間っぽさがあるゴブリン。肌の色は薄緑だし、耳は尖ってるし、顔つきはゴブリンっぽい奴。

 

 大体が奴隷にされたりして生きている種族なので、身体は弱いし、腰が曲がった奴が多いのが特徴だ。こういう骨格なんだ。真っすぐ背を伸ばしても、俺が70度くらいの角度で礼をしてる感じの態勢になる。

 

 そんな卑賊のファルケンだが、そんな種族の中で更に弱かったんだよな。ちょっと力自慢の子供がいたらそっちの方が強いレベルでファルケンは弱かった。

 

 だから同族からも馬鹿にされ虐められてきたし、普通の人間なんてファルケンの事をゴミクズとか雑魚モンスターとか言い出す始末だ。あいつらほんとむかつくんよ。

 

 俺が善性保ってなかったら全力ドリルプレッシャーキックしてただろうな。

 

 んで、主人公とファルケンが出会ったのは、他の同族に虐められて怪我して泣いて倒れている所だった。あちこちケガしてて、折れてはいないがかなり痛めつけられてた。

 

 主人公はそんなファルケンを見つけて、一緒にお供してた【忌者狩りレーゾス】の爺ちゃんに回復魔法をかけてもらったんだ。こっちの爺さんも俺が考えたキャラだぞ。多種多様な魔法を極めて、極め過ぎた結果周りに狂人扱いされて、迫害されて~のコンボだったのを。主人公がなんやらして仲良くなったって奴だ。

 

 忌者っていうモンスターですらない何かを刈り取るのが役目で、主人公も何回か忌者とエンカウントしたぞ。寧ろ仲間に何体かいるぞ。

 

 んで、助けたファルケンだったんだが、これがまぁ、奴隷扱いで虐められてたせいで意気地もないし、卑屈過ぎな事卑屈過ぎな事。俺が善性の塊じゃあなかったらスパルタ方式でマッチョメンにしていただろうな。

 

 じいちゃんは寧ろやろうとしてたんで必死に止めたが。

 

 ファルケンは両親も既に死んでて、卑賊の中でさらに底辺のゴミ拾いをさせられて極僅かな食料を食べて生きてきたんだ。だから主人公からもらった初めての食べ物に感動して、両親にすら嫌われていた自分に初めて優しくしてくれた人として俺に懐いてきたんだ。

 

 見た目こそゴブリンっぽいが笑うとちゃんと可愛いし、こう見えてゴミ拾いをし続けてきた結果力はちゃんとあるし、そうなる素養はあったんだ。

 

 主人公としてはファルケンを連れて行くか迷っててなぁ。ここに置いて行っても酷い目にあっていつか死ぬだろうけど、この旅も一つ間違えれば簡単に死ぬ行脚だから、悩みに悩んで、数日一緒に居てその後考えるなんてやってたら、必然とあぁなる訳で。

 

 他の卑賊達が、俺含めてファルケンを虐めようとしてきやがったのだよ。爺ちゃん? 近場に忌者が出てたから俺に魔法かけてちょっと出て行ったんだわ。あのアホ共、それを見計らって弱い俺とファルケンを更に痛めつけようとしてやがった。

 

 卑賊は基本的にどの種族からも迫害されてるから、弱い奴を相手にして鬱憤を晴らそうとしてたんだろうな。あいつらも全員が悪い奴じゃあないけど、あぁなるとな・・・

 

 で、俺が爺ちゃんが戻ってくるまでの間だけでもファルケンを守ろうとしたら、まさかのファルケンが震えながら俺を庇ってくれたんだ。

 

 怖いと言いながらも、【―――タスケル ゼッタイニ――ヲタスケルンダ】ってさ。不覚にもジーンときたね。そして・・・

 

 いじめられっ子のファルケンが俺を庇い続ける事に苛立ったのか、ファルケンを押しのけて近くにあった木の棒でファルケンじゃあなくて、俺を殴ろうとした瞬間――

 

 凄い勢いで石のつぶてが棒を持っていた奴の顔に直撃して吹き飛ばしたんだよ。

 

 いやぁ、あれは爽快だったね! やるじゃんファルケンってなもんよ。その後も驚き戸惑ってるあいつらにファルケンが投げた石のつぶてが100%命中して、追い払ったんだ。

 

 その凄い精度と強さ、弱い訳ないじゃんか。強いよお前って褒めたらファルケンが泣きだしてな、俺でも役に立てることあるかって聞いてきて、一緒に来るかって事で、爺ちゃんに追加してファルケンが付いてくることになったんだ。

 

 元々精度の高い投擲術だったけど、そこを爺ちゃんの死んだ方がマシじゃね? クラスの鍛錬を受け続けた結果、邪神すらその辺の石ころで貫き倒す、最強の大英雄が生まれたって訳よ。

 

 良い奴だったんだ。

 

 俺より先に逝きやがって・・・っと、そう言う設定な。どうにも設定を考えるとのめり込むのが俺の悪い癖だ。

 

 気が付いたら今日はそろそろ暗いし寝る時間だな。また暇な時は爺ちゃんか巨人のヴァルハルトの事でも思い出すかね~。

 

 あ、おっちゃん! おいしみ多めで!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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