異世界でTS幼女はおいしみを食べたい   作:あさねこ

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色々な誤字もあり、それらの指摘等もとても助かっています。
本当に有難いことです。


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 えー、結論から申しますと。セーーーーーフ!!

 

 どうやら俺のチートはやり過ぎない程度にやらかしてくれたようだ。流石だな俺のチート! 無敵やないかがはははは!

 

 勿論その後おっさん達に説教されたが、これもおいしみの為、俺は黙って受け入れるぜ。何せ我慢すればこの後ちゃんと魚が食えるのだから!!

 

 ちな、俺はなんか3日ほど寝てたらしく、今は都市の宿屋で寝てました。デジャヴね!! 都市の方も実はどうやらまだ争いがあってから数日程度だったらしく、そこまで被害も広がってなかったとかなんとか?

 

 俺等はその後の修繕作業中に普通にやってきたって事で問題なく通してもらえたそうな。ふっ、やはり遠くからこっそりチートどーん! は大成功だっためぅ。

 

 これで大体の奴も助かっただろう、つまりはおいしみを食べる為の場所も大丈夫だという事だ! 天才過ぎるな俺、惚れても・・・ええんやで?

 

 んでどうやら巷ではとある英雄が大人気との事。襲われたこの都市をモンスター達から単身たった一人で魔術を用いて戦って、全て撃破したそうな。漆黒の仮面を被り、黒いマントと漆黒の魔法の杖を装備して、見た事もない魔術を連発し、敵は撃破し、味方は癒していくという正に一騎当千だった、との事。

 

 あー・・・それ多分あいつや。

 

 俺が想像した中で一番の厨二・・・げふんげふん、異種族の皇子で主人公を気に入り人間の敵対者でありながら人間の味方、正確には主人公の味方になった、俺が想像した中で5本の指に入る、キチガ・・・中二・・・悪役然とした奴。

 

 【魔の極点:カーマイン】だろうなぁ。

 

 傲岸不遜、選民思想が極端まで行ってて、基本的に俺以外には一切心を開いてなかった奴で、唯一ファルケンだけは我が配下として使ってやるげははは! してたやつ。

 

 その癖、演技派でもあって、内心を全部隠して善人みたいな行動を取れたり、逆に悪辣非道な事も無感情でやれちゃうという、奇人変人が多い中でもひときわやばくて強い奴だ。慣れると厨二の痛い兄ちゃんなんだが。

 

 普段の俺様とお前以外は全部家畜!! とか言ってる状態ならあんな持て囃されてないだろうし、多分演技してたんだろうなぁ。何にせよ今回は大丈夫な様で何よりだわ!!

 

 しかし3日かぁ、いままでで最長の睡眠時間やな、健康になれますね(何

 

 何にせよこれで俺は何の気兼ねもなく、この都市でおいしみを探し回れるという事やな!! いやぁ、楽しみめぅ。俺、オイシイモノ、クウ! オレ、ハラ、ヘッタ! 

オイシミ タベタイ! タクサンタベタイ!!

 

 おぅふ、つい片言になってしまうほどおいしみ分が足りない。それでなくてもここ最近はおいしみを食べられてなかったし、そこから3日寝てたという事は完全に俺のおくちはおいしみ口になっている!! 

 

 だが悲しい事に今日はベッドから出てはいけない禁止令を頂いているので素直にベッドでふわふわころころしています。

 

 ※ふわふわころころふわふわころころふわふわころころふわふわころころ

 

 ・・・・飽きた!!

 

 布団でころころしてるのは病院だけでいいんだお! でもおっちゃん達が俺が起きた記念に胃に優しいおいしみを用意してくれるらしいから我慢して待つにょふ。

 

 どんなのかなー、おかゆとかかなー。

 

 ばあちゃんが作ってくれたおかゆとか結構好きだったな。最初はなんやこれなんも味しないし、水っぽいやないか! なんて思ってたが、そこに塩を少し入れたり鮭フレークを混ぜてみたり、シンプルイズベスト梅干しを1個置いてみたりと、胃に優しくてそして優しい味わいが俺においしみを与えてくれるのだ。

 

 まー、この世界まだお米見つかってないしあったとしてもパンを使った粥とかなんだろうなー。パン粥とかラノベとかだとよく聞いた事あるけど実際には食べた事ないからほんのり気になります。美味しいといいな、よしおっさん達、頑張った俺にパン粥のおいしみを献上する事を許そう!

 

 おいしみー。おいしみはまだかー!

 

 早くしないと俺はまた寝るぞー! いいのか!? これ以上ない程に寝てしまうぞ! 俺は一度寝ると暫く起きないぞ! いそげー! 早くしろー!!!

 

 ・・・・・( ˘ω˘)スヤァ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




【魔の極点:カーマイン】
全てを持ちえた男はただ一つを欲した。
全てがあるからこそ、たった一つを得られぬことを知っていた。
全てを捨てるか
そのままであり続けるか
故に男は選ぶ。   全て何もかもを手に入れると。
片方だけを選ぶという惰弱を選ぶ事なぞ彼にはなく。

だからこそ、一番大切な物をこぼしてしまった。

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