村に到着しますた!
よし滅んでないな! いや、ほんの数か月で滅んでたらやばいよな。ただ、前と違ってあちこちボロボロだし、いくつかの民家は壊れてるめぅ。
早速おっさん達が情報収集中。イケメン達は見当たらんのぅ。
俺? 俺はリアカーで待機ですよ。もらったジャーキーをちゅむちゅむしながら待っております。流石にこの状況で出歩いたら怒られるってわかるからな!
にしてもほんとにあちこち壊されてるな。モンスターの襲撃が酷くなってるのかねぇ。入り口には門番が4人位いたけど、あちこち包帯巻いてたし。つか、一人右腕なかったし。
門番達は入り口にまだいるぞー? おっさん達が来た瞬間はモンスターか山賊と勘違いしてたのか臨戦態勢だったけど、おっさんと気づいた瞬間、あっちから近づいてた。
前の時は何人か子供も見えたけど、周囲に子供の姿は見えねぇな。ま、夕方近いから家に戻ってる可能性もあるが。
そんな風に俺がぼけーっとしてるとおっちゃん達が帰ってきた。なんでも今日は空き家を使わせてもらえるそうだ。ほほぅ、今日は久しぶりに屋根のある場所で寝られそうやな! 旅中は基本満点の空の上で寝てたからな! おっさん達は!!
え? 俺? 俺はリアカー改造した簡易テントの中で寝袋にくるまってますた。すげぇだろおくるみ俺爆誕してたぜ? 俺ばかりこんなにしてもらってもいいのかと思ったんだが、俺が見える場所にいるとそれはそれでヤバイからこの方が安心らしい。
確かに幼女が見えたら山賊とかは挙って狙うよな、弱点だもんな。モンスターにはこの前攫われたし、俺がこういう風にカバーされるのも仕方ないっちゃないか。
んで、おっちゃんに聞いたんだがイケメン+ヒロインは無事だそうだ。おー、よかったやん。
ただ連日連夜襲ってくるモンスターや山賊や山賊モドキとの戦いで疲弊してるらしくて今日は休んでるとの事。
モンスターは分かるが、山賊と山賊モドキってなんぞね。
ふむふむ、都市が襲われた時にスラムが壊滅したからそこから溢れた浮浪者達がこぞって山賊とかモドキになったと。山賊と山賊モドキって何が違うのん??
ふむふむ・・・山賊モドキはもうほとんど人間じゃねぇ!! ってか。
なんでもやつれてるとかやつれてないとか。そりゃ食ってなければ身体もやつれるわね! おいしみは健康に必要ですわよ?
あともう一つ悲報。まともな食料とか現在村にあまりないらしいです。畑でとれた穀物は冬が近いから節約して食べないとならんし、都市に行って買い物しようにも、前回の事で物価が大きく上がったせいで、最低限の食料とかしか買えなかったんだそうだ。
今は、食べられる動物やモンスターを狩ってなんとか生計を立ててるらしい。しかしながらイケメンズは戦闘力が高いので、狩りなどには行かせられないんだと。
理由? そりゃいつモンスターと山賊達が攻めてくるかわからんからだってよ。なんでも1日に最大5回襲撃された時もあるってさ。お陰で村の人も何人かすでに殺されてるし、女性は攫われたりしたそうだ。
モンスターに食い殺された奴もいるし、山賊は火を投げてきて家が燃えて壊さざるをえなかったとか、世紀末やのぅ。
だからというかなんつーか、おっさんが来てくれた事で村人全員大喜びですぞ。何せイケメン達よりずっと強いからな! とはいえ、両足と右手が義肢になってるから驚かれたみたいだが。
とりあえずおっさん達も暫く、次の場所に行くまでの間はここで護衛を務める事になったそうだ。報酬は、旅に出るまでの住む場所と食料の優先的な配給。後はなんか色々おっちゃんが交渉してたらしいが、詳しい事は知らん!!
にしてもどこもかしこもモンスターに襲われてるのぅ。ここに至っては山賊までくるとか運がないというかなんというか。大丈夫かねぇ?? 最悪俺がチート切ってやるぞ?
俺がそう言うとおっさんが大丈夫だと俺の頭を左手でぽふぽふしてくる。ま、雑魚とかならおっさんなら余裕だしなー。前みたいにやばい時は俺が力を貸す感じでいいかね。
なんか次の日、村の近くで襲おうとしてた山賊達が、全員干からびて死んでたそうな。なんでもしょうき?? が云々かんぬんとか、闇がなんたらとか。
良く分からんが無事でよかったんでねぇのwwwwww