寝る前に書き始めるとかいう妙なやり方になりそうな雰囲気
先日は感想をありがとうございました!
嬉しくなってニコニコで構想練ってました
今回も序章と言えば序章です。
出てくるのもブルマだけで進展という進展はありませんが、暇つぶしにどうぞ
あれから数十分。まだベジータにそっくりな子供のことを呑み込めたわけじゃないながらに、傷付いていたその子供をそのままにしておくほど薄情な性格はしていないとマシンごと建物の中に運び込んで手を進めていた。
既にマシンの中から子供は出されていて、処置も済んでいる。
だがまだ子供は目覚めていない。
理由をあげるとすれば、子供が入っていたマシンに搭載されていたコールドスリープの影響だろうか。
子供の変化はロボに知らせるよう言いつけて自分はあのマシンを解析しているのだが…このマシンにはコールドスリープとタイムトラベルの機能が備わっていた。
つまり、このマシンに見覚えがないのもそういう事なのだ。
記憶に新しいと言わざるを得ない状況にふうと息を吐いて工具を置く。
「やーれやれ。こりゃ未来の私がなにかしたのかしらね〜
…でも人造人間もセルも終わったのに、なぁんでまた…
しかもこんどはトランクスじゃなくてベジータっぽい子供だし」
未来が平和になったかは流石にわからないが、それでも疑問は尽きない。再びこちらにコンタクトを取ってくると言う事はトランクス達の方に何かが起こってしまい、何かをこっちに伝えようとしているということかもしれないが…それならなぜトランクスではなく子供なのか。そして、あのタイムマシンとは全く別の形をした…コールドスリープが搭載されたマシンなのか。
「うーん………まだ何かマシンに残ってないかしら…」
ブルマがマシンを我がものと言わんばかりにいじくる。
それをして数分で「あら」と声が上がる。
「これなんのボタンかしら。
見る感じマシンを起動させたりするのとは全然関係ないボタンだけど…爆発する〜って感じの機能も無さそうだし。 そりゃそっか。人乗せてるってのに外側にそんなの付けるわけ無いわよね」
ふんふんと配線を組まなく見て、えいと唐突に思い切ったようにボタンをおした。
『はーい!』
「わ!私!」
途端ジジ、という音を立てて音声と映像がその場に浮かびあがった。映像の人物はブルマ。見る限り、今の自分と年は変わらなさそうに見える。
あらあたしったら未来でも美貌を保ってるってのねと思いながら映像を見つめる。
『この映像を見てるってことは間違いなく私…過去の私がこのタイムマシンを弄り回してる途中で見つけたってとこかしらね!さすが私って感じ!…合ってるかはわかんないけど!
こちらはエイジ774!そっちは〜…うーん孫くんが心臓病で死んじゃう前の何処かよね!中に入ってる子は手当してくれた〜?』
「えっ?」
こっちに反応を返すこともないためこの映像は録画したものだろうと眺めていて、思わず声が出た。
エイジ774? 自分達の方も今はエイジ774だ。
どういう事だ?未来のトランクスたちは関係ないのか?そもそも同じ年で、…何故?
疑問は尽きないが、映像は止まらない。
『その子はアンタが大事に大事に育ててる赤ん坊の成長した姿! どう?生まれた時からアイツにそっくりだったけど、もっと似てきたでしょ!ベジータそっくりで生意気盛りよ〜』
「えっ?えっ?まってどういうこと?あたしは…」
あの子供を知らない。
この腕に抱いたこともなければ踏ん張って産んだ記憶も無い。トランクスが正真正銘ウチの長男坊で、…
いやまて。 違う。
(…私、トランクスの前に一人…)
両親にしか言っていなかったが、自分にはトランクスより先に一人、ベジータとの子を身篭っていた。
その子にはどんな名前をつけようと両親にああでもないこうでもないと話をしていた。
ベジータはその間居なかった。だから子供が出来たと言ってやる事も無かったし、別に結婚をしているわけでもないからとして、最悪でも産まれてからお前との子供だぞと言ってやればいいかと考えていた。
…だが、十月十日など遠い夢と言える程早く、その子は私のお腹から流れ出て直ぐに天に戻ってしまった。
私の初めての妊娠は、私を含めて3人にだけしか知られずに幕を下ろしたのだ。
(…なら。…じゃあ、あの子って、もしかして)
未来でもなんでもない、別の世界線の私が産んだ、長男坊…なのだろうか。
『___そういう訳だから、ベージを頼むわよ。
これを見てるあんたが頼りよ。ブルマ
………さいごに言うけど、この録画はあの子に見せないで。
見せるなら、マシンの中に付いてる赤いボタンの方の映像にして。 んじゃあヨロシクね!大事な大事なウチの子よ!!』
「…あ!…………しまった、考え事して全然聞いてなかった…
…………ベージって言うのね。あの子」
ブン、と機械的な音を立てて映像が消える。
全然聞いていなかった。そういう訳だから、の前をこれっぽっちも覚えていない。
仕方ないもう一度とボタンに指を当てたところで、後ろに控えていたロボットから音声が流れた。
「ブルマさま、子供が起きまシタ」
…ということなのです(?)
最初ということもあってあまりよく分からないかなとは思うのですが、最後まで読んで頂きありがとうございます
次は多分息子主くんが出るはず 多分…