ふぅ。…これからどうしよう。
1時間前
よし。ここが新しい世界か。見渡す限りの平原、美しい空気、美しい肉体、自由‼
最高すぎる。神様ありがとう。
じゃあ取り敢えず、GOBの性能を確認するか。
俺「王の財宝‼」
シーン。あれ?何も起こらない?なんで?神様?おーい、神様ー?
ガチャ
神「んー?どうしたの?もしかしてボクが恋しくなっちゃったwww?」
ガチャって、電話かよ。
『そんなわけ無いでしょ。なんかGOB使えないけどどうなってるんですか?見た目を変えてもらえたのはすごい嬉しいんですけど能力がないのはちょっと…』
神「え?使えないの?なんで?」
『いや俺に聞かないでくださいよ。こっちが知りたいんですから』
神「分かったちょっと待ってて。あーちょっとエリスちゃんちょっといい?」
エリス「どうしたのですか?ヘラ様」
ちょっとまってほしい。俺がいるのに別の人と喋りださないでほしい。地味に気まずい。
ヘラ「この世界の管轄ってエリスちゃんだよね?」
エリス「そうですけど、何かありましたか?」
ヘラ「なんかさ、ボクが飛ばした人が能力使えないって行っててさ。なんでかわからないかな?」
エリス「冒険者登録はしましたか?」
ヘラ「どういうこと?」
エリス「この世界では冒険者登録で、特殊能力や神具は冒険者カードに登録しないと使えないんですよ。だからわたしたちは最初の町に送ってるんですよ」
『え?』
ヘラ「え?」
待ってほしい。つまり俺はなんの能力もなしに、この平原から脱出して始まりの街に行く必要があるの?距離がよくわからないけど結構きつくね?下手したら生き返って数分で元の場所医に戻ることになるかもしれないってこと?泣くぞ?
ヘラ「分かった。エリスちゃんありがとうね」
エリス「はい。ヘラ様も頑張ってください」
ヘラ「ふー。頑張ってね☆」
プツン
俺「ふざけんなゴラーーーーーーーーー‼」
そして現在に戻る。
やばいどうしよう。詰み?草原で詰み?英雄王が?いや大丈夫、幸いまだモンスターには遭遇していない。もしかしたらそのうち冒険者の人と出会えるもしれない。そう大丈夫だ。大丈夫なはずだ!
?「ゲコッ」
え?後ろからなにか音が聞こえた気がする。そう思い後ろを振り返ると…
?「ゲコッ」
俺「カエルでっか‼そしてキッモ‼何こいつ?俺カエルは普通に無理なんだけど。まってガチで無理近づくな‼」
いや落ち着け‼
俺「いや大丈夫だ。今の俺はギルガメッシュボディを持っている。筋力Bを見したるぞーー‼おりゃーー‼スーパーパンチ‼」
ボヨン
え?弾力ヤバ。効いてない?
俺「カエルってよく見ると可愛いと思うんだ」
パク
はい終わった。2周目の人生もう終わった。1時間位の人生(2周目)楽しかったな?儚くも美しかった。筋肉って無力だな。
?「おい‼誰かがカエルに食われてるぞ‼」
?「少し前までの私達を見ているようですね。そういうことですのでアクア行ってください」
?「いやよ‼賢い私は学んだの。そうやって無策に近づくと食べられて粘液まみれになっちゃうの‼それに、そんなに言うならカズマとかめぐみんがいけばいいじゃない‼」
?「私だって嫌ですよ。ではカズマお願いします」
?「ダクネスよろしく」
?「ついに私にも粘液まみれのプレイが‼では、行ってくりゅ‼」
なんか騒がしいな。幻聴かな?そういえばカエルの中って結構あったかいんだな。ん?光が…光?光!?
?「よし‼開けたぞ‼おいお前大丈夫か?って汚ッ‼臭ッ‼」
え、まって汚いって言われたんですけど。その上臭いとも言われたんですけど。結構傷ついたんですけど。
?「大丈夫ですか?」
俺「あぁ大丈夫です。ありがとうございます。おかげで助かりました」
カズマ「そうかそれは良かった。俺はカズマよろしくな」
アクア「アクアよ」
ダクネス「ダクネスだ」
めぐみん「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操る者っ!」
俺「あのー、あだ名ですか?」
めぐみん「喧嘩を売ってるのなら買おうじゃないか」
俺「あっ本名なんですね。すみません」
カズマ「いや今のは仕方ないさ。誰もが最初はそう思う」
めぐみん「カズマ、私の名前になにか思うところがあるのなら聞こうじゃないか」
カズマ「それで君の名前は?」
どうしよう。元の名前を出すべきか。それとも…
俺「俺の名前はギルガメッシュって言います。今日は助けていただき本当にありがとうございました」
カズマ「そうか。よろしくギルガメッシュ。それに多分俺達って同い年ぐらいだろ?敬語なんて使わなくていいよ。ちなみに俺の仲間たちには絶対に敬語を使うなよ。こいつらはすぐに調子に乗るからな」
俺「そうか。じゃあそうさせてもらう。それで少し聞きたいことがあるんだがいいか?」
カズマ「おぉいきなり砕けた口調になるな。まぁそうしろって言ったのは俺なんだけど。それで、聞きたいことってなんだ?」
俺「その、冒険者の始まりの街的なやつってこの近くにないか?」
カズマ「アクセルのことか?それなら俺達の住んでる街だから、ついてくるか?」
俺「マジか‼ありがとうそうさせてもらう」
そうして俺はカズマたち一行についていくことになったのだが。
アクア「グスン。生臭いよぅ」
めぐみん「早くお風呂に入りたいんですけど…」
そう。あのあと大量のカエルが湧いてめぐみんがなんかすごい魔法を撃った。それでカエルが全滅したのはいいんだけど、また地面からカエルが3体出てきて…見ての通りだ。
カズマ「分かったからもうめぐみんとアクアは家に帰って風呂に入ってくれ」
カズマがそう言ってめぐみんとアクアはカズマの屋敷に帰っていった。ていうかカズマって俺と同じくらいの齢なのに屋敷持ってるんだ。俺がそんな事を考えているとカズマとダクネスがお金を換金してきてた。
カズマ「それでこれからどうするつもりなんだ?」
俺「取り敢えず冒険者登録はしたいかな」
カズマ「そうか。じゃあ金わたしとくな」
俺「いいのか?」
カズマ「そりゃ、カエルといっしょに戦ったからな。いいよなダクネス」
ダクネス「もちろんだ。ぜひもらってくれ」
俺「そういうことならありがたくもらっておくよ。本当にありがとう」
俺はカズマとダクネスそして今はいないアクアとめぐみんにそう言って受付お姉さんに話しかけた。
俺「冒険者登録がしたいんですけど」
お姉さん「はい、冒険者登録ですね。ではこの水晶に手をかざしてください」
そう言われて俺は手をかざした。