相手がヘラクレスだと言うなら手加減無用だな。
そう考え背後に大量の武器を展開した。
剣であったものが
弓であったものが
槍であったものが
暗器であったものが
理であったものが
すべてがAランクを超える超一流の『伝説』である。
その『伝説』の数々が殺意を持ち、ヘラクレスに向けて発射された。
ズドーン‼‼
一回目
ゆんゆん「すごい…私たちが攻撃しても傷一つつけられなかったのに…」
ダスト「何だよおまえーめちゃくちゃ強いじゃん‼それに比べてこっちは、ただデカいだけの怪物だったな」
リーン「ちょっと、ダスト危ないって」
そう言い、ダストがヘラクレスの死体に近づいたので俺は声を荒げた。
俺「命が惜しいなら下がれ道化‼笑いを取るにはまだ早いぞ‼」
ダスト「はぁ?」
ヘラクレス「グォォォォ…」
ヘラクレスがそう唸ると同時に体についていた傷がまたたく間に治っていった。
ダスト「マジかよ‼なんで生きてるんだよ‼」
リーン「ほらー、だから言ったじゃん‼」
このダストっていう人シンジっぽいな。リーンって人はツッコミ役か?
俺はあのワカメくんを考えながら例のセリフを言った。
俺「貴様の人生、逸話を宝具として昇華したものだろう。その宝具だけは俺の手にはない。これは俺も分が悪いか。業腹だが、その男には最上級の武具しか通じぬらしい」
そう言い放つと同時に宝具の第二射をした。
俺「曰く、ヘラクレスは十二の難行を乗り越え、その末に神の座に迎えられたという。まさに不撓不屈。人間の忍耐の究極だな。だが、俺の宝物庫はその真逆、無限にして圧政の究極だ。この通り英雄殺しの武器は有り余っている。さぁ、かかってこいヘラクレス。本気にならねば貴様の試練、すぐに使い果たすことになるぞ」
ヘラクレス「グォォォォォォ‼‼‼」
それにしてもやっぱり戦うときはミツルギのときもそうだったがギルガメッシュみたいなこと言っちゃうな。宝具の影響なのか、俺の厨二心のせいなのか。
そんなしょうもないことを考えながら宝具の第三射、第四射と発射していく。何発かは弾かれたがまた何本か刺さった。
二回目。
今度はヘラクレスを覆うようにして王の財宝を展開して一斉に発射する。
三回目
ヘラクレスが走り回って俺に近づこうとするから近づかれないように王の財宝を広範囲に展開して逃げ道を誘導するように一斉に発射する。そして、誘導した先に連続掃射。
四回目
ダスト「やべぇなこりゃ。おい、クソガキ」
ゆんゆん「…」
ダスト「おい‼聞いてんのか‼」
ゆんゆん「ッ!すみませんダストさん全く聞いてませんでした」
ダスト「この戦い俺にはまじでちんぷんかんぷんなんだがお前から見てなにかわかることってあるのか?」
ゆんゆん「正直いって理解の範疇を超えてますね。しかも多分、あの武器だって、一つでも世に出回ればその時代では名のあるの強者になれますよ」
ダスト「そんな大層なものを湯水のごとく使ってるのか。だけどそれに対応してるあのモンスターも大概にバケモノだな」
今度は俺の背後に王の財宝を展開するそしてそこから連続で発射し続ける。
ヘラクレス「グォォォォォォォッ‼」
ヘラクレスがそう叫び俺が発射した武器を撃ち落とした。
俺「もうこの威力の攻撃を撃ち落としてくるのか。ならばこれならどうだ?」
俺はそう言い、ヘラクレスの背後に王の財宝を展開して発射した。そこでなんとか気づいたヘラクレスは背後からの攻撃も撃ち落とすが正面からの攻撃を食らってしまう。倒れたところに正面と背後の攻撃が追撃する。
五回目
六回目
俺「さぁ、折り返しだぞヘラクレス。最初に言っただろう?『本気にならねば貴様の試練、すぐに使い果たすことになるぞ』と」
ヘラクレス「グォォォォォッ‼‼」
ヘラクレスが走って近づいてくるのでバックステップで距離を取りながら展開していた王の財宝で武器を発射。
全力で走っていたからなのか、急に動きを変えることができずそのまま直撃する。
七回目
俺「さぁどうするヘラクレス?もう一回捨て身で突進してみるか?もしかしたら次は届くかもしれないぞ?」
ヘラクレス「グァァァァァァッ‼‼」
そう叫びまた突進してくる。
さっきと同じように武器を発射することで迎撃に成功する。
八回目
俺「まさか本当に突進してくるとはな‼さて次はどうするつもりだ?また突進か?それとも何か別のものを見せてくれるのか?」
ヘラクレス「シューーーーーーーー」
ヘラクレスが思いっきり息を吸い
ドンッ‼
地面を蹴り走り寄ってきた。
ッ‼さっきよりも早いな‼
今度は王の財宝をガトリング砲のように回転させて飛ばす。ヘラクレスの速度と肉体強度によりほとんどの武器が弾かれたが致命的とも言える喉や頭、心臓の部分に武器が刺さったことで命を二つ削るに至る。
九回目
十回目
俺「貴様の敗北は決定した。どうだ?どうあれ死ぬのなら、最後に宝具を開放するというのは?本気を出したお前なら、まだ俺を仕留める余地があるぞ?」
ダスト「おいっ、何言ってるんだ⁉それで負けたら元も子もないぞ‼」
ゆんゆん「そうですよギルガメッシュさん‼何言ってるんですか‼」
そのような会話をしている間にヘラクレスは起き上がった。
ヘラクレス「グォォォォ…」
俺の返答への答えとしているようにそのように唸った。
俺「そうか。ならば…」
大量の王の財宝を展開した。その数は50門にも及びそこから発射されようとしている武器は全てヘラクレスに向けられている。
俺「死ぬがいい‼‼」
その言葉を合図とし、一斉に武器が発射された。しかしそこは大英雄ヘラクレス。殆どの武器を手に持っている戦斧で叩き落とした。しかし、背後からも王の財宝を展開し発射。流石にそこまでの量の投擲物には対処しきれず何発か被弾する。
ヘラクレス「グァァァァァァァッ‼‼」
俺「ならば、最大の試練をくれてやる‼」
ヘラクレスの背後に展開していた王の財宝を閉じ、その分のリソースを俺の背後に展開する。その数はおよそ100門。そこから一斉に発射。
現状俺ができる最大数の発射だ。
グサッ‼
多くの武器を被弾しまた一つヘラクレスの命が削れる。
十一回目
俺「これで11‼いよいよ後がなくなったな、ヘラクレス‼」
ヘラクレス「グォォォァァァァァァ‼‼」
そう叫び決死の覚悟でヘラクレスが走り寄ってくる。
そして、展開している王の財宝から武器を複数発射。走っていて無防備な状態に武器をぶつけたのでヘラクレスはそのまま転倒する。最後に追撃することでとどめを刺す。
ナインライブズ
俺「そうそうに宝具:射殺す百頭を使っていれば勝ち目はあったものを。所詮は犬畜生、戦うだけのものであったか。同じ半神として期待していたがまさかそこまで阿呆とはな」
…………
ヘラクレス「グルルル…」
ッ‼まさか、生きているのか?
ヘラクレス「グォォォォォ‼‼‼」
ヘラクレスが最後の力を振り絞って斬りかかろうとした瞬間、
ドン‼
と地面を蹴り、大きく飛び退いた。
ジャララララ…
飛び退いた先には鎖が迫る。また回避したが、回避した先にも鎖。
ジャララララ…
ヘラクレスを追尾し、ついに雁字搦めにしてしまった。
ヘラクレス「グォォォ…」
?『不味い、戻れ‼ヘラクレス‼」
なんだ?何処からともなく声が聞こえる。こいつがヘラクレスをこちらに送ったのか?
?『どうして、どうしてボクの命令を聞かないの?』
俺「無駄だ、愚か者」
?『ッなに?』
俺「天の鎖。この鎖に繋がれたものは神であろうと逃れることはできん。この男のように神性が高いほど餌食となる。魔法による空間転移をしようとしたらしいが、そんなものこの俺が許すものか」
そう言い、トドメの武器を展開し、発射する。吸い込まれるようにヘラクレスの心臓部に突き刺さり、ついにヘラクレスはその活動を終了し座に還ることとなった。
?『まさか、ヘラクレスがやられるとはね。まぁ仕方ない。次の機会を待つとするか…』
そう言い残し『何者か』の気配と声は消えた。
これでヘラクレスの方は一件落着だな。だけど途中から聞こえたあの声、結局正体は分からずじまいか…
ゆんゆん「ギルガメッシュさーん‼大丈夫ですかー?」
そう言ってゆんゆんが走り寄ってくる。まぁ、今考えても仕方ないな。取り敢えず今は窮地を脱したってことでいいか。
ギルガメッシュ「おう‼大丈夫だ‼」
主人公は戦う時ギルガメッシュみたいになっちゃうのはただ単に厨二病なだけです。伏線とかではありません。
正体不明の謎の敵。はたしてヤツは何者なんでしょう。
おまけ
もしヘラクレスがアーチャーで召喚されてたらこの時点の主人公では勝てませんでした。
何回かは命のストックを持っていけたかもしれないけど全部は無理です。エアを出そうとしてもヒュドラの毒矢で射抜かれて終わり。
バーサーカーで良かったね。
話の流れをどうする?
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ダスト、カズマに宝具をあげる
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ダストだけに宝具をあげる
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カズマだけに宝具をあげる