疲れたよ、隠居するね皆   作:回忌

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3人が集まって先生なのだ


1人が欠けていては、それは先生とは言えないのだ


聖者達の行進

 

「サンクトゥムタワーに高エネルギー反応!?」

「これは…虚妄のタワー達が再生していきます!?」

 

破壊した筈の虚妄のサンクトゥムタワー達が再生していく

あれ程苦労してきたのにそれを嘲笑うかのように蘇るタワー達

 

「今までのことは…無駄だったのですか…?」

「…いや、まだだ!まだ終わらんよ!」

 

項垂れるアユムに対してシッテムの箱を操作しながら副担任の1人が言った

見てみれば彼の顔には諦めるという色はなく、また横にいるもう1人の副担任も諦める色は無い

そこにヒマリのホログラムが現れる、彼女の顔にも絶望の色は無い

 

『はい、副担任さんの言う通りです

ㅤあれはいわゆるバックアップのような存在…今ならば第6虚空のサンクトゥムに手が出せます』

「"そういうこと、皆で終わらせてしまおう"」

 

「では…虚妄のサンクトゥム攻略、再開ッ!」

 

 

 

 

「"…昔から憧れているものがあってね"」

 

吹き飛んでいく建物を横目に、彼はヘリから光景を眺める

まるで宇宙が形を撮ったような化け物用な存在が暴れ散らかしている

見た目は目がイッた鳥…という奇抜なデザインである

 

 

名をペロロジラ、多分皆の心の中に居たせいで出てきた存在である(適当)

 

 

「"仮面ライダーだとか、戦隊ヒーローだとか…そういったものにね

ㅤ そして…1つその言葉を借りることにしてみるよ"」

 

 

懐から輝くカードを取り出しながら彼は続ける

男ならば一度は憧れてしかるもの、それがヒーロー達

人間からかっちょいい姿へと変身して敵を倒していく姿などもう堪らない

彼もまたそのかっこよさに魅了された1人であり…今も尚秘密裏に"とあるグッズ"を買うくらい魅了されている

 

 

ひらり、と天を指す

 

「"…おばあちゃんが言っていた"」

 

指を指した天空が、ひらりと晴れた気がした

 

 

 

 

 

 

 

「"男がやってはいけない事が二つある。女の子を泣かせる事と食べ物を粗末にする事だ。"」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、"僕"は奴を睨む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「"お前は…お前は私の生徒達を泣かせたなァッ!?"」

 

 

 

 

カイテンジャーFX…∞、発進

 

 

「…なぁ、あっちで戦隊モノが始まってんだがどういうことだ?」

「はて?気の所為では?」

「そうかぁ…まぁ、散髪の暇つぶしになったからいいんだが…」

 

散髪

それはいつおこなわれることだろうか

基本的に髪が長くなったり邪魔になった時にするものである

彼もまた"狙うこと"に関して髪が邪魔でしか無くなった為、短く切ることにした

 

散髪係はずっとそばに居たワカモである、部屋はシャーレのいつもの場所

面倒臭くてカバーみたいなのはかけていない…まぁ、毛髪の1つ2つなど気にするやつも居らんて…

 

「戦隊ロボってのは実在してたんだな…」

「そのようで…はい、出来ましたよ貴方様」

「感謝するぞ、ワカモ」

 

軽く頭を払って椅子から立ち上がる

やることは終えたし俺もそろそろ仕事を───

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言おうとした瞬間…空が青く晴れた

 

 

 

 

 

 

「………」

「………」

 

 

見てみれば先程化け物がいたところにある禍々しい建物は消え失せていた

はて妙だな、先程まで熱い殴り合いやらの戦いをしていた戦隊ロボは何処へ……

 

 

…というか…

 

 

「もしかしなくても……」

「…乗り遅れましたよ?先生」

「アヒッ」

 

後ろから聞こえたひっっっくい声に思わず声が出てしまう

ギリリリと錆び付いた音を立てながら後ろを見てみると……

 

…リンやアユム、アヤネ等のメンバーが勢揃いしていた

 

おやーおかしいなー、ベッドにはアロナの落書きを貼り付けたデコイを置いたつもりなんだがなー(棒)

 

ああやらかしたと思いながら見ていると彼女は懐から見覚えのある落書きを取り出した

ありゃデコイにしてた奴に貼り付けたアロナの落書きじゃないか!?

 

「こんなので!私達を騙し通せるとでも思っていたのですかッ!?

ㅤ主役は遅れてやってくると…?意識が戻っていたなら最初に呼び出してくださいよ!?」

「ハハハ」

「何笑ってるんですか!?心配したんですの先生!?」

「わー、リンちゃんがあんな人に対して怒ってるの初めて見たよー」

 

奇遇だな、俺もだよ明太子ポテチガキ

リンに書類やら面倒事で呆れられながら怒られることはあるもののこんな感情的に怒られたことなどな───

 

 

 

 

 

「ッ危ないな…!」

 

 

瞬間的に感じた殺気

懐かしさを感じる…というか気を失う直前まで浴びせられたそれを感じ取り回避

俺の頭があったところをライフル弾が通過していく

 

回避の勢いに任せてFALを背中から取り、撃たれた方向に対して銃を向ける

 

 

 

そこには、身の毛がよだつ見た目をしたワープホールがあり……

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ん、外した」

 

銃口を向けながら、シロコが現れた

いや…シロコと限り無く同一人物であり…"そうではない"と言うべきだろうか

 

「また来やがったのか、今度はあのようにはいかないぞ」

「あのようにって…まさか先生を襲撃したのはアビドスの…!?」

 

俺の言葉にリンが反応した

そうか、こいつらはワカモが運んできたところを保護しただけで襲撃者を知らなかったのか

 

「こいつはシロコじゃない、似て非なる…他人の空似だ」

「正面から言われると傷付く…取り敢えず貴方とその副担任達がいなくなればキヴォトスが滅びずに済───」

 

言い終わる前に発砲、そのままフレッドはCQCを叩き込もうと手を伸ばす

しかし彼女は掴まれる前にするりと後ろのワープホールに消えて行ってしまった

 

「あの野郎…!」

「…っ!先生!?」

 

彼は副担任が持っていたシッテムの箱を奪う

そのまま流れるように未だに展開するワープホールの中へと突っ込んで行ってしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

「っう…くっ」

 

ローリングして、体制を立て直す

ワープホールに入ったが思いのほか高かった為に捻挫しそうになったのだ

膝立ちになりFALを構えた先に───ソレを見た

 

 

言うなれば、置物だろうか

しかしその置物は確実な意志を持って生きているようにも見える

デスマスクのようなものを被っている…感覚的に生きる屍のような……

 

「お前が黒服から聞いた色彩の嚮導者か…!」

 

銃を構えている俺に興味が無いかのように、奴が指を鳴らすと俺はワープホールに飲み込まれた

 

 

 

 

 

 

そのまま、シャーレの部室へと返還されたのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

…あの野郎、今度会ったら……




本編と同時進行でやってのでいつか詰むかも、先に書いておきます


そんときはコツコツレベル上げと装備強化か……
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