どうも、皆さんお久しぶりです。
抹っ茶です。
やっと森のスラミィ編が仕上がりましたよ。
注意点が一つ、所々文字の大きさにバラつきがあります。
デモンズ「フッフッフッ……このスライムはなかなか良い!かなりの魔力を内に秘めているぞ!」
アイシャ「スラミィ!正気に戻って!」
ミ*ω*ミ「………」
デモンズが放った魔法とは、暗黒の力を纏った雲で相手を包む上位の魔法。
その魔法を受けた生物は、術者の意のままに操られてしまうのだ!
アイシャ「スラミィ、目を覚まして!(……モフモフだけどスラミィだよね?)」
マリア「スラミィちゃん!!(モフモフですけど……)」
リリム「スラミィ!(何故モフモフ?!)」
デモンズ「無駄だ!このスライムは既に我が魔力の支配下にある!お前らの声は届かん!(……スライムだよな?コレ?)」
心の中では皆、スラミィのモフモフに疑問符が浮かぶ異様な状況だった。
そんな中、マリアはリリムに疑問を投げかける。
マリア「……ねぇ、リリム?私の見間違いかな?スラミィちゃんて……」
リリム「言いたい事はわかります。あれは確かに……」
ミ*ω*ミ「……zzz…… 」
((……やっぱり寝てる⁈))
スラミィは操られたわけでは無く、視界が遮られ、真っ暗になったから眠りについただけだった。
眠りに弱すぎである。
▽ ▽ ▽
その頃、スラミィの夢の中では……
アイシャ姫「誰かぁ〜、助けてぇ~」
魔王(ブサイク)「グヘヘ、助けを求めても無駄だ!お前は今日から俺の花嫁になるのダァ〜」
今まさに国一番の姫君、アイシャ姫が魔王(ブサイク)に連れ去られようとしている!
「そこまでよ!」
そこへ現れたのは、グラマーな身体に軽鎧を纏った、青髪の美しい女性……。
彼女こそ、伝説の女拳士スラミィだ!
拳士スラミィ「アイシャ姫、いまお助けします!」
アイシャ姫「あぁ、スラミィさま~」
魔王(ブサイク)「ええい、猪口才なやつめ!捻り潰してやるぅ!」
△ △ △
ミ*ω*ミ「……て………みよ……」
デモンズ「……ん?」
ミ*Д*ミ「正拳突きぃ!」
➖ドゴォッ!
デモンズ「おぶぉっ⁈」
スラミィから腕(と思われる触手)が飛び出し、デモンズの腹に突き刺さる!
めり込む程の突きにデモンズは堪らず呻き声を上げる。
アイシャ「ス、スラミィ⁈正気に戻ったのね!」
リリム(いや、あれ寝ぼけてるだけじゃ……)
ミ*△*ミ「捻り上段蹴りぃ!」
➖ボゴォッ!
デモンズ「ガハッ」
スラミィが魔力を溜め、そして……………
ミ+ω+ミ「はあぁぁっ!!『
━━ピカァァッ!!
デモンズ「グギャァァァァッッッ!?」
━━バゴォォォォォンッ!!
デモンズは地面から吹き出した光の柱に呑み込まれ、消滅した。
アイシャ「や、やった!スラミィが勝った!」
リリム(…少し、やり過ぎな気もしますが……)
それを遠巻きに見ていた悪魔達は震え上がり……
「で、デモンズ様がやられたぁ〜っ⁈」
「逃げろー‼︎」
ボスであるデモンズの敗北により、逃げ出した。
この機を逃すまいと、エルフ達は追いかける。
エルフ隊長「追え!奴らを逃すな‼︎」
☆ ☆ ☆
部下「……なんか騒がしいですねぇ…」
魔王「フッ…ちょうどいい。この騒ぎに乗じて戦斧を……ん?」
悪魔達「「ヒィィィィッ‼︎」」ダダダダ……
魔王の横を悪魔達が全速力で走り去った。
部下「……今のは…我が軍の悪魔族では?」
魔王「うむ、間違いな……いぃっ⁈」
悪魔達が来た方へ視線を移した魔王が見たものは……
エルフ戦士「隊長!あそこに怪しい輩が‼︎」
エルフ隊長「悪魔の手の者かもしれん、捕らえよ!」
武器を携えてこちらに走ってくるエルフ達だった。
魔王「い、いかん!見つかった‼︎逃げるぞ!」
部下「ひえぇぇぇっ⁈」
逃げ出す魔王達に、エルフの矢が無数に襲いかかる。
ヒュンッ
ヒュンッ
ビュンッ
ブスッ!
魔王「ギャ〜〜‼︎尻がぁ〜っ⁈」
部下「魔王さまーー⁈」
その後……半日以上逃げ回った魔王達は、ボロボロになりながらも森を脱出したそうな……。
☆ ☆ ☆
戦いが終わり、エルフ達とアイシャ一行、そして捕らえられたガレインと部下のドワーフ達がフローラのもとに集められた。
フローラ「……ガレインさん、襲撃してきた理由は私も理解しています。ですが、改めてお答えします。大地の戦斧は我々のもとにはありません……」
ガレイン「……いや、途中から分かっていた。ウチの女王様とも仲がいいあんた達を疑うなんて、どうかしていた……申し訳ない……」
(・ω・)「……戦斧ってこれ?」ニュッ
スラミィは体から一振りの豪奢な斧を出した。(スラミィのモフモフは先の戦いで抜け落ちた)
マリア「うん、そうそう。それが戦斧だよスラミィちゃん……て、凄い斧だねそれ」
ガレイン「……ああ、大地の戦斧も確かそんな…………っ⁈」
斧を見たガレインが固まった。
ガレイン「……そ、それはっ⁈まさしく『大地の戦斧』!」
「「「えええぇぇぇっ⁈」」」
☆ ☆ ☆
その後……ドワーフ達は大地の戦斧を受け取り、自分たちの故郷へと帰っていった。
後日、改めて謝罪に来ると言い残して……。
フローラ「もう行ってしまうのですか?」
アイシャ「はい。お世話になりました」
エルフ達に感謝の宴へと誘われたアイシャ一行だったが、丁重にお断りした。
リリム「この先、あと数日もすれば雨季に入りますから……今のうちに進めば安全に次の街に着きます」
雨季に入れば、普段は出てこない毒を出す魔物も増えるので……と、付け足した。
フローラ「……そうですか……それでは、せめて皆さんの旅路に良き風が吹きますように」
アイシャ「ありがとう、フローラさん!」
(^ω^)「アメリアによろしくね〜」
そしてアイシャ一行も、次の街へ旅立った……。
フローラ「……え?」
アイシャ達を見送るフローラはある事に気づいた。
フローラ(あのスライムさん、どうしてお母様の名前を……?)
☆☆☆
(・ω・)(……あ!)
森を出た所で振り返ったスラミィは、兎の親子が見送りに来ているのに気付いた。
親子はスラミィに向かって一礼し、森の奥へと帰っていった……。
(・ω・)ノ(バイバイ、元気でね!)
アイシャ「スラミィ〜、行くよー!」
(^ω^)「今行く〜!」
こうして、森の平和な日々が戻り、スラミィ達の旅は続くのだった。
あと一つ続きますよ。