伝説級スライムのぶらり旅    作:抹っ茶

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二話ですねん


二人ずれ アイシャとスライム

〖アイシャ〗

 

のどかな町《アカサ》

 

そこで生まれ育った少女アイシャは、

幼い時から冒険者に憧れていた。

 

 

両親が宿を経営していた為、自然に客たちの

冒険談や武勇伝を聞かされてきたのだ。

 

 

アイシャは次第に冒険者になるための鍛錬や

勉強をするようになり、訓練所ではまずまずの成績をのこし、試験も難なくクリアした。

 

 

アイシャの両親は最初こそ反対してはいが、

彼女の熱意に負け、冒険者になる事を認めてくれた。

 

 

 

 

そして、旅立ちの日

 

アイシャ「父さん、母さん、行ってきます!」

 

母「体に気をつけてね」

 

父「たまには手紙を送っておくれ」

 

アイシャは両親に別れを告げて、冒険の第一歩を踏み出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………だが三日目、

運悪く山賊に出くわしてしまったのだ。

 

 

モンスターとの戦闘は慣れたものだが、

やはり新米、人を相手に戦うとなればやはり躊躇してしまう。

 

しかも男三人を相手に此方は女一人、不利なのは火をみるより明らか。

 

 

ならば……

 

 

 

アイシャ「…………ッ!」ダッ

 

 

山賊「あっ!?まちやがれ!!」

 

 

ここは逃げに徹するべきと考えたアイシャ。

だが山賊達もみすみす獲物を逃しはしない。

 

逃げるアイシャを、山賊達はしぶとく追いかける。

 

 

 

 

やがて体力に限界がきたアイシャは、山賊達に囲まれてしまった。

 

 

 

 

 

……覚悟を決めたその時だった。

 

 

そのスライムに出会ったのは………。

 

 

»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»

 

 

アイシャ「……………」ポカーン

 

 

 

アイシャは目の前で起こった出来事に呆然となっていた。

 

 

スライム‘一匹が一撃で三人の男を吹き飛ばし、お空のお星様にしてしまったのだ。

 

 

当然だ

 

 

たかがスライムにそんな驚異の能力が備わっているなんて前代未聞なのだ。

 

 

いや、たんに強いスライムなら探せばそれなりの個体はあるだろうが、ここまですごいスライムがこの辺には居るはずは無かった。

 

 

 

こんな規格外なスライムいたら絶対に噂になるはずだ。

 

……にも関わらず、アイシャはそんな噂を聴いたことがない。

 

 

(゚ω゚)「?」

 

 

アイシャ「ひっ?!」

 

 

 

 

スライムがアイシャを見た。

 

 

 

対するアイシャは驚きのあまり、短い悲鳴のような声が出てしまう。

 

 

(´・ω・`)「ショボーン」

 

 

 

アイシャの反応を見て、スライムはうなだれた。

 

 

 

アイシャ「……あっ……ご、ごめんね…助けてくれたんだよね?」

 

 

悲しそうなスライムの表情を見て、傷つけてしまったと察したアイシャは謝罪し、自分を助けてくれたのか聞いてみた。

 

 

 

 

(´・ω・ )「……!」プルン

 

 

 

肯定するかのように跳ねた。

 

 

 

 

アイシャ「…ありがとう。おかげで助かったよ」

 

 

 

(`・ω・´)「キリッ!」

 

 

 

どうやら意思疎通は出来るようで、

二人…いや、一人と一匹はお互い友好関係を築けた。

 

 

 

 

 

アイシャ「ねぇ、キミは一人なの?」

 

 

 

(´・ω・`)「……。」プルン

 

 

 

 

アイシャ「…それじゃあ、私と一緒に行ない?」

 

 

 

このスライムは……力は危険だが、悪いモンスターでは無いようだ。

それにアイシャは、そんなスライムがたった一匹だけで寂しそうに思えたため、一緒に行こうと提案した。

 

 

 

 

(゚ω゚)「…………!」プルルン

 

 

 

スライムは嬉しそうに震えた。

 

 

 

アイシャ「決まりだね!私はアイシャ、よろしく!」

 

 

 

 

(´∀`)「……!」プルルン

 

 

 

 

 

 

こうして、新米冒険者と強すぎるスライムの、

 

一人と一匹の旅が始まるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(○´∀`○)「……ア‥イシャ…!アイシャ!」

 

 

 

アイシャ「…しゃ、喋った?!」

 

 

 

……アイシャはまだまだ驚かされる事になりそうだ。




書くのって大変ですね(´・ω・`)
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