いやぁ、なかなか進みませんな(´・ω・`)
おくれてすんませんm(_ _)m
街道を進み、広々とした草原に出たアイシャ達は、遠方に《タナーの村》を見つけた。
タナーの村は、多くの農作物を作って他の町に売る事で生活が成り立っている普通の村である。
その他にも家畜からとれる繊維や乳製品を扱っている村として有名だ。
アイシャ「さーてと、もうすぐタナーの村だけど、大人しくしてね?スラミィ」
(´∀`)「…スラミィ、オトナシク…スル!」
アイシャはスライムに《スラミィ》という名前をつけてあげた。
共に冒険する仲間になる以上、[スライム]では困るだろう。
……問題は、雄なのか雌なのかが不明だった事だが、《スラミィ》ならどちらともとれる名前だろう
…多分……。
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〖???〗
?「…………なんだ?やけに静かな村だなぁ」
アイシャ達とは別の道からタナーの村に入ってきた人物は、村の静けさを不信に思った。
その人物は女性で、赤いショートヘアに同じく赤い目をしている。
服装は、全身をマントのようなものに覆われていて解らないが、一見するだけで戦い慣れしているような雰囲気をうかがえる。
?(…こりゃあ何かあったな)
家の中からは人の気配がするのに、誰も外に出てきていない。
経験上、こうゆう時は大概厄介な問題を抱えた村な事が多い。
モンスターが田畑を荒らす、
盗賊が幅を利かせる、
役人が(以下略
……だが、
?(少しは稼げるかな?)
むしろ彼女にとっては稼ぐ好機でもある。
モンスターなら打ち倒し、
盗賊なら打ち倒し、
不良役人なら……雇われの用心棒にでもなれば
(不本意だが)、
そこそこ稼げるだろう。
そう考えてると、
?(ん?二人……いや片方はスライムか?)
その視線の先には、丁度村に入ってきたアイシャ達がいた。
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アイシャ「あれ?誰もいない………」
(´д`)「イナイイナイ」
村に入ったアイシャ達は、村人が1人も見当たらない事に違和感を抱いた。
何故なら家畜や農作物で成り立っている村で、誰も働いている気配がしないのだ。
アイシャ「スラミィがいるから…ってわけでもないよね。」
この世界では、モンスターを連れている冒険者はそれほど珍しくもなく、スライムなどは最もポピュラーな存在だ。
それこそ一般家庭でペットにして飼っているぐらいだ。
アイシャ「とりあえず宿は『ちょっとそこのあんた』…ふぇ?!」
宿を探そうと歩き出すところで、不意に声を掛けられたアイシャ。
?「わりぃ、脅かすつもりは無かったんだ。」
アイシャ「あ、此方こそすいません。気付かなくて…」
そこに立っていたのは、旅の女戦士と思わせるような風貌の女性だった。
赤いショート、同じく赤い瞳、白く全身を覆うマント、その間からビキニアーマーを纏っているのが分かる。
?「あたしはウィルマ、よろしくな!」
アイシャ「あっ、わたしはアイシャ、こっちはスラミィ。こちらこそよろしく!」
(`ω´)「………っ!」
アイシャ「あれ?どうしたのスラ……っ!?」
互いに挨拶をしていると
村の外から何かがやってくるのが見えた
ウィルマ「…あれは……ゴブリンか!」
ゴブリンが五匹、こちらにやってくる!
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ゴブリン「キィ!キキィ!」
ゴブリン達はこちらを威嚇してきた!
ウィルマ「ふん!たかがゴブリンあたしひとりで……ん?」
アイシャ「スラミィ!?」
(`・ω・´)「……………。」
ゴブリン達の前にスラミィが立ちふさがる!
ゴブリン達「…………キィ?」
(・ω・)「……キィ!」
ゴブリン「!!…キキィ!キィキィ!」
ウィルマ「…会話…してるのか!?」
なんとスラミィはゴブリンと交渉を始めた!
アイシャ(……!そうだ!!)
アイシャはスラミィに近づき、なにやらゴニョゴニョと耳打ち(耳?!)した。
アイシャ(……ということなんだけど、出来る?スラミィ)
(`・ω・´)(…ヤッテミル!)
ウィルマ(…こっちは人とスライムが会話してるし)
せっかく耳打ちしたのにバレバレだった。
(・ω・)「キィキィキィ!キィキィキィ、キィキィ!」
ゴブリン「キィキィ?キィキィキィキキィ!」
10分後………。
ゴブリン達「キィキキィ~」
(・ω・)「キキィ~」プルルン
ウィルマ「……なんて交渉したんだ?」
アイシャ「村に悪さしないように、あと何かあればお互いに協力しあうようにって……あっ」
ウィルマ「…あれでバレないとか思った?」
アイシャ「あうぅ」
ゴブリン達を退けた(笑
和解の道も あるんだよ(´ー`)