The "Blue" Reverberation   作:わど〜

12 / 32
やってはいけない誤字をしたので初投稿です。

陸八魔を八陸魔と書くのは…親指だったら関係者諸共即刻処刑でしたね!

は?親指じゃなくても即刻処刑モノだが??(死亡)

本当にすみませんでした……
誤字報告してくださった方本当にありがとうございます……

それはそうとタイトルの意味は今回で結構露骨になったんじゃないですかね?
多分わかる人は前回の"Vc"の時点で察してたでしょうけども。
まだわかってない方はタイトルの意味も考えてみたら楽しいかもしれません。
そんなに深い伏線とかではないですけどね!


第三楽章
Hr, Tb, Tu, Vla.


「ココゴココッ!!!コ?ヒヒ〜〜〜ン!!!」

 

「はぁ…何でよりにもよってこいつと一緒なんだ?」

 

体を倦怠から叩き起こすような喧しい鳴き声が街に響く。

鳴き声の元は、人間の体のロバと犬と鶏の3つの頭がくっついているような異形だ。

隣にはこれまた狼のような異形がおり、鳴き声を喧しそうにしている。

 

「ワウ!ワウワゥワウ!!!ココッ!!」

 

「おいそこの!喧しいんだよ!!」

 

どこからか不良たちが飛び出して来る。

不良は異形の二人組を脅すが、その2人はまるで気にも止めていない。

 

「おい、お前のせいでなんか出てきたぞ?」

 

「ワウ!!!ヒンヒ〜〜〜〜!!!!」

 

「お前が喧しいからだって…だからちょっとは落ち着けって」

 

「おい!無視するんじゃねぇ!」

 

無視されて苛立った不良が二人組に近づく。

大人数で二人組の前を塞いで無理矢理止めようとしている。

 

「なんか言うことあるんじゃねぇの?」

 

「はぁ…おい、まだ許してやるからそこ退け」

 

狼の異形が鬱陶しそうに言う。

挑発された不良の一人が、ついに我慢できないと言うように襲いかかる。

 

「ふざけんじゃねぇ!!行くぞお前等!!」

 

その一言を皮切りにして一斉に不良たちが襲いかかる。

 

「なぁ、自分の強さを弁えた方が良いんじゃないか?」

 

狼の女はそれだけ言うと、右足を振り上げる。

女の右側にいた不良が一人吹っ飛ぶ。

さらに女は左足を軸にして回転し、勢いを付け正面の不良の顎に右足の踵を炸裂させる。*1

回し蹴りを受けた不良は絵に描いたように綺麗に吹っ飛び、不良たちの集団の真ん中に落ちる。

 

「ワウ!ゴココッ!?ヒ〜ン!!」

 

「あ〜あ〜、喧しいな、殺して無いって、手加減位できるからな?何だと思ってるんだ…」

 

不良たちはやられた2人の不良を見つめて震撼している。

対して異形らは平然と喋っていた。

 

「おい、わかったら退け愚図共」

 

「ひっ……!」

 

女が威嚇すると、不良たちは吹き飛ばされた不良を連れて一斉に逃げていった。

 

「これで少しは快適に進めるかな?」

 

「コッコッコ!!ヒ〜ンヒヒン!!」

 

「だから、お前が静かにしてればこうはならなかったんだよ」

 

異形どもはまた街の中を進む。

何事もなかったように。

 

──────────────────────

 

「……」

 

空崎ヒナ。

ゲヘナ学園の風紀委員長にしてキヴォトスでも指折りの実力者。

その実力はゲヘナの風紀委員の力の半分を担うと言っても過言ではない程であり、ゲヘナ学園の圧倒的な抑止力となっている。

だが裏を返せば風紀委員はヒナがいなければ大したことはないと言うこと。

そのツケを払わされる時が今来てしまったのだ。

 

「…なんのつもり?」

 

「ここの連中も思ったより弱いな、道中でボコしてきたチンピラどもと大して変わらない」

 

「…何なの?」

 

空崎ヒナは基本的に自分より他人を優先する。

その性質もあってか、目の前に繰り広げられている惨状(血を吐き倒れる風紀委員たち)と、目の前の化け物の発言が許せなかった。

 

「あなたは…不良たちが目撃したっていうあの…」

 

「あぁ、あいつらそんなことしてたのか?」

 

「ええ、情報ではもう一人居たらしいけど」

 

ブレーメン(あいつ)なら自由にさせてるよ、その方があいつも楽しいだろ」

 

「…あなたたちは娯楽目的でこんなことしてるの?」

 

「おい、勘違いするなよ、私達はふざけてるわけじゃない」

 

「あいつはあいつでやりたいことをしてるんだろうけど…だからと言って何も考えてないわけじゃないだろうし」

 

「あなたは何で…何でここに来て、なんでこんなことしてるの」

 

「私の目的?…おい、そんな悠長なこと言ってんなよ…そろそろ飽きてきたんだけど」

 

「はぁ…お前みたいな性格のやつはこうすればすぐ怒るとおもったんだが、意外に聡明らしいな?」

 

「……まぁ、伊達に風紀委員長じゃないし」

 

少女は怒りを理性で押さえつけながら話を続ける。

 

「…それで、目的は何」

 

「はぁ…私達は私達らしく生きれるように努力してるんだ、これでいいだろ?」

 

「…それがこの惨状に繋がるって?」

 

「はぁ…そうだよ、そろそろ良いだろ、始めようか?」

 

「ええ、お望み通り」

 

異形は飽きを、少女は怒りを抑えきれないというように吐き捨てる。

この2人だけの戦争(喧嘩)を誰が止められようか。

*1
ターニャ姉貴のバトルページ、"蹴る"をイメージ。わからない人は「狼の時間」で検索だ!




読者の皆様が思っていることを当てようと思います。

「行き先決まってるヤツも良いアイデアだったら変更有りうる(活動報告をご覧くださいませ)って言った割に投稿早くないスか?」

Exactly(イグザクトリー)!(そのとおりでございます)

はい、すみませんでした…
思いついたら書かないと我慢できないたちで…(自制ランク1)

もう思いついてるのはこれで終わりなので…許してください…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。