The "Blue" Reverberation 作:わど〜
どうも、ミスって消した私です。
章の設定がなんかおかしくなってまして、「執筆中のヤツ間違って投稿しちゃったかな?」とか思って内容も見ずに消したんだよね。(アホボケカスマヌケ)
幸い自動保存のところからコピペして生きましたけど…
ガチで焦ったよね。
ほんまにビビった……こわい……
もう…もうやらねぇから!!
協力することに決め、とりあえず屋外に出た
しかし、特に何をするか決めておらず、立ち止まってしまう。
「ウタハ先輩、とりあえず外に出たけど何するの?」
困った顔でモモイがウタハに聞く。
モモイはあんなに張り切っていたものの、何をしたら良いのか何も考えていなかった。
そんな様子を察したのか、それとも純粋に気合が入っているのか、待ってましたと言わんばかりの顔でウタハが答える。
「ふふふ、モモイ、こういうのはやっぱり聞き込みだろう」
聞き込み、といういかにも"調査っぽい"言葉にアリスが目を輝かせる。
「聞き込み!アリス頑張ります!」
アリスはそういうと、目の前の人だかりに向かって走り出してしまう。
「吸血鬼を見ませんでしたか!」というアリスの大声がこちらまで聞こえてくる。
「え、待ってアリスちゃん〜!」
それを見ると、心配になったのかユズもアリスの後を追って走っていく。
「アリスちゃんは元気だね…」
「ああ、先を越されてしまったよ。それじゃあ、私たちも始めようか。とりあえず、18時になったらまたここに集合しよう」
アリスを見て張り切ったのか、モモイはさらに興奮して大声を出す。
「よ〜し、頑張るぞ!行こうミドリ!」
「え、待ってお姉ちゃん!」
急に引っ張られて驚くミドリを引っ張ってモモイが走り出す。
「さぁ、私たちも行こうか」
「頑張りましょう部長!」
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聞き込みは問題なく順調に進んだ。
手分けしたこともあり、かなりの人数に話を聞くことができたが、しかしそれらしい証言は得られなかった。
集合の時間になりまた集まった一同だが、─アリスを除いて─みんな疲れているようだった。
特に普段大きく動かないユズは、アリスに振り回されたこともあって今すぐにでも倒れてしまいそうだ。
「疲れたよ〜いい感じの情報も無いし〜」
「お姉ちゃんずっと走ってて無駄に体力使ったからでしょ」
ベンチで(一番疲れているユズを差し置いて)寝っ転がっているモモイが弱音を吐く。
そこでモモイがはっと何か思いついたような顔になる。
「そうだウタハ先輩、いい感じの発明品無いんですか!」
「う〜ん、そこまで都合のいい物は無いと思うけど…一応何か使えるものが無いか確認してこようか」
「あ、じゃあ私が行ってきます、ちょうど水を買ってこようと思ってたので」
そうヒビキが名乗り出る。
ウタハは若干申し訳ないような声色でお願いする。
「いいのかい?じゃあお願いするよ」
ヒビキが部室へと小走りで出発する。
それ以外の面子は、ヒビキが戻って来るまで各々一旦休憩となった。
そうして一時休憩していた一行だが…
ウタハのスマホが鳴る。
見るとヒビキから電話のようだ。
先程部室へと行ったばかりだから何かあったのかと心配になりながらウタハは電話に出る。
「もしもし?どうしたんだいヒビキ」
「大変先輩…発明品がなくなってる!」
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…@wgdptcph73g:83mg"[email protected]@5g'pjsptw…
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「はじめまして、ご機嫌いかがだろうかミレニアムの方々」
「最近はヴァンパイアハンターを兼ねている方も居るとか?戦闘にも自信がおありとは、流石でごさいますね?」
エンジニアの部室。
その中で、白髪の男があちこち見回しながら喋っている。
芝居でもするかのような身振りで、あるいは独白するかのような喋り方で。
「自己紹介は後として、俺はここに来た時からずっと気になっていたことがあるんだ」
「殺しがタブーのこの世界で、どうやってこんなに発展することができたのか」
「あぁ、もちろん俺達が異常なのはわかっている。あんな人を馬鹿にするような技術はどれだけ人間を発展させていようが異常だ」
「だがそれとは別として、この世界で科学がこんなに発展しているのはおかしいだろう」
「ここの人間がいくら頑丈でも、ここまで発展するために犠牲がでていないとは言わないだろうな?」
「死ぬまでは行かずとも生活を奪われた者が必ずいる。それを見逃してのうのうと生きているならそれは都市となんら変わらない」
「だがそれを貶すことは出来ないんだ。結局人間というのはそういうふうに出来ているから。」
「きっと、誰もが見えない糸に繋がれて生きているんだろうな」
男の口調が少し沈む。
先程まで調子よく話していた男は、それを表には出さないものの明らかに言葉に哀しみが帯びる。
と、その時奥から女が歩いてくる。
冷たい─というよりも興味の無い、というような目つきで男を見る。
「何馬鹿なことやってるのよ。前みたいに見てる奴もいないし、もしかして機械にでも話しかけてるわけ?」
「悪い癖だ、前も言ったか?」
「それに、案外覗き見覗き聞き趣味の方々がここにもいらっしゃるかもしれないぞ?ここの部活は工学が発展してるそうだし、録音機くらいあるかもしれないだろ」
「それにしても中々役に入り切ってるな?まさに誰もが想像する"悪い血鬼"だ」
「はぁ、本当馬鹿みたいね、時間取りたくないから早くして」
女はそれだけ吐き捨てるとどこかへと歩いて行ってしまい見えなくなる。
男は一瞥だけしてすぐにその表情の読み取れない顔に少しの笑みを浮かべてから女から顔を背ける。
「本当に薄情な奴だな」
「さて、改めてはじめましてミレニアムの方々」
「あぁ、もちろんそうじゃない奴も居るかもしれないな。不運にもあの意地汚いエレナの奴に見つかって気を失った運の無い奴も。」
「俺は人形師。さっきの奴は最近あんたらが躍起になって探している血染めの夜だ」
男が名乗る。
そして、次第に姿が変わってゆく。
黒く、金属のような頭に赤い目がいくつもついている。
真っ黒な服には青い意匠が施されている。
「少々事情があってそこらへんにある発明品を失敬させていただいている。なんだったか、エンジニア部だったか?ここの発明品は良いもの揃いだそうじゃないか」
「いただいた発明品がどうなっているかは…まぁ、近い中にわかるだろう」
「さて、ではそろそろ仕事を始めさせてもらおう」
「何、ただの人形遊びだ」
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「ここで映像も音声も途切れていますね…」
監視カメラの映像─もちろんエンジニア部製、録音機能付きである─を見ていたコトリが言葉を詰まらせる。
当たり前だろう、彼等にとって命、もしくは魂とも言えるような発明品たちを根こそぎ奪われてしまったのだから。
「これは…部長会議で言われた、発明品が無くなるという…」
「あ!ユズが言ってたやつ!」
モモイが、今日部長会議から帰ってきたユズが言っていた言葉を思い出す。
"発明品が急に無くなったり"、というユズの発言と重なる出来事に驚いたのか声が大きくなる。
「あぁ、その真相はこの者にあるようだね…」
ウタハが深刻そうな顔で言う。
彼女もまた自らの発明品を奪われたことにショックを受けているのかいつもの自信満々な顔では無くなっていた。
「落ち着いて、一旦状況を整理しよう」
あとがきで「次回推理回!」って書いて次回予告詐欺したのだけは覚えてる。
んなこと覚えてんな…タイトル覚えてろ…