The "Blue" Reverberation 作:わど〜
どうも、私です。
思いついちゃって衝動的に書いてしまった。
アンケートとか取らなくてすまんかった。
Perc.
キヴォトスは複数の学園からなる巨大な学園都市。
その全ての学園それぞれに特色があり、それぞれの政治があり、それぞれに生徒がおり、それぞれの文化がある。
しかし、キヴォトスはどの学園にも属さない…あるいは属せない、どの学園からも見放された場所がある。
そこはこの世の地獄と揶揄される場所。
学園ほどの規模を持つ巨大な裏路地であり、何者にも縛られることの無い場所。
そして誰もが握られる可能性がある場所。
その一角、どこかの暗い裏路地。
入り組んだその裏路地は、いつからか奇妙な名で呼ばれていた。
曰く、"美食の路地"。
違法兵器や闇金が横行するこの場所には、あまりに似つかわしくない二文字。
その場所では誰も飢えることがないと。
誰もが欲望の儘に食を貪ることができると。
そして、そのためなら何をしても許されると。
そういう噂だった。
その美食の路地の中に、食を追い求めるシェフが1人。
栄養を求める体はあまりに大きく、貪欲なその口はあまりに多い。
美食への飽くなき探究心は、その体から来ているのだろうか。
「さぁ!今日も食材を探さなきゃね!!」
「ここは本当にいい場所ね!どこを見ても、脂が良い感じに乗ってて、でも油っぽくはならない!そんな食材で溢れてる!!」
「ただ、せっかくの食材を目の前にしても調理しちゃいけないっていうのが本当に残念でならないわね!」
シェフは道具を準備し始める。
よく研がれた包丁、努めて手入れされたフライパン、そしていつも握っている肉たたき。
道具を見ればそのシェフの腕前がわかるというが、その道具は彼女がまさに最高のシェフだということを示していた。
「でもまだ飢えてる人たちがいるみたいね。そして4食、5食食べてる人も!」
「欲張ってる人はどこにでもいるわ、それはいいんだけどね!そのせいで飢えた人がいるっていうのが問題よ」
「やっぱり!純粋な人で得意の肉料理を披露したいわね!!それくらいなら誰もが満足できる出来になるでしょう」
次は調味料だ。
調味料は料理の味の全てを決めると言っても過言ではない。
作る料理によって使い分けるので、たくさんの種類が必要だろう。
そしてやはり、彼女が持っていない調味料は無かった。
「それはそれとして!そろそろ食材を探さないとね!!今日はどんな料理を作ろうかしら?やっぱり肉料理がやりたいわね!」
ここは美食の路地。
誰も飢えを感じることの無い路地。
誰もが最高の美食に出会うことが出来、最高の美食を追い求めることができる。
そして、美食になることを受け入れなければならない路地。
グレタ姉貴えっちだなぁ(脳死)