The "Blue" Reverberation 作:わど〜
そうして僕を初投稿しろ。
どうも。私です。
ちょっと前から温めてたネタなんですが、第二楽章が終わったので出して行きます。
なんということも無いですが、何気に特定の楽団員にフォーカスした単発サブストーリーは初めてですね。
基本的にサブストーリーはこういう形になるかと思います。
これからはサブストーリーもドシドシ投稿して行きたいですね〜!
って前回のサブストーリーでも言ってた。
「う〜〜ん…」
アビドス高校、その教室の中唸る生徒が一人。
ホシノは机に手をつき、頬杖をしながら何か思案するように、柔らかくも難しい顔をしながらうめき声を上げる。
「ん、ホシノ先輩、最近唸ってることが多い」
「うへ?あ〜…そうかな、でちゃってる?」
「ん、わかりやすい」
すぐ隣に居たシロコが、先輩を憂うように言う。
ホシノはこれまた困った顔をしながら、自分を心配する後輩に嬉しさを感じつつ答える。
「前話たじゃな〜い?あのフィリップさんとの」
「うん、覚えてる」
以前の出来事。
ホシノがフィリップを警戒し事を起こしたのが発端の、事件と言うには少し厳かな出来事。
ホシノは─フィリップのことについてはあまり詳しく語らなかったが─あの後自らの口から後輩へ説明していた。
「その時にね〜?おじさんフィリップさんのあの冷めた感じが気になってさ…」
「『フィリップさんを熱くしてやる〜』みたいなことを言っちゃったんだよね」
「どうしたらあの人を熱くできるかな〜って」
ホシノは笑って、「私が言ったんだけどね〜」なんていいながらまた悩み始める。
それを見て、シロコが何か思いついたように言う。
「ホシノ先輩、いい案がある」
「おっ?どうぞシロコちゃん!」
「ん、人っていうのは大量のお金を見ると興奮するもの…つまり」
「うへ?シロコちゃん?ちょっとまっt」
「ん、銀行を襲う」*1
「やっぱりね〜、却下だよシロコちゃん…」
「ん!?む〜…」
──────────────────────
少しして、シロコが落ち着いた後、ホシノは廊下を歩きながら考えていた。
「うへ〜…シロコちゃんはなんでも銀行に繋げたがるね」
「とはいえ、一人では限界があるし…やっぱり他の子にも頼ったほうがいいかな?」
「あ、ホシノ先輩」
悩むホシノに話しかけたのはセリカだった。
「あ、セリカちゃんいいところに」
「え?どうしたのホシノ先輩?」
「それがね〜、かくかくしかじかでね〜」
「いやそれじゃわかんないですよ、漫画じゃないんですから」
「うへ〜、ちゃんと説明するよ」
ホシノがセリカに事情を説明すると、セリカもホシノと一緒にう〜んと考え始める。
2人であ〜でもないこ〜でもないと話し合う。
「…そうだ、フィリップさんアビドスに来たばっかりだし、アビドスを案内するっていうのはどうですか?」
「お〜!いいね〜」
「…いや、でもアビドスに案内して盛り上がるような場所ってあるのかな?」
「たしかに…」
「「う〜ん…」」
結局2人ともいい案は出ずに終わってしまった。
なので、アイデアを出すためにもホシノは再び校舎をぶらぶら歩き始める。
校舎を一周して教室に戻って来ると、アヤネとノノミがくつろいでいた。
「あ〜!アヤネちゃ〜んノノミちゃ〜ん」
「あっホシノ先輩、どうしたんですか?」
「それがね〜かくかくしかじかで」
「それは大変ですね〜、一緒に考えましょう☆」
「「ノノミちゃん今のでわかるの!?」」
ノノミの謎能力が発揮されたところで、3人での話し合いを始める。*2
そしてさすがノノミ、すぐに案が出る。
「プレゼントを送るなんてどうでしょうか、郊外まで行かないといけませんがとっても良い物が見つかりますよ!」
「お〜さすがノノミちゃん、おじさん感心しちゃうなぁ〜」
その後もノノミ、たまにアヤネが案を出して話し合いが進む。
「ふむふむ、ありがとうね〜2人とも〜」
ホシノがノノミとアヤネに感謝の言葉を伝えると、思い出したようにアヤネがホシノに言う
「あ、そうだホシノ先輩、ベタですがやっぱりこういう物は…」
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数日後、何もない日。
特に用事も、建物も、草木一つも無い砂漠。
そこにフィリップは呼び出されていた。
相手はもちろん……
「あ、先についてたか〜、おじさん遅れちゃったかな?」
「いえ、別に」
ホシノ。
フィリップはなぜ呼び出されたのかわからないという顔でホシノが口を開くのを待つ。
「おほん、本日フィリップさんを呼んだ理由、それはね…」
「アビドス高校主催!名所を見つけて創り出せ!アビドス巡り〜〜〜!!」
「…を開催するためです!!!!」
「……………はい?」
今回は対策委員会のみんなを喋らせるのに苦労したせいで投稿遅くなりました…
そしてこのふざけたタイトルの回の後編があるという恐ろしい事実。
でぇじょうぶだ、後編は大体(頭の中で)できてるから…(震え声)