The "Blue" Reverberation 作:わど〜
なんか会話文がめちゃめちゃ多くなりますね…頑張って地の文も書いてるんですが
今回は一人称視点なので実質的に地の文0だし…
偉大なる先輩方の小説読んで勉強してるんですけどね!(読んで笑ってるだけ)
残響楽団、二度目のアンコール
「…ここは……」
「ははははは!!アンコールはもう終わりましたが…まさかまさかのWアンコールですか!?」
「うるさいですよ…」
「いやん!静かなお友達は厳しいですね!しかし…くんくん、ここはあんまぁ〜い臭いが香ってきますね!?酸っぱくも臭くもないんですからまったく!」
「キャン!!ココッ!?」
「ここはどこなのかしらね!?見たこともない食材の臭いがするわね!!」
「なんですか…?私たち、今度は本当に死んでしまったはず……」
「はぁ……また面倒なことになったみたいだな?」
「体が…元の姿に戻っている。人形たちも壊れる前に戻っているな」
「わたくしに染み込んだあの偉大なる力も、不完全な物となっているのを感じますね」
「いいから移動しないか?喉が渇いて仕方ない…この
透き通る世界にはまるで似合わない異形の者共が、口々に騒ぎ出す。
いきなり現れたそいつらは、異様な雰囲気を放っている。
「皆落ち着いて…俺達に、もう一回チャンスが与えられたんだ…なら、また頑張るべきだろ?だからまず落ち着いて…」
その様はまるで演奏者たちを統率する指揮者のようだ。
「とりあえずここはどこなのか…都市でも無さそうだし…」
「…そうだ、そこの人?」
"……!!"
"クソっ…"
でかけたら、急に目の前にこんな奴らが出てくるから影から見ていたけど…バレていたなんて。
"こんなことになるなら大人しく逃げておけば良かった…!"
「おい…一方にこっちをジロジロ見てた癖に…逃げられるとでも?」
狼頭のバケモノがありえない速度で近寄ってくる。
まずい…こいつらも
「おい、あまりぐちゃぐちゃにしすぎるなよ、人形にするにはある程度形を保っていないと…」
「私が味わうためにある程度は残しておいてくれよ?」
「ハンバーグ……ミートシチューなんかもいいわね!!筋肉もついてない、柔らかくて美味しそう!!」
「皆落ち着いて…ターニャ、あんまり痛めつけるなよ、見た感じ力も無いようだし…」
「旦那、私は手加減を間違えて殺すような阿呆じゃないさ」
"クソっ…何する気だ?"
「はは…こんな状況でいい威勢だね?」
どうする…生徒たちに頼るか…でも、こいつらは絶対にヤバい…!生徒たちを頼れば、逆に生徒が危ないだろう。
私は先生だ…生徒を危険にさらしちゃいけない。
なら…クソ、どうする…!
「でも…安心してくれよ、俺達に敵意はないから」
"この状況で信じられると…?"
とにかく威勢だけは良くしないと…!私にある程度力があると思わせないと終わりだ…!
「さっきから聞いてたんだろ…?なら俺達が唐突にここに来て困惑してるって事くらい知ってるだろ」
「俺達はただ…そう、この世界について知りたいんだ」
「君は力が無いみたいだし…素直に従ったほうが良いんじゃないかな?」
"…クソ、バレてたのか"
「ただ説明して…案内でもしてくれればいいから、それで見逃すっていうんだから…結構な条件なんじゃないかな?」
どうする…こいつらは確実に危険だ、案内なんてすれば生徒たちにどんなことをするかわからない。
しかし…いや、考える必要もないだろ!生徒たちが危険にさらされる可能性があるなら、私がどうなろうとも…!
「え…な、何やってるんですか!?」
"ユウカ!?"
「あ〜…ちょうど良いところに、プルート」
「はい。」
「え…」
バチッという音が鳴ったと思えば、ユウカが魔法陣のようなものに閉じ込められていた。
「何これ!?」
「失礼、少し付き合ってもらいます。」
"何やってるんだ!?"
「落ち着いて…少しここに静かにしてもらっただけだよ」
「あ〜…生徒が大事なんだろ?」
"…!"
まるで私の思考を読んだかのように、私の言いたいことを先に言う。
「安心してよ、こんなに綺麗なのを見るに…ここでは人が死ななくてもある程度やっていけるんだろ?」
「俺たちも、別に人殺しをしたいわけじゃないし、手段としてそれを使ってきただけだよ」
「それが必要無いなら、別にしないことだってできるんだ」
「ターニャ、降ろしてあげて」
"…"
私は少しばかり乱雑に降ろされる。
どういうつもりだ…?
「プルート」
また不思議な音がなったかと思えば、こんどはガイコツのようなやつが前にでて、紙を差し出してきた。
「こちら、契約書です。簡単にご説明いたしますと、この契約書に署名なされば、わたくしたちはこの世界に住む人物に対して、殺害やそれに準ずる行為を一切しないこと、また、そこにいらっしゃる方を解放することを約束いたします。」
「その代わり、貴方にはこの世界についての情報を渡すことと、わたくしたちへのある程度の自由を許可していただきます。」
なんだって…?契約?
"信用できないな…"
「俺たちも約束は守るから…それに契約しないとそこの子もどうなるかわからないし…それに君自身どうしようもないだろ?あぁ…君は自分の身よりも周りの人間が気に掛かるタイプかな?」
「10秒あげるよ、じっくり考えて…」
10秒でじっくりもクソもあるかよ……!
「10…」
どうする…契約…信用出来ない奴らの契約を受けていいのだろうか。
「9…」
しかし…生徒たちの安全はある程度保証されるし、ユウカも解放されるなら…
「8…」
いや、こんな奴らが本当に契約を守るのか?
「7…」
うっ……でも…みんなの安全を守るには……
……
"本当に、生徒に危害は加えないんだな?"
「ええ、契約書に書かれている通りです」
"………"
クソ…本当に良いのか…!
「6…」
でも他に選択肢がない!
どこかにペンは……
「あぁ、ペンならここに」
"………ッ"
私は葛藤しながらも、差し出されたペンを受け取り、契約書に署名する。
"…はい"
「はい、確認いたしました」
三度あの音がなると同時に、ユウカを囲んでいた魔法陣が消える。
「先生…!大丈夫なの!?」
"ユウカ、とりあえず逃げるんだ…あいつらは私をどうこうするつもりは無いらしいから…"
「お話中失礼ですが…早速お願いしても?」
"ああ…"
「待って!私もついていくわ!」
"ユウカ!?"
「よくわかんないけど…先生一人じゃ不安だわ」
"ユウカ、でも…"
「大丈夫よ先生、契約にあったでしょ?私も大丈夫だから…」
「あら〜!まるで不安症なダチョウさんみたいですね!?」
「はは…まあ、俺たちは案内人がどれだけいてもいいよ」
"ユウカ…わかった"
「じゃあ先生、それと…誰?」
ユウカの言葉でやっと名前を知らないことを思い出す。
リーダーらしき指揮者の男が首を捻り、悩む。
「あぁ、俺たちは…なんだったかな、たしかハナは…」
「残響楽団って呼んでたっけ?」
一言「うるせぇ!」って言って終わりの男、フィリップ
餃子くん基本的に無口だし悲観的だから喋らせにくいよぉ…
あとブレーメンは鳴き声だから大変だと思ったけど内容考えなくていいから意外と楽だな?
オズワルドが一番キツかったです(血涙)
─追記─
どうも、アンケートで「楽団員が先生になる」という項目を追加したのに先生を普通に出したあほあほ頭からっぽ大戦犯野郎です()。
投稿してから…投稿してから気がついたんじゃ…!
これはもう作者をブチのめすしかない…もう助からないゾ☆
とりあえずアンケートの方は、性別の方になったらそのままその性別に、楽団員の方になったら…
どうにかします(無計画)
先生殺そうかな…