The "Blue" Reverberation 作:わど〜
思っていることを文章にするのって本当難しいことですね。
常々思ってはいましたが私はそういうの苦手なんですよね…
いいアイデアを思いついてもぼんやりしてて文章にできないんですよ〜
だから小説って楽しいんですけどね。
「…」
フィリップがアビドスに訪れて数日経過した。
フィリップは相変わらず冷めた雰囲気を漂わせているが、対策委員会のメンバーの気さくな性格もあって上手くはやっている。
だがフィリップは以前蟠っており、自分の感じた何かが理解できていないことに対して一抹の不安感と不快感を感じていた。
それはフィリップの受け身で自分から行動しようとしない性質のせいだろう。
「フィリップさ〜ん?ちょっと2人で話さない?散歩でもしながらさ」
フィリップにとっていつだってきっかけは向こうからやってくる物だった。
それが良いものであれ悪いものであれ。
ただ泣き喚くことだけに必死な子供は、それ以外の事に手を付けられない。
今回も例外ではなかったというだけだ。
「うへ〜、おじさんフィリップさんと2人は初めてだから緊張するなぁ」
「…そうですか」
空気が倦怠感で満たされる。
「フィリップさんはなんでアビドスに来たの〜?ここには観光地みたいなところも無いけど」
「…元々一緒にこの世界に来た方々が居ました」
常にだらけているホシノ。
「その方々が…自分の行きたい場所に行こうとしているので僕もそうしただけです」
「ふ〜ん?でも…なんでアビドスを選んだの?」
「なんででしょうね、僕にもわかりません」
冷めきっているフィリップ。
「ありゃ、自分でもわかんないの?」
「僕は…僕はずっと逃げてきましたから」
「そっか」
"怠惰"という共通点を持つ両者のみがこの場に居るのだから当然だろう。
「もういいよフィリップさん」
「お前の目的は何だ」
ただそれは傍から見ればの話だ。
フィリップは気がついていた。
この目の前の
ただそれでも…
「…僕は自分がなぜここに来たのかわかりません」
「は?」
「ただわかることがあるとすれば…」
「あなたが僕と似ているということだけ」
…それでも、ホシノが自分と似ていると断言できるのはなぜだろう?
その問いが新たに心のなかにまとわりつく。
しかし、その答えもフィリップは知っている。
「…何だと?」
「僕は…昔親しい人を亡くしたんです」
「それも、僕のせいで」
「………!」
ホシノの顔が険しくなる。
「そして、また他の人に助けを求めて、同じように殺してしまった」
ホシノは無意識にかつての先輩を思い浮かべる。
記憶にまとわりついているのはねじれ、過ぎた幻影と哀しみの傷だけだった。
「僕は…自分は他人のために動いていると思っていた…勘違いしていた」
ホシノは無言になり話に聞き入る。
聞いてはきっと心に蟠りができるだろう。
そう理解している。
それでも…聞かなければならない気がした。
「あの人のため、この人のため、どこかの誰かのため…」
「でも結局、僕は他人の事なんて考えてなくて、全ては自分のための行動だった」
「利他的という皮に隠れた危険な利己主義…」
「それを指摘してくれる人も居ました」
「でも僕は、自分を非難する声を聞きたくなくて耳を塞ぎました」
何も聞こえない。
この場にはフィリップの声以外の音は何一つ響かない。
「自分が何をしたのか、目の前にはありありと示されていました」
「でも、自分を否定される気がして、目の前の光景を見たくなくて、目を閉じました」
何も見えない。
顔を地面に向けて、もう二度と上げたくない。
「何を言うのか…何を言うべきか、自分を弁明して、正当化しようとする言葉しか口からはでてきませんでした」
「だから、どんな言葉を言えばいいのかわからなくて、口を開くことをやめました」
何も言えない。
喉が詰まって何を言うべきかわからない。
「そして…そしてどんなことをしても非難されるのに疲れて、何もしないことにしました」
「こんなことをしていれば…立ち上がらんとしていた…そうして周りの物を失わないようにしていた嘗ての僕が怒っているでしょう」
口調が少し熟れる。
嘗てを思い出すように。
冷めた雰囲気は変わらずとも、そこに静かで物憂げな、夕焼けのような灯りが灯る。
「でも…結局人間は、弱ければ壊れて、強ければ折れてしまう生き物だった」
「結局、僕にどうこうできる問題じゃなかったんです」
「じゃあどうすれば、この目が痛くなる目まぐるしさの中で失わずにいられるでしょう」
「いいえ、失わないことはできません」
「少なくとも…僕にそうすることはできなかったです」
「だから…もう、何も所有していないと思うことにしたんです」
口調は一転する。
またあの冷めた、怠惰を帯びた口調だ。
「僕は幸せになるためにその人たちについていった」
「でも、果たしてどうだろうか…僕は幸せなのだろうか」
「ただ、一つ言いたいのは悪い人たちではなかったということ」
「僕から幸せを奪ったのは結局僕自身だったというだけ」
ホシノは顔を顰める。
「それなら、あの時の僕が、今知っていることを知っていたら何か変わっただろうか」
不快ではない。
「…少なくなくとも今の僕はあの時の選択を責めたりしない」
気分は明瞭だ。
「あの悲痛に満ちた選択も…結局は今に至るまでの過程に過ぎないから」
理解もできる。
「一度究極に至れば、其れまでの全てに感謝することになる」
理解できてしまうが故…
「たとえあの時の僕が泣き叫んでいても…」
ただただ泣き叫びたくなる。
「最後には僕は今までの全てに感謝することになりますから」
「きっと…あなたも僕と同じような経験をしたんでしょう」
「……」
それでもホシノは…
「……私は…」
「すまないけど貴方とは違うよ」
フィリップと自分が同じだとは思えなかった。
長ぁぁぁい!!!
終わりどころがわかんねぇ!!!!
これを書くために数日費やした…ムズい…感情描写ムズい…
ブルアカはまだよくわかりませんが、プロムンは前々から語彙力すごいなぁと思っておりましたが改めて心の中の笑う顔たちが
「プロムンの兄貴やべぇな」「なぁ」
しました。
ホシノも餃子も感情を表に出さないからキツイ…
特にホシノが餃子を脅す部分はもうちょっと良くできたと思う。
青いキチガイの「もういいよイオリ、生きるのはやめにしよう」ってセリフが大好きでね…それイメージしたんだけど…
なんか違う!!!!
ムズい!!
がんばる………