異能大戦ソウルギア   作:あさねこ

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さぁ心機一転スキル装備の真バージョン(戦いはまだない

 

 翌日。朝食も食べ終わったので、テルクシノエーがPCとスマホアプリを連動させて、PCを使ってスキルセット計画を立ててくれた。

 

 俺も色々考えたが、この辺りは彼女に任せた方が良いだろうと考えての事だ。一応全員からセットしたいスキルとスキル傾向を聞きながら、残りポイントを使ってコモンスキルとある程度になるがレアスキルを購入している。

 

 まず俺のスキル計画だが、格闘と剣術を使えるようなスキル構成にする事にした。このメンバーの中で唯一の完全白兵特化なので攻撃をメインにしたスキルをセットする事になる。

 

 という訳で俺の今のステータスから行ってみるか。

 

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【プレイヤー:御堂友樹(ミドウトモキ)】【所持ポイント:1564】

【LEVEL:3】

【ステータス:パワー:5 マジック:1 ガード:4 レジスト:4】

【スキル:ソウルギア:サイレーンLv3】

【スキル:ソウルギア:テルクシノエーLv3】

【スキル:ソウルギア:ミューズLv3】

■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1

【C:先手】

【C:念話】

【C:蓮華】 

【C:毒耐性】

【C:攻撃力強化】

【C:命中力強化】

【R:小剣との親和】

【R:ストラグルアタック】

【SS:トランスブースト:未熟】

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 新しく購入したのは速剣術の基本技【蓮華】なんでも次の技に連鎖させる事で連撃を可能にする技らしい。この前レヴォが使っていた技の一つだ。剣も使うならこれが必要だろう。

 

 【ストラグルアタック】ってのは攻撃時に同時に発動させるいわば気合溜めみたいなもんらしい。1日に最大5回まで使える一撃の威力を増加させるスキルだ。この最大5回ってのは、よくわからんが自分の幸運に左右されるらしく、運がない奴だったら1回しか使えないし、運がいい奴なら5回フルで使える。

 

 まだ試してないからわからないが、もし1回しか使えないのなら切り札にするかミューズに渡して置く予定だ。他のレアスキル入れた方が良いだろうしな。

 

 しかしポイントの残りが1500少し、レベルアップとガチャに11000Pも使ったし、他のスキル買うのにも消費したから一気になくなったな。

 

 これからの生活費としても使うだろうし、万が一があればミッション中にスキルを購入したり、このポイントだと1回限りだがミューズの切り札スキルを使う時の為にも取っておかないとならん。

 

 1500、つまり1500万か。金銭感覚が壊れそうだよな。

 

 で、次はサイレーンのステータスとスキルはこんな感じになった。

 

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【ソウルギア:サイレーン】

【LEVEL:3】

【ステータス:パワー:2 マジック:5 ガード:4 レジスト:5】

【スキル:ブレイブシャウトLv3】

【スキル:ヒーリングボイスLv3】

【スキル:サイレーンヴォイドLv2】

【スキル:死へ誘う歌声Lv1】

■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1

【C:七色の声】

【C:毒耐性】

【C:歌唱】 

【C:念話】

【C:火炎】

【C:ハイヒーラー】

【R:天使の歌声】

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 ポイントが少ない所為でSレアスキルとかは買ってやれなかったが、レアスキルの【天使の歌声】ってのを購入してやる事が出来た。

 

 こいつの効果は【歌唱系】のスキルの成功率や効果量、発動率の強化だ。

 

 これがあればサイレーンの【ブレイブシャウト】を除く歌スキルの効果と成功率が大きく上昇する。特に回復能力の【ヒーリングボイス】や【死へ誘う歌声】は大きな強化が見込めるだろう。

 

 一応コモンスキルだが、ガチャから出た火属性魔法の【火炎】もセットしてあるし、【ハイヒーラー】があれば回復効果もさらに上昇する。

 

 前衛には立てないが、後方支援や牽制攻撃などが出来るようになってくれた。

 

 次回のミッションでの活躍を期待だな。

 

 そして次はテルクシノエーだがこんな感じになった。

 

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【ソウルギア:テルクシノエー】

【LEVEL:3】

【ステータス:パワー:0 マジック:10 ガード:2 レジスト:4】

【スキル:狂乱の唄Lv3】

【スキル:勝利の唄Lv3】

【スキル:木星の加護LvMAX】

【スキル:魔性の魅惑Lv1】

■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1

【C:治癒】

【C:解毒】

【C:鎮静】

【C:念話】

【C:毒耐性】

【C:沈黙耐性】

【R:絶叫喚】

【R:エンサイクロペディア】

【SR:闇槍魔破】

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 回復属性魔法の【治癒】【解毒】【鎮静】を購入してセットしている。

 

 解毒の魔法がコモンで買えるなら毒耐性なんて要らないんじゃないかとも思ったが、毒になってから治すのと毒になるのを防ぐのだったら、後者が優先した方が後々有利になるって事だった。

 

 確かに毒になった後解毒してる暇がない可能性もあるからな、そこまで考えてなかったよ。

 

 【鎮静】は精神的な状態異常を回復する魔法らしい。俺はテルクシノエーのお陰で精神状態異常は防げるが、サイレーン達は他のプレイヤーはそうはいかない時もある、混乱したり発狂されて暴れられる前に回復するって事だ。

 

 これの弱点は有利な精神効果も回復させるって事だが、些細な事だろ。

 

 次にレアスキルの【絶叫喚】

 

 読みはそのまま「ぜっきょうかん」だそうだ。邪属性魔法の一つで使用者の周辺の敵全体を対象として恐ろしいほどの恐怖効果を与えるって魔法らしい。

 

 成功すれば【混乱】と【恐怖】状態になってまともに動く事も出来なくなるそうだ。絶対に食らいたくねぇな・・・だからこそそれを回復できる魔法を覚えたんだろうが。

 

 お次にもう一つのレアスキル【エンサイクロペディア】

 

 あれか? ネットの嘘情報ページの親戚かと思ったが、こいつの効果は【相手のレベルとステータス、弱点を看破】するって言うとんでも能力だった。

 

 レアスキルなのに強くねぇかと思ったが、自分よりレベルが2高い相手には基本的に通用しないらしい。

 

 とはいえ成功さえすれば相手のステータスと弱点が丸わかりになる。そうなれば適切に戦う事も出来るだろうし、戦闘を有利に持っていくには必要なスキルだろう。お値段が結構痛かったが、これをテルクシノエーが使ってくれるならかなり安心だろう。

 

 後、この後のミューズ含め全員【念話】をセットしているのは、このエンサイクロペディアで手に入れた情報を直ぐに俺達に伝達するためだ。勿論電話代わりに使えたりもするし、離れていても前みたいに連絡が出来ないって状況も打破できる。

 

 スキルって言うのはこうしてみると本当に必須なんだな。

 

 ポイントがどれだけあっても足りやしねぇ。

 

 で、最後はミューズだが、一番セットに悩んだのがこの二人だ。

 

 何せ何でもできるから、何をセットしていいかわからないって事だ。後二人いる時点で戦力的に助かるが、スキルに関してはデメリットしかなかった。

 

 理由はミューズが【二人で一人】と言うタイプのソウルギアだからだ。

 

 つまりセット出来るスキルは俺達と同じ個数までになる。二人いるからスキル総数も2倍って事にはならなかった。これはジェミニも同じ弱点を抱えているらしい。それでもあれだけ強いのだから、戦い方とスキルのセットで大きく変わるんだろうな。

 

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【ソウルギア:ミューズ】

【LEVEL:3】

【ステータス:パワー:4 マジック:4 ガード:4 レジスト:4】

【スキル:才能開花Lv3】

【スキル:ジャッジメントLv3】

【スキル:九の神の加護Lv3】

【スキル:―――――Lv1】※詳細不明

■スキルセット:C:6 R:5 SR:3 SS:1

【C:念話】

【C:風刃】

【C:邪糸】

【C:魂弾】

【C:攻撃力強化】

【C:魔法力強化】

【R:スティール】

【R:ヘイトコントロール】

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 テルクシノエーと彼女達で相談した結果、黒髪ミューズは魔法をメインで戦いたいとのことで風属性魔法の【風刃】と邪属性魔法の【邪糸】【魂弾】をセットしている。

 

 金髪ミューズ・・・そろそろ二人に個別に名前考えてやらんとな、いや今はスキルの方だな。こっちは俺の隣で敵の邪魔をしたいって事で、相手からアイテムを盗む【スティール】と自分のヘイトを自由に変更できる【ヘイトコントロール】をセットする事になった。

 

 このヘイトってのはゲーム的に言えば【敵対心】みたいなもんで、これが高いと襲われやすいっていう奴だ。もっと分かりやすく言うと、俺とミューズが居たとして、俺は何もせずに居て、ミューズの方が相手をしこたま馬鹿にしたりおちょくったり、攻撃して邪魔ばかりしてたら、相手も怒ってミューズの方を狙う可能性が高いだろ?

 

 これがヘイトって奴で、このヘイトコントロールは自分のヘイトを急に高くしたり減らしたりできるってスキルなんだそうだ。

 

 相手がプレイヤーなら効きにくいかもしれないがモンスターだったらかなり優位に戦う事が出来るだろうとテルクシノエーも言っていた。

 

 とりあえず今できる俺達の最高がこれだ、次のミッション、どんな面倒な奴かは分からないが、必死に生き残ってやる。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

「という訳でだ。ミューズの二人に名前を付けようと思う」

 

「マスター、私は!?」

 

「いや、サイレーンはサイレーンって言う名前があるだろ?」

 

「ぐはぁっ!?」

 

 胸を打たれたポーズで倒れ込むサイレーン。そのままじたばたしつつ最終的にころころし始めたがそれについてはスルーする。

 

「ジェミニ然り、二人でミューズとなれば咄嗟に連絡が大変になりますからね。適切かと思います」

 

「へー、あーしの名前をごしゅがつけてくれるんだ?」

 

「まーちゃんのセンスが試されるよね~。変な名前でも受け入れるけど、可愛いのよろ~」

 

 俺が名前を付けることに反対意見はなさそうだ。

 

 ならば、と言いたい所なんだが――

 

「俺にその辺のセンス皆無なんだよなぁ・・・どういう名前にすりゃいいんだ?」

 

「はい、ミューズの片方は【ヤクーヨー】もう片方が【セケーン】で良いと思うな」

 

「やめろ、ギリギリを攻めるな!? やめるんだ!?」

 

 とある場所に怒られるだろうが!? サイレーンさん? その辺ちゃんとしてくださいね? ほんとマジでオネガイシマス。

 

「ちなみにどのようなものがパっと思いつきますか?」

 

「あ、あー・・・」 

 

 名前名前・・・・

 

「太郎と花子」

 

「まーちゃん、それはないと思うな。と言うか片方男じゃん」

 

「やべぇなうちのごしゅ」

 

「正直すまんかった!?」

 

 とりあえず見た目で名前を考える限りでは、二人とも日本人離れした見た目とスタイルだから、つけるとしても日本名は無いだろうな。

 

 となるとマリアとかシェリーとかジェシカとかゴンザレスとかプロテインとかその辺の奴なんだろうが。

 

「テルクシノエーならどういう名前を思いつく?」

 

「私ですか? そうですね」

 

 人差し指を顎に当てながら考える仕草が艶めかしい。

 

 やや暫く考えた後、何か思いついたみたいだ。

 

「黒髪の方がアステリアで、金髪の方がアストライアと言うのを思いつきましたね」

 

「よしそれ採用で!!」

 

「まーちゃん?」

 

「ごしゅ?」

 

「マジすいませんでした!?」

 

 軽く土下座する俺。二人の威圧感が半端なかった。

 

「あーでも、俺がそれを名付けてた場合はどうだ?」

 

「モチOKだったかなー。テルクシノエーって結構いいとこ突くよね」

 

「あーしも、これだったら良かったかな? でもあれっしょ。これ考えたのテルクシノエーだし? 出来ればごしゅが考えた奴つけてよ。あーし等ごしゅのモノなんだからさ」

 

「あー、分かった少し時間くれ。色々マジで考えてみるわ」

 

 俺のセンスでどこまでちゃんとした名前を付けられるか分からないが、二人が俺が着ける名前を望んでいる以上、真面目にやってやらないとな。

 

 

 

―36話了

 

 

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