『投影』を使える妹が離れなくて困る件について   作:妹とはなに?

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戦闘訓練にて色々と言われる件について

戦闘訓練が戦略の面で厳しい件について。

 

妹に殺陣(たて)のことを問い詰めるとこんな解答が返ってきた。

 

「お兄ちゃんはいいって言ってたよ?」

「俺そんな返答したっけな?」

「うん!もしお兄ちゃんと一緒に出れるならやろうねって話たよ!」

 

…、確かにそんな会話したなあ。妹と一緒に出られるとなんて思ってなかったから本当にやれるとは思ってなかった。

というかあれって事前に先生を通してたのか?

 

「ちゃんと先生の許可とったの?」

「お兄ちゃんがくることの連絡はしたよ?もしきたらやっていいって言われてたもん」

 

 

まさか先生も出来るとは思ってなかったことが容易に想像つく。体力テストをやらせてる時点で多分無理なことだと断定してただろうし。

 

「どんな反応があったのかな…」

「まあまあ、そんなこと気にしなくていいからお風呂入ろ!お兄ちゃんはまだ体の洗い方ができてないでしょ!」

 

そうしてわちゃわちゃ風呂の中に入れられた。う〜…速く戻らせて欲しい…

 

 

 

さて、そんなことがあってから1週間。今日が4時間あるヒーロー関連の最初の授業。

 

「わーたーしーがー来た!」

「「「オールマイト!?」」」

 

絶対に雄英高校の教師にトップヒーローはいらないでしょ。そんぬことを思ったけれど普通のスーツ姿が似合っている。ただ顔が濃すぎて嫌いだけど。 

 

「じゃあ早速着替えて訓練棟へGOだ!」

 

皆いそいそとヒーローコスチューム片手に動き出す。

 

「ユキ、お願い」

 

ちなみに俺は未だに制服を脱ぐ時すら酷いので妹に着替えを手伝ってもらってる。そもそもこんな着替えなんてやらないだろ普通。

 

「しょうがないなぁ…」

 

制服を脱がしてもらいつつ、戦闘着を投影してもらう。

袴に合うような髪飾りになっているし、ファッションセンスは抜群だな。

 

「でも白くしたらすぐ汚れない?」

「違うよ…私たちはコスチュームについては自由自在なんだからこうしてるの。ほら、すぐに投影し直せばいい話だし」

「それはそうなんだけど…耐久性ってあるの?」

「ないよ?だってお兄ちゃんなら全部避けれるでしょ?」

「そんなに期待しないでほしいんだけどね…?」

 

そもそも俺は袴を着慣れないんだよな。機能性重視なら制服の方が充分だし…まあ、妹の期待を裏切る訳にはいかない。

変な縛りが入ったけど、気にせずに頑張ることにした。

 

「あ、そうそう。お兄ちゃん、これ!」

「ありがとう。にしてもなんか風流なの多くないかな?」

「本当だね。さっきの古典の授業かな?」

 

妹の個性は直近の妹の行動に関係しているそうで、古典だったからか扇や槍だった。扇といっても鉄製であり、戦うには充分。槍はリーチによっては使えないからな。

 

「また【(ひつぎ)】かあ…市街地なら使えるかな?」

「扇で頑張ってね、お兄ちゃん!」

 

長い槍だからといって、使いにくくてはたまらない。

俺は結局、扇で戦うのかよ。ちくせう。

 

 

 

 

 

そしてどうやらくじ引きで味方が決まるそうで、俺は響香と一緒になった。

うちのクラスは人数が足りないから俺が2回やることになった。もう片方は妹だから安心して戦える。寧ろ響香との連携を考えておかないとな。

 

「そういえば、個性は何なの?」

「言えないかな。強いて言うならこの体か?それぐらいしか個性とは言えないんだよね」

「そっか…うちは『イヤホンジャック』って個性。音に関して強いってことぐらいかな」

「対戦相手は八百万と蛙吹か。八百万は確か創造で蛙吹がカエル…創造が厄介だから最初に方をつけたい。俺はビルの外から急襲するから後でサポートお願いしてもいいか?」

「別にいいけど…その前に一回爆弾の場所確認してからにしない?」

「そうだな。お願いする」

「ってか、なんでうちは頭を撫でられてるのかな?いやまあ、別にやめてほしい訳じゃないから。寧ろやめないでほしいから」

「そうならいいんだけど…」

 

まあ、上から望遠鏡で覗かれてるからなあ。こうやって口の部分はわかんなくしとけば充分でしょ。

ちらっと光った部分にいるって考えると…さて、どこまで突き落とせばいいのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「スタートッ!」

 

言われた瞬間外に出て、ビルを駆け登る。

 

「うん、二階にあるから三階まで!」

 

響香の指示を聞いた瞬間、ビルの壁から反動をつけて下がり、そのまま槍で貫く。

 

「死ぬかどうかは知ったこっちゃねぇがな、っと」

 

貫き終わった後はすぐに爆弾のある二階へと駆けだし、素直にタッチしよう…と、思ったがそんな上手くいくわけでもなく。

 

「ここは通さないわよ」

「上等、押し通る…!」

 

蛙吹が防衛についていた。本来ならここで応戦しちゃいけないが、そこは高校生。折角なので戦闘ぐらいはしたい…したくない?

無論最初に攻勢であるのは俺。槍を軽く捻り伸びる舌を狙う。本気で落とすつもりだったが、ちょっと壊れていたのか若干狙いがそれて腕に当たる。

慌てて引き戻そうとしたがもう遅く、槍を絡み取られてそこらへんに捨てられる。

 

「なら当然狙うよなぁ…?」 

 

蛙吹の戦闘スタイルはまだ定まってないが舌を使ったレンジの長さを上手く活かしている。相手の武器が一つだけなら今の手は最善手なのだが…攻撃が悪い。そのまま蛙吹が動きにくい距離まで接近し、肩を折って動けなくする。本当はヴィラン相手への行為だからやる行為じゃないんだけど…リカバリーガールが治せる範囲だからな。痛みは今のうちに経験はしておくべし。

 

「じゃ、爆弾をやらないとな」

 

ささっと爆弾に触り、終了の合図が響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、連戦なのでちょっとだけしか休めないのだが。

次は妹とだから頑張らなきゃな!

 

 

 


 

 

 

…あ、お兄ちゃん遊んだな。クリアしたからって女の人と抱きついたりとかしちゃダメなんだよ?そもそも作戦会議から頭撫でてたし…お兄ちゃんの浮気現場、発見しました。*1

 

「はーい!じゃあ今回のMVPは誰かな?」

「耳郎さんですね」

 

私は素早くまくし立てる。

 

「今回、最初に急襲突きをした兄が目立ちましたがその前の連携。ここの部分は索敵の精度が低ければ失敗して瓦礫もろとも埋まっていました。その後八百万さんに気づかせるのを自身の個性で遅らせたのも大きいですね。それがなければもう一分ぐらいは伸びていましたね」

「お、おう…そうだ!では最後の人たちは作戦会議を…」

 

驚いている今の状況なら差し込めるかな?私はすぐに提案する。

 

「待って。そこの轟さん」

「ん?なんだ?」

「相手のチームに入ってくれない?兄と私が一緒ならこうでもしないとつまらないですし」

 

正直お兄ちゃんはまだまだ個性を使ってないからなぁ…まあ、使えるのはよほどのことがない限り私がいないとなんだけど。

 

「別にいいが…こちらが守りか?」

「そう!頑張って5分守ってね?」

「てめえ…!殺す!確実に殺す!」

 

散々煽って私にヘイトを向ける。嫌がらせになっちゃうけど、冷静さを奪って孤立させるのが目的。

 

 

 

 

私はお兄ちゃんの元にるんるんの気分で向かった。妹に隠れて浮気してるお兄ちゃんなら何してもいいんだよね?キスしたって抱きついたって襲っても何してもどんなことしても許されるんだよね?

今日の夜からどうしよっかな?

 

 

「お兄ちゃんお兄ちゃん、次3人だって!冷やすのと走るのと爆破するの!」

「へぇ…また攻め?」

「攻め攻め!何使うの?」

 

えへへ、監禁するのもいいしお兄ちゃんを麻薬漬けにするのでもいいなぁ。

それにファッションをお兄ちゃんに教えてあげるのもいいし、心の傷口をさらに深く削ってもいいし。2日間しかない休みの時間、もっとどう使うかに優先順位を決めておいたらよかった…くぅ、こんな日が来るとは思ってなかった。

やっぱり無難にメス堕ちの開発かな?どうしよっかな…?

 

「扇があるし【桜】かな。爆発相手にはこれでいいし、一回だけなら凍結は防げる」

「そうだね、お兄ちゃん!」

 

あ、桜とかの刀でじわじわ精神的に追い詰めるのもいいよね!でもそれより幼児退行させてバブらせてもいいし、逆に思う存分お兄ちゃんに甘やかしてもらうのもいいよなぁ…催眠をかけたりしてもいいだろうしね。

ああもうなんて素敵な日なんだろう!お兄ちゃんへの愛を表現できるなんて!

 

「私はどんなの武装したらいいかな?」

「守れるなら…いや、やっぱいい。ユキは俺の後ろについてきてほしい」

 

あ、私のASMRを流し続けるのもいいよね!お兄ちゃんの心にどんどん私の比重を大きくするのもたまらないし…あ、裸でお兄ちゃんの隣に眠ったらどう思うのかな?お兄ちゃんが焦るのとかも見たいし…迷っちゃうなあ…もしかしたらお兄ちゃんがこのままお姉ちゃんになっちゃうかもだしなぁ…

 

「お兄ちゃんは、それでいいの?」

「問題ない。寧ろ凍結があるから近くで離れない方がいい」

 

それとお兄ちゃんと私で配信するのもいいよね。一応私たちも公式アカウントも用意してあるから配信で仲を見せつけるのも面白そう。でも万が一炎上した時が怖いんだよね…でもお兄ちゃんと一緒にメディア露出ってしにくいしね。そういう面だといい方法なのかな。

 

「お兄ちゃんお願いね?あくまで私もお兄ちゃんが危険ならすぐ守るから」

「そうならないように頑張るよ、ユキ」

 

あ、お兄ちゃんの部屋にある私との思い出を潰してくのもいいよね。過去の私にすら私はお兄ちゃんをとられたくはないし。もちろん投影で作ったレプリカで壊すけど、その時のお兄ちゃんの喪失感満載の顔は…きっと美しいんだろうなぁ…

 

「ん、もうそろそろ始まりそうじゃない?」

「そうだね。お兄ちゃん、よろしくね?」

 

かわいいかよわいお兄ちゃん。楽しみだなぁ…♪

その前にさっさと蹂躙してもらわないとね。お兄ちゃんなら簡単に倒せるだろうし。

だってあんな浮気みたい、いや浮気の行動をするぐらいには余裕だったんだろうし、ね?

*1
もともと兄妹だから浮気も何もなくない?

どれくらいで書けばいいかな?

  • 週に一度(毎話8000弱)
  • 毎日2回(毎話1000弱)
  • 毎日1回(毎話2000強)
  • しぬから(毎日4000弱)
  • ざーこ♡(更新不定期)
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