原点にして頂点「アルセウス様ありがとうございます。でもいつか一発殴らせてください」 作:ゴーイングマイペース
前前話、前話でクソボケをかましてしまっていたうえに感想欄でご指摘頂くまで気づきもしなかったにも関わらず、こうして続きをご閲覧頂いている全ての読者の皆様、まことにありがとうございます。
自業自得とはいえメンタルにダメージが来ておりましたが、やっぱりこうしてポケモン二次を書いていると楽しいので、まだまだ続けさせていただきます。
以後同じようなボケは……しないとはとても言い切れないのが作者なので、これからもお付き合いしてくださる皆様、大変申し訳ございませんが、お気づきになられた場合はよろしければご指摘をいただけますようお願い申し上げます。
最後に、頂いたご感想への返信、またメッセージでも伝えさせていただきましたが、今回の恥ずかしいボケをご指摘くださったpeposuke様。まことに、まことにありがとうございました。
ではハナダジム戦回、リーフちゃん戦(ダイジェスト)とレッド君戦(ガッツリ)の2本立てになっております。お楽しみになっていってください。
※更新・修正履歴
2024/11/28
①前前話、前話及び設定に記載されているヒトカゲ兄弟のニックネームを修正。peposuke様、まことにありがとうございました。
2024/12/15
①誤字修正
猿だモN様、まことにありがとうございました。
2025/09/23
①誤字修正
甲 零様、まことにありがとうございました。
2025/10/07
①誤字修正&加筆修正。ご報告くださった不死身の機動歩兵隊様、全て適用は致しませんがありがとうございました。
4月□□日 10歳 ハナダシティ ハナダジム
『トサキントの鳴き声……喋り声? って一度聞くと忘れられなくなるよな』
数日間の修行を終え、ポケモンセンターで手持ち達にしっかりと英気を養ってもらい翌日。この町に来てから二度目のハナダジム訪問だ。とは言っても今日はショーの観客としてではなくジムチャレンジャーとしてだけど。
そして特に苦戦することも無く、ヨウヘイ、コズエの二人のジムトレーナーを倒し、無事にジムリーダーであるカスミへの挑戦権を手に入れた俺とリーフ。
ニビジムの時と同じレベルを揃える機械を使用したジムトレーナー戦だったのだが……結論から言おう。蹂躙だった。
まあそりゃそうだというか、強制Lv20に対してLv30で挑んでるようなもんだからなぁ。……蹂躙した俺が言うことじゃないけど。
ま、まあレベルを揃える所謂『初心者救済措置』は確かバッジ2個目まで、つまり今回までしか許されない筈だからヨシ! ……ピジョンの“でんこうせっか”からの“かぜおこし”連打だけで全抜きされたヨウヘイとコズエが膝を折って落ち込んでるけど、ヨシ!(目逸らし)
そんな俺はまあ当然として、リーフもこの数日間で結構な手応えがあったのか、手持ち達の性格や特徴をしっかり活かしたバトルを行っており、危なげなく勝ち進んでいた。
「……教えてくれたこと、しっかり身に着けてきた、から」とまで言ってくれて、うーん、嬉しいんだが、なんだかこそばゆい。でも、ジムトレーナーの2人も『こういうので良いんだよ、こういうので』って顔でバトルしてたのは……あ、はい、黙ってます。だからそんな目で俺を見ないでください。
「それでは、ジムリーダーカスミ、そしてチャレンジャーリーフのバトルを始めます。――バトルスタート!」
「行きなさい、トサキント!」
「トサキーントトサキントトサキントトサキーント」
「……お願い、プクリン」
「プックゥ!」
そうして始まるジムリーダー戦。ジャンケンで先鋒を決めた結果負けてしまったのでリーフからだ。くっ、あそこでチョキを出していれば……!
ちなみに勝負形式は通常のジム戦の規定に則り、シングルの2×2。入れ替えはチャレンジャーのみが認められるジムバッジ所持数1~2個のチャレンジャー用ルールだ。
なお俺には適用されず、もう少し厳しいルールでやるとのこと。「タケシから話は聞いてるわ。楽しみにしてるわよ」と、好戦的な笑顔で言われた。……もう少し……? あのイワークの強さって少しってレベルだったっけ……?????
まあジムリーダーが許される限りの本気を出してくれるバトル、っていうのは凄く楽しかったので良いか。今度はいったいどんなとんでもポケモンが繰り出されるのか、楽しみに待っていよう。
というわけでリーフ対カスミ、バトル開始である。カスミはトサキント、対するリーフはプクリンだ。共に「つきのいし」で進化したニドキングと合わせ、リーフの手持ちの中でここ最近もっとも文字通りに化けたポケモンと言ってもよいだろう。
何が化けたかと言えば、何と言ってもその技数である。どうやら「進化の石」を使用した進化の仕様は8世代以降のものらしく、“すてみタックル/ハイパーボイス/じゃれつく”といった強力なタイプ一致技を一気に習得したのだ。進化で種族値が強化されたことも合わせ、端的に言ってクソ強くなった。
そして始まった対トサキント戦。その強さを遺憾なく発揮したプクリンは、トサキントの“つつく”や“みずのはどう”といった技を自慢の高耐久で軽く受け止めつつ、“ハイパーボイス”の二連打で軽く倒して見せてくれた。
ちなみにリーフは、さっきのジムトレ戦もプクリンの“ハイパーボイス”連打戦法で攻略していた。リーフのプクリンは「
教えたことをしっかり実践してくれていて、コーチの真似事のようなことをしている身としては嬉しい限りである。
カスミもその様を見て「貴女もやるわね」と楽しそうにニヤリとしつつ、トサキントを引っ込め労ってから繰り出したのはアズマオウ。トサキントの進化系だ。
単純に進化系を出してきただけかなと一瞬思ったが、確かアズマオウは進化する時に“どくづき”を覚える筈だ。なるほど、トサキントが僅かでも与えたダメージと合わせれば、効果抜群の“どくづき”で一気にプクリンを落とせるという算段か。
そしてリーフはアズマオウに対してプクリンを……引っ込めなかった。それにより、プクリンはトサキントの時とは正反対に案の定の“どくづき”で一撃退場。
プクリンの耐久力を信頼していたのか、アズマオウが“どくづき”を覚えることを知らなかったのか、はたまた両方だったかはわからないが、まあ普通は手持ちじゃない上にそこまで有名じゃないポケモンの習得技なんて覚えてないからこの判断ミスはしょうがない。俺もリーフへピンポイントにアズマオウのことなんて話題に出すこと無かったしなぁ。
恐らくだが、カスミはプクリンを見た瞬間にこの流れで決めるつもりだったんだろう。流石ジムリーダー、鮮やかなバトル運びである。
若干悔しそうにプクリンを引っ込めるリーフへ観戦席から「ドンマイ! 次行こう!」とイエローと共に声をかける。
俺達に対して軽く頷きで応えたリーフが繰り出したのは、パートナーのフシギソウ。素直に効果抜群ダメージで勝利を狙う考えだろう。
それに対し、カスミは落ち着いて“ちょうおんぱ”をアズマオウに指示する。なんというかスムーズな動きだ。まあみずタイプのジムリーダーとしてカントー御三家のフシギバナ族とは飽きる程バトルしてきただろうし、対応も手慣れたものなのだろう。
しかしリーフのフシギソウの動き出しの速さも負けておらず、リーフが指示するまでもなく場に出た瞬間に“どくのこな”と“やどりぎのタネ”を瞬時に連射する。
結果、両者クロスヒット。アズマオウは【毒&宿り木の種】の二重苦状態に陥り、フシギソウは【混乱】状態に。
いきなりの状態異常合戦となったが、不利なのは圧倒的に時間経過で解除されない状態変化、それも【毒】と【宿り木の種】という攻撃的なハンデを背負わされたカスミの方だ。相手に何もされなくても一定時間ごとに体力を1/4削られるのは相当痛いだろう。
カスミも一瞬でこれをされると流石に少し驚いたようだが、一方的にタイムリミットを押し付けられた不利を覆すべくすぐに気持ちを切り替えてアズマオウに“メガホーン”を指示する。時間が来る前に一気に決めようという腹だろう。
が、勝利の女神はどうやらリーフに微笑んだらしい。
リーフがフシギソウに“タネばくだん”を指示し、フシギソウは混乱自傷をすることなく無事に“タネばくだん”を発射。
“メガホーン”を突き刺す為に急接近してきていたアズマオウは、自分自身の勢いも合わさることで通常より大きいダメージを喰らってしまい、電光表示板のHPバーが一気に7割強も削られてしまう。そして直後に【毒&宿り木の種】のダメージが発動し、戦闘不能。バトル終了となった。
「そこまで! アズマオウ、戦闘不能! よって勝者――チャレンジャー、マサラタウンのリーフ!」
「……やった…! フシギソウ、ありがとう!」
「ソウッ!」
「ありがとう、アズマオウ。うん、貴女、ちゃんとポケモンを育ててるわね。それじゃあ私に勝った証拠に、はい、ブルーバッジよ!」
「……ありがとう、ございます!」
満面の笑顔でカスミからブルーバッジを受け取るリーフ。そして俺の横でイエローも大喜びだ。うん、プクリンとフシギソウ、2匹の強みを活かした良いバトルだった。――おめでとう!
4月□□日 2ページ目 10歳 ハナダシティ ハナダジム
『VSハナダジム! ジムリーダーカスミ、お転婆人魚!』
「よっしゃ、次は俺だな」
「頑張ってくださいね、レッドさん!」
「任せとけ!」
イエローの声援へ背中越しに応え、バトルコートへと踏み入る。俺もリーフに続くぞ!
おっと、いつもお馴染みのアルセウスクエストは今回こんな感じだ。
――――――――――――――――――――――――
アルセウス様の頼み事
☆サブクエスト11:ハナダシティポケモンジム ジムリーダー カスミに勝利せよ
・達成条件:
・
②いいつりざお ×1
③すごいつりざお ×1
・
②わざマシン(秘伝)「なみのり」 ×1
・
――――――――――――――――――――――――
俺がピカチュウ以外でジムリーダーのエースに勝ちたいと考えていたのを汲んでくれたらしく、タケシの時とは少し内容が違っていた。
うん、「なみのり」のわざマシン、是非とも欲しい。気合入れていくぞ!
「……頑張ってね」
「ああ、俺もリーフみたいにカッコ良く勝ってくるぜ!」
すれ違う時に笑みを交わし、軽くハイタッチ。そしてピカチュウもフシギソウの蔓とハイタッチ。これはますます格好悪い所は見せられないな。
「待ってたわよ。それじゃあ、さっきも言ったけどアンタとは3×3。アタシのポケモンはジム戦用の子達だけど、使う技の制限は緩め。更にバトルコートもインフィールド中心がプールのみずタイプ用よ。OK?」
「心の準備ならとっくに済ませて来たんで、大丈夫です!」
「よろしい! タケシやサカキさんがベタ褒めしてた新星の実力、存分に味合わせてもらうからね!」
カスミの念押しに勢いよく答え、リーフがバトルしていたバトルコートの隣にある、プール有りバトルコートのトレーナーゾーンに入る。タケシの時もそうだったが、全力ではなくても本気のジムリーダーと戦えるこのワクワクとゾクゾク、堪らないぜ。
そして俺の足元でピカチュウも頬袋から雷を迸らせ、やる気十分だ。流石に我がパートナー、俺と同じようにこのバトルが楽しみでしょうがなかったのだと分かる好戦的な笑みを浮かべている。
今回も頼らせてもらうからな、頼むぞ相棒!
「スゥー……ハァー……ぃよっし!」
深呼吸し、そしてタケシ戦でもやったように両頬をバチンと叩いて意識をバトル用に切り替える。
――さあ、2個目のバッジをかけたジム戦の始まりだ。ジムトレ達を
「うん、大丈夫そうね。じゃあ始めるわよ。――あのね君! ポケモン育てるにもポリシーがある奴だけがプロになれるの! 貴方はポケモン捕まえて育てる時、何を考えてる? アタシのポリシーはね……水タイプポケモンで攻めて攻めて……攻めまくることよ!」
――ジムリーダーのカスミが勝負を仕掛けてきた!
――――――――――――――――――――――――
「それでは、ジムリーダーカスミ、そしてチャレンジャーレッドのバトルを始めます。――バトルスタート!」
「行きなさい、コダック!」
「グワッ」
「いけっ! ピカチュウ!」
「ピッカァ!」
カスミの先発はコダック。対する俺はピカチュウだ。
――――――――――――――――――――――――
レッド◓◓◓ VS カスミ◓◓◓
――――――――――――――――――――――――
「あら、いきなり噂のエースを投入とはね。このアタシ相手に全抜きでもするつもりかしら?」
「そんなつもりじゃないですが、驚いてはもらえると思いますよ?」
ただ単に今回は他のポケモン達にメインで活躍してもらうつもりであるので先発起用というだけだ。勿論ピカチュウなら全抜きも出来るだろうが、今回はサポートに撤してもらう。
「言うじゃない。――“アクアテール”よ!」
「壁貼りだ!」
初手から強力なタイプ一致技で攻めてくるカスミ。まずはプールを利用せずに真っ向勝負で来てくれるようで、プール内部にいくつか点在する円形の陸地を跳んでこちらへ接近して来たコダックから“アクアテール”が放たれる。対してこちらは早速後続の為に“リフレクター”を指示した。
そしてコダックの“アクアテール”を紙一重、だが危なげなくピョンと避けて“リフレクター”を貼ったピカチュウ。コダックはすぐさま追撃の“アクアテール”を放つが、ピカチュウはこれまたゆらりと軽く避けて“ひかりのかべ”を貼ってみせた。
……“かげぶんしん”すら使わずに相手の攻撃をことごとく避けて壁を貼るピカチュウとか、我が相棒ながら理不尽過ぎる。もし原作ゲームで対戦相手が繰り出してきたら「チート使ってるだろ!」とか叫んだあとにゲーム機を床へと叩き付ける人がいてもおかしくないレベルだ。最終的にはどうなってるんだろうなコイツ……。
そんな頼もし過ぎる相棒の動きに対し、カスミは思案顔。まあピカチュウの情報を事前に得ているなら、コイツが瞬足の回避自慢だってことも当然知っているだろうから訝しくも思うだろう。紙一重で避けて得た隙を狙って“スパーク”でも使えば、普通のピカチュウでも大ダメージを与えられた場面だからな。
とはいえ、ただ後続の為の壁貼りというだけだ。そんなに難しい狙いじゃないのでジムリーダーならすぐに気付くだろう。――が、気付くまでのその数瞬は、俺とピカチュウにとっては十分過ぎる大きな隙だ。
悪いが、遠慮なく突かせてもらうぜ!
「サンキューピカチュウ! 後は任せてくれ――“ボルトチェンジ”!」
「ピカァ、チュウッ!」
「グワゥ!? ……グ、グワァ……」
「なっ!?」
後続が使える両壁の持続時間を少しでも確保する為、攻撃と交代を同時に行える“ボルトチェンジ”を指示。
即座に応えたピカチュウから放たれた2つのチャクラムのような雷の光輪は、避ける間を与えない猛スピードでコダックに直撃し――一撃で沈めた。その威力にカスミは驚きを隠せないようだ。
まあ“10まんボルト”や“かみなり”ならともかく、“ボルトチェンジ”でコダックを一発撃破とか普通のピカチュウじゃありえないからな。うーんバグチュウ。*1
「よっと、ご苦労様。よしいけっ、ピジョン!」
「ピジョォッ!」
攻撃時の猛スピードそのままで戻ってきたピカチュウをボールの光線でキャッチ。そしてすぐさま次鋒のピジョンを繰り出す。
場に出た彼は初の公式戦だからか、普段のおっとりした雰囲気とは打って変わって張り切っている様子だ。
……あ、違うな。いつの間にか観覧席のリーフの横に番の♀ピジョンがいるわ。そりゃ嫁が見てたら男としては張り切るよな。よし、その調子で頼むぞ!
あっと、その前に。
「審判さん、判定お願いします」
「えっ、あ、コ、コダック戦闘不能!」
――――――――――――――――――――――――
レッド◓◓◓ VS カスミ◓◓◓
――――――――――――――――――――――――
「……まさか、効果抜群とはいえピカチュウが“ボルトチェンジ”一撃でコダックを倒しちゃうとはね。しかも後続の為に壁を貼ってから悠々退散。初っ端から随分なご挨拶じゃない。 ――いきなさい、ヒトデマン!」
「ヘアッ!」
「しっかり驚いてもらえたみたいで嬉しいですよ」
「生意気ね。ま、初手からここまで出来ればその自信も許されるか。――“ねっとう”!」
「避けつつ接近して“でんこうせっか”! ある程度のダメージは壁で受けきれるから怖がるな! 状態異常にだけ気を付けつつガンガン攻めろ!」
「ピージョォッ!」
“ねっとう”を高速の飛行で避けつつ張り切って突撃したピジョンが“でんこうせっか”を当て、こちらが先手で2割強ほどヒトデマンのHPバーを削るという幸先の良い形で第二ラウンドがスタートした。
よしよし、とりあえずここまでは壁の持続時間を十分以上保ったうえで後続を無償降臨させるという理想的な流れだ。このまま一気に決めたいところだが……。
「その速さ、このままスピード勝負には乗らない方が良さそうね。ヒトデマン、プールに退避!」
“ねっとう”を軽く避けたピジョンのスピードを見て、カスミが即座にヒトデマンへとフィールドの中心にあるプールに退避するよう指示。“でんこうせっか”で吹っ飛ばされたヒトデマンはそのまま勢いを利用して水中へと逃げてしまった。
見たところ水深はそこまで深くないので見失うことは無いが、これではさっきのようにこちらの攻撃を簡単には当てられないだろう。
むう、ジム戦に備えて努力値を【素早さ】に
「! 後ろだピジョ――」
「“10まんボルト”!」
「ピジョォ!?」
ひとまず高度を取るようピジョンに指示しようとした瞬間、ピジョンの背後に突如ヒトデマンが現れ“10まんボルト”が放たれた。
咄嗟の指示が何とか届き“ひかりのかべ”で真正面から受けることこそ間に合ったものの、“10まんボルト”の直撃を喰らってしまったピジョンのHPバーは一気に4割近くも削られてしまった。
くっそ、ヒトデマンの判断による“テレポート”を使った奇襲か! 技の指示が無かったから反応が遅れた!
「ふふ、どう? 驚いたかしら?」
「くっ、大丈夫かピジョン!?」
「ピ、ピジョォッ!」
完全に不意打ちだった故の驚きと合わせて苦しそうだが、俺の声かけに元気に返事をしてくれたのでまだまだ平気そうだ。良かった。
それにしても、あの“テレポート”に即座に“10まんボルト”の指示を合わせてくるあたり流石はジムリーダーである。恐らく事前に仕込んでいた対ひこうポケモン用の奇襲戦法の一つなのだろう。さっきの仕返しのつもりかよ、やってくれるぜ!
「よし、ありったけのスピードで飛び回れ、ヒトデマンに狙いを絞らせるな! ――! 下ぁ!」
「! ピジョォッ!」
「あら、良く気付いたわね。やるじゃない、そうこなくっちゃ!」
再度の“テレポート”の気配をピジョンの真下から感じ取った為、即座に回避指示。その時点で既に真下にいたヒトデマンから“10まんボルト”が放たれるが、なんとか紙一重の差でピジョンの横を素通りし、ジムの天井にぶつかって電気を弾けさせる。
「やるじゃない」だって? マサラ人舐めんな、来ると分かってるエスパー技の不意打ちなんて、技が発動する瞬間の気配察知による先読みで回避させられるんだよ!
そして始まる“10まんボルト”、更に“パワージェム”や“れいとうビーム”なんかも組み込まれた“テレポート”コンボによる猛襲。これらの技が四方八方からピジョンを撃ち落とさんと襲い掛かる様はまさに「攻めて攻めて攻めまくる」というカスミのポリシーを体現していると言えるだろう。
しかも、このようにあらゆる方向から攻撃されては、正面で受けない限り半減効果を発揮しない壁技は意味を成さない。壁ありきの被弾覚悟戦法で戦う目論みが見事に崩されてしまった形である。
それでも俺の気配察知による先読みとピジョンの努力値によって強化されたスピードで何とか避け続けられているが、このままだとジリ貧だ。
更にカスミを見てみれば、不敵な笑みでこちらを見返す姿。「さあ、どう打開するの?」と言わんばかりだ。
恐らくカスミはこの“テレポート”コンボを回避する以外のこちらの行動を制限したうえで、自分はヒットアンドアウェイに撤し、両壁の時間切れを待って、効果抜群の技で一気にピジョンを仕留めるつもりなのだろう。獲物を疲れさせ追い詰め切ってから仕留めようとするその様は、優雅な狩人とでも言った所か。
――舐め過ぎである。延々と同じ攻撃を繰り返し続けるなど、「どうぞパターンを見切ってください」と言っているようなもんだろうがぁ!
「――見切った! 右斜め上だ、突っ込めぇ!」
「ピジョォオオオオオッ!!」
「ヘア゛ッ!?」
丁度“リフレクター”が消え、次いですぐに“ひかりのかべ”が消えたその瞬間。果たして俺の指示を受けたピジョンは、見事なタイミングでヒトデマンの中心部にある
低威力とはいえタイプ一致技による急所への突き上げ攻撃は相当キツかったのだろう、くぐもった鳴き声を発したヒトデマンはHPバーを残り半分まで減らし、そのまま無防備に落下していった。
「えっ、完全に“テレポート”の先を取られた!? 嘘でしょ、見切ったの!? どうやって!?」
何を驚いているのか知らんが、隙だらけだぜジムリーダー! これで決める!
「“かぜおこし”だ、 決めろピジョン!」
「ピィィィ、ジョォッ!」
「しまっ――」
ダメージのせいですぐに身動きが取れないヒトデマンへ向けて、ピジョンが渾身の力を籠めて“かぜおこし”を放つ。
咄嗟にカスミが迎撃の指示をしようとするが、時すでに遅く。
その瞬間、“かぜおこし”で発生した強風により空中から床目掛けて無防備な体制のまま叩き付けられたヒトデマンは、声すら発することができないまま残りのHPバーを0にされた。*2
「そこまで! ヒトデマン、戦闘不能!」
――――――――――――――――――――――――
レッド◓◓◓ VS カスミ◓◓◓
――――――――――――――――――――――――
「よっし、良くやったピジョン! 流石は俺が惚れた
「ピジョォッ!」
バトルコートに降り立ち、誇らしげに翼を広げて俺の声に応えるピジョン。その余りのカッコ良さに観戦席にいたリーフのピジョンが大興奮状態で鳴きまくっている。
うんうん、分かるぞ。すっげーカッコ良いよな、今のピジョン。……あ、ボールに戻された。
「……参考までに聞かせて欲しいんだけど、どうやって“テレポート”の先の先を取ったの?」
「え? 攻め立てられまくってる内に出現場所のパターンを覚えただけですけど」
「あー……なるほど。噂のピカチュウだけじゃなくて、アンタ自身も相当おかしいって訳ね。納得」
失敬な、と言い返そうとしたが観戦席で『うんうん』と同意を示すリーフとイエローの様子に何も言えなくなってしまった。完全にアウェーである、解せぬ。
「まあ良いわ。アンタは強い。タケシ達があれだけ褒めてた理由も嫌っていう程に理解させられたわ。でもね、アタシの本気はまだまだこんなもんじゃないわよ! ――行きなさい、マーイステディ!」
「ジュワッ!」
俺が周囲の態度を訝しんでいる内にカスミが3体目を繰り出した。紫色の2つの五芒星が互い違いに貼り合わさっているような、ヒトデマンによく似たポケモン。
そう、進化系のスターミーである。
「(とうとうエースのお出ましか。さて、どう攻めるか……って、煙?)
何やら場に出た瞬間に黒い煙のようなものを発し始めたスターミー。……いや、違うな。あれは煙じゃなくて……。――!?
「不味い! ピジョン、“でんこうせっか”! アレを止めろ!」
「あら、流石に博識なのね。でも分かったところでどうしようもないわよ!」
俺の指示を受け即座に“でんこうせっか”を発動したピジョンはしっかりと攻撃を当ててくれたが、こちらが妨害を仕掛けることなど承知の上だったのだろう。
突撃の瞬間に合わせて後退されたことで威力が殺された為に妨害は失敗してしまい――“あまごい”が発動され、バトルコートに雨が降り出してしまった。
そして、ここまで許してしまった以上当然の流れとして。
「じゃ、そろそろ反撃させてもらうわね。“かみなり”!」
「ジョ゛オ゛ッ!? ……ジョォォ」
スターミーから発せられた必中の“
当然、既に両壁の効果が切れているピジョンに耐えきれる道理は無く、一撃でダウンさせられてしまった。
「そこまで! ピジョン、戦闘不能!」
――――――――――――――――――――――――
レッド◓◓◓ VS カスミ◓◓◓
――――――――――――――――――――――――
「ふう、やっと一匹落とせたわ。ホントはヒトデマンで倒したかったけどね」
そう言って笑うカスミ。くそ、ヒトデマンに勝ったせいで気が抜けて……いや違うな、完全に向こうが上手だった。そして易々と相手の挙動を見過ごしてしまった俺のミスだ。
恐らくさっきのヒトデマンと同じでひこうポケモン用に仕込まれていたのだろうが、訝しむ前に妨害するべきだった。
「ごめんピジョン、ゆっくり休んでてくれ。――さあ、仕上げだ! 決めてこいフシギソウ!」
「ソウッ!」
気持ちを切り替え最後のポケモンとしてフシギソウを繰り出す。さあ、ファイナルラウンドだ。ピジョンの為にも勝つぞ、フシギソウ!
「ピカチュウじゃないのね。この場面でエースを出さずにアタシを倒せるって? だとしたら舐められたものね」
「生憎ですけど、俺が頼りにしてるのはピカチュウだけじゃありませんよ。コイツだって今日の為に徹底的に鍛え上げた俺のエースです。だから、そっちこそ舐めてると痛い目見ますよ?」
そう、今日の為に努力値をばっちり極振りしてきたからな。具体的には【攻撃】ステと【素早さ】ステに。
……このジム戦終わったら早いとこ特殊技覚えさせよう、うん。「ひかえめ」な性格が泣いてるぜ。
「やっぱり生意気ね、アンタ。でも、それならその子の強さ、存分に味わわせてもらうわよ! スターミー、“こうそくスピン”!」
「“つるのムチ”で受け止めろ!」
早速真正面から“こうそくスピン”で【素早さ】ステのランクを1段階上げつつ突っ込んでくるスターミーへこちらも“つるのムチ”で効果抜群を狙うが、当たりはしても高速回転する体に弾かれてしまいダメージが入らない。
ジム戦用とはいえ流石にジムリーダーのエースだ。そう簡単にダメージは入れられないか。
そして弾かれた勢いのまま離れていったスターミーへと追撃の“はっぱカッター”を放つが、これまたさっきまでの仕返しのように全て軽く避けられる。
なるほど、どうやらカスミはヒトデマンの時とは違い、水中からの奇襲攻撃ではなく真っ向からのスピード勝負でカタをつけるつもりのようだ。
良いだろう、こちらも元よりそのつもりだが……その勝負乗った!
「“にほんばれ”!」
「は? バッジ1個のトレーナーのフシギソウが“にほんばれ”ですって!?」
スターミーが“はっぱカッター”を避ける為に更に距離を取った隙を突いて“にほんばれ”を発動、雨雲が消え、バトルコートに強い日差しが射し始めた。
カスミは驚いた様子を見せるが……よし、“あまごい”で上書きはしてこないな。ジム戦用のポケモンでも、もしかしたら
そして、“にほんばれ”が成功したことでフシギソウの「ようりょくそ」が連鎖発動。こちらもスピードが上昇した。
さあ、楽しい楽しいハイスピードバトルの始まりだぜ!
「たく、やっと一本取ってやったと思ったら次から次へと……! いや、確か保護院にいた“にほんばれ”を使えるフシギダネが最近引き取られたって……。そうか、アンタね!」
「ご名答! フシギソウ、“せいちょう”だ!」
カスミの疑問に答えつつ即座に“せいちょう”を積み、フシギソウの【攻撃】と【特攻】も倍増させる。よし、これで攻撃準備も完了だ。*4
「その積み技のスピード……そっか、そのフシギソウは『ようりょくそ』ね。でも、技のスピードならスターミーだって負けないわよ。“サイコキネシス”!」
「かわせフシギソウ!」
流石に有名な御三家ポケモンだけあって、夢特性も知られているようだ。が、そんなことはおかまいなしに放たれる“サイコキネシス”。フシギソウには効果抜群の強力なエスパー技か。一発KO狙いだな。
だが、甘い。
「速い……! 流石に言うだけのことはあるってわけね」
スターミーとほぼ互角、なんなら若干上回るスピードでバトルコートを動き回るフシギソウに、カスミは中々狙いを絞れないようだ。
クックック、「【素早さ】に上昇補正が掛かる性格」+「少しでも【素早さ】に努力値が入っている」スターミーとかだったらここまでスピードで張り合えなかっただろうが、どうやらあのスターミーには当てはまらないようだ。
つまりこの場合、スターミーがフシギソウをスピードで上回ることなど不可能! 勿論もう一度“こうそくスピン”でも使われてしまったら話は別だが、当然そんな隙はもう与えない。このまま圧殺してやるぜ!
「――しょうがないわね。癪だけど、アタシも今出せるだけのとっておきを見せてあげるわ! スターミー、“ハイドロポンプ”!」
ここでカスミ、トレーナーが可能な最後の指示可能な最後の技として“ハイドロポンプ”をチョイス。
……この場面で、エスパー技でも氷技でもなく水技。それも威力こそ高いが命中率が不安定な“ハイドロポンプ”だって? とっておき……何が狙いだ?
『ならば――最初から全力で行かせてもらおう! イワーク、“がまん”だ! 続けて“ロックブラスト”と“いわおとし”! 撃って撃って撃ちまくれ!』
『って何ぃぃぃぃぃッ!?』
「――ッ! フシギソウ、思いっ切り走れぇッ!」
脳内に溢れた戦慄の記憶にすぐ従い、ほぼ叫ぶぐらいの勢いでフシギソウへ指示を出す。
そしてその瞬間、スターミーが放った“ハイドロポンプ”は虹色の光を纏い、ぐにゃり、と無茶苦茶な軌道を描いてフシギソウが直前までいた地点を通過していった。
「勘が良いわね。いや、タケシの本気のイワークと戦ったんだしそれでかしら?」
不敵な笑みを浮かべるカスミ。そして、縦横無尽に軌道を変えながらフシギソウに襲い掛かり続ける“ハイドロポンプ”。
極太の水流がまるでムチのように四方八方から襲い掛かってフシギソウを追尾し続ける様は、さながら“ハイドロウィップ”とでも言うべきだろうか。
「(“サイコキネシス”で“ハイドロポンプ”の軌道を変えて操ってるのか。タケシさんとのバトルであのイワークを見ていなかったら、危なかったぜ)」
この場面で繰り出してきたこと、そして先程使った“サイコキネシス”と同じような虹色の光を帯びていることから、元が“ハイドロポンプ”とはいっても普通にエスパータイプの力も帯びていると考えて良いだろう。「くさ・どく」タイプのフシギソウがアレを受ければ、一撃で戦闘不能にされるぐらいはありえそうだ。
……“がまん”中に他の技を使えるイワークの次は、タイプ複合技とかいうポケモンで一番やっちゃいけない類の技を使うスターミーかよ! この世界のジムリーダーってのはこんなんばっかなのか!?
思わずタケシ戦の時のように文句を言いたくなったが、グッとこらえてフシギソウに避けつつ接近するよう指示を出す。
何せ今のフシギソウの攻撃技レパートリーは物理技オンリー、それもほぼ近接技だ。
一応“はっぱカッター”という遠距離技もあるにはあるが、あのムチの勢いを突破して当てることはできないだろう。つまり近付かなければ何も始まらない。
それに“にほんばれ”の制限時間もあるし、時間を無駄にしている暇はないのだ。
「とにかく近付く! 避ける方向は俺が指示するから一気に突っ込め、フシギソウ!」
「ソウッ!」
「そりゃそう来るわよね。でも、そう簡単にはいかないわよ! スターミー!」
「ジュワッ!」
ようはさっきのヒトデマンの“テレポート”コンボと同じだ。俺がスターミーの技を読んで指示を出し、フシギソウがそのスピードで避けまくる。それで行ける筈だ。
それにこっちだって“せいちょう”を積んでる以上、「一発さえ当てれば勝てる」のは同じ。つまりあと少し、あと少しなのだ。ここは絶対に退かん!
「上、左下、右、左、右上、下! 良いぞ、避けられてる! 良し、このまま指示するからその通りに避けつつ突っ込め、フシギソウ!」
「くっ、ヤマブキジムのナツメには及ばないとはいえ、結構自信のある念動操作だっていうのにヒョイヒョイと簡単に避けさせるわね! ピジョンの時といい、アンタ本当に人間!?」
――よし、やはり俺の指示と合わせればなんとか避けつつ進めるようだ。【素早さ】に努力値を振っておいたおかげだろう。
そして更にもう1つ、あの水のムチを操作するのには結構な集中力が必要なのか、スターミーの動きが止まった。スピード勝負をしていたのに違和感のある行動だが、恐らくタケシのイワークと同じように、あくまでジム戦用のポケモンでしかない為にまだそこまで使いこなせていないのだろう。
まあ本来ならそれでも当てられるからこそこの技を使うことに決めたのだろうが……うーん、努力値ってやっぱ強いわ。
「スターミー、いったん技を中断して水中に退避! 距離を取ってからもう一度よ!」
そしてカスミも努力値のことを知らないながらもこのままではフシギソウに射程圏内まで接近されると考えたのだろう。一旦引いて体勢を立て直すことを選んだようだ。
スターミーがカスミの指示に従って水のムチを止める。
当然こちらのフシギソウは動きを止めずに近付き続けているので結構な隙となるのだが、低レベルのフシギソウが使えるような技なら“にほんばれ”込みの“せいちょう”を使われていても、心構えをしたうえで一発貰うぐらいなら問題無いという判断だろう。
流石みずタイプのジムリーダー、苦手タイプからの与ダメージ計算はバッチリらしい。それにスターミーは“じこさいせい”も使えるから水中で回復も可能だし、“にほんばれ”の時間切れも狙える。
うん、一挙両得以上の妥当な判断だな。俺も同じような立場ならああするだろう。
――フシギソウが今日の為だけに【攻撃】ステへと努力値を極振りしているという事実にさえ目を潰ればなぁ! チャンスをくれてありがとうございます! その隙、ありがたく突かせていただきます!
「そこだ! “タネばくだん”ッ!!!」
「フゥゥゥゥ、ソウッ!」
「ジュワッ!?」
スターミーがプールへと逃げる、その直前。生まれたチャンスを活かして一気に肉薄したフシギソウから放たれた必殺の“タネばくだん”がスターミーの頭上へと叩き付けられる。
無防備なところに効果抜群のクリーンヒットを喰らったスターミーは、その威力によりプールの底へとまるで水の浮力を受けていないかのような速度で沈んでいき、そのまま水底へと鈍い音と共に激突した。
「えっ、今の“タネばくだん”!? って違う、スターミー!?」
やはり想定以上の威力だったのだろう。カスミが驚きの声を上げるがもう遅い。
沈んでいった時の勢いで発生した波と共に、スターミーの体が力なく水底から浮かび上がってくる。そして電光表示板に表示されたスターミーのHPバー残量も、0になっていた。
「そこまでッ! スターミー、戦闘不能! よって勝者――チャレンジャー、マサラタウンのレッド!」
「よっしゃああああああああああッ! フシギソウ、お前最高だぜッ!」
「ソウ、ソウッ!」
「……あーあ、アタシの負けか。しょうがない、アタシに勝った証拠にブルーバッジを上げる!」
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レッド◓◓◓ VS カスミ◓◓◓
WINNER マサラタウンのレッド!
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「――はい、これがブルーバッジ。あとアンタにはこれからの期待も込めてこの“みずのはどう”と“クイックターン”のわざマシン、あげるわ」
「はい! ありがたく! ――ブルーバッジ、ゲットだぜ!」
フシギソウを撫で繰り回していた俺にカスミが近づいて来て渡してくれたジムバッジとわざマシンを受け取り、ニビジムでもやった「お約束」をする。いやー、今回も最高のバトルを楽しめたぜ!
「ところでさ、アンタのポケモン達ってレベルの割りに何だか妙に強くない? 最後の“タネばくだん”なんてとんでもない威力だったじゃない。アタシ、絶対耐えられると思ってたんだけど」
「あー、いやその……すみません」
「ああいいのいいの、答えてもらえると思って聞いたわけじゃないから。育成法の秘訣とか、秘密にするのが当然だしね。でも、これだけは言わせて頂戴。――ことごとくこっちの予想を上回って来る貴方とのバトル、最高に楽しかったわ。久しぶりに、最高のジム戦が出来た。ありがとう!」
「……はい、こちらこそ、最高に楽しいジムバトルでした! ありがとうございました!」
清々しい気持ちでカスミと握手を交わす。本当に、こちらこそ最高のジムバトルを楽しませてもらえて感謝の気持ちで一杯だ。お転婆人魚のカスミ、その異名に恥じない素晴らしいジムリーダーだったな!
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☆サブクエスト11:ハナダシティポケモンジム ジムリーダー カスミに勝利せよ
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つまり、普通のピカチュウは“ボルトチェンジ”一発でコダックを倒すことなど本来不可能である為にカスミは驚いたのである。
※「でんきだま」を持たせていれば、普通のピカチュウでも確定1発で倒すことは可能。
そして
※「PP」とはパワーポイント(わざポイントとも言う)のことで、その技を何回使えるかを表した数値。後から増やすことが出来る。
他のRPGでいう「MP(マジックポイント)」や「SP(スキルポイント)」のようなもの。
後書き
ジムリーダーの格を落とさずにレッド君達を勝利させるのが難し過ぎてハゲそう。書いてて眠くなる。寝た。
なんてやってたら更新間隔が1週間空いてしまいました。しかしうーん、書いててよくわかりましたが、ストーリー攻略における努力値ってやっぱり強い。まあこれで原作通りと言われればその通りなんですけどね。
それでは次回、5番道路からとなります。皆様、またお気を長くしてお待ち頂けますと幸いです。ご感想もお待ちしております。*1
※今回は結構ギリギリのスケジュールの中で書いた為、後から見直して描写を書き足したりするかもしれませんのでご承知おきください。あしからず。
①月琉様
②peposuke様 ※本当に助かりました。まことにありがとうございました。
③通りすがりの読者N様
④ヤチホコ様
クチバシティに着くまでの旅路(5、6番道路)で出現・捕獲可能な下記の新ポケモンの内、レッド君が手持ちに入れるポケモンはどれでしょう?(※アンケート機能を使用した、展開予想をお楽しみいただく為の試みです。皆様のご回答結果によって展開が変更されることは一切ございませんのでご注意ください)
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ニャース(ペルシアン)
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コイキング(ギャラドス)
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コダック(ゴルダック)
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トサキント(アズマオウ)
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ニョロモ(ニョロボン or ニョロトノ)
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ヤドン(ヤドラン or ヤドキング)
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ここで手持ちは増えない