体育祭のシーンの真昼視点というべきか。
なので、完全に原作と同じセリフもあります。
「もう、これ以上何をしたらいいのですか……」
盛大にテーブル上に突っ伏した真昼の亜麻色の髪が、本人の心情そのままに無造作に広がった。
ここは学校からは少し離れたところにある喫茶店。
テーブルの向かい側には、千歳が座っていた。
「うーん。周のヘタレっぷりも筋金入りだねぇ……まさか、頬にキスでもヘタレるとは……でも、まひるんもそこで言い訳しちゃったから、仕方ないとは思うけど」
「だって、そう言うしかないじゃないですか……じゃないと、告白してるのも同然ですし……」
ここは千歳がたまに恋人である樹とくる喫茶店で、よくあるチェーン店のようなカフェではなく、少し古い感じの喫茶店なのだが、その割にお値段はそこまでではしない、高校生にはやや穴場的な場所だ。
席と席の間に衝立があるため、あまり他の目を気にしなくていいことや、常時耳障りではないほどにクラシック音楽が流れているため、それほど大きな声で話さない限り、人の耳を気にする必要もない。
そんなわけで、ここ最近は真昼の……主にアプローチ失敗報告の場になってしまっている。
「周の場合、ホントにまひるんのこと大事にしたいーってのは分かるんだけど、なんつーか、女心がわかってないっていうか」
周のいいところは、確かに外からではわかりにくい。
けれど、その良さはむしろ人としては得難いものであり、だからこそ真昼は彼に救われたし、惹かれたのだ。
それをやると彼は顔を真っ赤にして止めてくるが、そういうところも可愛い。
ただ、現代では珍しいといえるその気質が、周を真昼に踏み込ませていない要因の一つでもあるのだが。
「……いや、いつの間にかのろけ聞かされてる気分なんだけど」
「え?」
「心の声、もれまくってたよ、まひるん」
真昼の頬が一気に紅潮した。
「あ、あの、その……」
「うんうん、可愛いなぁ、まひるん。っていうか、周が罪深すぎる」
千歳は「はーっ」と盛大にため息をつく。
二年になってクラスが一緒になってから、千歳とはよく一緒に話す機会が増えた。
千歳は数少ない、真昼と周の関係を知る人物であり、唯一の女性で、さらに言えば赤澤樹という恋人を持つ、いわば真昼にとっては男女交際の先輩、ということで助言を求めている。
実際に相談をし始めたのは四月の中旬頃。
それ以前から、周へのアプローチの仕方についてアドバイスはもらっていたりしていたが、より具体的に相談を開始したのはそのあたりだ。
学校で一人だけ、周のいる輪から外されている、という相談が最初だった。
真昼自身の力で勉強の話や世間話はするようになっていたが、それ以上は難しくて、相談している。
そこで、千歳が不自然にならない様に、調理実習で同じ班になるように立ち回ったり、昼食を席を一緒にするようになっていった。
周の家で――とはまさかクラスメイトも思ってないだろうが――お料理教室を開いてもらい、千歳を経由して、真昼と距離を詰めている、という印象を植え付けている。
そうやって外堀を少しずつ少しずつ埋めているのだが、それはあくまで外部の変化であり、
真昼本人は明確にそれ以上を――付き合う、という状態を望んでいる。
だから、千歳のアドバイスなどもあって、膝枕に始まりゴールデンウィークにデートをしたり、より積極的なスキンシップをはかっていて、必死にアプローチし続けているのだが、いかんせん効果がないのか、真昼としては空回りしているのでは、と思えてしまう。
こればっかりは真昼一人の意志でどうにかなるものではない――周囲から見れば『いや、お前ら付き合ってるというかむしろそれ以上だろう』と言いたくなるのだが――ため、すでに二カ月以上停滞状態である。
「まひるんのスキンシップにここまで頑固に抵抗できるとは……周、恐るべし。いっくんから聞いてる限りは、陥落してるはずなんだけどなぁ」
むしろなぜいまだに耐えてるのか、千歳をして「ほとんど神秘的じゃないかな」とすら言わしめている。
「こうなると……もうはっきり言うしかないんだけど……」
「こ、これ以上だと……うう」
別に告白を女性からすることに抵抗があるわけではない。ただ、これまでのことを考えると、本当に、誤解しようがないほどはっきり言わない限り、周は何かしらの理屈をつけて今のままの距離感を保とうとするのではないか、という恐怖がある。
そして、そうされた場合、真昼にはちょっと立ち直る自信がない。
ずっと『見ていて』といった約束は果たしてくれるだろうが、それは仲のいい他人として見ていてほしいわけではないのだ。
もちろん、今は周の一番が真昼である、という状態だとはわかっていても、それが
それは、真昼にとっては耐えられない。
そうでなくても、最近は体を鍛えたり、学業を頑張ったりで、彼の評価は少しずつではあるが、クラスの中で上がっている。いつか、彼の良さに他の女子が気付かないとも限らない。
ちょっと髪型と服装に気を配っただけで、あっさり女性に声を掛けられるくらいに、本当は外見もかっこいいのだ。
真昼としては気が気でない。
なお、一般的には付き合っている状態だろうが、他の女性に目が向かないことを保証するものではないが、そこを真昼は疑っていない。
彼の気質的に、付き合っている、という状態は将来にわたってその相手だけを見続ける、ということを当然とするだろう。真昼自身がそうであるように。その価値観の一致は、とても嬉しく思えた。
ああ、そこもきっと彼の美点であり、自分が惹かれる要因なのだと、真昼は改めて気付いて、頬を染める。
「うん、まひるんが何を考えたかはともかく、周のことを考えているのは分かる。可愛いまひるんを堪能できるのはとても嬉しいですが、次の手を考えないとだね」
「う」
次の手、と言われて真昼は言葉を詰まらせた。
実際、先日の『頬にキスをする』は真昼的には相当な勇気を出して行った行為だ。
実のところ、いわゆる『チーク・キス』と呼ばれるこの行為は、海外では親しい異性の友人の間でも行われる、ある種の信愛を示す挨拶だ。無論、かなり親しい間柄でなければしないとはいえ、恋人やパートナーにしかしない、という行為ではない。
もっともそれは海外の話で、日本の場合は普通は恋人にしかしないものだと思われているし、少なくとも真昼はそう思っているが、うっかり『意趣返し』などと言ってしまったので、それ以上追及されなかった。
「今の状態だと、周って家でまひるんに告白されても、なんか理由つけて逃げそうなんだよねぇ」
「う」
真昼が恐れる可能性を、千歳もあっさりと指摘する。
だとすれば、それこそ逃げ場のない状況を作るしかないのだが、もし学校で、それも衆人環視の中で告白する、となれば、むしろその影響がどうなるか分からない。
そして何より、真昼にもそんな状況で告白する勇気はない。
「うーん、どうしたものか……」
千歳が頭をひねる。
真昼としては、もう頼れるのは千歳だけだ。
「……ん? そだ。まひるん、体育祭の選択種目、決めた?」
「え? あ、えーと、リレーは出てくれ、と言われてますが、あと一つはまだ。借り物競争は中学の時はなかったし面白そうだなって思いますけど」
突然話題の転換をしてきた千歳に戸惑うが、とりあえず決まってることを言った。
足の速い真昼だが、さすがに陸上部には及ばない。だが、リレーは一チームの陸上部の人数に制限がついている――でないと陸上部の独壇場になる――ので、足の速い真昼が出るのは自然だ。
「うーん。そっか。よし。まひるん、借り物競争志望して。確か周も、それを出すって言ってたし」
「え? あ、そうなのですか?」
周は運動が苦手、とは言わないが、ものぐさな性格が災いしてか、体育祭をあまり歓迎していない感じはあった。選択種目は、あまり走らない種目を選びそうだし、それならば借り物競争は確かに選択肢に入っていそうだ。
「うん、この手なら……よし、いける、いける」
「千歳さん?」
なぜか千歳はうんうん、と何か考え――というより策略めいた何かに思える――を巡らせている風だ。
「まひるん、体育祭、楽しみにしててね」
「あ、はい。そうですね」
千歳は体育祭の実行委員をやっている。選択種目は人数のバランスをとるために、第三志望まで記載して人数を調整されるが、千歳はそこで、周と真昼を同じ種目にしてくれる、くらいのことはしてくれそうだ。
やや不正ではあるが、同じ種目に出られる、というだけでも嬉しい。
そんなことでニコニコとしてしまう真昼を見て、千歳は心の中である計画の実施を決定するのであった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「まひるんまひるん」
次の種目である借り物競争の出場のために移動しようとしたとこで、真昼を呼び止めたのは千歳だった。
「なんでしょう、千歳さん」
確か千歳は赤組だし、借り物競争では司会も務める、と言っていたから、白組側に来る暇はあまりないはずだが。
「あのね、まひるんの出場と周が一緒なのは知ってるよね?」
「え、ええ」
多分千歳が調整してくれたのだろう。
一度に走るのは八人ほどだが、赤白それぞれ四人ずつ、かつ男女の人数もそろえるようになっている。
普通の種目とは違い、借り物競争はある種のイベント的な要素もあり、足の速さは問題にならないので、そういう混成状態になるのだ。
「あのね、一番右側の方に、角っこが折り返されてるお題があるから、できればまひるんにはそれを取ってほしいな」
「え?」
どういうことかわからず、真昼はきょとんとしてしまった。
お題を事前にもらす、というのは不正に属するとは思うが、こんなお祭りめいたイベントでそこまで目くじらを立てるようなことはない。
だが、この場合お題を教えられたのではなく、真昼に選んでほしいお題がそこにある、ということだろう。
「とにかく、それを取ってくれればいいから。私からできる、最大限のサポートだけど、最後はまひるんに任せるから」
「えっと、それはどういう……」
その答えを得る前に、千歳は走って行った。
実際、すでに前の競技である二百メートル走が終わりつつあり、借り物競争の準備をする必要があるのだ。
「角が折り返されたお題……?」
千歳の意図が分からない。
一体どういうことなのだろう、と考えていると、アナウンスが次の借り物競争の出場者に集まるように、と流しているのに気付いて、真昼は急ぎ移動した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
千歳が配慮したのだろう。真昼と周は同じレースに配置されていた。
これだけでも、少し嬉しい。
問題はお題だが、借り物競争のお題は、ネタバレを防ぐために毎回配置しなおされる。
先のレースでは『可愛い小物』など、この場で用意するのが難しいものがあったかと思えば、『尊敬する先生』など人を指定するものまであり、予想ができない。
いかにもお祭り好きな千歳が担当していると思える。
そして今、千歳がまたお題を数十メートル先に配置している。
先ほどの『角が折り返されているお題』もあの中にあるのか、と思ったら、最後に一番右側のお題を置いた際、千歳がこちらを見た。
間違いなくあれがそのお題だろう。
千歳の意図は分からないが、それが真昼を害するものである可能性はない。
ならば、それをとってから何が書いてあるかを見ればいい。
幸い、真昼のスタート位置は右側から二番目――ちなみに周は真ん中やや左――だ。
足の速いメンバーもいないので、この中なら、真昼が一番にお題の置いてあるエリアに到達できるだろうから、あれを他人にとられる心配はない。
「位置について――」
千歳のマイク越しの声が響く。
「用意――」
続く号砲。
真昼は、リレーの時よりも真剣に走り出した。
お祭り気分が強い借り物競争でそこまでスタートダッシュをする生徒が他にいなかったので、難なく最初にお題の置いてあるエリアに到達する。
そして目的の紙を見ると――確かに一か所だけ、角が折り返されていた。他にそういうお題はない。
迷うことなくそれを拾って、折り目を広げる。
書いてあったのは千歳の字で『勉強ができると思う人』だった。
一瞬、面食らった。
千歳がああまでいうのだから、何が書いてあるのかと思ったが、思ったよりは普通だ。
確かに人を指定する借り物競争はそれはそれでやや普通ではないが、かといってさっき教師を指定するものがあったのだから、そこまでおかしくもない。
ただ、これでも周を借り物と指定できる。
先の定期考査では、一気に一桁まで順位を引き上げたのだ。彼を指定することに、何の問題もないだろう。
今はそれで十分――と思いかけて、そこで、そのお題の紙が、二枚重ねてあることに気が付いた。
前情報がなければ、ただのミスだと思っただろう。
だが、千歳のあの言葉からして、間違いなくこれは意図的で、かつ真昼に取らせるためにそうした、というのは、疑いようがなかった。
他の人に気付かれない様に、二枚目を見る。
そこにあった文字は――『大切な人』
思わず目を見開いた。
それは、ゴールデンウィークの後、クラスメイトに話した言葉。
周を思って紡いだその言葉が、そこに書かれていた。
そして同時に、千歳の意図を理解した。
どちらを提示してもいい、ということだろう。
片方は出さなければわかりはしない。
ただ、提示した内容によって、その結果は大きく異なる。
それは、これまでの真昼を、そして周を取り巻く環境を確実に激変される可能性と、それを変えない、という二つの選択。
そして――それを迷う理由は、真昼にはなかった。
その結果がどうなるか、その影響がどう出るか。
それはこれまでも何度も考えていたことだ。
ただ、そのためのきっかけがどうしても作れなかった。
けれど、ここで千歳からそのための、大きなアプローチが示された。
ならば。
真昼は迷うことなく、一枚目の紙をくしゃりと握って、ジャージのポケットに入れると、きょろきょろと見回す。
周も、人を探すように周囲を見渡してたが、体の方向的に真昼はほぼ完全に背後にいるため、まだ気付いた様子はない。
素早く周に駆け寄ると、Tシャツの裾をつかむ。
それで周が気付いて振り返った。
「藤宮さん、借り物が藤宮さんなので、藤宮さんの借り物が済んだらご同行願いたいのですが」
「え、俺?」
「はい」
驚いたような周の顔に、ちょっと笑ってしまう。
ただ、これでお題が発表されたら、彼はいったいどういう顔をするだろう、と思うと、期待と不安がないまぜになった気持ちになる。
「あー、……ちなみに借り物は?」
考えてみたら聞かれるのは当然だが、ここでそれを明かすわけにはいかない。
「秘密です」
すると周は、ため息一つついて、ゴールにむけて歩き出した。
「俺も借り物お前だからゴールするぞ」
これは予想外だった。いったい何が書いてあったのだろう。
彼が同じお題をもらっていたとは、さすがに思えない。
これで『好きな人』とかで選んでくれるのならそれはとても嬉しいが、そんなお題があったら、周は樹辺りを引っ張っていくだろう。
「……藤宮さんこそ借り物何なのですか」
「秘密」
簡潔極まる答えに、少しだけ期待したくもなるが、とりあえず今はゴールする方が先決だろう。
見回すと、まだお題に困って――一部真昼を見てる人もいるが――いる人ばかりなので、最初にゴールするのは自分達になりそうだ。
「そうですね、ゴールしてからのお楽しみです」
お互いが借り物だから、ということを示すこともできるだろう、という言い訳の元、真昼は周の手を取って走り出した。
周囲がざわつく。
実際、真昼が学校で男子生徒の手を取るのは、おそらく初めてのことだ。
だが、ゴールした後のことを考えれば、こんなものは些細なことだ、と真昼はその手を緩めることはしなかった。
「おっと、これは二人でゴールぅ? 双方借り物競争の走者だったと思うんだけど」
「千歳この野郎、にやにやしやがって。互いが借り物だったんだよ」
「ははーん。じゃあお題の確認するけど、どっちからで?」
「藤宮さんからでお願いします」
真昼は即答した。
おそらくこの後発表される真昼のお題は、少なからず衝撃を与えてしまうだろう。
そうなると、周のお題の内容を余裕をもって聞くのは難しくなるかもしれない。
周のお題がなんであるかも、とても気になるのだ。
「ただいまお題を確認中です」
いつの間にか周が千歳にお題の紙を渡してたらしい。
微妙にがっかりしたような表情を見せたが、どういうことだろうか。
「赤組一着のお題は……『美人だと思う人』ですね」
群衆内のざわめきがやや安堵したようなものに変わった。
真昼自身は、内容に納得しつつも、それでも周から『美人』と言われたことは嬉しくて、少しだけ頬が緩む。
その間に、次ね、と言わんばかりに真昼の前に千歳の手が差し出される。
お題を渡せ、ということだろう。
真昼は迷わず、折りたたんだ状態のお題の紙を千歳に渡す。
千歳はそれを受け取り、開いてから――目を瞬かせ、真昼を見た。
それは、無言の確認の合図。
それに真昼は、ただ微笑むだけ。それで十分、意図は伝わっただろう。
千歳は小さく頷くと、いつもの元気な笑顔に戻る。
「えー、続いて同着ですが白組一着のお題確認です」
お題の内容が気になるのか、グラウンドが静寂に包まれる。
「白組一着のお題は……『大切な人』です」
一瞬の空白。
そしてそれがざわめきへと変化する。
驚いて振り返った周の、その顔すら愛おしく思えて、真昼はただ微笑みを返す。
そして真昼は、これから起こるであろう変化に、思いを馳せるのだった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
(おまけ)
「なあ、ちぃ。椎名さんに仕掛けたお題は分かったけどさ、周のは? 周が椎名さん連れて行くとは限らなかったよなぁ?」
体育祭が終わり、その帰路。
二人並んで帰宅するその道中、樹が不思議そうに尋ねてきた。
「ふっふっふ。そこはぬかりなかったよ。あのレースに置いてあったお題は、周なら全部まひるんを連想するものばかり置いてあったから」
「うわ、マジか」
「うん。あの『美人だと思う人』以外には『勉強ができると思う人』『運動が得意だと思う人』『髪が長い人』『背が低めな人』『人気者だと思う人』『可愛いと思う人』とかそのあたり。あ、あと周が引いたら面白そう、と思って『好きな人』とか『大切に思う人』とか入れていたんだけど、さすがにそれは当たらなかったねー」
「いや、周がそれ引いてたら、むしろ椎名さん以外を連れて行ったような気がするぞ」
「あははー。かもね。だから今回は大成功でした」
「ま、これからが大変だろうが……俺たちもフォローはしないとな」
「うん、むしろこれからでしょ。まあ、本人たちのことは任せるとしても」
周囲の、特に男子生徒のやっかみはしばらくあるだろう。もっとも、樹や千歳からすれば、あのどこの熟年夫婦だ、というあの空気感――本人たちはまるで自覚がないが――を醸し出せば、遠からずそれは収まると思っている。
ただ。
樹と千歳の予想は、ある意味裏切られることになる。
無論、いい方向で……だが、予想以上だったのは否めない。
以後、クラスの被害者が大幅に増大することになるのだが、それは彼らにも責任はない……多分。
ほぼ勢いで書きました。
いや、面白かったので……(ノベライズ版買ったくらい)
実際問題、ああ都合よくなるかなぁ、ということで、完全に千歳の策略めいていたことにしました。
しかし予想以上に長くなった……。
こういう魅力的なヒロイン書いてみたいですね、ホント。