SAO:Assaulted Field   作:夢見草

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まだまだ目標の3千字は遠いなと今回書いてて感じました。それではSAO:AF第2話をお楽しみください。


Ep01: Here is a world

煉夜は機械的なサウンドを耳にしながら、言語設定、プレイヤーネームを設定、そしてメインのキャラ設定に入る。

 

「キャラ作成か…どうしようかな…」

 

煉夜が驚いたのは、SAOにおけるキャラ作成の細かさだった。目、耳、鼻,髪形は勿論、ベースにしたキャラクターの顔タイプから、プレイヤーが任意で肉付けすることもできるのだ。つまり、望めば現実ではありえない肉のつき方まで出来るのだ。

 

勿論、煉夜が今までやってきたゲーム…FPSかサッカーゲームだけだが…にも、キャラ作成可能なゲームはたくさんやってきた。だから精精そんな物だろうと思っていた煉夜は、軽くショックを受ける羽目になったのだ。

 

「にしてもどうするっかな……いちいち細かくキャラ作成するのもめんどいしな…まあ、顔はそのままにして、瞳の色と髪色だけ変えるか」

 

煉夜は、正確に言うと純血の日本人ではない、煉夜の母、ルクティア=アウヴィーは純血のロシア人である。煉夜は日本人の父と、ロシア人の母から生まれたロシアと日本とのハーフなのだ。

 

母であるルクティアの血を色濃く受け継いだせいなのか、煉夜の瞳と髪色は日本人の特徴である黒色ではない。瞳は深い海を思わせる紺碧色、髪は薄いブロンドで、小さいころ、煉夜は自分と周りにいる同い年の子供たちとの違いを不思議に思って、黒髪と黒目にあこがれたことがあった。

 

ゲームの、仮想の世界ではあるがいい機会ではないかと思った煉夜は、顔の形などはそのままに、瞳と眼の色を黒に変えるだけの小さな変更だけをおこなった。すべての工程が完了し、プレイヤー名レンクス(煉夜)はついにSAOの世界へと意識をダイブさせた。

 

***

 

レンクスが目を覚まし、意識を覚醒させたのは、石畳による広大な通路と、レンガ造り家が立ち並ぶSAOの初期の町である《始まりの町 》だった。

 

頬をなぞる風、聞こえてくる人々の声、顔を照りつける太陽など、すべてが現実そのままだった。初めてのフルダイブを経験したレンクスは、しばらく自分の体を触ってみたり、周りを見渡してみたりと、さまざまな方法でこの世界アインクラッドを楽しんでいた。

 

「よう」

 

少しだけ低い声が後ろからし、レンクスのかたをたたいてきた。振り返ってみると、レンクスと同じ防具を身にまとい、右目の泣き黒子に漆黒の髪をオールバックに束ねている美男子がいた。

 

「えーっと、カズか?」

 

その美男子に全く見覚えがなかったレンクスは、現実のカズに類似しているいくつかの特徴と、声色からほとんど推測で美男子へと尋ねた。

 

「あったりめ―だろ。俺以外にだれがやすやすと声を掛けるかよ」

「それにしても良く見てみれば意外と現実のお前と似てるかもな」

 

驚きのあまり気がつかなかったが、カズの顔は、オールバックスに束ねている髪と、金色」色の瞳を除けば、顔の形も鼻の通り方もレンクスのよく知るカズそのものだった。しかし、周りを見渡してみると、どこも絵にかいたような美男美女で溢れかえっていた。

 

「まあ、俺はすぐにわかったけどな。珍しいもの見たら興味深くきょろきょろするその姿、小さいころから変わってないよな」

「うっさいなあ、余計なお世話だよ」

「はいはい、じゃあさっそく出発だ!ああ、あと俺の名前はKazay(カジェイ)だが…めんどいしいつも通りカズでいいよ」

「じゃあ俺もレンでいいよ」

 

そんなやり取りをしながらレンとカズは第一層迷宮区へと足を進めた。

 

***

 

ほどなくしてフィールドに着いた二人は、ずっと出現してくるモンスターを狩っていた。

 

「カズ!カバーしてくれ!」

「オーケイ!まかせろ!」

 

まったくの無駄のない動きで二人は互いの位置を入れ替わり、攻撃がさばききれなくなってきたレンの代わりにカズが慣れた手つきで攻撃を加えてゆく。

 

「よし!スイッチ!」

「ラジャー!」

 

再び入れ替わるようにして、レンが、牙をむく狼型モンスター《レッドウルフ》へと向かってゆく。片手直剣を下段に構え、モーションを起こす、それを感知したシステムがレンの体絵と力を加えてゆく、爆発するまでに両脚にためられた力を一気に開放させ、新緑のライトエフェクトとともに矢のような速さでレッドウルフへと向かってゆく。ソードスキル《アーク・エッジ》は、レッドウルフの体をいともたやすく突き破り、レッドウルフはカラスの割れた破片のようなエフェクトとともに消え去った。

 

「グッキル。ナイスだなレン」

「ありがと」

 

レッドウルフを倒したことで、手に入ったコル、そして経験値を示すウィンドウが、レンのレベルアップを知らせた。

 

「お!1レベル上がった」

 

レンは僅かばかりの興奮とともに手に入ったポイントを振り分けてゆく、レンのタイプとしてはATKよりもAGIを優先するスタイルなので、ビルドとしてはAGI-ATKといった感じだ。

 

「ようやく慣れてきたっぽいな、レン」

「ああ、おかげさまでな」

「最初のころはあんなにひどかったのに」

 

最初の頃のレンを思い出したのか、カズは苦笑したような表情を浮かべる。最初の頃のレン、それは確かにあまりいいものではなかった。

 

もともとβテスターのカズとはちがい、VRMMOはおろか、RPGさえ碌にやったことのないレンにとって、初めてのフルダイブでの戦闘というのは未知のものだった。おかげで体運びから剣の扱い方まで、一からレンに教わったのだ。

 

そうして2時間ほど根気よく粘ったおかげか、レンの戦闘能力もにカズにおよぶことはないが、だいぶ上達してここらのモンスターに後れをとることはなくなっていた。

 

「そろそろ少し休憩入れるか」

「そうだな、いいアイデアだと思うよ」

 

今まで戦闘しっぱなしだったレンたちは、一旦戦線を離脱し、モンスターのポップする心配がない草原へと足をむけた。新緑に染まる草のじゅうたんに腰を落とし、レンは目の前に広がる景色を眺めた。さっきまで透き通るような青色だった空は、茜色にそまり、とてもきれいだった。

 

「きれいだよなあ」

 

同じく景色を見つめていたカズが、簡単のつぶやきを漏らした。確かにきれいだ、とレンも素直に同意した。どれくらいそうしていただろうか、心地よい風を体いっぱいに感じて寝そべっていたレンたちの体を、突如としてまぶしい光が包んでいった…

 




夢「フンフ~ン」
レン「どうしたんだ鼻歌なんて歌って、気持ち悪」
夢「うっさい。今日は待ちに待ったFATE/STAY NIGHTのUFOテーブルリメイク版の放送なんだよ。そりゃテンションも上がるって」
レン「そういやそうだったな」
夢「しかもルートはUBW!マジさいこ~」
レン「でもだからって小説さぼったりするなよ?
夢「ナ、ナンノコトデショウ」
レン「当たり前だろこのアホ」
夢「でもデスティニーもゴーストもやりたいし...]
レン「つべこべ言うな」チャキン
夢「分かりましたからナイフをおろしてください」
レン「ったく」
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