最強転生者の最強じゃない救世主物語 〜救世主は辛いけど頑張ります〜   作:まんさ

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#6 大蛇襲来

 *

 

 

 “イグニア王国”

 

 独立から二百年程の国であり、二千万人もの人口を抱える大陸随一の国となっている。大国に名を連ねて以降、イグニア王国は文化や産業の中心となっていた。そして政治の中心となっているのが”首都レモラ”であり、王宮で舵を取る"レモラ政執会"だ。

 

 彼らは街の中央通りを起点に産業を広げていき、その甲斐あって民達は日々何かを生み出す活力に溢れていた。

 

 しかしどれだけ栄えようと、いつかは壊れてしまう。それも呆気なく。

 

 

 九つもの首を持つ灰色の大蛇。高さで言うと丘の上に立つレモラ王宮と並ぶ大きさをしており、誰から見ても巨大だった。そんな生物がどういう訳か一直線にレモラ王宮に向かっており、不幸にも大蛇の通り道となった中央通りは破壊され、そこにいた人間達はゾウが蟻を踏むように呆気ない死を遂げていた。

 

「なんて大きさだ…」

 

 見た事も聞いた事もない怪物が破壊を振り撒く光景を、王宮から愕然と見下ろす女騎士が一人。

 

 名をアメリア・アンテリアヌス。孤児だったにも関わらず、魔術の才能を王国騎士団長に見出され、21歳という若さで騎士団副団長となった天才。才能に溺れず研鑽を積み続け、いくつも勲章を受ける彼女は次第に、”イグニア王国最強”と謳われるようになった。

 

「アメリア様!」

 

 アメリアが大蛇を見据えていると、偵察に向かわせていた部下が帰って来る。

 

「威力偵察に向かったザホス殿の戦死を確認、小隊は壊滅状態にあります!同時にエウモダス殿が行方不明、その他十数人の魔術師の死亡を確認致しました!」

 

「何ですって……!?」

 

 仮にもイグニア王国に仕える精鋭中の精鋭。かなりの実力を持つか彼らがあっさりと死亡した事実にアメリアは動揺を隠せない。しかし上に立つ者が動揺しては指揮に関わってくる。アメリアは毅然とした態度で部下に目を向ける。

 

「報告ありがとう。貴方も避難してください」

 

「し、しかし!」

 

 部下の男が困惑した表情で見上げる。

 

「貴方は充分に使命を果たしました。後は私に任せてください」

 

「クッ…承知致しました!」

 

 男は悔しそうな表情を浮かべた後、その場を離れていった。

 

「見ている事しかできなかった……!」

 

 悔しさに顔を歪めるアメリアだったが、彼女はこの場を離れることができなかった。それは王や宮中の政執人が完全に避難できるよう、最後の時間稼ぎをする為の命をガイウス王から受けていたからだ。

 

 “最早街の人間を避難させることは不可能。政治が行える我らだけでも避難する時間を稼げ。お前が死ぬことはイグニア王国の崩壊を意味する。何としても守り抜け”

 

 ガイウス王の最後の言葉を思い出し、アメリアは心の中で憤慨する。

 

「……何と勝手な」

 

 我らの命はどうでも良いというのか……!いくら最強だと言ってもアメリアは騎士でしかない。王国に仕え、命令を熟すだけ。彼女は自分が騎士である事と最強の称号を賜った意味を思い出し、仕方ないと割り切るしか無かった。

 

「……できる事をやるだけか」

 

 アメリアは目前に迫る大蛇に両手を向け、心力場で術式を組み始めると、腕から”赤色”の現出流が現れる。

 

「私はイグニア王国最強……!」

 

 すると両手の前に、掌よりも遥かに大きな火球が形成されていく。

 

「お前がどれ程の力を持つか、試させてもらうっ!!」

 

 両手から火球が放たれ、正確な軌道を描き大蛇に着弾した。

 

 

 *

 

 

 王宮のそこかしこに巨大な岩が降ってきた跡があり、その所為であちこちの建物が崩れている。そして修練場で感じた地響きが鳴り続ける中、私は逃げ遅れた人がいないか走り回っていた。

 

 サリアは位の高い人を率先して避難させているらしく、使用人などの替えの効く人達は後回しにされており、逃げ遅れて建物に閉じ込められている人達が結構な数いた。

 

 そんな人達を私は助けていたのだが……自分以外にそれをする人はおらず、1人で走り回っていた。いなかったと言うより、そこに人員を割けなかったと言うべきか。騎士達は大蛇に立ち向かったり、街の避難誘導や要人の護衛等でどこもかしこも人手不足らしい。中には大蛇を見て逃げ出した人もいるみたいだが、その人達も正しい。自分の命が最優先なのだ、生きる為には仕方ない。

 

 私は崩れた建物を中心に捜索していると、横にサリアが現れる。

 

「まだいたんすか!?早く避難してくださいよ!」

 

「逃げ遅れた人がいるかもしれません、私は最後で大丈夫です!」

 

「アカリデスさんのお陰で助かった人はいるっすけど、このまま残ったらいつ死ぬか分かったもんじゃないっす!!だから避難をーー」

 

「私は救世主なのっ!!!」

 

 今はこんな事を議論している場合ではない。私は腹が立ち大声を上げると、サリアは体をビクッとさせて静かになる。

 

「私は救世主だから皆を助けるの!後でちゃんと避難するから、私の事は構わないでっ!」

 

 私はそう吐き捨てた後、再び辺りの捜索を始める。

 

「……っ」

 

 小さな舌打ちが聞こえた後、サリアはこの場から去っていった。

 

「……何よっ」

 

 腹立たしいが気にしても仕方がない。私は捜索を続けていると、崩れた建物の影に人の腕が見えた。

 

「あ…!」

 

 まだ逃げ遅れた人がいる。そう思い駆け寄ると、メイド服をきた使用人の女性が生気のない瞳でこちらを見ていた。

 

「ひっ……」

 

 思わず自分の口を手で覆う。

 

 女性の胴体が岩に潰されて周囲に血や臓物が飛び散っている。無事なのは顔と腕だけだった。

 

「うっ……」

 

 初めて死体を目にした私は吐き気を催し、そのまま吐いてしまう。

 

「はぁ……はぁ……」

 

 そして倒れる女性の視線から目を逸らそうとするが、その顔に見覚えがあることに気がつく。

 

「へ……!?」

 

 私の着替えを手伝ってくれた使用人の1人だ。美人さんだったから顔を覚えている。

 

 私はその場に膝をつき無力感に苛まれる。見知った人が死ぬと、こうも重たい感情がのし掛かるものなのか。呆気ないにも関わらず、何を思って良いのか分からない。

 

 すると王宮の外から大きな爆発音が聞こえた。

 

「な、なにっ…!?」

 

 そちらに顔を向けると、爆発の前で堂々と立つアメリアさんの凛々しい姿と、爆煙から顔を覗かせる巨大な蛇の顔が見えた。すると煙から何本もの首が現れ、何事も無かったようにアメリアさんを見下ろしている。

 

「あっ、あっ…」

 

 巨大な図体から放たれる圧倒的な存在感に、自分がどれだけちっぽけな存在かを理解させられる。それと同時に"死"が迫っていることを肌で感じ、私は恐怖で漏らしてしまう。

 

「うっ、あぁ……」

 

 無理だ。あれを前にして生きられる訳がない。逃げよう。今ならまだ間に合うかもしれない。

 

 私は急いで立ち上がり、大蛇と反対側に逃げようとするが、近くから女性の声が聞こえて思わず立ち止まってしまう。

 

『どなたかいらっしゃるのですか!?閉じ込められていますっ!!』

 

 崩れた部屋の奥から聞こえ、その声に聞き覚えがある事に気がつく。

 

『助けてくださいっ!ここから出してっ!』

 

 クロエの声だ。今日の朝、私のお世話をしてくれた可愛い女の子。

 

「……………」

 

 お世話してくれた事は感謝しているし、できれば助けたいと思ってるけど、生憎私には力がない。無理だ。私は声を聞かなかったことにして逃げようとすると、遠くから2回目の爆発音が聞こえてきた。

 

「ひっ……!?」

 

 振り返ると、大蛇と対峙するアメリアさんの姿が目に映る。彼女は人間じゃ考えられない身体能力で首を叩きつける攻撃を何度も避けているが、手一杯なのか苦悶の表情を浮かべている。

 

「あっ、あっ」

 

 大蛇が首を地面に叩き続ける度に、よろける程の揺れが私を襲う。

 

 あんなのに勝てっこない。アメリアさんもどうせ死ぬんだ。あんなに動けるなら早く逃げれば良いのに。逃げれば良いのに……なんで戦っているの?無謀な戦いに見えるし、負けたら死んでしまうかもしれないのに、”勝てる”と思っているの?

 

『助けてくださいっ!!』

 

 崩れた部屋の奥からクロエの必死な叫び声が聞こえてくるが、私の心には恐怖と諦めの気持ちが渦巻いており、その場に立ち尽くしていた。

 

 …ごめんなさいクロエ。私に力があれば助ける事ができたのに、その力を持ち合わせていない。

 

 クロエを見捨てて逃げようとした直後、再び爆発音が聞こえる。

 

 “今の内に逃げるんだっ!!”

 

 同時にアメリアさんの力強い声が聞こえ、目を向けると使用人の女性が倒れている。逃げる隙が出来たのか女性は直ぐに立ち上がり、そのまま逃げていった。

 

「そっか……」

 

 そこで初めて気がつく。

 

 アメリアさんは”助ける為”に戦っているんだ。任務だからかもしれないけど、騎士としての役目を果たすために。

 

 そう思った時、私の中に感じた事がなかった気持ちが芽生える。

 

「アメリアさんは騎士で……私は救世主」

 

 自分にそう言い聞かせ、私は崩れた部屋に駆け寄る。

 

「クロエっ!!」

 

『そ、その声は、アカリデス様!?』

 

「待ってて!今助けるから!」

 

 崩れた部屋の様子を見ると、下の隙間からクロエの足が見えた。……どかせばクロエは出れる筈。そう考え、近くに転がっていた柱を持ち上げる。

 

「お、重いっ」

 

 何とか踏ん張りながら部屋の前まで持っていき、瓦礫の手前にあった盛り上がった箇所に柱を乗せ、私は”てこの原理”で持ち上げようとする。

 

「ぐぎぎっ…!」

 

 歯を食いしばりながら柱を押すがびくともしない。瓦礫が重すぎる。私の力ではとてもじゃないけど上がりそうにない。

 

「で、でも……!」

 

 ここで止める選択肢は私にない。私は救世主で、クロエを助けたいと思っている。

 

「上がってってッ!!!」

 

 脳の血管が千切れるんじゃないかと思うくらいに力を込めていると、

 

「何やってんすか!?」

 

 後ろから聞き覚えのある声がした。

 

「さ、サリア!?中に人がっ、手伝って!」

 

「わ、分かったっす!!」

 

 サリアは直ぐに側にやってきて、柱に手を添えると嘘みたいに瓦礫が持ち上がった。

 

「クロエっ!」

 

『は、はい!』

 

 合図をすると、空いた隙間からクロエが這い出てくる。

 

「出れました!」

 

「うっす!」

 

 クロエの声を聞いたサリアは柱から手を離すと、瓦礫は大きな音を立てながら崩れた。

 

「あっ、あっ……」

 

 崩れた瓦礫を見て私は身震いする。少し遅かったらクロエは瓦礫の下敷きになって死んでいた。仮にもお世話してくれた知り合い。私は二度と会えなくなる事に恐怖を覚えるも、助かった安心感で感情がぐちゃぐちゃになる。

 

「あっ、く、クロエ!」

 

 立ち上がろうとするクロエに駆け寄り、手を掴んで補助すると、

 

「うっ…」

 

 クロエはよろめてしまい、その場に倒れ込む。

 

「け、怪我してるの?」

 

「は、はい…」

 

「歩けないのね?」

 

 クロエが小さく頷くのを見て、私は直ぐにサリアを呼ぶ。

 

「サリア!クロエを修練場までお願いっ!」

 

「わ、分かったっす!」

 

 サリアは両手でクロエを抱えて助走をつけるが、走り出さずにこちらを見る。

 

「アカリデスさんはここで待機っすっ」

 

「え…?」

 

「クロエさんを運んだら、次は貴女を運びますからね」

 

「で、でもっ」

 

「でもじゃないっすっ!!」

 

 突然のサリアの大声に、私はビクッと体を震わせる。

 

「貴女は救世主っす。死んではいけない人っすっ!!」

 

 サリアは怒りの色を瞳に浮かべながら、真剣な表情で私を見る。

 

「サリア……」

 

 ここでゴネたら、サリアはクロエより先に私を修練場に連れていくだろう。そして置いてかれたクロエが生きている保証はない。…ここは大人しくサリアに従おう。

 

「うぅ…分かったよ。ここで待ってるね?」

 

 するとサリアは「勿論っす!」と言い、消えるようにこの場から走り去った。

 

 

 *

 

 

「クソっ…!全力で放った火球の魔術が通用しないなんてッ!」

 

 アメリアは似つかわしくない言葉を放ちながら、大蛇の叩きつけを避け続ける。

 

「くっ、だったらッ……!」

 

 アメリアは体を翻し、地面に叩きつけられた首に狙いを定める。そして剣を振り上げて飛びかかり、そのまま首を斬り落とした。

 

 首を斬られた大蛇はウネウネと苦しそうにもがく。

 

「どうやら物理は効くらしいっ……!」

 

 狙いがうまく行ったアメリアは笑みを浮かべた後、自身の肉体に保護魔術を掛け直す。そして身体能力強化魔術を駆使した大きな跳躍をし、2本目の首を斬り落とした。

 

「ふっ……!」

 

 そして間髪入れずに次々と首を落としていき、遂には最後の1本となる。

 

「これでッ!!」

 

 アメリアは跳び上がり、渾身の力を込めて首を斬り落とす。

 

「やったかっ!?」

 

 地面に着地した後、首のない大蛇が力なく倒れ込む姿がアメリアの目に映る。大蛇はピクリとも動かず、頭部の無い首が横たわっていた。

 

「ふぅ……」

 

 何とか倒すことはできたか……。アメリアはホッと息を吐き、剣を腰に下げた瞬間、突然揺れが起こる。

 

「な、なんだ…!?」

 

 すると首のない大蛇が起きがり、アメリアの前でウネウネと動き始める。

 

「ッ!?」

 

 アメリアは目の前で起きた光景に絶句する。頭部がなくなった切断面から新たな首が生え、あっという間に9本全ての首が再生した。そして首達は何事も無かったようにアメリアは見下ろす。

 

「ば、化け物めッ…」

 

 アメリアがそう吐き捨てた後、1本の首が大きく口を開ける。

 

「…なにをする気?」

 

 直後、その口から深緑色の息吹が放たれた。

 

「なっ…!?」

 

 アメリアは咄嗟に"盾の魔術"を発動し、赤みがかった障壁を自身の周囲に形成させる。すると深緑の息吹は障壁から弾かれアメリアを護る事に成功するが、その拍子に息吹が周囲へ散っていった。

 

「あぁ……!?」

 

 アメリアは目を見開く。息吹に当てられた草はみるみる萎れていき、瓦礫は錆びついたように変色していく。その光景を見た彼女は生身の体に息吹が当たる事を想像してしまい、初めて恐怖の色を浮かべた。そして体も震えるが、強い眼差しで大蛇を見上げる。

 

「だからと言って……ここから逃げる選択肢はありませんっ!」

 

 そんなアメリアを見た大蛇は、それが何だと言わんばかりに不敵な笑みを浮かべたような表情になる。そして9つある口を全て開け、一斉に深緑色の息吹を吐き出した。

 

「ぐッ…!?」

 

 アメリアは再度"盾の魔術"を発動し息吹を防ぐが、先程よりも9倍の力が加わった事により、体が大きく押される。

 

「クソっ…!この程度っ!」

 

 アメリアは自身の心力を障壁に注ぎ、強度を高めて耐えようとした瞬間、障壁に突然衝撃が走る。

 

「なッ!??」

 

 大蛇は障壁にそのまま首をぶつけてきたのだ。その巨体から繰り出される叩きつけは、障壁もろともアメリアの体を大きく吹き飛ばす。

 

「ッ!?」

 

 アメリアは王宮の壁に激突し、声にならない呻き声と共に口から血を噴き出す。そして地面にドサっと落ち、力が抜けたように腕が垂れさがる。

 

「うっ……」

 

 アメリアは痛む体を耐えながら顔を上げると、丘の上を這いずる大蛇が目に映る。

 

「はぁ…はぁ…」

 

 このままでは修練場も危ない……!アメリアは体に鞭打って立ち上がり、だらんと下がる両腕に力を入れる。そして両手を大蛇に向けると、その腕から赤色の現出流が現れた。

 

「わ、私は……私はイグニアの騎士だ。ま、護るものがある限り、何度でも立ち上がる」

 

 両手に火の球が形成されるが、蝋燭の火と大差ない大きさをしている。アメリアは自身の心力が尽きかけているのを感じるが、"火球の魔術"の術式を組んでいく。

 

「アメリア・アンテリアヌスに、負けは許されないッ!!!」

 

 そして力強い眼差しで大蛇を睨み、火球を放った。

 

 火球は綺麗な放物線を描き大蛇に着弾して爆発を起こすが、大蛇に傷ひとつ付ける事なく、呆気なく消えるのだった。

 

「クソっ…」

 

 心力が尽きたアメリアはその場に膝をつく。

 

「なんてっ、情けない……」

 

 アメリアは自身の非力さと役目を果たせない情けなさに俯き、大蛇が地面を這いずる音を聞く事しか出来なかった。

 

「これで……お終いか」

 

 アメリアは顔を上げ、自身を殺す者の最後の姿を目に映す。真ん中の首はアメリアを品定めするように観察し、どう殺すのか、それとも戦った相手を讃えているのか、アメリアを静かに見つめている。しかし直ぐに飽きたのか、大蛇は口を大きく広げる。

 

「………」

 

 さっきの息吹を吐くのだろうか?アメリアは諦めたように俯き、自分の死を待つ事にするが……息吹はいつまでも経っても吐かれなかった。

 

「………?」

 

 アメリアは不思議に思い顔を上げると、見覚えのある後ろ姿が目に映る。王宮御用達の仕事着を着ており、フワッとした金色の髪が風で靡いている。

 

「アカリデス…様?」

 

 彼女の名前はアカリデス。数日前に救世主として召喚された綺麗な女性であり、今は修練場で避難している筈の女性だ。そんな彼女が突然現れて困惑するのと同時に、アメリアは安心感にも似た不思議な感情が湧くのだった。

 

 

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