カードファイト!!ヴァンガード Parallel Divinez   作:七蜘蛛

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疑問

 

タウリアス「彼らが貴様の選んだファイター達という事か?」

 

ベルベスト「その通りです。そして審判大戦第一試合は明日の午後9時、この場所にて行われます。ルールは至ってシンプル。」

 

1.互いの因縁の相手とファイトをし、勝利した陣営にポイントが入る。

 

2.合計6試合行い、ポイントが多い陣営の勝利となる。

 

3.6試合行い、同点だった場合、各陣営から代表者を1名選抜し、ファイトを行う。

 

4.審判大戦に勝利した陣営が願いを叶えられる。

 

ベルベスト「以上です。それでは明日の対戦を行う人物達を発表します。審判大戦第一試合の組み合わせは...。」

 

そして、発表される。

 

ベルベスト「「共鳴の決闘者」VS「狩猟の断罪者」!」

 

コウマ「!いきなり俺か...。」

 

タクマ「へへっ...!」

 

ベルベスト「それでは皆さんまた明日会いましょう。」

 

その言葉と共にベルベストは姿を消す。それと同時に断罪者側も解散する。それを見てリク以外の決闘者カードの所有者達は複雑な感情を抱く。

 


 

翌朝

 

レストランにて決闘者カードの所有者達が話し合っていた。

 

ケンスケ「因縁の相手という事は各々戦う相手が既に分かっている状態だな。」

 

コウマ「あぁ。」

 

ハヤト「こうなる事は予想できなかったよ。」

 

リク・シンシャ「...。」

 

カナ「リク君、シンシャちゃん、どうしたの?」

 

シンシャ「っ!あ、いや、何でもない...。」

 

リク「う〜ん...。」

 

ケンスケ「どうした?浮かない顔をして。」

 

リク「なぁ、多分だけど俺の因縁の相手ってあの星導キョウヤって奴だよな?」

 

シンシャ「そうじゃないのか?」

 

カナ「あの人確かうちの学校の生徒だったと思うよ?」

 

ハヤト「彼がどうかしたのかい?」

 

リク「いや、多分俺アイツと会ったことなんて無いぞ?」

 

コウマ「そうなのか?」

 

リク「そもそも俺はこっちの世界に住んでない(・・・・・・・・・・・・)んだぞ?なのに接点がある方がおかしいぞ?」

 

コウスケ「確かに、お前は元々S.O.N.G(・・・・)という組織のギャラルホルン(・・・・・・・)と呼ばれる物を使ってこちらの世界に来ている別世界の人間(・・・・・・)だったな。」

 

リク「あぁ、だからこの世界の住人の筈のキョウヤって奴とは昨日のアレが初対面の筈だぞ?」

 

カナ「ん〜、あの人そんなに怪しいかな?」

 

リク「ま、それは置いといて、今日の夜の審判大戦の事だ。コウマ、あのタクマって奴の事知ってるか?」

 

コウマ「...まぁな、アイツは小さい頃から知り合いなんだが昔いじめを受けていたんだ、数年前に久々に会ったらあんな感じになっていたんだ。」

 

カナ「そうなんだ...。」

 

コウマ「昔いじめを受けていたからなのか、アイツは弱いものいじめなどをとことん嫌っている。それだけならまたいい。だがアイツはいじめなどを行っている輩を様々な手段を使って追い込んでいくんだ。やり過ぎと思うくらいにな...。」

 

コウスケ「問題にならなかったのか?」

 

コウマ「一時期問題にはなってたさ、だが理由が理由だから誰も責める事はなかった。寧ろ相手側の悪事を暴いている義賊と呼ばれてる。」

 

リク「なるほどな〜。」

 

シンシャ「取り敢えず、そろそろ審判大戦に備えてデッキ調整しておいた方がいいと思うぞ。」

 

コウマ「そうだな。」

 


 

 

キョウヤside.

 

やぁ皆、キョウヤだ。今日の夜、タクマと相手のコウマという人物がファイトをする。その前にタクマの提案で折角のチームだから記念という事で断罪者カードの所有者達だけでBBQをしている。

 

だが正直言って後悔している。何故かって?それは...

 

タクマ「ガッハッハッ!」

 

フォス「うぅ...!ボクってばホント何やってんだろ...!(泣)」

 

シズク「...。」zzz

 

既に地獄だからだよ...!

 

そもそもこうなった原因は...

 

エリス「フフフ、もう1本飲もっと。」

 

この馬鹿(エリス)が酒を持ってきたからだ!BBQの最中ジュースの中に混じってた数本の酒缶を偶々タクマ達が口にしてしまい、この地獄絵図が引き起こされた。幸い俺は来る道中に買ったジュースを飲んでいて、マサトは酒に強かったから問題無かった。

 

こんなんで審判大戦、大丈夫か...?

 


 

夜・遺跡のファイト場

 

断罪者side.

 

フォス・シズク「気持ち悪い...。」

 

エリス「ホントごめんなさい...。」

 

マサト「まったく...。」

 

キョウヤ「タクマ、コンディションは?」

 

タクマ「問題無ぇぜ!」

 

決闘者side.

 

リク「頼んだぞ、コウマ。」

 

コウマ「任せてくれ。」

 

シンシャ「相手がどんな展開をしてくるか、分からない以上警戒しておけ。」

 

カナ「頑張ってください!」

 

コウスケ「いよいよ始まるな。」

 

ハヤト「そうだね。」

 

タクマとコウマが対面するようにファイトテーブルに立つ。

 

タクマ「久しぶりだな!コウマ!」

 

コウマ「あぁ。まさかお前とファイトする事になるなんてな。」

 

タクマ「ガハハ!世の中何が起こるか分からねぇものだな!」

 

するとベルベストが現れる。

 

ベルベスト「高橋コウマと牙ノ宮タクマ。カードを掲げなさい。そして叫ぶのです!開戦の狼煙を!」

 

その言葉とともに2人の後ろから赤と青の球体が昇り、2人は互いのカードを向け合う。

 

コウマ「この地に...。」

 

 

【挿絵表示】

 

 

タクマ「審判を!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

互いのカードの紋章が輝き、そして2つの球体が重なり合うと白き光が放たれる。

 

コウマ・タクマDivine(ディヴァイン)!」

 

そして、コウマとタクマに光が照らされる。

 

ベルベスト「刻限です。」

 

するとコウマとタクマのカードのスリーブがそれぞれの紋章が描かれたスリーブに変わる。

 

ベルベスト「これより、審判大戦第一試合を始めます。」

 

2人はヴァンガードサークルの裏向きのカードに手を添える。

 

コウマ・タクマ「スタンドアップ!ヴァンガード!!」

 

今ここに、審判大戦が幕を上げる。

 

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