Archive of Reverberation 作:わど〜
外伝作品だから世界線は一致しているとはいえ2つの小説を同時並行して進めるとか初心者がやっちゃいけないことだろ!
でもやります。作品はアホだから。
序章は本編の第一話、preludeの少し後からのお話となっております故一応先にそちらをご覧ください。
残響を辿る司書、残響を記す本
やぁ、俺はローラン。色々あって図書館の司書として働いてるんだが……
「ビナー…お前また…」
「そう顔を赤くするな。いつだか話たことが或っただろう?この場所では、総てを受け入れる広い心が必要だと。其れに、怒りに身を任せる事が如何に危険かは御前が一番善く理解しているのではないか?嘗て経験した御前が。」
「…………」
「ゲブラー、落ち着いて?それはそうと、そこの人はまたやらかしたみたいだね〜?」
「汚く濁った水ばかり飲んで脳味噌が腐った残念な坊ちゃんには理解できんだろうよ」
「ゲブラー?やっていいよ〜」
「あ、はいは〜い!皆落ち着いて〜」
この通り大騒ぎだ。
はぁ…本当、大変なことをしてくれたよ調律者様は。
おかげで皆これにかかりっきりだ。
元研究者の皆は、どうにかして向こうの世界を観測しようと色々手を尽くしてるみたいだ。
ビナーも面白がってはいるけど一応大人しくしてるし、観測にも協力的らしい。
俺はあんまりよくわかんないけどな…
ただ、色々と整理でき次第、向こうの世界に俺が送られるそうだ…
アンジェラによると
「向こうの世界がどんな世界かよくわからないわ、観測ができれば多少マシでしょうけど、それでも全貌は掴めないでしょう」
「向こうがどれだけ危険なのかわからないし、それに少なくとも残響楽団の本がある限り彼らが活動している可能性もあるわ」
とのこと。
じゃあゲブラーの方が適任って言ったんだけど「向こうの世界の情報も居るから、あなたの方が適任でしょう?」だってさ。
反論はできないな…実際俺も昔はそれで食ってたからそれなりには自信もあるし。
そんなことを考えていると、アンジェラと、
「観測ができたわ」
「おお〜、それで?向こうはどんな感じなんだ?」
「向こうの世界はキヴォトスと呼ばれていました。キヴォトスの特徴として、キヴォトスに存在する人間のほとんどが15〜17歳前後であり、また女性であるという物があります。」
「このような人物たちは総じて、強力な強化施術を受けたように、体が強化されていました。」
「さらに、先程の条件に合致する人物の頭の上にはヘイローと呼ばれる輪が浮かんでいました。このことから前述の強化施術とこのヘイローにはなんらかの関係があると推測されます。」
「お、おう?」
「さらに特筆すべき点として、銃器の携帯が当たり前になっているという点が挙げられます。ほとんどの人物が銃器を所持しているという点は異常ではありますが前述の強化施術の影響で銃器による損傷はかなり軽微なものと化しており「あ〜!落ち着いてゆっくり話せ!」
やっぱり難しくてわかんないな…イェソドに喋らせたのは失敗だったかな、整理するのも上手いけど話し方が難しいんだ…
みんなから聞いた話を整理すると、キヴォトスっていう世界では中高生くらいの女子が多くて、そいつらにはヘイローっていうものがついててそれの影響で体が強くなっているそう。
あと、キヴォトスでは火器がすごい普及しているそうだ。
銃での戦闘も結構よくあることだとか。
「すごいな…上等な強化施術がそんな軽々しく施されてるのもだけど、銃がそんな安いとか」
ちょっとうらやましくなるな…初めて行くのが俺で良かったと思ったよ。
「それで?これからどうするんだ?」
「前にも言ったでしょ、あなたに言ってもらうのよ。」
「…早くない?まだちょっと見ただけなんだからもうちょっと…」
「向こうには残響楽団もいるんだから早いほうがいいでしょ」
「…まぁ一理あるな」
それでも怖いもんは怖いよ…はぁ…せめて向こうに誰か協力者でもいれば良いんだけど。
「じゃあ、早速送るわよ。」
「そういえばどうやって向こうに送るんだ?」
「何言ってるのよ、私たちは前見たでしょ?」
「え?前見たってどういう…」
…嫌な予感してきた
「ビナー?」
「妖精たちはまだ見ぬ世界への道を開こうと心待ちにしているよ」
「いいわ、それじゃあ始めて」
「ちょっとまさかだけど「"妖精よ、道を開け"」
瞬間、体が浮遊感に包まれる。
下には話で聞いたような世界がある。
「…ちくしょう!やっぱりこうなるのかよ!!」
ビナー語が難しすぎました…
ビナー語書いてる人たちすごすぎないか?尊敬する。
でも難しいけど書いてて楽しかったです。
ちなみにビナー様今回「キレんなよ、前(コア抑制の時)みたいにはなりたくないだろ?w」だとか「コーヒーとかありえんわwwそんなもん飲んでるから私の考えも理解できないんだよww」だとか言ってクソアマムーブカマしまくってます。
ローランくんの目的地は… (現時点で残響楽団がいることが確定してる場所の場合は多分邂逅します)
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