if〜ミッテルト&正輝   作:斬刄

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詰み・王手【チェックメイト】

前回のあらすじ

クリザリッドとゼノヴィアvs下衆オリ主との激戦。最後の方で獄炎式となったクリザリッドがオリ主を追い詰めたところを結界が解かれ、オリ主は卑怯にもリアス達を呼び出し、クリザリッド達は止むなしに真弓の本拠地に戻されることとなった。

 

ーーーー

 

戻された後、真弓は緊急として家にいる正輝とミッテルトを呼び出し。

この真相に携わった人達全員を真弓の本拠地に集合となった。

今現在いるのは

学校内では

岩谷正輝、兵藤一誠、村山、片瀬、ゼノヴィア

学校外では

ミッテルト、クリザリッド、オリジナルゼロ、海堂真弓、紫藤イリナ、セラフォルー・レヴィアタン

 

 

計11名の人数で会議が行われ、どうするべきかの話し合いが開催されることとなった。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

俺の帰宅後ミッテルトは顔が青ざめていた俺を心配してくれて、クリザリッドは突然野暮用があっていなくなるしとにかく、真弓さんとは連絡が繋ぎたくてたまらなかった。

「正輝、震えてるよ?」

「俺はどうしたらいいんだ…」

その時メールの連絡が来た。

真弓さんから『至急、私の家に来い。今からどこでもドア用意するから』

読み終えた後どこでもドアが突然俺のベランダから現れて、ミッテルトと一緒に入った。中にはクリザリッドさんとオリゼロさんと、同じクラスの片瀬と村山さんがいた。

それだけじゃない。

「一誠、お前生きているのか?」

「正輝⁉︎」

兵藤一誠は目の前にまだ生きており、ゼノヴィアはボロボロになっていた。更にまだまだ驚くことが

 

「ヤッホー。またあったね?正輝とミッテルトちゃん?」

「お、お久しぶりです」

「ど、どうもッス」

 

魔王レヴィアタンまで来てしまうなんて、俺が帰っている間に何が起こっていたのと思いたくなるほどだ。

「一誠、その」

「あー。だいたいのことは分かってる。ほんとゴメンな」

「君が謝ることではないだろう。全ての原因は奴の自己的な権利の乱用のせいだ」

兵藤一誠が事故死という扱いをされショックに感じていないわけがない。半分以上いや、もう完全にオカルト研究部を占領しているあの賀東という男のせいだ。

 

「この際全員何者なのか言うぞ。」

「ちょ⁉︎待って下さいよ!」

 

 

オリジナルゼロさんが突然口を開き、全員が驚いた。ミッテルトのことについても言われるのはヤバイ。しかし、おれ達を呼ぶ前にオリジナルゼロさんと真弓さんの二人が話し合った結果。これ以上は人間だと言っても、ここまでの被害が及び全ての現状報告をしないとまとまりがつかないという話となった。紫藤イリナと村山と片瀬に対して真弓さんと話しているから残りのメンバーで彼の被害を語れ。そして真実を言ってお互いの関係を良くしなさい。と、

 

みんなが自分が本当は人間ではなく何者なのかを発言した。レヴィアタンは本物の魔王レヴィアタンと言い、兵藤一誠とゼノヴィアはオカルト研究部に所属しているがリアス達全員が悪魔になっていることだ。

 

 

「お姉ちゃんがあいつに穢されたら私耐えられないよ…でも私が動いたら姉は記憶によって私を敵視するし。他のみんなからも私を疑いの目で見られて…怖くてたまらなかった」

 

ゼノヴィアと一誠は悪魔だとリアス達の全貌を語った。ポーン、ルーク、ナイト、ビショップ、ルーク、クイーン、キングという風にチェスで定められている。悪魔にもそれぞれに眷属という形がありリアスや朱乃、木場や子猫…計7名の仲間がいたのだ。そして、俺とミッテルトもまた真実を言わざるおえなかった。

「なぁ…お前の義理の妹は堕天使なのか」

「大丈夫ッス。正輝が隣にいるから」

俺は止む無しに言った。一誠も俺もまた危機的状況であり、奴を倒す前にお互い真実を知る必要がある。

 

 

「ミッテルトは堕天使だ」

「…なおさらなんであいつはお前の事情のことを知っているんだろうな。」

オリ主が俺はミッテルトに気配遮断しているのになんで堕天使であると断定できるんだと。

俺も思っていた。

「すまない…一誠。私はそのことを隠していた。申し訳ない」

「いいんだよゼノヴィア。お前は何も悪くないんだ。正輝達も同様にな。

 

 

俺達はあのクソ野郎の被害者だ」

ゼノヴィアも俺と一誠に隠していたことを明かした。でも、一誠は俺たちを責め立てたりせずに下を向いていた。

「俺は堕天使が嫌いだ。神器があるなしで何も知らない俺を殺そうとして、優しいアーシアを奪おうとして、コカビエルの時はこの街を破壊して…酷いことばっかりでしかない存在だった。正直言って忌み嫌ってたよ。けどさ、お前は俺と少しよく似ている。お前にとっちゃあ俺と一緒だなんて失礼だけど。

お前はミッテルトを

俺はアーシアを

 

お前はミッテルトを侮辱されたことに対して本気で怒っていた。そりゃそうだよな。俺だってアーシアを傷つけられたら許さないし、アーシアの優しさを知らない奴はみんなクズ野郎だと今でも思っているさ。お前もそうだろ?」

「…ミッテルトを侮辱されたら、そいつを叩きのめすことは俺の中で決めているから」

「でもよ…アーシアは。あいつと話をしていて、何も知らないまま喜んでいるんだぞ」

オリ主に何もかもを奪われたというのを聞いて、俺は何も知らないリアス達は兵藤一誠を見ても知ってもなんとも思わないというのを分かったのだから。

「ミッテルト。お前に一つ聞きたいことがある」

「な、何?」

「お前はレイナーレ達を葬った俺、いや俺たちのことを恨んでいるか?」

 

 

ミッテルトとレイナーレ達の関係だ。良好だったのならレイナーレ達を消し飛ばしたリアス達に対してなんらかの悪意があってもおかしくはない。全てはミッテルトの答えは次第だった。

「ウチはあんたのことは恨んでないよ。レイナーレ達に関しては名残惜しいけどもうどうにもならなかった。計画は止めることはできないし、危険な存在である正輝を殺そうとしたけど。

 

 

いつの間にか震えていたんだ。

血で一杯で、悪魔を殺すときは罪悪感がなかった。でも、買い物する時に正輝が服を選んでくれて、せっかく着ていたのが真っ赤に染め上げられて。

 

 

それでもウチのことを抱きしめている。仲良くなって親密に話せれたのは本当に正輝ぐらいだったから。そして大好きになった。」

「…お前の話を聞いて本当に良かった。お前は俺の中で堕天使としては確かにレイナーレ達と一緒にいておれ達と接触していたなら死んでいただろうぜ。

 

でも俺はお前を敵にすることも、

堕天使だから嫌悪することも

俺はお前を殺さない。もうお前は 神の子を見張る者(グレゴリ)の堕天使ミッテルトじゃなく、ほとんど普通の女の子だろ?

 

ならその命大事にしろよ」

 

ミッテルトは確かに天涯孤独だ。俺が家に居させてなかったらミッテルトは道中にはぐれ堕天使としてリアス達か、他の悪魔眷属に始末されていただろう。レイナーレ達以降にミッテルトは他の堕天使とは接触していない。

 

俺がいなかったらほとんど外にいるだけで死ぬのだから。

 

「あ、あんたはウチのことを恨まないの?」

「恨むも何も、お前は何も危害を企ててないし真弓達の仲間である正輝の事は信用できる。

 

ミッテルトは正輝の助けと支えになって。そして、お前のために正輝は義理の妹であるお前が迫害されるのを本気で怒って、お前が過去に正輝を殺ろそうとしても抱きしめてくれて、事が終わって長い間に相思相愛じゃねぇか」

 

 

ミッテルトのことについて許してくれた。リアス達は許してくれるかどうかは微妙だろうけど、少なくとも現状として兵藤一誠と一緒に協力してオリ主を撃破しなければならない。お互いの隠し事を少しでも明かして、打ち明けて。

お互いを、信用できるようにする。

「お前はミッテルトのことをどう思っている?」

「俺は、幸せだよ。これ以上ないくらいにミッテルトのおかげで生きがいを感じている。生きてて良かったと思っている。だから、胸を張って言える。ミッテルトは良い子になってるよって」

 

一誠に対しては解決できた。

ゼノヴィアはこのことはもうとっくに承諾しているから大丈夫だが、

 

「レヴィアタンさんは俺たちのことをどう思っているのですか?」

「…私は」

堕天使は堕天使だ。だから魔王は絶対許すなんてことはあってはない。正直覚悟はしていた。

 

けれど、

「私は2人のことをあまり悪く言えない…かな。お姉ちゃんに堕天使に情けをかけるなんて甘いって言われるね。でもさ、君達のそれって私達と同じように『家族愛』でしょ?

人を殺してやる!とか、最早悪魔、天使、堕天使というようなことに携わってもなく、もう平和に暮らしていきたいんだよね。真弓さんだって私達全員が協力しあわないとあの賀東って人を倒せないみたいだし。それに、ミッテルトが堕天使だったとしても私はまだ好意を抱いているんだ?可笑しいよね。ミッテルトちゃんが堕天使である事実を知ってショックだけど。

 

堕天使の組織にも属していない。もしかしたら、君の義理の妹ははぐれ堕天使になっている。そんな君達を今更私を騙すなんて二人とも嫌い!なんて…苦しくて何も言えないよ!もし、正輝の妹さんを嫌ったら正輝くんと真弓さんは私のことを一生許さないかもしれない!そして、賀東が好き勝手にお姉ちゃんを穢されて欲しくない!一誠君も悲惨すぎる!

 

それに、私は正輝達のことが嫌いになりたくない!だってリアス達もソーナ達と同様に好きなんだもん‼︎」

「レヴィアタンさん…」

 

泣いていた。真実を知らされて辛いってのもあったけれど、それでも捨てきれない思いがあるから余計に苦しいんだ。

 

そして、セラフォルー・レヴィアタンもまた俺たちのことを嫌いにならずに許してくれた。

 

「ウチ、騙していてごめんなさい」

「いいよ?もう大丈夫だから」

 

この後クリザリッドもまた明かす事もあるので兵藤一誠らにクローン人間であることを告発し、それでも人間として同じ寿命を持ってあり。

 

「村山さんは俺の許嫁だ」

「な…なんだって⁉︎」

「落ち着け一誠」

 

 

この人が村山の婚約者であるというのは一誠には強烈だったけれどゼノヴィアはおお、おめでとうというような感じ。クリザさんは己の罪を背負って生きてゆくと誓っていた。オリゼロさんが話を聞いていて終わっていたのを察すると、

「どうやら終わったみたいだな。辛かっただろうがよく頑張ったな」

オリゼロさんは隙間を空けて話し声を聞こえようとさせている。

オリゼロは紙にあることを書いた

『覗き、聞くだけならいいぞ』

と、どうやら入るのはいけないらしいけれど。書かれている行為はオッケーみたいだそうだ。

「今、彼女は三人に対して怒っているのだからな」

俺達全員でドアの隙間から眺めている。どうやら真弓さんは仁王立ちして怒っている状態で三人を正座させていた。

「オリ主相手に私の報告なしで行動するってどういうことかな?」

「「ごめんなさい…」」

聖剣使いの2人。ゼノヴィアともう一人、紫藤イリナもこの件に関わっていた。この紫藤イリナという人は兵藤一誠の幼なじみであり、兵藤一誠が悪魔だと分かっていても躊躇なく斬っていた。しかし、兵藤一誠の存在自体を全く訳のわからない存在に奪われるのは許せないと思い。2人に協力して散策をしていたそうだ。

 

「イリナさん。奴が不思議に聖剣持ってるってことは相当ヤバイってことぐらいはわかるはずよね?」

「…私は彼とは同じ幼なじみですが、兵藤君は悪魔で私は彼を神の断罪の元に斬らないといけなかったのですがそこまで罪悪感はありませんでした。ただ、許せなかったんです。あの男が、兵藤一誠君の全てを奪って、みんなの記憶を利用して、こんな男がゼノヴィアといることになったら私耐えられません。身勝手なのは分かっています」

片瀬さんと村山さんは酷く落ち込んでいた。確かに自分達が死ぬことになってしまうと事の重大さは大きくなる。俺とクリザリッドだって村山と片瀬には死んでほしくないし、イリナが死んでしまえば一誠やゼノヴィアは黙ってられない。

真弓さんはため息をついた。

「ホントさ…3人とオリ主が立ち合った時はマジで焦ったわよ。もし死ぬのを見かけた私が、このことを知らないあんた達の関係者にどう知らせて、どんな顔で会えばいいのよ!」

「「「ごめんなさい…」」」

 

あとそれと真弓さんが怒っている時の話中に突然部屋に入ってきたり、横やりをしてきたら、その相手に対して本気でキレるというのをオリゼロさんから聞いた。

 

過去にそんなことが起こって、

 

突っ込んでくるたびに半殺しにしたという。

 

 

 

勿論、四次元ポケット使って記憶変えてなかったことにしたけど。まぁ、オリ主のような目的じゃないからまだ良しと思っているよ。

記憶残したら大変なことになるし。

 

「と・に・か・く!やばいやつは今度からは私達にすぐに報告しなさい‼︎」

「わ、分かりました」

「話は終わったか?しかし、真弓。これからどうする気だ?」

 

真弓さんは大量の紙を俺たちに手渡しした。その内容はオリ主を追い詰める作戦が記されている。

 

「あいつの表面ずらを引っぺがそうじゃないの。あの外面だけが取り柄のオリ主を明日の夕方ごろに一瞬にして歪みきった顔芸に凶変させてやるのだから」

 

 

 

 

*****

 

俺はまだ記憶改変を試みている。やっぱりあいつらのせいだ。あいつらの中に記憶の改変を妨げようとしている奴らがいる。

 

「クソガァ‼︎あいつら速やかに殺しておくべきだったか!改変できないのはやっぱりクリザリッドって野郎のせいか!」

 

元凶がいることは判明した。だったら所構わずさっきの奴らだけでも葬ればいい。奴らごときリアス達を呼んで大問題にし、賞金首にかり立てればいい。あいつらはこの街にいられなくなり、俺を阻害するものはいなくなる。

 

「あ、ここにいたんだ。賀東君」

「なんだ木場じゃないか?どうした?」

 

何しに来たんだよイケメン。

今お前と関わりあう時間なんざ、

「あの、リアス部長から外で僕と稽古をして欲しいとのことなんだけれど」

「…は?」

 

 

 

*****

 

 

私は色々と情報を収集した。

アーシアがどのように救われたのか、それぞれに質問した。勿論リアス達にも質問し、ある結論にもとずいた。

 

 

真弓さん。

あなたのおかげです。

 

 

どうやら奴は致命的なミスを犯したらしいようだな。アザゼルとヴァーリーとの記憶改変に手こずっているからか?

 

 

 

「お前は三大会議でヴァーリーと戦うのだろう?なら木場と一回一戦を見たいんだ」

 

 

無論、奴は避けてばかりだ。

それどころか、出せるわけがない。

特典を使おうとすれば必ずバレる。

助けたのはこの男ではないことに気づかれる。

奴の経験不足のことだからクリザリッドのように体術をもっていないし、手で木場を倒せるわけがない。

「どういう…ことなの⁉︎」

「か、賀東さん?様子がおかしいですよ」

「お、終わりにしようぜ?俺は仲間を傷つけたくないんだ。だから力を出せないんだよ」

「なら出現させてみろ?賀東の神器を」

(⁉︎こいつ‼︎)

「僕は君を信用している。君なら軽く出せれるはずだと!」

戦うのが嫌なら自分から神器を出せればいい。出したからって傷つけることはないし、無害であるのはみんなわかっている。

 

「お前の力で、教会に追い出されたアーシアの命を守るためにレイナーレ達を倒したのだろう?レーティングゲームでライザーを倒しリアスに見惚れさせたのだろう?聖剣計画によって戦争狂の堕天使コカビエルを殴ったのだろう?

 

 

それだけではない、その力は正輝の義理の妹を検知できる力を持ってはいない。持っているわけがないのだ。

奴の持っている神器は一つしか使われていなかった…

 

 

さぁお前の力である赤龍帝の籠手を今すぐに出してみろ‼︎‼︎」

「そんな、そんなはずないわ!きっと何かの間違いよ‼︎」

周りから出せれるのは当然だと思っている。しかし、自分の体調不良とか不具合とかそんなことは言わせんぞ。真弓さんは会議の時に私にオリ主がこういうことをさせられてどんなことを思っているのかを言った。

 

ーーーー

こいつは原作を知っている。

そうでなければ、こいつは俺の野望を上手く阻害するはずがないって。そして、あいつは絶対に逆上してあなたのことを憑依系転生者と勘違いするから

ーーーー

「それとも…特典とやらに頼り私に挑むか?そんなものをつけないで自分自身の持ち得た力でかかってこい」

「お前なんざ怖くねぇ!この憑依転生者ガァァァ‼︎‼︎」

時間を止めて、急に襲いかかってきた。もう恐れることはない。

ーーーー

ほら、こんな簡単なことで標的が釣れたわよ。まるで好物を罠と知らずにホイホイと食べる魚ね。

ーーーーー

 

私からも真弓さんに同意しよう。まったくその通りだ!

結界内にクリザリッド、セラフォルー・レヴィアタン、オリジナルゼロ、海堂真弓、私ことゼノヴィアと紫藤イリナが奴を囲っている。

 

 

「なってめぇら⁉︎」

「あの時の続きと行こうか。ただし、リアス達の救援なしでだ‼︎‼︎」

 

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