if〜ミッテルト&正輝   作:斬刄

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VS Clone ZERO

次の日、真弓さんの能力で出現させた格闘家達は村山さんの家の魔獣共を蹴散らした後、真弓さんとクリザさんが村山さんを家まで送っていった。彼女は本来は無関係であり、巻き込む訳にはいかない。ミッテルトは村山さんの家にお邪魔してもいいと許可を取ってくれた。村山さんはクリザリッドさんのことについて心配しており、真弓さんは二人にさせて話の邪魔をしないようにした。

 

 

 

「あの、クリザリッドさん!必ず帰ってくださいね!」

「…あぁ」

 

 

初恋の人がもし死んでしまったらということだった。クローンゼロに始末されて、もしもまたクローンゼロが直接クリザリッドを葬ったら怖くてたまらなかった。しかし、彼女はどうすることも出来ないし逆に彼女が犠牲なんてそんなの俺たちが望んでいない。

 

「生前との仕返しをするだけだ」

 

基地を探り、そこらじゅうを探し回った結果。駒王学園の近くに地下を設けて基地にしてある場所を見つけた。前は彼女らは外の方を探してはいたがなかなか見つからず、見つけたとしても彼を倒すにしても人数が足りない。クローンゼロでもこのことは想定済みのはずだから転生者を大量によこしている。

 

しかし、基地の中央部分に入るといたのは彼一人であった。

 

 

 

 

「よくここまで来たな?待っていたよ」

 

 

 

クローゼロ本人が待ち構えていた。

オリジナルゼロと一緒の服をしているが、顔はヒゲをしており、髪も茶髪の歳をとっている人に見えた。

性格も違うし、計画を立てた黒幕はこいつなのは分かったが

 

 

「貴様…」

「久しいなクリザリッド。貴様を殺そうと企んだ私が憎いか?」

 

クリザリッドの方は早速燃え上がり、焔はコートを形どり、手の甲から紫の焔を放ったが、クローンゼロは刃物の付いたスカートを払って焔を跳ね返した。跳ね返った焔はクリザリッドの顔にあたらず、通り過ぎ、壁に向かって爆発した。

 

 

 

「今頃エクスカリバーの件で上の方ではリアスとその仲間が暴れているのだろう」

「何企んでんの?生前ではOO計画やってたけど…あんたと関わっていた悪質な転生者の一人の記憶を見てたけど嘘を植え付けていたようだし」

「ほぅ?そこまで分かってたか。もうそろそろ私の手で支配ができるのだからな。彼らにも協力してもらったよ」

「その彼らってエクスカリバーのコカビエル達のこと?」

フリードが退散したのと同時に魔獣が出てきたのだ。手を組んでいるほかならない。クローンゼロはモニターで捕らえられていた人達は転生者だった。しかし、衝撃な言葉を叫んでいた。

 

 

「ゼロ様万歳‼︎」

「ゼロ様は神様なり‼︎」

 

 

 

洗脳である。それも強制的な洗脳。

みんなクローンゼロのことを崇拝している。彼の目的は彼らと同じようにこの世界の人達の滅亡ではなく洗脳し、自分の支配者に仕立て上げようという計画だった。殺すなんてことはないが、あのような強制的なことを無理矢理させられるのは全員お断りだろう。

 

「君達を排除し、コカビエルが成功した後まず手始めに町の人全員の洗脳活動をしようか」

 

このまま奴の計画を執行すれば天使も堕天使も悪魔も人間も奴の思うがままにさせられかねない。ただでさえコカビエルの聖剣のもあるのに。

聖剣の事件を防いだとしても世界中がクローンゼロのいいなりなんてごめんだ。

 

正輝VSクローンゼロ

bgm clone zero 2000

「こういう時間は楽しいものだな」

俺は最後の劔(ジ・エンド・オブ・ソード)を構えた。本来転生されてもこんなことはしたくはなかったが、世界を滅ぼすとか【俺たちの生活に支障をきたす】なんてこと言われれば黙る訳にはいかない。とはいえ相手はオリジナルゼロさんと同じ能力を使用している。油断は出来ない。

 

「ふっ」

 

スカートにある刃を使って距離をとっている。このままとられたら白羅滅精を使われかねない。俺は早く、速攻で終わらせるために一気に攻めた。

 

すると彼は防御してばかりとなり、このまま押し切ってバランスを崩した。そして、

 

最後の劔(ジ・エンド・オブ・ソード)‼︎」

 

ゼロ距離のこの時、持っている神器をふり払い黒い剣圧で彼を斬った。

大量に出血はしているから、手応えはある。しかし、俺の剣圧を怪我をしている状態なのに振り払った。

さすがに俺も驚いた。あの技はクローン人間とはいえ重傷は確実な攻撃なのだ。けれど奴は無傷だった。

 

「次は私だ」

 

襲って来たクローンゼロのスカートの刃を本物のオリジナルゼロが防いでくれた。多分オリジナルゼロは俺の場合だと相性最悪の天敵だったのだろう。

 

 

オリジナルゼロVSクローンゼロ

「これはこれは…」

「貴様のやろうとしている行為。万死に値するぞ…」

 

オリジナルゼロは龍を呼び、白羅滅精を使用してきた。グルガンがクローンゼロを襲い引き裂く、かなり致命傷な場所を狙った。彼の首筋の脈を狙っていた為に倒れこむのかと思っていたが、

 

 

しかし傷が復活してゆく。

 

 

「特典を貰っているということは…」

「私にも持っているぞ。十三の試練(ゴッドハンド)をな?」

 

 

途端にオリジナルゼロの表情が真剣になった。オリジナルゼロと龍もまた、行動が俊敏になって確実に何度か嬲り殺しにした。しかし、クローンゼロは何度殺されても復活する

 

「私はもうネスツの総帥であるイグニスさえも凌駕できるのだ」

 

オリジナルゼロの心臓をえぐる為に身体を貫こうとしたがクリザリッドがクローンゼロの腕を掴んでいた。

 

 

クリザリッドVSクローンゼロ

「貴様はプロジェクトクリザリッドという悪事をやって地獄に落とされているのかと思っていたのだが…特別に私のこの手で葬ってやろう。いままで勝ち得てきたこの世界の転生人生を貴様の死によって無駄にさせてやろう」

「地獄に送られるのは俺ではない。葬られるのは貴様の方であり、俺のこの手で地獄に落ちるだろう」

「戯け。ネスツの番犬風情が…」

 

やめろ。

クリザさんじゃあ勝ち目なんてない。奴は俺の技だけじゃなく、オリジナルゼロが圧倒的に押しても奴は何度か生き返っていた。全員でまとめて戦わないと勝ち目がない。

「無駄だ。私を殺すにしてもあと10回殺さなくてはならない。貴様程度がどれほど足掻いても精々1.2回が限度だろう」

「黙れ…ゼロ様を侮辱し、ネスツを穢した裏切り者がァァァァァ‼︎」

クリザさんが本気で怒って突っ込んでいる。あんな顔をしたのは初めて見た。本来は大人しそうな顔をしているのに

 

「駄目だ!一人で無闇に突っ込んだら」

 

クリザリッドさんは真弓さんの修行の成果である、白羅滅精・獄焱を使い焼き尽くし暗黒疾風も使った。

しかし、彼はビクともしなかった。

 

「君は確か。私を殺すと…言ってなかったかね?」

 

体力の方は限界にきていた。怒りで力を強くしても彼は平然と立っている。俺とオリジナルゼロに、クリザリッドを合わせても戦っていたとはいえあと8回殺さなければならない。

 

 

「何故私が君を殺した理由が分かるか?最終段階で失敗した君は不要だったからだよ。

 

 

…せめて安らかに眠るがいい」

 

 

クローンゼロがクリザリッドをスカートで隠し、二人ともいなくなったと思っていたら、クローンゼロがそのまま立っており、クリザリッドは倒れこんでいた。

 

「嘘だろ…冗談はやめてくれよ⁉︎」

 

すぐさまクリザリッドの安否に向かった。返事をしても反応がなく、動いてはない。俺は彼の脈を確認した。脈はある、けれど心臓の鼓動はしない。このままだと死んでしまう。

 

 

*****

 

声が聞こえる。懐かしい声だ。

俺を呼ぶ声がしている。

「セーラ姉さん…」

私は姉がいた。

クローンであり、記憶は埋め込まれた偽りだった。けれど…捨てきれなかった。偽りの記憶であっても姉の思いは止まらなかった。

「諦めないで?貴方は私以外にも大事な人がいるのでしょ?もう貴方は自由なのよ。もうセーラのクローンである私には出会えない。けど…私の大事な弟に伝えるわ。」

 

なんだいセーラ姉さん。

よく聞こえないんだ。なんで泣いているの?

もう一度言って欲しい。

「私とは二度と会えないけど、貴方はその世界で愛する者に出会い、その人の為に生きてね。」

やっと聞こえた。

幻聴でもお姉さんの声だ。セーラ姉さんのことはもう会えないのかと思ってたけど、生死の境目に出会うなんて。

「そっちの世界に行っても幸せになりなさい」

私はセーラ姉さんに押されて光がさしている方に流されている。そこには誰かが待っていた。

セーラ姉さんは笑顔でバイバイと手を振っている。

 

光がさして、流れ着いた先にはそこに女の人がいた。

「生きて帰ってくるのを待ってるからね。私の命の恩人さん」

その女の人は私を抱きしめ、目を覚ました。私の身体はボロボロになっている。二度生死をさまよった。

 

 

「クリザ!大丈夫だったか⁉︎」

「ほぅ…生きていたか?」

「地獄から舞い戻って来たぞ…クローンゼロ。

 

 

 

 

 

 

さぁ…この戦いの幕を引く為に決着をつけようか‼︎‼︎‼︎」

この戦いを終わらせ、今いる大事な人と会う。私はこんな場所で、こんな男に二度も殺されるつもりはない。

 

 

獄炎式クリザリッドVSクローンゼロ

bgm krizalid kof 2002 UM

 

 

「懲りない奴だ。楽に死ねれたようなものを…」

「もう俺は引かない、媚びない、顧みない。今ここで貴様との因縁に決着をつけてやる‼︎‼︎‼︎」

 

 

クリザリッドはクローンゼロに向かって突進してくるが、彼は身体が燃えたているのだ。クローンゼロは彼の姿が変動したことに慌てていたが、

 

「なっ⁉︎」

「動揺したな?」

 

燃えていても彼はなんとも感じていない。むしろその身体が燃えている炎がクリザさんの力を貸しているかのような。

 

 

「これは…幸せな人生を阻害した正輝とミッテルトの分‼︎」

 

 

クリザリッドの真っ赤に燃えた拳が炸裂し、爆発する。彼は止まらない。殴り続け、爆発が続く。

 

 

「これは…無関係な村山さんを死に追いやらそうとした分!」

 

爆発の連鎖は止まらない。彼の一つ一つの一撃がクローンゼロの肉体を破壊する。そして、クローンゼロを掴み、壁に張りつけにし、拳の連弾が爆発を巻き散らかす。

 

 

「そして命の恩人である上司を侮辱した…ゼロ様の分だぁぁぁぁぁあ‼︎‼︎‼︎」

 

 

最後に放つ一つの拳が大爆発を巻き起こした。クローンゼロは瀕死の重傷であり、クリザはゼイゼイと疲れ果てているがまだ立っている。

 

この勝負はクリザさんが勝ったんだ。

「まだだ‼︎この街の彼らの暴走を起こせば貴様らは止むなしに力ずくで止めざる負えない。さらばだ!この世界を塗り替えられた新しい世界に絶望して生きるがいい。」

 

 

クローンゼロはボタンを押した。

彼の言っていることが本当なら聖剣計画がどんな結果であろうと彼の計画によって犠牲者がいるだけでもお釣りがくるのだ。

 

しかし、

「いえ。貴方は終わりよ。大群で待ち構えていた魔獣も始末して、コカビエルの策略も終えたわ。そして洗脳する装置も壊した」

いつの間にか居なくなっていた真弓さんが魔獣を討伐して、装置を探し壊したのだ。

 

「こ、こんな馬鹿なことが…」

「俺は貴様のことをゼロ様や上司だとは思わない。地獄に落ちろ。ゼロ様の偽物が。」

「クリザ…クリザリッドォォォォォ‼︎‼︎‼︎」

 

 

こうして、クリザリッドの手によってクローンゼロは葬られ、悪質な転生者達と一緒に地獄送りとなった。

コカビエル達の聖剣計画も失敗に終わり、こうしてこの街や世界が大惨事となる事件は終わったのだ。

 

 

ちなみにクリザさんがクローンゼロを倒しに行く時に最期に村山さんにいった言葉は、

 

 

 

「生きて帰ってくる。もし生きて帰れたら…心配してくれた君の望むことを私はしよう。と」

 

 

 

 

 

俺とオリジナルゼロさんはそれを聞いてなんとも思わなかったけど、真弓さんは震えていた。そして、泣き声でブチ切れた状態でクリザさんに

「こんの…阿呆が‼︎‼︎‼︎何で私のいない時にクローンゼロ討伐に行く前に死亡フラグを言ってんのよ‼︎」

「なっ…死亡フラグってなんだ⁉︎大体君が二人だけにしてくれと言ったら君はそ」

 

真弓さんは本気で怒ってはいるけど、クリザさんは慌てている。

なんで怒っているの?というような状態だったし。

俺から見たら何というか。

なんだか愉快だなーって。

平和だなーって。

そう和やかに思えるんだ。

 

「あー私のせいでもあるし、無理にでも私も話に入っているべきだったけど…あ"あ"あ"あ"あ"あ"‼︎もうっ‼︎…とにかく生きてて良かったわ。にしてもフラグ折るなんて思わなかった。」

「フラグってなんなんだ…」

 

生きて帰れたクリザさんに近づいている村山さんが抱きしめた。

とても泣いていた。

死ぬんじゃないかって心配になって、ミッテルトの隣で抱きしめていたらしくて。ミッテルトも俺のこと心配してたから人のこと言えないんだけど。

「き、キスして‼︎クリザさんがいなくなったら苦しくてたまらなくて…ずっと胸が痛くて!私は」

 

 

不意打ちだった。クリザリッドは村山の口を閉じるようにキスをした。

 

 

もうこれ以上の説明はないだろ。

 

 

クリザは迷いなく村山さんの望みを受け入れ、彼女の口を封じるように唇をつけた。

 

 

 

「はわ…あわわわわ////⁉︎」

「私は今ここで告白する。君のことが好きだ。こんな無茶をする私でも愛してくれるか?正輝だけではなく愛する君を守ることを誓おう」

クリザさんは座り、山村さんの手を持ち…

 

 

 

彼女の手にもキスをした。

 

 

俺もミッテルトも驚いたけど、一番驚いたのはオリジナルゼロだった。

なんせ自分の部下が彼女を目の前で作ったのだから唖然している。

 

「ヒューヒュー。リア充爆発しろ」

「…キュー/////」

 

バタンと見事に倒れた。

いや、こんな見事な告白を目前にしたのはびっくりものだよ。オリジナルゼロさんと真弓さんは自分の仕事がある為に部下であるクリザの支えをよろしくと伝えられた。休日に村山さんが家に歓迎してくれて、彼女の親とも出会い、俺とミッテルトは仲良くなれたし、何しろクリザさんが好印象だったからね。

 

 

後日

 

俺とミッテルトと一緒にクリザさんも一緒に暮らすって言ってたよね?

クリザさんは修行もクローンゼロの計画事件も終えて、やっと俺の所に住み。それを聞いた山村さんはすぐさま俺の家に向かってきた。クリザさんを俺は呼び、すぐさま村山さんと会った。

 

「さっきの約束の返事はね…誓います。私が大人になったら貴方と結婚する‼︎だから待っててね‼︎」

 

 

真弓さんによると死亡フラグを回避して今度は結婚フラグ建てたわね…恐ろしい子⁉︎と何か驚いていたけれど。

 

 

何はともあれ平和が一番。こうして大惨事となっていた大事件は幕を閉じた。そして、俺とミッテルト、そして家族としてクリザリッドを迎えるのである。

 

*****

 

KOFのボスクローンゼロ

転生特典に貰って転生者を実験体に。更にボスゼロを13回倒さないといけないというマジで凶悪化。だってKOFの格闘ゲームの場合、13回もクローンゼロと戦わないといけないという鬼畜さ。ホント、クローンゼロがまたKOFに転生していたらK'達やばかったね。

正輝「またKOFの世界に転生してたらまだ生きてたのかもしれなかったね?」

いやでも、いくら強くてニューゲームしても慢心してたら終わりだと思うのは俺だけか?それに転生してもネスツがうざかったからネスツの組織自体から出るんじゃね?

正輝「まぁ慢心したら負けっていうし」

というわけで修行の成果もあり、生死をさまよい、無茶苦茶強くなって強化モードを手にしたクリザリッドさん。爆破連弾とか13回生き返ってもクローンゼロはきつかったね。

 

正輝「シリアスになってしまったが、日常ほのぼのは長くやって、途中シリアスになるとは思うかもしれないがその時は許してくれ」

 

次回授業参観

「どうしてこんなことに…何このカオス。」

「な、なんでクリザさんが授業参観に⁉︎////」

「ウチは姿変えて、堕天使の羽も出さないことは絶対だから問題無しっと…」

「正輝〜授業見にきたよ」

(私の方は…ボディーガードと聞こえているんだが)




十三の試練(fate.バーサーカーの宝具)
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