ヴェスパーアーカイブ 作:アーキバスアビドス支店
ルビコン3での事件から数年後。地球、欧州にあるアーキバス本社。
国家さえ凌駕するアーキバス・グループ。その本社はたった1機のACによって陥落した。アーキバス・グループは弱くない、ルビコンでの事件を得て宇宙治安維持組織でもある惑星封鎖機構のテクノロジーをゲットし、圧倒的な軍事力とテクノロジーをゲットした。このお陰で、アーキバス・グループはこの宇宙でもっともテクノロジーを誇る技術であり、後はルビコンからスネイル達がルビコン調査技研の遺産を提供すれば誰にも停められず、宇宙の覇者になれることが出来ただろう。
だが、社長の次男(妾の子)であるV.Ⅱスネイル、ルビコンに滞在していたアーキバスを引き連れて謀反。しかし、それがどうした?確かにルビコン滞在のヴェスパー部隊は練度が高いが、数あるアーキバスの強化人間部隊の1つでしかない。アーキバス本社の足元には数の暴力もあり、及ばない筈であった。
『良くやった621』
『それでこそ、私の息子…V.Ⅸです。流石です、レイヴン』
アーキバス本社を単機で滅ぼしたのは青いAC。ルビコンに眠っていた有人アイビスシリーズの試作機、2脚軽量~中量モデル物をスネイル率いるルビコン側のアーキバス先進開発局がリペアした、V.Ⅸレイヴン専用機、アズールグリントである。
アズールグリントは任務によって武装を変更するが、ジェネレーターは永久機関であるコーラルジェネレーター、FCSはコーラル仕様。武装としてはレイヴンの好みもあり、アーキバスでは珍しく実弾武装が多い。右手武器はレイヴンの要望でスネイル側アーキバスが開発したレーザーマグナム、左手にはセミオートショットガン、左肩には換え武器であるレーザーブレード、右肩にはレーザードローンが装備されていた。
「バカな……惑星封鎖機構のテクノロジーを解析して作り出した新型が数えきれないほど、あっただろ!!」
中破され、飛び立つことが出来ない非常用のシャトル。そこでスネイルの実父であるアーキバス社長が頭から血を流して、アズールグリントを見上げていた。
社長の言う通り、本社には無数の新型兵器が配備されており、ACやMTなど既に時代遅れであった。しかし、レイヴンはアズールグリントの性能を限界以上に引き出して、1度も被弾することなく本社を壊滅させた。
「父さん、ウォルター。良いんだね?殺るぞ」
レイヴンはそう告げ、アズールグリントが右手に持つレーザーマグナムの銃口がアーキバス社長の方を向く。
『構いません。しかし、貴方にこのような役目を押し付けてしまって』
「良いよ。じゃあな」
「まて……私は……企業だぞ!!スネイル!!考え直せ!!」
『ハンドラ-・ウォルター…レイヴンの教育のために、ここはどうでしょう?まだ昆虫が居るそうですよ』
『それは良いな』
だが、社長の命乞いをスネイルとウォルターは無視した。そしてアズールグリントは引き金を引き、レーザーマグナムが解き放たれ、シャトルは爆発。勿論、社長は此の世から蒸発した。
『あとは…○○星支社の私の兄だけ。一先ず作戦を練りましょう、レイヴン…戻って休みなさい。次の仕事は休むことです』
『おい、スネイル、それ俺のセリフ!!』
アーキバス本社……壊滅!!
(兄の支社はファクトリーの研究の本場。それに、封鎖機構のテクノロジーを応用してACを越えたAC、アーマード・コアネクストを開発中との情報もある。今の戦力では厳しい、様子を見るべきですね)
父親が居る本社は滅ぼした。だが、本社が潰れてもアーキバス・グループは健在で、沢山の銀河系に影響力を持つ。特にスネイルの兄(本妻の子)はファクトリーなどのスネイル(621に感化される前)より非人道的であり、封鎖機構のテクノロジーを応用してACを越えたアーマード・コアネクストの試作機*1を完成させたとの情報もある。
今は戦力を整えるのが先であり、スネイル側アーキバスはワープで地球圏を脱出した。
「で…ワープしたのは良かったですが、未開の惑星を発見ですか」
ワープしたのは良かった。しかし、そこでは資源が枯渇する前の地球に良く似た惑星が有ったのだ。珍しい発見であるが…本当に安全なのか不明であり、ドローンの映像も途切れてしまう。
「ウォルターさん、スネイル閣下。大気の成分は大気汚染される前の地球そっくりです」
プリケツの美女でヴェスパーの第6隊長であるV.Ⅵメーテルリンクがタブレットを持って、そう告げる。その星はかつての地球とまったく同じで、人が過ごせる環境のようだった。
「俺、行こうか?アズールグリントは全然動けるし」
と、メーテルリンクの言葉に対して、レイヴン(このとき16歳)が告げる。レイヴンは全然疲れていないし、問題はない。
「若様!?」
「いや、綺麗な星でしょ?気になるしな!!」
「単独では許可できません。V.Ⅳ当たりを連れていきなさい」
しかし、単機での突入は認められず、ラスティの付き添いが決定した。
その結果……
『第一村人発見!!!』
『戦友、急ぎすぎだ。やあ、お嬢さん。私はラスティだ!』
「ひぃん!!ホシノちゃん、ロボットだ!?」
「ロボットが飛んできた!?」
これがアビドス高等学校との出会いだった。
次回はレイヴン…入学、ラスティ先生爆誕、スネイルパパは起業する。
原作本編軸のユメ先輩の進路
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新生アーキバスの受付嬢
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ヴェスパーのオペ子
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事務職員
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ひぃん!次期社長夫人狙うよ!