影の地の純血騎士   作:王朝万歳

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初投稿です。dlcやって王朝勢力が好きになったので書きました。


狭間の地編
生まれ変わり


 どおも。突然だが、自己紹介をしようと思う。俺は一般エルデンリングファンだ。

 どうしてファンになったかというと……

 きっかけはとある大物実況者がプレイ実況をしており、ちょうど暇していた俺が何の気なしにそれを眺めたことだった。

 

「褪せ人風情が不遜であろう」

 

「お前の息は臭すぎる」

 

「エビ好きに悪いやつはいねえ」

 

「知り得たかミケラの刃マレニアを……」

 

 俺は実況動画をみているうちにその奥深い世界感、主人公である褪せ人と作中のnpcやデミゴットたちによる熱いやりとりに惹かれていった。……気づけば実況を毎週欠かさず視聴するようになっていた。

 

 そして、実況はDLCラスボス撃破で終わりを迎えた。最近は、他の動画投稿者の考察動画やプレイ実況をみて楽しんでいる。

 

「トレース」

 

 今は、帰り道にエルデンリングのキャラの中で屈指の人気キャラであるasmr系ショタコンおじさんこと、モーグの動画を見ながら、歩いているところだ。

 

「ドゥオ」

 

 このモーグというキャラは俺のお気に入りキャラクターの一人だ。

 忌み子という呪われた身に生まれ母である黄金樹から愛されなかったにも関わらず、呪われた己を愛ししろがね人や褪せ人といった狭間の地における被差別層を受け入れ

 拠り所としてモーグウィン王朝の開闢を目指し。

 エルデンリングが砕け破片の君主たちが連合を組み君主連合となって王都ローデイルへ侵攻した際には兄である忌み王モーゴットを助けるため君主連合に対し暗略することで内から瓦解させ陰で兄の手助けするなど。

 俺はその慈悲深さと愛の深さに感動し、すぐに俺の中で1,2位を争うのお気に入りキャラクターとなった。

 

「ウーヌス」

 

 おっと、掛け声もクライマックスもなってきた! 共に我らが血の君主の数え上げる呪いを詠唱するとしよう。

 

「「ニ──ヒル !!」」

 

「「ニ──────ヒル !!」」

 

「「ニ────────────────ーヒル !!」

 

 

 

 

 

「ぜえー、ぜえー」

 久しぶりに、声を張ったから息がが苦しい! 

 そうしていたからだろうか

「キーキ──────────────────────────────」

 目の前に迫るトラックに気付いたときには、回避することも叶わず俺の体は光と衝撃に包まれ

 視界は暗く染まっていった。

 

 黒一色の視界。その中で黄金の粒子が溢れだしどこかに飛び散っていった。それが俺の見た人生最後の景色だった。

 

 

 男から溢れだした黄金の粒子は誘われるように向かっていった。

 

 狭間の地へ

 

 偉大なる黄金樹のそびえたつ王都ローデイル

 

 女王マリカとその伴侶たるゴッドフレイ王が騎士達を率い、火の巨人や嵐の王を打倒し狭間を平定したことで始まった黄金律の黎明期を少しすぎたころ

 女王の暗室、その中で女王マリカと彼女に仕える黒き刃のの立ち合いのもと己の中に流れる過去との決別たるとある儀式が行なわれていた。

 その儀式は「清めの儀」といい儀式の発端は

 女王マリカとマリカの夫たるゴットフレイがマリカの上司である大いなる意思が遣わした二本指の指令によって、神人を産み出そうとした際に忌み子の双子が産まれたことであった。

 

 二本指はこのことを大いに嘆いた。そして、失意に沈むマリカに告げたのだ。

 

「竜餐を繰り返し、巨人たちを滅ぼしたゴットフレイは呪われている。ゆえに神人は望めぬ。伴侶を変えるのだ」

 

 二本指の指令にマリカは従い。別人格としてラダゴンをうみだし伴侶を求めることとなった。

 

 しかし、マリカは二本指の言葉を疑った。

 マリカ自身の出自こそが問題であり、故郷である影の地で角人を捧げ神になったことが自身の子が呪われた起因であると。

 

 もしそうならば、別人格であるラダゴンをうみだしたとしても同じ角人の呪いが流れており、双子同様忌み子として産まれることとなる。

 

 その一抹の不安からマリカは自身に流れる角人の呪いを清める必要があると考え、自身から角人の呪いを解呪する方法を思索し

 

 探求の果てに角人としての自身の分け身を作り出し、それを角水子と混ぜ一体化させること呪いを移し替える清めの儀を発案した。

 

 儀式の間には、儀式壺と祭壇が置かれ、祭壇には黄金の一族から生まれた角水子が鎮座しており

 黒き刃の刺客は祭壇から角水子を取り上げマリカに手渡すとマリカは受け取り共に壺に入っていき、壺はかき混ぜられていった。

 

 儀式の終わり

 そこには洗練した黄金の輝きを放つようになったマリカが角がより肥大化した死に体の忌み子を抱えていた。

 

 抱えられた忌み子の息は荒く、死に体であった。当然といえた。大きすぎる角をもって生まれた角水子は寿命が短い。そんな角水子の角を今回の儀式でさらに肥大化させたのだ。寿命はさらに縮まっているだろう。

 

 マリカはひとしきり観察し終えると忌み子を黒き刃の刺客達に手渡した。女王から忌み子を受け取ると刺客たちは王都の地下へと忌み子を運び出していった。

 

 

 マリカは運び出される忌み子に願った。

 

「どうか私を恨まないでください」 

 

 

 

 

 

 

 王都ローデイルの地下

「AhAh────────────────────────────────────────────!!」

 地下に捨てられ、肥大化した角によって今にも死にそうな忌み子は絶叫した。

 自身を捨てた母を恨むかのように……

 やがて、声が小さくなっていき忌み子が息絶えたとき

 

 忌み子の声に応じたかのように空から別世界からきた黄金の粒子が舞い降り、忌み子に宿った。

 

「えっ。どういう状況……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様読んで下さりありがとうございます。
追記:少し文章を書き足しました。

アンスバッハたち王朝勢との出会い話いる?

  • いる。そういうのもっとちょうだい
  • (いら)ないです
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