マリカ「角人の呪いのせいで、忌み子生まれる。どうしよ…」
「せや、忌み子に呪い移して呪い解呪したろ!」
忌み子「ひどいよ。母さん(絶命)」
主人公「なんか忌み子に転生したうえに虜囚になったんだが(笑)」
「早くここからだせ。いつまで牢屋にいさせるつもりだ」
俺は牢屋に飯を届けにきた看守に向かって話しかけていた。
「いずれ看守長がくる。それまで待っていろ」
これだ……毎日交代で様子を見にくる看守たちはさっきの質問に対して全員がまったく同じ回答をしている。
あの忌み子につかまった日から、かれこれ一か月ほど経過した。一か月の間に牢屋はうす汚れとても清潔とはよべなくなっている。そろそろこの汚い牢屋からでたいものだ。
「キイ──」
「!!」
看守が昼の見張りもおわり、帰っていってしばらく、扉が開く音がした。
音がした方向へと振り向くとそこには忌み子たちをひきつれた豪華な服を着た大柄な忌み子がいた。
「そいつが今回捨てられていた忌み子か」
「はい、こいつです」
忌み子が豪華な服装の忌み子は質問に肯定を示すしたのを確認すると牢屋に近づいてき
なぜ、牢にいれていたのか説明しようと語りかけてきた。
俺はうなずいてその言葉に了承を示した。
……話の内容は我々忌み子は黄金律から疎まれ地下に捨てられた存在であり、地上に上がれる望みはないこと。我々忌み子には地下を警備し、狂い火の封印解除や密使などが潜伏するのを防ぐ任務が課せられているが地下にはエビやインプなどの危険生物がおり警備する人間が足りない。今は人員確保のため警備するものを育成しており、お前もどうかという内容だった。ちなみに元いた場所には帰してくれるらしい。
「今の話を聞いて、おまえはどちらにする。地下の警備に加わるか元の場所に帰るのか」
正直この忌み捨ての地下で俺一人で生きていくことは厳しいだろう……
それにここは力がすべてのエルデンリングの世界だ。忌み子にうまれた以上は力が必要になる。
「わかった。俺も警備の一員に加えてくれ」
「いいだろう。今日からお前は警備見習いだ」
「明日から訓練を開始する」
そういうと、忌み子は牢屋から去っていた。
翌日から訓練は開始され、ある時は、警備から派遣された教官の指導のもとでの同年代の忌み子と戦い。またある時は教官に連れられ地下街の警備をこなしていった。
訓練を開始してから10年……
俺はこの10年間の訓練によって、祈祷「スピラ」や戦技「角降ろし」を覚え訓練生の内から頭角を現し、地下を警備する看守の一員へとスピード出世した。看守になった後も後密使や狂い火の商人の捕獲などの活躍をすることで看守の上層部の座に就いた。看守になったことでデミゴットであるモーグやモーゴットの牢番を任されることもあったりした。
力は十分につけた。そろそろ地下から脱出に向けて動き出したいところだ。
今の時代がいつか正確にはわからないが。看守たちの会話で最近古龍たちが王都に攻め込んできた大きな戦が起こったと聞いてたので恐らく王都古龍戦役は終わったのだろう。
王都古龍戦役が終わったのであれば、これから陰謀の夜、第一次王都ローデイル戦役、第二次王都ローデイル戦役が起こる。地下を脱出するならばマリカが律を壊したことで黄金律の力が弱まり、忌み子が戦力として加えれる第一次王都ローデイル戦役がいいだろう。それまでに地上の情報や王都の地図を用意する必要がある。
「まずは未開拓の地上への道を見つけなければ……」
そして……
「必ず自由になってやる」
俺はそうつぶやき、今日も警備のために地下を巡回していった。
地下の看守となった角人。彼が地下の警邏のために巡回していった道のはずれ。
その物陰に広がる血だまり。血だまりは揺れ動き波紋創っていく。波紋を描く血だまり、そこから……
「ほう、あの牢番。地上に自由を求めているのか」
全身が血に濡れた双子の片割れたるデミゴットが出現した。
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アンスバッハたち王朝勢との出会い話いる?
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いる。そういうのもっとちょうだい
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(いら)ないです