「セカイの管理運営代行ですか?」
「そうそう、各世界の最高神、支配者、管理者やら呼び名は様々だけど彼、彼女らの依頼受け代わりに世界を管理するのがお仕事なんだ。」
現在私はクリカラと名乗った彼から会社の説明受けていた。 彼の勤める「創生神管理運営代行カンパニー」は簡単に言うとマンションやビル管理会社などと同じサービス業だ、生まれて間もない不安定なセカイを安定期までフォローしたり、神が不在になる時期に代わりの者を派遣し維持したり、または、壊れかけた世界の修復等様々なサービスを提供してるらしい。
「内容はある程度把握できましたが、全知全能たる神がそんなもの利用する必要はあるんですか?」
「うーん、全知全能ね(笑)、まず君の言うその『全知全能』っていうものは具体的にどう言うものだい?。」
「全てを知り、全てを成すことが出来る力でしょうか。」
「ふんふん、それって君の世界にある書の人を蘇らせたり、奇跡を起こしたり、星を創造したりとかそんなもんかい。」
「まあ、十字教などのヘブライ神の聖書に載ってるもので言うならそんなところですね。」
「いやーその程度で『全知全能』になるならうちの社員の75%は全能神になちゃうよw」
「!?」
「そもそもその杓子が間違いだと思うけどな、『全知全能』って君の世界の人間の知識領域でなせる事が基本構成されたもんでしょ、その程度じゃ君の世界の外の星に住まう種族でも実現できちゃうよ。」
彼曰く「天地創造レベルなら割と簡単に出来るものは私のセカイでもおおいよ」っとニヤニヤしながら教えてくれた。
「第一君の星の宗教で多いのは一神教より多神教のほうだよ、それだけ多く認識されているってことはそれだけ目撃され、理解されてるってことだよ、存在を否定するのはナンセンスだよ、そんな彼らが皆『全知全能』ならどうなるかい?」
「まあ、そんな神がそんなに存在するなら、真に『全知全能』なんてものがあったら神話なんて言われる物語が様々な種類、複数存在すること自体出来ない、みんなお互いを消してしまうか干渉出来ないようにするはずだ。」
「そそそ、まあ人間が元で生まれた神話なんかもあるみたいだけど真に『全知全能』なんてものが存在したらそんな認識すらうまれないはずだよ、そんなの自分の邪魔になるからね。」
「これで神や管理者が『全知全能』足りえないと理解できたね、そんなのが存在すれば我社は必要ないからね、皆おまんま食い上げだよ。」
彼はオーバーリアクション気味に肩をすくめたが
「まあ、さっきも言ったけど君の世界の人間のいう『全知全能』レベルなら割といるけどねww」
っとさらりと物騒なことを言っているなこいつ。そこで私は先程から疑問に思っていた事を彼に尋ねることにした。
「何故です。」
「何がだい?」
「何故、私のようなセカイの人間の自分をスカウトするんですか?あなたからみれば私はひどく脆い存在のはずだ。」
「ああ、その説明がまだだったね、まあ簡単に言うとニーズに沿った様々な人員が欲しいのさ、例えば君のセカイの神が代理を頼むとしよう、こちらが用意できるのは、はい(^-^)/□」
私が、渡された紙を見ると『第一候補 みんなが大好きニャルラホテプさん、第二候補 異界化はお任せ堕辰子さん、第三候補 世界は全部俺のもの半神半人ギルガメッシュくん』
ビリィィ、ビリィ、ビリビリビr
私は渡された紙を念入りに引き裂く。
そして、彼に言う
「なんですかこの面子は、世界が色んな意味で終わるじゃないですか。」
「え~ニャルさんは実力の割には下位のセカイにも行ってくれる貴重な神《ヒト》なんだけどな~、そんなに大多数にに迷惑はかけないよ、1~3人ぐらいを破滅させるぐらいだよwww」
とっか言いながらカラカラと笑う。正直そろそろキレそうだ。
「笑うな、冗談ですまない程凶悪じゃないか。」
「いや~悪い悪い、でも実際ニャルさんは優秀だよ、時々ストレスで暴走した事が大々的に有名になちゃっただけだし、堕辰子さんはちょっと力不足で一部地域ぐらいしか対象に出来ないし、ギル坊は管理運営能力ならこの中でいちばんだよ~」
「で、その実態は?」
「みーんな世界の常識と在り方が一変させちゃいました(笑)、・・・後処理は大変だったよマジっで!!。」
「ご愁傷様でした。」
さっきと打って変わって黒いオーラを背負いながら蹲る。
「そんな訳で君のような比較的まともな存在には是非入社してほしいわけ、是が非でも、実際うちの人員は不足気味で各々スカウトもしながら仕事してもらってるけど、全然たんない死ねチクショウ(# ゚Д゚)」
「さり気に言語に異常が出てますけど、・・まあ、入社するのはやぶさかではないのですが、私、他のみなさんのような能力は何もありませんよ、それでもよろしければ・「ああ、それは大丈夫」ん、何故?」
「君の魂、霊体が凄まじい容量を内包できるからだよ、君ボーレタリアかドラングレイクにでも居たの、まあ、おかげで君の望む能力ならある程度融通できるよ、いや~君のような存在はレアでね前回君と同じような存在は46億、いや300年前「そう言うのはいいんで」アッハイ。」
何か残念そうな顔で返事されたがなぜだ?。
「まあ、実際レアでね尚且つ君は力の弱い方だからね多様性は他の連中より上だよ、強すぎるのもまた問題だね。」
「そうですか、ちなみに前回の方は」
「下位セカイの女神だったよ、最終的にはその世界の主神に収まったけどね、君の世界でもゲームになったはずだよ。」
「は?ゲームですか。」
おや、そう言えばそんな記憶もあるような?。
「そうそう、セカイは拡散し分岐するものだからね、まあそれを纏めたりするセカイも在るから
っと解るだろっとでも言うような表情でこちらを見てきたので答える。
「ええ、それだと私の記憶の世界より優れたセカイや種族がいるセカイが数多く存在するのですが?」
「そ、だからこの階位についてはほとんど形骸化していてね皆気にしてないんだ、精々管理整頓担当する奴ぐらいしか気にしないんじゃないかな?」
「そうですか。」
「そそそ、気にしない、気にしない。」
「そんじゃ入社には合意ってことでこの書類にサインお願いしま~す、ほいっとペンも」
いきなり何もない空間から書類を手からぺんを出す。
「ああ、どうもって? 今更ですが私この状態でなんで物が持てるんでしょうか? まあ、いいでしょ・・・これでよろしいですか?。」
「OK、OKじゃあ、ほかの細かい契約や給金について説明しなきゃいけないけど、取り敢えず入社おめでとう、コンゴトモ宜しく。」
っと握手を求めて来る、私はその手を握りながら返事をする。
「ええ、ありがとうございます」
先程から二人でしか喋っていないが、歓迎されるのは悪くない気分だ
「まあ、これで初任研修終了までやめる事は出来なくなったけどね(ノ∀`)」
「は?」
「な~に大丈夫さ、初任研修さえ終えればあとは悠々自適な管理運営勤務さ・・・ボソまあ、その初任のキツさは君の能力次第だけど。」
「はあ、まあ元から辞めるつもりはありませんでしたが・・・その「計画どうり」って黒い顔やめてもらえますか、正直イラっとします。」
「はい、はいゴメンゴメン、じゃあ残りの説明もぱっぱとしちゃおうか。」
「お願いします。」
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「さあ、それじゃここで君に宿す『特典』をきめようじゃないか、さあ、何にするかね、う~ん」
「ふむ、ある程度の強さで、セカイにある程度干渉できる方が仕事がしやすいですよね業務的には。」
「うん、そだっよ、ある程度はこちらでセカイに合わせ能力を補強させることもできるけど、基本仕事は単体で行う事が多いからね、その程度の実力は欲しいね。」
「応援の要請もできるけど、さっき言ったように内は人員不足ですぐに駆けつけるのは(ヾノ・∀・`)ムリムリ」
「そうですか、じゃあ何かの作品から引用または模倣してもよろしいですか?。」
「全然OK~、むしろそう言う奴の方が多いしね内は、まあその後は努力次第だけど」
「分かりました、それじゃあ私の望む力は『Dies irae』の『ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ』の『能力』全てです。」
「了解、了解ちょっと待ってね、へ~なかなか有用だね、これなら人員の件も解決するわけだ、イイ~ね、実にイイ。 そんじゃ、早速君には初任研修を受けてもらうよ。」
「おや、ここで『能力』が貰るわけではないのですか、早期に頂いて使いこなせるようにするべきかと思いましたが。」
「あ~~、大丈夫、大丈夫その『能力』を手に入れるのも初任研修の内だから。」
「?手に入れる、それって・・・「そんじゃ、頑張って死んでらしゃい( ・ω・)ノ~バイバイ」な!?」
その瞬間ないはずの体の背中部分が酷く冷たいものを感じた気がする。
そして、次に感じたものは浮遊感、先程まで感じた漂っているだけとは違いすぐに落下する感覚に飲み込まれることになった。
「さて、どれぐらいで彼は『ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ』になって帰って来れるかな、イヤー楽しみだね、はは、はっははは、HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」
その真っ黒な空間に男のアホみたいな笑い声が響いた。
主人公の前の特殊霊体保持者は某戦乙女ですww
友人から指摘を受け会社名を変更しました、なろうで活躍中のくま太郎氏の作品の設定に酷似していた為変更しました。