新一のいとこですけど......   作:ヤヤヤンヤ

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お久しぶりです。
今回は2話構成の短編です。


月影島

 

皆さん、こんにちは。私は今、船に乗っています。

 

「ゔぅぅ……」

 

絶賛船酔いです……。

 

「誉大丈夫?」

「もう少しの辛抱ですわ」

「ごめんね…、折角準備してくれたのに……」

「はいはい、そういうの良いから。着くまで寝てなさい」

「あい……」

 

ちゃんと酔い止め飲んだのになぁ。人生初めての船旅だー!ってワクワクしてたのに……。

 

「クゥン……」

 

きなこも心配して手を舐めてくれる。いつも顔をベロベロ舐めてくるのに、遠慮してくれてる。

きなこを抱きしめて揺れに耐え続け、やっと島の船着場に到着した。

うぅぅ…船から降りてもまだぐるぐるする。

 

「付近に診療所があるようです。一度診ていただきましょう」

「そうね。私あの軽トラに乗せてもらえないか頼んでくるわ」

 

お尻が地面につかないように気をつけてしゃがみ、海を眺める。まさか船酔いしやすいなんて、思ってもみなかった。久しぶりに3人で遊べるっていうのに、何やってんだ私……。

 

「嬢ちゃん大丈夫かぁ!?浅井先生んとこまで送ってやるよ!」

「ぁ、」

 

目の前に軽トラが停まり日焼けで真っ黒な漁師ぽい人が話しかけてきた。

 

「誉ちゃん、こちらの方が診療所まで送迎してくださるそうですから、お医者に診ていただきましょう?」

「すみません……」

「気にすんな気にすんな!そっちの犬っころも後ろに乗りな!」

「ワフッ!」

 

軽トラの荷台に乗せてもらい数分で島の診療所前に着き、荷台から降りる。助手席に乗っていた花ちゃんが診療所から受付済ましてくるわと先に行ってくれた。

 

「ありがとうございました。助かりました」

「ありがとうございます……」

「良いってことよ!調子良くなったら俺の店に来てみろ。静って店だ、美味い魚用意しとくよ!」

「まあ!是非お伺いさせていただきますわ」

 

魚、食べたい。お刺身、食べたい。

 

「誉、車椅子持って来たわよ」

 

軽トラを見送っていると診療所から花ちゃんが車椅子を持って来てくれた。

何から何まで、本当に申し訳ありません。

薫子ちゃんにきなこをお願いして、車椅子に乗り、花ちゃんと診察室へ。診察中は申し訳ないけど楽だから目を瞑っていた。声的に女医さんだな。

 

「強めの酔い止めをお出ししますから、服用して2時間ほど隣の診察台で仮眠を取ってください。それでも具合が悪い場合は栄養剤を点滴しましょう」

「わかりました。誉、私達は時間潰してるからゆっくり休みな」

「うん」

「先生、お願いします」

「はい」

 

看護師さんに隣の診察室のベッドに案内され、薬を飲んで横になる。タオルケットをかけてもらい、カーテンも閉めてもらう。

 

「気分が悪くなったらすぐに言ってくださいねー」

「はい……」

 

あ、電気消してくれた。

 

はぁ……、私お荷物にも程があるぞ。この2日間は絶対何がなんでもトラブルを回避しようと思ったのに。

 

薬を飲んで体感10分くらい、まだ眠れずにいるけど薬のおかげか横になっているからか眩暈が止まった。でも鳩尾のゾワゾワ感は消えていない。眩暈だけでも止まってよかった。流石お医者さんの診断。

 

♪〜

 

「……月光だ」

 

ベートーヴェンの月光を流すなんておしゃれな診療所だ。あの女医さんの趣味なのかな?ベートーヴェンと言えば、原作でも連続殺人事件があった。作中で犯人が死亡した事件だった気がする。炎の中から聞こえるピアノ……思い出すだけで悲しい。

 

月光を聴きながらいつの間にか寝ていたようで起き上がり壁にかけられた時計を確認すると12時36分。1時間半もここで寝ていたらしい。吐き気も無いし寝たから頭がスッキリした。グランピング楽しめるぞー!

お礼を言うためにベッドから降りて隣の診察室を覗くが誰もいない。待合室にも受付にも誰もいない。時間的にお昼休みかな?

 

「あら?工藤さん起きられたんですね」

 

後ろから先生に声が聞こえ振り向く。

 

ミ゙ッ

 

「体調はどんな感じです?まだ眩暈や吐き気は感じますか?」

「イエ、モウダイジョブデス」

「よかった!でも体調が悪くなったら何時でも来ていいですからね」

「ハ、ハイ!アリガトウゴザイマシタ……!」

 

何度も頭を下げながら診療所を出る。

花ちゃんと薫子ちゃんに、起きてグランピング施設まで歩いて向かっているとメッセージしながらも驚きで心臓バクバクだった。

 

いやいやいやいや、成実先生じゃん!?浅井成実こと麻生成実じゃん!?

急いで地図アプリを開き現在地を確認すると画面にバッチリ月影島の文字。

 

「なんで気づかないんだ……」

 

ポンコツすぎる。

事前に「グランピングの作法とは」とか「グランピングの楽しみ方5選」とか「グランピングの流儀〜楽しみ方は無限大〜」とか色んなサイトを調べて浮かれて、料理に使うかな〜ってお高めのスパイスとか買ってる場合じゃないよぉ……。

 

なんとかして成実先生を止めなければ!父親の敵討なら、あの村長達の犯罪行為を警察にリークすればいい。だけどそんな簡単に証拠が掴めるかどうか……。

 

「むむむ……」

「はい、誉ちゃん。お肉ですよ」

「ありがとう!もぐもぐ……美味しい~!……むむむ」

「食べながら悩んで、忙しい人だこと。それで?誉先生は何か良い案でも浮かんだのかしら?」

 

グランピング施設に着くと2人がバーベキューの準備をしてくれていた。うんうん言いながら頭を抱えていた私は2人にあの女医さんが思いつめた顔で男性の写真を見ながら、もうすぐだよ父さん……と呟いていたという全くの嘘を伝えた。花ちゃんも「確かにあの女医辛気臭い雰囲気だったわね、……もしかして自殺でも考えてるのかしら」と浅井先生から何かを感じ取っていたらしい。

 

「そういえば、この島では12年前に一家心中があったそうです。ご主人が奥方とご息女を巻き添えに焼死自殺されたとか」

「何、急に薫子どうしたのよ」

「いえ、バーベキューしていますから。不意に思い出したんです」

「えぇ……」

 

急に話題に出てドキッとしたが知らないフリをする。

 

「これね。12年前、ピアニストの麻生圭二が一家心中ですって。誉が見た写真の人ってこの人?」

 

花ちゃんが新聞の切り抜きの画像を見せてくれる。

 

「あ、その人だと思う。口髭が特徴的だった」

「そう。ならその写真が麻生圭二と仮定すると、あの女医は麻生圭二の娘で、娘は自殺するつもり。……待って、この記事、麻生圭二には娘と息子がいたって書かれてあるわよ」

「え、息子?」

「おかしいですわね、ご息女はすでに逝去されています。ではあのお医者さまはご子息、ということになります」

「……ちょっとスタッフの人に診療所の事聞いてくるわね」

 

話がどんどん進んでいく。

私が何も言わずとも浅井先生が男性だと二人は疑い始めている。

 

「……復讐」

「ん?薫子ちゃん何か言った?」

「私、ほんの一週間前ある会食で出会った方が言っていらした事を思い出しました」

「うん?」

「会食中、ベートーヴェンの月光が流れた際、私にピアニストの麻生圭二を知っているかとお聞きになりました。その方は生前の麻生圭二氏をよく知っていたしたようで、月光を弾かせたら右に出る者はいない、アイツは自殺なんてできるタマじゃあねぇ、と漏らしていらっしゃったのです」

「え、でもさっき花ちゃんは自殺って……」

「えぇ。ですから可能性は0に等しいと思いますが、麻生氏は殺害され、その復讐を考えているのではないか、と……」

 

か、薫子ちゃん、あなたは名探偵になれるよ……。それにしてもその麻生圭二をよく知る人物って誰なんだろ?

 

「そ、それが事実だとして、浅井先生はどうして性別を偽装しているんだろう……。麻生姓なら息子と疑われるかもしれないけれど、浅井姓だし男性のままでも犯人には気づかれないんじゃないかな……って、2人を巻き込んで私の思い違いだったらどうしよう!」

「そう、ですわよね。私ったら推理小説の読みすぎですわね」

 

ここでそうかも!と薫子ちゃんの推理を鵜呑みにしてもいいけど、もう少し証拠的なものが欲しいところ。

 

「聞いてきたわよー!」

 

花ちゃんが走って戻ってくる。

 

「どうだった?」

「あの女医は天涯孤独、両親共に彼女が幼少期の頃に亡くなっているそうよ。月影島には1年前に赴任してきたばかり、好きな食べ物はザッハトルテ、音楽はJPOPよりクラシック好き、特にベートーヴェンの月光が好きで月に1度診療所で子供向けにピアノの演奏会を開催してるって言ってたわ」

「別に怪しいところは無さそうだなぁ」

「しいて言えば、月光が好きという部分でしょうか」

「何、月光がどうかしたの」

 

花ちゃんに麻生圭二について、そして薫子ちゃんの名推理を伝える。

 

「確かに、その知り合いって人が12年も前の事件を未だに疑ってるだから、薫子の推理はあながち間違ってないと思うわね」

「あ、そういえばここに来る途中公民館があったんだけど、グランドピアノがあったよ」

 

あのピアノの中に麻薬が入ってるんだーって思いながら来たし、公民館の前には町長の秘書がいた。挙動不審で多分取引の電話でもしてたんじゃないかな。

 

「ここのスタッフも言ってたわ。公民館にはちゃんとしたピアノがあるのに浅井先生は診療所で演奏会してるんだよ、ですって」

「古いピアノは調律できていない物もあります。誉ちゃん、そのグランドピアノは埃を被っていましたか?」

「横目に見ただけだからあんまり覚えてないけど、きれいな状態だったよ。埃なんて被ってなかったと思う」

「へえ?態々調律師がこの島まで来ているのなら、よほど貴重なピアノなんでしょうね」

「月影島にそのようなグランドピアノがあるとは聞いたことがありません」

「私もよ。ママからそんな話聞いたことがないわ」

 

ちなみに花ちゃんのお母さんはバイオリニストです。

 

「グランドピアノが公民館にあるのにわざわざ診療所で演奏会をしている、両親が早くに他界している、ベートーヴェンの月光が好き、男性かもしれない、月影島には1年前に赴任してきた、麻生圭二は本当に自殺したのか……むむむ」

「点ばかりで線として繋がりませんね……」

「ねぇ、一度公民館のピアノを見に行かない?」

「!」

 

花ちゃんの急な言葉に驚く。

ここでピアノの中に麻薬が隠されていることが確認できれば、諸伏さんに報告できる。

 

「そうですわね、一度そのグランドピアノを確認した方が良いでしょう」

 

そうと決まればレッツゴー!

バーベキューの後片付けを終え、きなこは施設のスタッフさんに預けて公民館にやって来た。

鍵が閉まっていたら面倒だなぁと思いながら向かっていたら、ナイスタイミングで島に駐在している老警官が公民館の点検をしていたため、グランドピアノを弾いてみたいと言うと快く公民館の小ホールまで案内してくれた。薫子ちゃんに怪しい人が来ないかここで見ておきますと言われたので、花ちゃんと中に入る。

 

「ワシは放送室におるからのう。何かあれば呼んでくれ」

『ありがとうございます』

 

小ホールの扉を開けると窓際にグランドピアノが置かれていた。

 

「……このピアノ調律されてるわね」

「お巡りさんは深夜にピアノが鳴っている時があるって言ってたね」

 

花ちゃんがピアノの内部を見ているうちに、私は床を注視する。

……あ、白い粉。ラッキー。

 

「花ちゃん、これ何の粉だろう」

 

ピアノの足付近に白い粉が少し落ちていた。

 

「ん?……ここに塩や砂糖は持ち来ないと思うけど」

 

ピアノの足付近の床を見ているとにまた白い粉が落ちていたのが見え、ピアノの下に潜り床からピアノの底に目線を移すと白い粉が四角く付着していた。隠すの下手ぁ……。

ハンカチを取り出し、四角い部分を指先で軽く押すとパコッと外れて白い粉がパンパンに詰まった小さな袋が一つ足元に落ちてきた。……ビンゴ。

 

「「……」」

「……花ちゃん警察に通報して」

「え、えぇ」

 

花ちゃんが警察に通報してくれている間に放送室にいたお巡りさんに白い粉を見つけたことを伝えると大慌てで本部に連絡してくるわい!と駐在所に戻っていった。

 

「誉!通報したけど、到着まで2時間はかかるそうよ」

「わかった。花ちゃんは薫子ちゃんと駐在所に行って。お巡りさんも警視庁に連絡してくるって言ってたけど、あの様子だと事情を上手く説明できそうにないから代わりに花ちゃんが連絡してほしい」

「OK、誉はどうするの」

「私は他にも証拠が無いか探してみる」

 

あの杜撰な隠し方なら他にも証拠があるかもしれないし、諸伏さんにも連絡したい。麻生圭二の遺言も探したいし。

 

「気をつけなさいよ」

「うん、何もなかったらすぐに駐在所に向かうから」

 

花ちゃんが小ホールから出るとすぐさまピアノに隠されていたいくつもの袋とハンカチで包んでいる袋を写真に撮り、諸伏さんに送る。

 

ブーブー

すぐさま電話がかかってきた。

 

「工藤です」

『誉ちゃんこの写真まさか…』

「はい、多分あれですね。警察に通報済みですが到着まで2時間かかるそうです」

『こっちでも犯人の目星を付けておくよ』

「ありがとうございます。あと、12年前のピアニスト麻生圭二氏についても調べてほしいです」

『12年前……その麻生圭二という人物が事件に関係しているのかい?』

「はい。恐らく麻生圭二は麻薬密売人です。こんな小さな島にあれだけの量の麻薬を隠せていたのは前例があったからだと思います。でなければ人の出入りが多い公民館に麻薬を隠そうとは思わないでしょう。そして日本であの量の麻薬を手に入れるには監視の目が厳しい、」

 

日本では最近この手の規制が厳重になっている。

やのつくお仕事の人はこの島で見ていない。という事で多分億は超える量を手に入れるには……

 

『海外から仕入れていたか、その島の住人の渡航歴を調べよう』

「ありがとうございます。以前も同じように麻薬取引が行われていたとすれば、海外公演を開催してた麻生圭二は怪しまれず海外に渡航できる。ですが麻生圭二をよく知る人物は、彼はそのような事をできるようなタマではなかったそうです」

『その話が本当なら、麻生圭二は犯人に脅されて無理やり協力していたのかもしれないな。……渡航歴がわかった。島内在住の川島英夫が月一でイタリアとスペインに、平田和明は3か月に1回のペースで同国に渡航しているな。川島は海外の物件調査、平田は旅行と称しているようだが、毎度同じ二か国だけだ』

『しかも訪れているのはイタリアのナポリ地方とスペインのアンダルシア地方のみだね~。麻生圭二が出演していた演奏会があった国々と、月影島の住人約1500人の過去の渡航歴を照合したところイタリア公演とスペイン公演の開催日と滞在日程がほぼ一致した人間が3人いたよ!』

 

ナイス2人とも!短時間で調べられる量じゃないだろうに、ありがとうございます。いつも本当に助かります。

 

『月影島現村長の黒岩辰次、前村長の亀山勇、無職の西本健、この3人が同じくイタリア、スペインに滞在していたみたいだね』

『ビンゴだな。このデータ警視庁に送っておくよ』

「ありがとうございます」

『あと40分程で警視庁の船3隻が月影島渡航場に到着するよ。結構早かったね~』

『俺は麻生圭二についてもう少し調べてみる。気をつけてな』

「ありがとうございます。よろしくお願いします」

 

電話を切り、お目当ての物が探し出せたため急いで駐在所に向かう前に、自販機のそばに海外の硬貨が落ちているのを見つけた。こんな所に普通10セントなんて落ちてないよ。ハンカチは使用中なので犯人の指紋が消えないよう慎重に硬貨を拾いハンカチの中に入れる。

 

走って駐在所に走ると外に薫子ちゃんがいた。

 

「薫子ちゃん!」

「!、誉ちゃん、花ちゃんは中で船で向かわれている警察の方々と連絡中です。ちょうとっきゅうで向かっているそうです」

「わかった。お巡りさんも中にいる?」

「いえ、渡航場に向かわれました。何か他にも証拠があったのですか?」

「証拠なのかわからないけど、色々漁っていたらこれ見つけたから……」

 

公民館の物置と化していた部屋から古い楽譜数枚を見つけたので薫子ちゃんに見せる。これは麻生圭二の遺言だ。所々ススで汚れているものの音符はちゃんと読める。

 

「わが、むすこ、せいじへ、おまえ、だけ、はまっとう、に、いきてくれ……」

「!きゅ、急にどうしたの」

「この楽譜、月光によく似ていますが出だしのメロディが違うので、以前読んだ推理小説に音符を文字に言い換える暗号が出ていたので、もしやと思いましてイロハニホヘトで言い換えてみたんです。我が息子せいじへお前だけは真っ当に生きてくれ、という文章になります」

 

薫子ちゃん、やっぱり名探偵になれるよ……。

 

「せいじって息子さんの名前じゃ……。でも浅井先生は成実(なるみ)って……!!」

「えぇ、成実(なるみ)成実(せいじ)とも読めます。やはりお医者様は男性のようですわね」

「浅井先生に伝えたいけど、まずは警察が来てからだね」

「えぇ」

 

そして30分ほど経ってお巡りさんがスーツを着た人達も連れ戻って来た。

厳ついお顔の男性警察官に楽譜とハンカチごと袋と硬貨を渡した後、駐在所内で別の刑事さんから事情聴取をされ、月影島に来た目的やどうして公民館に行ったのか洗いざらい話した。

 

「……なるほど、その浅井先生という医師は今どこに」

「今じゃと、ちょうど午後の診察中だと思います」

「では我々は診療所に向かいますので、皆さんはグランピング施設に戻っていただいて結構です。捜査のご協力感謝します」

 

粉が手に付着しているかもしれないので念入りに手洗いをしてくれと言われ、私達は施設に戻った。預けていたきなこを連れて、自分たちのテントに戻る。もちろん手洗い消毒はバッチリです。

 

「ふぅ。何かすごい事になったね……」

「えぇ、誉があの医者を怪しいって言わなかったら麻薬は隠されたままだったわ」

「あ、怪しいって!」

「ふふ。花ちゃん、誉ちゃんはお医者様を心配なされていたんですよ」

「わかってるわよ」

 

その後何事もなくグランピングを楽しみ、朝お世話になった漁師さんのお店静で魚料理を頂き翌朝船に乗り都内に戻った。

 

ドキドキ!グランピングをしていたらいつの間にか麻薬密売の証拠を掴んじゃった!?騒動は私達が怪我をする事もなく殆ど警察に任せて終わった。




後編は長ーい目で待っていてください。
では〜
あ、僭越ながらわたくし、隻眼の残像円盤予約しました。
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