Duelist Story   作:光る闇

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神獣機王バルバロスUr(後編)

第5話「神獣機王バルバロスUr(後編)」

 

「ちぃ、こっちの攻撃は通さないくせに、自分からの攻撃は一方的に通してきやがる。俺はこのデュエルでテメェを完膚なきまで叩きのめす!!絶対にだ!!俺はこれでターンエンド!!」

 

荒木:手札2枚 モンスター:無し 伏せカード:無し LP7000

 

「俺のターン!ドロー!!」

 

(このドローフェイズで奴の手札は4枚、さて何を仕掛けてきやがる・・・?)

 

(俺の場にはモンスターカードも無ければ伏せカードも無い。だが、それは相手も同じ。ここは・・・)

 

「・・・俺は魔法カード、闇の誘惑を発動!!カードを2枚ドローして、手札の闇属性モンスター1体をゲームから除外する。俺はシャドール・リザードを除外する」

 

前のターン、ブラックホールの効果で裏側守備表示で破壊されたシャドール・ヘッジホッグの効果で手札に加えたシャドール・リザードを闇の誘惑のコストとして除外する。

 

「更に魔法カード、手札抹殺を発動!!お互いに手札を全て捨て、お互いはその後、捨てた枚数分ドローする!!」

 

「・・・チッ!!」

 

「俺は手札を4枚捨て、4枚ドロー!!」

 

「俺は2枚・・・」

 

(・・・!!)

 

荒木 先輩はドローしたカードに目をやると、何やら不適な笑みを浮かべた。

次のターンに絶対に何かを仕掛けて来る筈だ。今のうちに手を打たねば・・・。

 

「俺は手札から召喚僧ーサモン・プリーストを召喚!!このカードは、召喚成功時に守備表示になる。更に手札から魔法カード、ソウル・チャージを捨てて、デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する!!光天使セプターを特殊召喚!!更にセプターの効果発動!!デッキからセプター以外の光天使を手札に加える。が、俺はセプターのこの効果にチェーンして、光天使スローネを特殊召喚!!スローネの効果でカードを1枚ドローする。そしてスローネのこの効果でドローしたカードが光天使モンスターだった場合、そいつを特殊召喚できる!!俺がドローしたカードは・・・光天使ブックス!!よってこのカードを特殊召喚!!」

 

場:光天使セプター、ブックス、スローネ、サモン・プリースト

 

「カードを1枚セット!!更に俺はスローネ、サモプリ、ブックスでオーバーレイ!!エクシーズ召喚!!来い!No.16色の支配者ーショック・ルーラー!!」

 

「ショック・ルーラーだと!?」

 

「俺はショック・ルーラーの効果を発動!!X素材(サモン・プリースト)を取り除いて魔法カードを宣言!!この効果により、お互いは次の俺のスタンバイフェイズまで魔法カードを発動できない!!バトル!!まずはセプターでダイレクト・アタック!!」

 

荒木:LP7000→5200

 

「次にショック・ルーラーでダイレクト・アタック!!」

 

荒木:LP5200→2900

 

「これでターンエンドだ」

 

勇吾:手札:0 モンスター:光天使セプター(ATK/1800)ショック・ルーラー(ATK/2300) 伏せ:1枚 LP8000

 

「どうしました?このままじゃ今度は俺に1ポイントものダメージを与える事も出来ずに負けちゃいますよ?」

 

「チッ!うぜぇ小僧だ!!俺のターン!!ドロー!!」

 

俺の挑発に怒りを覚えたのか、荒木 先輩のドロー発言に力強さを感じた。

 

「俺はカードを1枚伏せてターンエンド!!」

 

荒木:手札1枚 モンスター:無し 伏せカード1枚 LP2900

 

「俺のターン!ドロー!!」

 

(荒木 先輩が伏せたカードは罠カードの可能性があるが、ひょっとしたら魔法カードの可能性もある・・・。俺がショック・ルーラーの効果を使った瞬間に、さっきは使えなかった魔法カードをチェーンして発動なんて事も考えられる。兎に角、魔法だろうが罠だろうが、荒木 先輩のあの表情からしてこのターンに決着が付かない事は予想出来る)

 

「・・・俺はショック・ルーラーの効果を発動。宣言するのは魔法カード!!」

 

「フン!ならば俺はそれにチェーンして速攻魔法発動!!スケープ・ゴート!!」

 

スケープ・ゴートの発動により、荒木 先輩の場に青、黄、赤、橙色の子羊トークンがそれぞれ守備表示で特殊召喚される。

 

「このターンは凌がれたか。だが、俺はこのままバトル!!セプターとショック・ルーラーで2体のトークンを破壊!!更にセプターをリリースしてモンスターをアドバンスセット!!これでターンエンド!!」

 

勇吾:手札0枚 モンスター:ショック・ルーラー(ATK/2300)、伏せモンスター:1枚 伏せ1枚 LP8000

 

「俺のターンだ!!カードドロー!!カードを伏せてターンエンド!!」

 

荒木:手札1枚 モンスター:トークン2体 伏せ:1枚 LP2900

 

「俺のターン!ドロー。モンスターを反転召喚!!シャドール・ビースト!!その効果でカードを2枚ドローし、1枚は捨てる。俺はダンディ・ライオンを捨てて、ダンディ・ライオンの効果発動!!綿毛トークン2体を特殊召喚!!更にチューナーモンスター、シャドール・ファルコンを召喚!!」

 

「チューナー、シンクロ召喚か。しかもレベルの合計は10・・・」

 

「あぁ、だが今回俺が呼び出すのはレベル9のモンスター」

 

「レベル9?まさかアイツか・・・」

 

「だが俺はその前にショック・ルーラーの効果を発動。罠カードを宣言する」

 

「なら俺はそれにチェーンして罠発動!!サンダー・ブレイク!!手札を1枚捨ててシャドール・ファルコンを破壊する!!」

 

「このターンのシンクロ召喚は失敗に終わったか。だがシャドール・ファルコンの効果発動!このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚する。そしてバトル!!ショック・ルーラーとビーストでトークンを攻撃!!カードを1枚伏せてターンエンド」

 

勇吾:手札:0枚 モンスター:シャドール・ビースト(ATK/2200) ショック・ルーラー(ATK/2300)(素材無し) シャドール・ファルコン(裏守備) 綿毛トークン2体 伏せカード:2枚 LP8000

 

「俺のターン!!ドロー!!魔法カード、一時休戦を発動。お互いに1枚ドロー、このターンお互いが受ける全てのダメージは0になる。ターンエンドだ」

 

荒木:手札:1枚 モンスター:無し 伏せカード:無し LP2900

 

勇吾:手札:0→1

 

「その場しのぎとは先輩らしくない。俺のターン!ドロー!!影依融合を発動!!場のシャドール・リザードとショック・ルーラーを融合!!エルシャドール・ネフィリム!!効果でシャドール・ビーストを墓地に送り、カードを1枚ドロー。そしてシャドール・ファルコンを反転召喚!!効果で墓地のシャドール・リザードを裏側守備表示で特殊召喚!!レベル1、綿毛トークン2体とシャドール・ファルコンでシンクロ召喚!!A・O・Jカタストルを特殊召喚!!これでターンエンド!!」

 

勇吾:手札:2枚 モンスター:エルシャドール・ネフィリム(ATK/2800) A・O・Jカタストル(ATK/2200) シャドール・リザードDEF/1000) 伏せ:1枚 LP8000

 

「俺のターン、ドロー」

 

(奴の場には相手の特殊召喚モンスターを強制的に破壊するエルシャドール・ネフィリムと闇属性以外のモンスターを強制的に破壊するカタストル・・・ここはどう対処すべきか・・・)

 

「・・・俺はカードを1枚セット、更にモンスターをセットしてターンエンドだ」

 

荒木:手札:0枚 モンスター:1枚 伏せ:1枚 LP2900

 

「俺のターンだ、ドロー!!魔法カード、死者蘇生を発動。対象はシャドール・ファルコン!!そしてシャドール・リザードを反転召喚!!効果で先輩の場のモンスターを破壊!!」

 

「させねぇ!!リバースカード発動!!禁じられた聖杯!!対象はシャドール・リザード!!」

 

「シャドール・リザードは失敗したか。なら次にカタストルとファルコンでシンクロ召喚!!現れろ!!スクラップ・ドラゴン!!」

 

「す、スクラップ・ドラゴンだとぉ!?」

 

「効果発動!!対象はシャドール・リザードとその伏せモンスター」

 

「チィ!マシュマロンが・・・」

 

「戦闘で破壊されないモンスターを用意してたか。ここでシャドール・リザードの効果発動。デッキからシャドール・ヘッジホッグを墓地に送り、ヘッジホッグの効果でシャドール・ドラゴンを手札に加える。デッキからだがこれでアンタを守る壁は無くなった!!バトル!!全てのモンスターでダイレクト・アタック!!」

 

荒木:LP2900→0

 

「そ、そんなバカなぁぁぁ!!!!」

 

「俺の勝ちだ。約束通り、少年院で大人しくしていてもらおうか?」

 

「くっ・・・」

 

「・・・と、言いたいところだけど・・・」

 

俺は取り出したスマホをポケットにしまうと、その場に項垂れる荒木 先輩に手を差し伸べた。

 

「今回はたまたま無傷で勝ったけど、アンタは本来、強豪デュエリストだ。全国大会のベスト8まで進出できたというその事実が何よりの証。次は近日中に行われる全国大会の決勝トーナメント辺りで会おう」

 

「・・・お前・・・」

 

荒木 先輩は俺の言葉を聞くと、己の行動がいかに愚かな行いだったのかを察したのか、その大きな体に似合わずその場に崩れた。

 

to be continued

 

 




今更だけど、主人公が強過ぎて面白みに欠ける事が判明。
今回の話もどちらが主人公なのか分からないって感じだな・・・(汗)
でもまぁ、最近の二次創作の主人公は平均以上の強さを持ったところからスタートし、その後、徐々に強くなっていくというのが普通らしいので、これくらいの強さが丁度良いのかな?
次からはもっと骨のあるデュエリストを用意します・・・。
主人公が負けはせずとも、主人公を窮地に追い詰められるくらいのデッキを・・・。
主人公初の敗北はまだ先になる予定です。
主人公と言えど、勝ちっぱなしじゃ面白みに欠けますのでね・・・。




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