七彩灰は女の子   作:一文字 更新

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一話 くじ引き

 

 ハズレ。

 

 

 

 

 

 とっても大事なガチャで爆死した。

 

 

 

 

 

 笑わないでください。私にはとても大事なガチャだったんです。

 

 あ〜ぁ、難易度ハードコア余裕で振り切ってヘルモード。いえ、溜息二十や三十余裕で済ませてきましたよ。

 

 気分はどうか、ですか?

 

 大丈夫ばないです。今ここでゲロれます。

 

 

 (だって私は…東京喰種の世界に"生まれた"のだから

 

 

 

 喰種として  ぁ、酸っぱい )

 

 

 

 

 あぁぁ…!絶対引かれた。最悪だ…死のう。

 

 

 なんて繊細なハートなワケ。な、い、です!

 

 

 

 でも、一週間ぐらいこのゲーセンには近づきません。気にしてなんかないです。

 

 

 

 私がこの世界に気がついたのは本当に偶然で、たまたま私が見れる位置にTVがあって、たまたまそのニュースでそれが流れていただけ。

 

 鉄骨転落事故、主治医独断で臓器移植。

 

 

 見覚えのある文字の羅列に私は反応を示して、脳の錆びれた歯車を回転させました。ソレは油が切れているのか不愉快な音を立てていましたが唐突に音が軽快になり、意味を持ったのです。

 

 カネキケン…トウキョウグール。

 

 

 勿論、私は飛び起きましたとも。私の顔面は蒼白でしたが両親は喜んでました。

 

 ウチの子は天才かもしれないと。

 

 

 はい。親バカです。

 

 

 

 

 もう居ませんが。

 

 

 ぇ、えぇ?そんなバツが悪そうな顔しないでくださいよ。両親はニューヨークに行っただけですし。

 

 

 危な!こ、このっ!街を歩けば老若男女誰もがその素顔を見ようと振り反る傾国美少女を殴ろうと言うのですか?!

 

 

 つい、ですか。そうですか…。

 

 えぇい!男女平等パンチッ!

 

 

 

 

 のたうち回る貴方を見たら幾分気分が晴れました。だ、誰がメスゴリラですかッ!?この柔らかいシルエットを見てから言ってください!

 

 あ、やっぱり見なくていいです。そんな邪な目で見られたら妊娠してしまいます。

 

 

 

 ハァ…話を戻しますよ。ぇえと、両親がニューヨークに行った話からでしたか。

 

 毎月父母のツーショット写真と共にお小遣いは貰っていましたから、生活は苦しくなかったです。ですから…鍛えようと思いましたマル。

 

 

 

 や、だってステが圧倒的に足りなかったんです!これから起こる大イベントは環境トップじゃないとメインに絡めないんですよ?!

 

 乗るしかないじゃないですか、このビッグウェーブに。

 

 

 筋トレって凄いんですね!だって腹筋した瞬間に私のボディが引き締まった…って感覚あったんですよ!?

 

 体質なんですかね。

 

 

 …体重を聞くのですか?結婚しますか?そうですか。なら辞めたほうが、良いですよ…?年頃の乙女の体重は機密文書と同じ扱いなんですから。

 

 ハイ、謝罪を受け入れましょう。

 

 

 

 それに、私が結婚してもいい男性は【性格がイケメン且つ、私を綿毛くらい軽く持ち上げてくれる】男性でないといけません。

 

 なんです?その憐れむような眼差しは!?

 

 良いじゃないですかッ!理想、あくまで理想ですから!

 

 

 

 

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