もしも、シャーレに赴任してきたのがゴルゴ13だったら…   作:御厨パステル

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皆さん、お待たせしました。

実は新たな概念が生まれたのでそちらを執筆しておりました。

許して?(懇願)

そちらの方はこのシリーズがある程度落ち着いたら投稿いたします。

次回投稿は未定でございます。



時計じかけの花のパヴァーヌ編
TARGET 3 時計じかけの花のパヴァーヌ (前編)


 

 

 

???「ネタが無いよぉ…ネタが浮かばないよぉ……」

 

???「ちょっ!?…隈すごいよお姉ちゃん!?」

 

???「ミドリぃ…何か浮かばない……?」

 

???「私はそっちの事はからっきしだよ?」

 

???「…そうだよねぇ………。」

 

???「…そういえば、連邦生徒会にシャーレって部活が出来たらしいよ。」

 

???「シャーレ?」

 

???「何かそこの先生って大人が色んな所で活動してるっぽくて………。」

 

 

???「それだぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

???「いきなり叫ばないで!?」

 

???「ミドリ!先生を呼ぼう!!」

 

???「えぇ……急だね……。」

 

______________________

 

 

 

ミレニアム ゲーム開発部 部室………。

 

 

モモイ「と言う事で!先生に来ていただきました!」

 

ミドリ「行動力の化身かな?」

 

「……シャーレの先生だ。」

 

モモイ「はい!改めましてよろしくお願いします!」

 

ミドリ「いきなりですみません…。」

 

「気にするな。」

 

「…所で、部員は二人なのか。」

 

ミドリ「いえ、私達だけじゃなくて…」

 

 

 

ガタッ!

 

 

 

「…!」カチャッ…!

 

 

 

モモイ「わぁぁ!!?銃ダメ!撃っちゃだめだよ!?」

 

ミドリ「っていうか先生って銃使うんですね!?」

 

「……そこのロッカーに誰がいる。」

 

ミドリ「ぶ、部長です!部長のユズ先輩がいます!」

 

モモイ「ユズ先輩と私達で3人で活動してます!」

 

「………。」

 

モモイ「ちょっ!何で銃を下ろしてくれないんですか!?」

 

ミドリ「ロッカーが先生から放たれる威圧でひしゃげてますよ!?」

 

 

ユズ「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

 

 

ミドリ「マナーモードみたいに微振動してる!?」

 

モモイ「先輩は人見知りなんです!だからあそこに居るんですよ!」

 

「……。」コツコツ…コツコツ…

 

 

 

ガシッ!……バガァン!

 

 

 

 

「「ロッカーの扉をもぎ取ったぁ!!?」」

 

 

 

 

「…出てこい。そこに要られると落ち着かない。」

 

 

 

ユズ「…。」ブクブクブクブク…

 

 

 

モモイ「わぁぁ!?泡!泡吹いてるぅぅ!」

 

ミドリ「完全に先生のプレッシャーにやられてます!」

 

 

 

…………………………。

 

 

 

 

ミドリ「先輩、大丈夫ですか…?水入りますか?」

 

ユズ「う、ううん…ありがとうね…」

 

モモイ「先生っ!ちょっと強引でしたよ!?」

 

「すまない。」

 

ユズ「い、いえいえ!大丈夫です!」

 

「あのロッカーは後で新しいのを手配しておく。」

 

ユズ「あ、ありがとうございます?」

 

ミドリ「気にする所はそこじゃないですって!?」

 

 

 

 

______________________

 

 

「…所で要件はなんだ。」

 

ミドリ「あれっ?お姉ちゃん伝えてなかったの?」

 

「大変だと言うことだけは聞かされた。」

 

モモイ「あっ!ついつい忘れてた…!」

 

ミドリ「はぁ……じゃあ私から改めて説明します。」

 

ミドリ「私達ゲーム開発部は廃部の危機にあるんです。」

 

ミドリ「それは、部員の数だったり…実績が無いことだったりと色々あるんですけど…。」

 

ミドリ「とにかく、何か結果を出さないと行けない訳です。」

 

ミドリ「そこで私達は【ミレニアムプライス】という大きなコンテストに出す為のゲームを開発しているんです。」

 

ミドリ「けど、どうしてもアイデアが浮かばなくて…。」

 

ミドリ「そこで、先生の力を借りようと思ったわけです。」

 

「そうか。」

 

モモイ「先生、一応聞くけどとかアイデア浮かぶ?」

 

 

 

「あまり、ゲームと言う物をしたことが無い。」

 

 

 

 

 

「「「えぇぇぇぇぇぇぇ!!!?」」」

 

 

 

モモイ「先生ゲームした事ないの!?」

 

ミドリ「この世界にゲームをした事の無い人がいるなんて…!」

 

ユズ「人生の半分ほど損してますよっ!」

 

「そこまでか。」

 

モモイ「い、一応ですけど!このゲーム機知ってます?」サッ

 

モモイ「ゲームガールズアドバンスSPって言うんですけど…」

 

「知らない。」

 

ユズ「こ、この【ロマンシング物語】知ってますか!?」

 

「知らない。」

 

ミドリ「ど、どうやら本当にゲームを触った事が無いっぽいですね……。」

 

 

 

モモイ「もう、こうなったらあそこに行くしかない…!」

 

「…あそこ?」

 

ミドリ「お姉ちゃん!あそこは立ち入り禁止エリアだからダメだよ!?」

 

モモイ「けどあそこに行くしか廃部を覆せるプロットは出来ない!」

 

 

「その場所の詳細を聞かせてもらおう。」

 

 

「「…え?」」

 

 

「俺の権限でどうにかする。」

 

 

 

 

______________________

 

 

ミドリの話によると、ミレニアム近郊には廃墟群があるらしい。

 

そこは元々連邦生徒会長が管理していたらしいが、失踪後は廃墟を管理する警備が撤退したらしく今は手付かずの状態らしい。

 

その廃墟にはかつてミレニアムにいた伝説的なゲームクリエイターが作ったとある物があるらしい。

 

その名は【G.Bible】

 

最高のゲームが作れる方法が載っているマニュアルだそうだ。

 

 

 

………………………。

 

 

ミドリ「一応、私達の動きがバレないようにユズ先輩をお留守番させましたけど…」

 

「連邦生徒会長の管轄だったなら、俺の権限でもどうにか出来るだろう。」

 

モモイ「けど、今この瞬間も先生は不法侵入してますよ…!」

 

「連邦生徒会長にここの調査をする様に頼まれたと言う。」

 

ミドリ「何だか、先生とは思えない言動ですね……。」

 

 

 

 

ギィ…ギィ…ギィ…ギィ……

 

 

 

「「!?」」

 

 

 

金属製の何かが軋む音が響く。

 

 

 

 

ギィ…ギィ…………。

 

 

 

 

モモイ「……。」コソコソ…

 

|∧

|・`)チラッ…

|o,)

|-u

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

モモイ「わっ…!何かロボットが巡回してるっぽい…!」

 

ミドリ「ロ、ロボット?」

 

「警備が居なくなった後も、起動したまま放置されていたんだな。」

 

モモイ「凄い量いるよ………!」

 

 

「……。」カチャッ…カチカチッ…カチッ…

 

 

ミドリ「?先生、何してるの?」

 

「武器を組み立てている。」

 

モモイ「もしかしてそのアタッシュケースって武器入れてたの!?」

 

「そうだ。」カチャッ

 

「くまなく探索をするのなら奴らは邪魔になる。」カチカチッ…

 

「ここで全部破壊するぞ。」スチャッ…!

 

 

「「…えっ…!?」」

 

 

「先導する。」バッ!…タッタッタッタッ!!

 

 

 

 

ミドリ「はっ!?ちょっ、えっ!?」

 

モモイ「先生ぃぃ!ちょっと待ってぇぇ!!?」

 

 

 

 

…………………………………。

 

 

 

ガガガッ!ガガガッ!

 

 

 

『□#/*/!☆………。』バタッ…

 

 

 

「これで最後か。」

 

 

モモイ「ほぼ先生一人でやっちゃってたね…」

 

ミドリ「撃ちもらしとかも全く無いですし…」

 

モモイ「リロードも爆速で行うし…先生って何者?」

 

「それは教えられない。」

 

ミドリ「というかヘイローも無いのに先導しちゃ危ないですよ!」

 

「職業病と言うやつだ。」

 

モモイ「どういう職業病ですか……?」

 

 

 

 

______________________

 

 

モモイ「先生のその銃ってシンプルだよね。」

 

「シンプル?」

 

モモイ「私達みたいに色を付けたり飾ったりとかしないの?」

 

「外の世界ではそういうのはあまりしない。」

 

ミドリ「へぇ〜そうなんですね…」

 

「こちらに来て初めてそういうのを見た。」

 

「外の世界では個人で所有する事はあるが、自分らしさを出して装飾を付けるという事はしない。」

 

モモイ「やっぱり感覚違うんだね〜………あれっ?」

 

 

 

 

一行の前にはホールのような大きな空間が広がっていた。

 

 

 

 

ミドリ「…ここが最深部?」

 

「このどこかに【G.Bible】があるのか。」

 

モモイ「う、うん…多分…?」

 

ミドリ「何か迷路のように思えたけど、案外分かれ道とかは無かったし…ここで合ってるとは思うよ…?」

 

 

 

ピーッ!ピーッ!ピーッ!

 

 

 

「「「!?」」」

 

 

突如、廃墟内に響く電子音。

 

 

 

モモイ「な、なにっ!?」

 

ミドリ「今更、侵入者を知らせる警報器とかがあったの!?」

 

「……。」

 

 

《ピーッ…認証中……。》

 

 

ミドリ「に、認証…?」

 

 

《照合……才羽ミドリ。 資格ナシ》

 

 

ミドリ「な、何で私の名前を…!」

 

 

《照合……才羽モモイ。 資格ナシ》

 

 

モモイ「どこかに監視カメラとかがあるの…!?」

 

 

《照合……デューク・東郷様。》

 

 

 

《資格アリ》

 

 

 

「…。」

 

ミドリ「資格アリだったらどうなるの…?」

 

モモイ「けど、ぱっと見で扉とかも無さそうだけど…」

 

 

 

 

バコンッ!

 

 

 

 

「「…え?」」

 

 

 

 

どうやら足元の床が抜けたようだ。

 

 

 

 

 

「「わぁぁぁぁ〜〜〜!」」

 

 

「……。」

 

 

 

______________________

 

 

 

 

ヒュ〜〜〜…

 

 

 

 

 

シュタッ!

 

 

 

 

「……大丈夫か。」

 

 

 

 

モモイ「う、うん何とか…。」

 

ミドリ「凄いですね、先生…空中で私達を手繰り寄せてから脇に抱えて綺麗に着地しちゃうんですから…。」

 

「下ろすぞ。」スッ…

 

モモイ「いや〜本当に怖かった…!」

 

ミドリ「これ帰り道とかどうなるの…?」

 

 

「…アレが、G.Bible…か?」

 

「「…え?」」

 

 

 

先ほどと似たような空間の中央には、少女がいた。

 

 

椅子に座ったまま、一糸まとわぬ姿で。

 

 

 

モモイ「…ひ、人じゃないよね……?」

 

ミドリ「も、もしも〜し…大丈夫ですか……?」

 

 

「…。」チラッ…

 

ふと、横に置いてある机の書類に目を向ける。

 

「…AL-1S。」

 

 

???「…。」パチッ

 

 

モモイ「わっ!?目が開いたよ!?」

 

 

???「……………。」

 

 

ミドリ「あ、あの〜?」

 

 

 

 

???「……本機の自我、記憶、目的は消失状態であることを確認。データがありません。」

 

 

 

「「……え?」」

 

 

 

 

 

______________________

 

 

その後、その少女はゲーム開発部の部員として引き取られた。

 

【天童アリス】として。

 

ミレニアムには『ヴェリタス』なるハッカー集団がいるらしく、その集団に依頼をして【天童アリス】の学生証を偽装してもらった。

 

”転校してきたばかりで受講申請のタイミングを逃してしまったため、まだ授業の登録はできていない”というバックストーリーを付ける徹底具合だ。

 

…このキヴォトスの学生は恐ろしいな。

 

色々あったが、アリスはゲーム開発部に馴染んでいった。

 

まだまだ荒削りだが。

 

 

 

______________________

 

数日後。

 

ミレニアム ゲーム開発部 部室…………

 

 

 

コンコン…

 

モモイ「はい、どうぞ〜」

 

 

ガチャッ…

 

 

「…来たぞ。」

 

 

アリス「お〜!待ちわびましたよ!先生!」

 

「そうか。」

 

アリス「先生がパーティーに合流しました!」

 

 

「…この喋り方はどうにかならなかったのか。」

 

ユズ「どうにもなりませんでした…。」

 

モモイ「まぁ可愛いし…」

 

ミドリ「前までの固い喋り方よりかは遥かに良いと思うけどね…」

 

 

どうやらゲーム開発部が制作した「テイルズ・サガ・クロニクル」なるゲームを夜通ししたらこうなったらしい。

 

…もっと他に無かったのか。

 

 

 

アリス「先生の【ノワール】はしっかりと手入れしていますか?」

 

「…問題ない。」

 

俺のM16に名前がついた。

 

………まぁ別に気にしてはない。

 

 

 

______________________

 

 

 

 

数日前、武器を持たないアリスの為にエンジニア部を訪ねた。

 

 

アリス「これが気になります!」

 

モモイ「こ、これなの?」

 

ミドリ「流石に大きすぎる気が……」

 

ウタハ「ん?あぁ、これかい。」

 

 

アリスが指差したのは巨大なレールガン。

 

 

ウタハ「これは、我がエンジニア部の予算の70%をつぎ込んだ作品だ。」

 

ウタハ「本来なら宇宙戦艦に付けるための物なんだ。」

 

ウタハ「個人で持つには重量が重すぎると思うが…。」

 

アリス「ふん!」バッ!

 

 

難なく持ち上げた。

 

 

 

モモイ・ミドリ「「えぇぇぇぇ!!!?」」

 

 

 

エンジニア部が提示した試練なるものを無事に突破し、

レールガン改めて【光の剣 スーパーノヴァ】はアリスの武器となった。

 

 

………………………………………。

 

 

 

ウタハ「あぁ、先生は残ってくれないか?」

 

「分かった。」

 

モモイ「先に戻ってますね〜」

 

アリス「一時離脱ですね!よくある展開です!」

 

ミドリ「じ、じゃあ〜失礼します〜!」

 

 

ガチャッ……バタン!

 

 

 

 

ウタハ「……さて、先生。」

 

「……。」

 

ウタハ「あの子は一体何者だい?」

 

「……。」

 

ウタハ「安心してくれ、ここには盗聴器などは無いし、私も漏らす気はない。」

 

「…。」

 

ウタハ「……信用できないかな?」

 

「…話そう。」

 

ウタハ「ほう……!」

 

 

 

 

 

ウタハ「つまり、詳細は不明と。」

 

「そうだ。」

 

ウタハ「AL-1S…。」

 

ウタハ「ヴェリタスに頼んだら何か情報が掴めるかもしれないけどね。」

 

「…。」

 

ウタハ「先生はどう思う。」

 

「…何をだ。」

 

ウタハ「彼女の正体。」

 

「…。」

 

ウタハ「あのレールガンを軽々担ぐ。」

 

ウタハ「そして、経験がないにも関わらずあの動きを出来る。」

 

「…。」

 

ウタハ「…私の言いたいことは分かるかな、先生。」

 

「…。」

 

ウタハ「恐らく、あの子は……」

 

「「…戦闘の為の……。」」

 

ウタハ「……まぁ、何もなければ良いんだかね。」

 

「……。」

 

ウタハ「貴重な話を聞けて満足だよ。」

 

ウタハ「ありがとう、先生。」

 

「…。」

 

 

 

 

______________________

 

 

アリス「私の【スーパーノヴァ】は今日も輝いてます!」

 

「……。」

 

 

 

何もなければ…か。

 

 

 





いかがでしたでしょうか。

本来ならアビドスの後はエデン条約編を書いた方が良いとは思うんですが、先にこっちのシナリオから書いちゃいました…

それではまた。
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