大惨事だった。
もうすでになってるよという突っ込みが入りかねないが、とにかく大惨事だった。
結局あの後に羽の手入れにナギサばかりかミネやイチカまで経験ありと発覚してしまった。
ミネは件のセーフハウスにて二人きりという、誰もが羨む状態で。イチカはピクニックに行った先で人助けの後のご褒美として、優しく櫛を通されていた。
そんなおかげでミカの目はグルグルになる。さっきまですっごいヒロインみたいだったのに、今やその頭に負けがついてしまいそうな打ちのめされっぷりだった。
結局、コハルがミカを慰める天使っぷりを発揮する横で「切り替えよう。まぁ普通に面白かったがな。次」と叫ぶマコトの一声でメモリアルロビー鑑賞会は続いていくこととなった。
まぁ。そうしたらもっと酷いことになってしまったのだけれども。
※
ケース1『空崎ヒナ』
「来た! 来ましたよ!」
次の出力者はくじで決めることになり、選ばれたのは天雨アコだった。
嫌な予感するなぁと先生は再び頭を抱えるも、首輪以上に恥じるものないやろ。と皆は思っていたし、イオリやチナツは、彼女が観たがるものは分かっていた。
「委員長との! ヒナ委員長との思い出を! 勿論委員長が差し支えない範囲で! 何か変態的な事をしてないかチェックです!」
忠犬アコ公、ここで有能さを発揮する。いや実際は横乳が出てるだけなのと、たまにエキセントリックな一面があるだけで、基本彼女は有能なのである。
……横乳は流していいもんじゃないだろと言われたら、何の反論も出来ないのだけれども。
メモリアルロビーが虹色に輝いた。
出される思い出は、ヒナと先生のもの。
微笑ましくも和やかで。それでいて有事の際は華麗に解決する二人。あと何かやっぱり
というか先生……ヒナにゲロ甘というか……デレッデレというか……いや、それくらいは許されるくらいの働きぶりだけども。
誰もがそう思っていても、それは口に出さなかった。
何か先生が変態チックな感じもあるが、まぁそれは今更だろう。
出てくる思い出は基本激しいものはない。ヒナも先生も、エデン条約でのゴタゴタを衆目に晒すのは望まなかったのだろう。
……やっぱり、これ。抵抗出来る人は出来るんだな。と、ウタハが確信を深めていたのは別のお話である。
先生はシッテムの箱と、一応独学の記憶術的なものやら、理性という名の鋼の意志(たまにガバガバ)で。
ヒナは素で耐えていた。一応機密や弱みは漏らせないという無意識の精神頑強さでこの結果を弾き出していた。数々の事件を解決してきたシャーレの先生とゲヘナ最強の風紀委員長。その肩書きは伊達ではないのである。
荘厳なピアノ演奏。リゾートで可愛らしい水着でくつろぐ姿。先生のお膝に座ったらお日様の匂い。
限りなくアウトに近いセーフがありつつも、その関係はお互いに尊重し、信頼し合う先生と生徒のそれで。……わかる人にはわかる淡い想いも見え隠れする。
全員がなんだか安心しつつ、たまに先生がおかしくて笑う、癒やしの時間だった。……アコは嫉妬で血涙を流していたが、まぁ気にしなくていいだろう。
やはりヒナは格が違ったらしい。……逆に他の風紀委員が風紀乱しまくってるのはどういうことなのか。なんて誰かが思ったらしいが、それは言わぬが花というやつだった。
「キキッ、なんだぁコレは。もっとゲヘナしろよ。混沌を起こさんか空崎ヒナ」
「誰もがマコトみたいに、生きてるだけでゴタゴタを起こせるとは思わない方がいい」
「なにおー?」
弱みらしい弱みを握れないことを苦々しく思いながらも、マコトはリラックスして思い出に浸るヒナを横目に、フンと鼻を鳴らした。
やっぱりあそこ、仲は悪くないんだろうなぁ。と、密かに先生がほっこりしているのには、最後まで気づいてないらしかった。
ホシノと眠るヒナが出て、アコが発狂したところで映像は切り替わる。
カップ麺を一緒に啜りながら休日を過ごす先生とヒナに何名かはガタッと立ち上がりかけるも、おいたわしい果てのリラックスタイムとわかるとスッと引き下がる。
羨ましい! けど……やっぱり何か微笑ましいのはヒナの人徳故か。決定的なラインは越えてないからか。取り敢えずアコは追加ダメージを受けていた。
当人は絶対先生は変態行為してるから! これを糾弾しつつ、次は私が委員長と休日を……。なんて猪口才なことを考えた結果がこれである。
天雨アコ完全敗北。悔しい……これじゃ終われない! そう思ってしまったのが、運の尽きだった。
「くぅう……! 癒されましたし、委員長はめちゃくちゃ可愛かったですけども! 先生がギャフンと言ってないじゃないですか!」
「……ぎゃふん」
「そのまんま言えとは言ってないですっ!」
ブフッと、イオリをはじめとした他の生徒が吹き出す中、先生は困ったように笑いながら肩を竦めた。
こういうとこがアコが先生に可愛らしいと思われる所以なのかも。と、この時点で何となく生徒らは察していた。
だが……。
「ぐぬぬ! 先生が首輪とリードつけられたとか! そんな思い出は無いんですか!? 私だけあんな恥を……不公平ですっ!」
「いや、アコ? アコさん? 言ってること無茶苦茶だよ。大体、そんなバカみたいな体験あるわけ…………あ」
バカァ!? 今私のことバカって言いましたかぁ!? と激昂するアコが、先生に掴みかからんとしてイオリに羽交い締めに合う中で……。
先生は大量の冷や汗を流しながら固まった。
次の瞬間、メモリアルロビーが虹色に輝いた。
無限にも思える沈黙がその場に流れた。
えっ? 嘘でしょ?
いくら先生でも、そんな訳……。
『じゃあ……今の先生はアスナのワンちゃんだね?』
一応、首輪ではなかった。リードでもなかった。
でも女子生徒の胸リボンで繋がれる先生という、もっと酷い光景がそこにはあった。
「ア、アウトォオオ!」
「いや、本当に出てくるんかいぃ!」
コハルとイオリによる渾身の叫びがその場にこだました。
※
ケース2『チョコレートの思い出』
次はアイリ。
「バレンタインで印象深かったチョコレートとエピソードがあったら知りたいです! あっ! あと一番美味しかったチョコも!」
可愛い上にアイリらしい質問にカズサはニコニコだった。
先生も癒された。
「でもなぁ。貰ったチョコは全部嬉しかったし、優劣とかはつけれないかなぁ」
「む〜っ、美味しくてびっくりしたとか、渡し方が斬新だったとか、スイーツ好きとして単純に気になるんですよぅ」
「ならば、先生はチョコの形だけ想像してみたまえ。それに質問をすれば、チョコだけでてくるんじゃないかな?」
ウタハの提案に先生は少し考える。
大丈夫……だよね? ぶっちゃけちょっと怖かった。
「じゃあまず、嬉しかったチョコを!」
いきなりぶっこんだ! と思ったが、そこは貰った沢山のチョコを眺めながら嬉しそうな顔になった先生が映し出される。
まぁそうよね。と皆はほっこりしていたし、先生もまた懐かしむように目を細めていた。
「斬新なチョコを!」
その瞬間、盗聴器が差し込まれたチョコマフィンを巡るコタマとの攻防戦が映し出された。
もう隠す気がないばかりか胃腸の音で何かを閃くコタマに、周りはドン引きするより他はなかった。
「それはそれとして、チョコ部分は普通に美味しかったけどね」
「てかこれ、結構有名なとこのチョコマフィンじゃ……冒涜ってレベルじゃないわよ」
苦笑いする先生に、見ていたカズサも呆れ顔。なんなら節々の言動から盗聴は常習犯にも見えた。
シャーレの最初期メンバーにはテロリスト、盗聴犯、果ては幽霊みたいにどこにでも現れる生徒までいるとは聞いていたが、こんなにあからさまだとは……。
一方、リモートしていたチヒロによってコタマは正座させられた上にお説教されていたりするのだが……そればかりは同情の余地はなかった。
「美味しかったチョコ!」
全員の目が密かにクワッと見開かれる。現れたのは……素朴でシンプルな、いたって平凡なチョコレート。
当然誰が作ったかは生徒らは分からない。ただ、先生の中ではこのチョコがありとあらゆる贈り物の中で一番を獲得したのだという事実だけは全員に叩きつけられた。
「(味は、誰かに勝てるとは思ってなかったわ。分かってたもの)」
「(うぐっ……まぁ? 気持ち! 大事なのは気持ちだから!)」
「(……シンプル故に念も込められていそうですけどね)」
「(むぅ。喜んでいただけてはいましたけど……むぅ)」
「(……めっちゃ食べたい。どんだけ美味しかったんだろ?)」
「(悔しい気持ちはありますが、それはそれとして興味はありますわね)」
「(味はあの人の中では重要じゃない。まぁ、それはそれとして次の作戦に活かすね。……シンプルなのが好きなの?)」
ヒナは察してはいても、ちょいシナになり。
ユウカは強がりつつも、もう少し可愛げがある方がよかったかと後悔し。
ノアは先生の記憶を占めた甘い味に無意識ながら湿った視線を向け、ミヤコは純粋に悔しがっていた。
カズサとハルナは普通に食べたくなったし、キキョウもまた、ちょっと興味深げ。
なんやかんやで甘くて美味しいチョコは生徒達にとって憧れの的なのである。
「食べた先生の目がまん丸に……! そ、そんなに美味しかったんですか!?」
「う、う〜ん。確かに味の上では……何かこう、既製品を遥かに凌駕していたというか。本当にびっくりしたんだ」
「わぁ〜! いいなぁ〜! いいなぁ〜!」
キラキラした目でチョコを味わう先生を見るアイリ。
それを見ていたらなんだか無性にチョコが食べたくなって、生徒達はこぞってお菓子の籠に手を伸ばす。
既製品のお得用チョコ。甘くて美味しい。でもあの映像にあるチョコには届くまい。
「(かひゅ……こひゅ……な、なんなの。やっぱりこの二人って相性良さげじゃんね……!)」
因みにミカはチョコが入れられていた容器(実は結構お高い)に見覚えがありすぎて呼吸困難になっていた。
「まぁ、でも味もまぁ大事かもしれないけど、私は皆から貰ったって事実が何より……」
「エロいチョコ」
「……え?」
急に口を挟んできたのは……ニマニマ笑いを見せるマコトだった。
パチンと指を鳴らすと、どこに待機させていたのか彼女の側近らしき生徒らが、ガシッと先生の両脇に陣取った。
「ふぁ!?」
「これだけ生徒がいる中で首輪に脚舐め、果ては混浴までした先生のバレンタインが……この程度なわけあるまい? 絶対ヤバいものの一個や二個はあるだろう? さぁ! 吐けぇ! 先生が心を揺さぶられたバレンタインを教えるのだぁ!」
「ちょ!? マコトォ! くすぐるのやめ……!」
メモリアルロビーが虹色に輝いた。
「(なるほど、ああして先生の余裕を無くせば誤魔化しが入る余地がなくなるかもしれないか。悪くない手だ。要検証だな)」
ふむ。とウタハが感心して眺める中で、生徒らの視線がモニターに集中する。
バレンタインは万人がとはいかなくとも、多くの乙女にとって重要な日。
喜んで貰えたか。個性的で忘れられないものだったか。美味しかったか。それは重要だ。そんななかで、シンプルに先生の心を揺らしたかは……超気になるに決まってる。エロかったとかは……。
「(いや、バレンタインにエロいってなんだよ。普通に意味わからんだろ。ノイズ混じらないか? この質問)」
至極もっともなことをサキが内心で呟いていたが、生徒らは気にしていなかった。
結局メモリアルロビーは動いているのだから、それが全てだろう。細けえことはいいんだよ!
そうこうしているうちにくすぐられてHA☆NA☆SEしてる先生をよそに、それは映し出された。全員の目に飛び込んで来たのは……。
「……ノ、ノア……!?」
ユウカが、今までで一番焦った声を出す。
そこには羽根ペンを片手に机に向かうノアの横顔があった。
インクの出が悪かったのだろうか。彼女は物憂げな表情のまま髪をかきあげると、艶めかしく舌を伸ばし、チロリとペン先を湿らせた。
ただそれだけの行為。だが、画面の先生はその姿に目が釘付けになっていて……直後、我に返ったようにノアにかけよった。
インク舐めちゃダメだよ! はやくペッしなさい! と至極真っ当なことを言う。だが、生徒らは見逃さなかった。先生の喉がゴクリと動いていたところを。
「ふぐ……ぐぅ……」
やり場のない感情で太もも……ではなく全身が震えるユウカ。
いや、知ってはいた。ちょっとお時間いただいていた時にも、パジャマパーティの時にも。ノアの後ろ姿やうなじに……とにかく何の気ない仕草に先生の視線が奪われていたのは。
でもその度に怒ったら、こっちに目を向けてくれてはいたし、ノアだって「ダメですよ~。先生。私はいいですけど、ユウカちゃんが嫉妬しちゃいます♡」なんて言いながら、先生を諌めて……。
そこでユウカは唖然とする。気づいてしまったのだ。
ちょっと待って。“私はいいですけど”? ですって?
画面ではノアが悪戯成功とばかりに種明かしをしている。
バレンタインは愛する人にチョコレートを贈る甘い甘い特別な日。だなんて……明らかにドッキリには必要ない補足まで添えて。
心からの気持ちを伝えたい時に、このインクを使って欲しいという言葉と一緒に、ノアは先生にチョコレートを手渡していた。
アレ? 何かサラッと凄いこと言ってたし、してない?
ちょっと待って。そのチョコ自分も味見したやつを先生に?
これはアウト? セーフ?
こ、これぐらいなら……いやでも先生が喉鳴らしたのはエッチだった! 死刑!
やんややんやと皆が騒ぐ中でユウカはノアを盗み見る。彼女はぼんやりと映像を眺めていた。
映像が切り替わり、先生はどこか薄暗い部屋で机に向かいながら、羽根ペンを回していた。さり気なくノアが使っていたものはシャーレに置いていかれていたらしい。
羊皮紙がわりに置かれたホワイトチョコレートに先生はしばらく考えてからペン先にチョコレートインクを浸した。
何かをそこに書こうとした先生は「確かにこりゃ書きにくいな」と苦笑いしてごく自然に――ペン先を舐めた。
何かエロい。
生徒ら全員がそう思いながらも喉を鳴らしたのは言うまでもなく。そして同時に気づいてしまった。
アレ? これ……! これは……!
「これはアウト! アウトォ!! 間接ディー◯◯スとかダメェ! 死刑ェ!」
「いやアウトはお前の言葉選びだぁ!」
コハルとイオリの絶叫が再びその場に響き渡ったという。
※
ケースLAST『でも最終的に混浴したんだよなで全てが置き去りにされる』
「違うんだ。私も普通に気づかず舐めちゃったんだ。イオリの脚みたいに自らの意志じゃなかったんだよ」
「いや生徒の脚を無意識に舐めだしたらそれもう完璧にアウトだからな?」
正座させられながら、先生はそう供述する。
あの後もまぁまぁ大変だった。
結局チョコレートインクで何書いたかは分からずじまい。
ならノアにプレゼントしたのかと思えば、そうではなかったらしく、先生が一人書いて、一人で楽しんだという。
全員がそれを知ろうとした。だが、メモリアルロビーは稼働中だったおかげで、次なる映像が立て続けに流れてしまった。
チョコを咥えて誘惑するイロハ。
さり気なく先生を自室へ招いたばかりか、罠にまでかけたセクシーフォックス(また寝取られじゃんねー! とミカは泡を吹いた)
カカオニブのお茶を駆使し、先生の五感全てに自らを刻みつけようとしたキサキ。
アウト! アウト! アウトォ! とコハルが叫び、スミレと一緒にリモートしていたレイが別のトラウマでうっ、頭が……! となっていたのは別のお話。
色々とやばかった。
でも結局先生はチョコを咥えなかったし、なんやかんやで決定的な一線は守っていた。
その後もいくつかメモリアルロビーは出力者を色々変えながらちょっと危ないとこも映したりした。
距離感バグなキャスパリーグ。
卑しいウサギ隊長。
さり気なく長い付き合い故に色んなとこに行っていたテロリスト。
他にも沢山。
だが、結局のところ、でもチナツとは混浴したよ? と叩きつけたら、どっちが強いかなんて明白で……。
やっぱズルいよこの赤タイツ……! と、生徒らからの嫉妬の視線が再び集まった。
「キキッ! さて、流石にそろそろ時間だな。私としては皆の者でお泊りコースもありだと思ったが、先生は許してくれなんだ」
「まぁ流石にこの人数かつ学園で重要な位置にいる子らの時間を借り続ける訳には……ね」
「ん? でも先生、旅館に泊まってるな? どっかの風紀委員と?」
「……ッ、スゥー。あれは、ほら。チナツの気づかいで……」
「まあいい。そろそろメインディッシュといく前に……ここまで来ると、普段の様子も気になってきたのだよ。私はな」
ちょくちょく近い距離感の生徒はいて、それらは親密だったり、付き合いが長いのに比例して色々な一面を見せていた。
ならば……風呂にまで入ったチナツは?
その瞬間、ガタッと他の生徒らは身を乗り出した。
チナツと先生はぷるぷる震えていて……。何かその息の合いようにまたムムッとなる生徒が出る負の連鎖が完成している。
「さて。焦らすのは好きではないのでな。さぁ先生! 火宮チナツぅ! ちょっと普段のお時間をいただくぞ!」
生徒らが見守る中でメモリアルロビーが輝きだす。
流石に混浴ほどインパクトはないだろうが、バレンタインしかり、夫婦みたい発言しかり。様子がおかしいのは確定ではある。
さぁ、普段は何をしているのか……?
『お誕生日おめでとうございます、先生。ちょうど良い栄養注射が入荷しました。ズボンを下ろして下さ……?』
刹那、先生は爆速でベルトを外し、ズボンを下ろす。
その速さたるや、いつかにアビドスを救った脚舐めに匹敵する迅速即決な行動力だった。
生徒らの目は点になる。なんなら、わりとヤバいこと言ってた映像上のチナツも目を丸くして……ナニを見たのか、その白い頬を紅潮させた。
『いえ! お尻だけです!』
幸いにして、先生の光の剣は映らなかった(異様に綺麗なお尻はバッチリ確認されたが)
ただ、生徒らの気持ちは間違いなく一つになり。レールガンもビックリなエネルギー波となって炸裂した。
いや、ナニをやってるんだぁ!
アウトォォオ!
先〜生〜!
ウソだろ……混浴だけじゃないのか!?
風紀はどこいったぁ! 乱すなー!
開始僅か十数秒で、今までの話題は全て置き去りにされた。恐るべき攻撃力である。
かくしてゲヘナへの道は開かれた。後に多くの生徒が脳破壊され、バタバタと膝をつくことになる、『ゲヘナむちむち赤タイツ爆撃事件』のファーストインパクト。
キヴォトスで先生のアレを最初に見た生徒……その名は火宮チナツ。と広く知れ渡った瞬間であった。
因みにズボン下ろしは公式です(チナツの先生への誕生日ボイス参照)
何なんだお前らは(戦慄)