「ん・・ここはいったい・・そうだ!オレ転生したんだ!」
転生後、俺はまず今自分が置かれている状況を確認した。
まず自分の体と状態。さっき転生後といったが本当は正しくない。
正確には俺は最初に記憶のない状態で別世界に転生させられ3歳となった今一気に記憶が戻った。
どうやらそういうふうになるよう神様にプログラミングされたらしい。
そして今いる世界はなんとあの大人気NINNJA漫画のNARUTOである。
こんな死亡フラグ全開の世界に転生させるとは。あの神様ェ...
で、本当に問題はこの世界における今のオレ。なんとガトーに転生してしまったのだ。
原作序盤で波の国を牛耳り最後は再不斬にやられるあの。
しかも原作ではなかった幼少期からのスタート。
それも浜の国という小国のちょい貧乏寄りの集落で。
いくら自分がこの世界の未来を知っているからと言って油断できない。
仮に原作改変が出来るとしたらそれは自分の身も原作開始前にやられる可能性すらあるのだ。
「なんという死亡フラグ満載のオレェ...」
やばい、まじでやばい。常に油断できない忍世界に原作通りなら間違いなく死亡するガトーに転生・・・
「いきなり初見でハードモード同然でスタートかよおおおおおおおおおおおお!!!!!
神様のバァカぁ野郎おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」
いきなり絶体絶命のピンチ!! どうする!? オレ!?
あれ? なんかオレの体の一部が妙に硬いな・・とりあえず服を上げてみると・・・
「な・・なんじゃこりゃ!!」
オレの脇腹が・・金属になっている!? と、驚いているととつぜん電波よろしく頭に声が飛んでくる。
『それは君のための特典だ、それを使いこなせればこの世界でも生き残ることができよう』
「特典!? そういえば神様、せめて転生特典は保証するとか言っていたな、ちょいと試してみるか」
とりあえずそれっぽく念じてみる。
するとオレの脇腹にあった金属は消え代わりに腕が金属メッキされた。
なるほど、転生特典というのは全身を金属化・または金属を制御できる能力か。
NARUTOの世界観的に言えば 血継限界・金遁の術 といったところだな。
さらにいろいろ試してみる。
「次は・・剣や盾に形態変化だ!」
すごい・・オレの腕が武器に変わる・・!・・・それも、自由自在に・・・!!
試しているうちあることに気が付いた。
「待てよ・・これがチャクラを使って金属を作っているなら体からそれを分離して物体を作ることできるんじゃないか!?」
やってみるとできた。なんと見事な金塊が!
「チャクラさえあればオレ金持ちになれるんじゃない?もし原作知識とこの能力を使いこなせたらオレは・・・!前じゃできなかったデカいことをこの世界で出来るんじゃないのか!?」
はっきし言って今のオレの状況はいきなりハードモードでスタートと言っていいほど酷いもんだ。
だがこの能力を使いこなせれば・・・決して生き残ることは無理ではない。
いや、それどころか前世でできなかったたくさんことだって・・・
「オレは・・この世界で栄光を掴んでやる!!」
さあ、行くぞ!!
今回は主人公の立場&能力確認でした。
主人公の本格的活動は次回から。