転生したらガミラスの真田さん枠(なおロマンチスト)兼総統のお気に入りになってた件   作:夜叉烏

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夜叉烏です。やっぱり新型艦艇紹介の回が書いてて一番楽しいですね。
あと、ハルハ視点の方が書きやすいので、基本そっちメインで書いて行こうかなと。
よろしければ感想よろしくです。頂いた感想を読んでいる時が一番楽しいので。


小さくまとめるのが正義とは限らない

――ハルハside

 

 『革新的な環境改変装置』の実験について、タランは特に文句を言う事は無く受け入れ、総統府へ伝言するよう約束してくれた。

 

「さて、次は皆様お待ちかね新型艦の件だけど…何だい師匠、その顔は」

「どんな艦が出てくるのか最早怖いからだ。後皆様って誰のことだ?」

 

 相変わらず失礼な。そんなゲテモノは造ってないぞ?既存艦の順当な発展型みたいな感じだし。強いて言うならデスラー砲搭載艦――地球で言うドレッドノート級枠――の存在が気になるかな?

 

「取り敢えず、こんな感じかな?」

 

 コンソールを操作し、新型艦の各種データを表示する。

 

「…ほう。これが"艦隊配備型デスラー砲搭載艦"か。艦様はガイデロール級に毛が生えたような感じだな」

「変に凝った新規設計艦は量産性を妨げるからね。早く戦線投入できるのに越した事は無いよ」

 

 まず師匠の目に留まったのは、通常艦隊に配備されるデスラー砲搭載戦艦のモデルだ。

 ガイデロール級がベースとなっており、艦首開口部がデスラー砲の砲口となっている。

 中央よりやや後ろ寄りに『デウスーラⅢ世』と同型の艦橋構造――『ハルシュヴァルト』と同じく分離機構はオミット――を設置。通常艦隊配備型戦艦とは一線を画す指揮能力と居住性を獲得している。

 機関は四重複列式ゲシュ=タム・ドライブを搭載。デスラー砲の運用は勿論、ガミラスの十八番である高機動戦闘だってこなせるいい子だ。

 

 本当ならドレッドノート級と同じ全長250メートル程で造りたかったが、こちらの方が手間が少ない為、元と同じ全長350メートルの巨体となっている。

 コンパクトに納めることはできなかったが…その分、個々の性能はドレッドノート級よりも優れている。

 

「主砲は330ミリ四連装陽電子収束・圧縮型衝撃波砲…発射した陽電子収束流の周囲に衝撃波を纏わせることで貫徹力と命中時の加害を増す…か。新型のビームジェネレータと陽電子収束器、加速器を搭載し、従来のカノン砲より威力・射程・速射性能も勝っている」

「総合性能なら、ゼルグート級の490ミリよりも上だと思うよ」

 

 ハイゼラード級と共通した、丸みを帯びたカノン砲。ただし、同級よりも砲身が長く、根本には陽電子収束器を、中間部には陽電子加速器が装備されたことでやや太くなっている。ガミラスのカノン砲特有の刺々しい外観も相まって、中々強そうに見える。

 口径は大きいが、それに比して威力が小さく、速射性能もいまいちで、砲塔の形状上平射しかできない490ミリ陽電子ビーム砲よりも使い勝手は段違いだ。威力にしても、カラクルム級を撃ち抜く程度はある。

 なお、ダンケルク級やリシュリュー級戦艦の四連装砲のように、連装の砲架を隔壁で仕切る形で搭載しており、片方の連装砲が使用不能になっても、もう片方で砲撃を続行可能だ。

 その為、2番・3番砲身の間が広くなっている。

 

「エネルギー変換装甲と対磁・光波偏光フィールドも勿論装備してる。ゲシュ=タム・ウォールの装備はまだ待ってほしいかな。後付けでも構わないなら、半年後位には出拠できると思うよ」

「いや、多少時間は掛かってもいいから、完成した状態にしてほしい。総統もそう仰せになられた」

「分かったよ。なら、最低でも9ヶ月だね。それ以上は無理かな」

 

 無論、波動防壁――ゲシュ=タム・ウォールも搭載予定。

 『ハルシュヴァルト』で採用実績のあるエネルギー変換装甲、対磁・光波偏光フィールドも同載済である。

 最早、『ハルシュヴァルト』の廉価版とでも呼べる、量産艦とするには過ぎた代物だ。

 これ1隻あれば、特一等艦を複数相手取ってもお釣りが来るレベルである。

 

「しかし、ガイデロール級は元々"あれ"の装備を前提にしてただけに、案外手間無く済んだよ」

「あぁ…思えば、あの頃の我々は無茶なことをしようとしていたものだ。急ぎすぎていたかもしれん」

 

 ガイデロール級は、元々デスラー砲を搭載する量産戦艦として建造されていた。

 しかし、肝心のデスラー砲の開発がもたつき、結局は決戦兵器を持たない戦艦として建造されたという経緯がある。

 特徴的な艦首開口部は、その名残だ。

 デスラー砲実用化の目処が立たず、艦だけが先に出来てしまう…まるで、DB601エンジンの生産が間に合わずエンジンが無い"首無し"状態で放置された三式戦闘機『飛燕』を思わせる背景である。

 

「こいつが量産された暁には、ガトランティスをマゼランから追い出すこともできるだろう」

「…どうだろうね?もしかしたら、向こうも何か隠し球を用意してるかもよ?」

 

 『2202』におけるガトランティスの強大さを知る私は、言葉少なにそう呟くに留めた。

 私の言葉にタランは「デスラー砲を無効化するような存在など…」と、危機感を感じさせない声音で応えていた。

 約3年後にはその存在――『白色彗星』という超巨大クソチート移動天体と『滅びの方舟』が攻めてくるわけだが。

 

("革新的な環境改変装置"(あれ)の副産物があれば、1日で3桁隻のデスラー砲搭載艦が完成する。ガトランティスが来るまで、何とか万単位の隻数を揃えなくちゃいけないね。…いっそ、"革新的な環境改変装置"(あれ)を何個か作って複数の植民惑星で起動させようかな?)

 

 (恐らく)作中最強であろうガトランティス相手にどう立ち向かうか、高級な香茶を啜りながら私は脳内でシミュレーションを繰り返していた。

 "環境改変装置"を唄ってはいるが、正直環境改変云々はどうでもいい。…私の目的は、この装置を起動した際に発生するであろう"副産物"の方である。

 

「…ところで、さっきから気になっていたんだが…頭に浮いているそれは何だ?」

「暇なときに作った頭飾りだよ。慣性制御で浮いてて、脳波コントロールもできる優れものさ。高周波ブレードが付いてるから、これをブーメランみたいに飛ばして相手を細切れにできるよ。振動させてないと斬れないようにできてるから、今は安全だけどね」

「なぜただのお洒落アイテムにそんな物騒な機能を載せたがるのだ!?!?技術の無駄遣いを今すぐ止めんかっ!!!!」




 次は空母か、デス・ケル・クリ三姉妹の話かも?

・慣性制御機能付き頭飾り(ハルハ命名:ガミラスラッガー)
 ハルハ謹製お洒落アイテム()。
 形状はブルアカのウタハ先輩のヘイローの両脇に付いてるやつ。
 慣性制御で側頭に浮いており、脳波コントロールで自在に飛ばせる。高周波ブレードが付けられており、相手に飛ばして切り刻むことができるア○ス○ッガー擬き。
 ニードルスレイブ程度の物体なら真っ二つにできる。全長50センチ。ナイフみたいに手で持って扱うことも可能。
 有名になり過ぎたことで拉致・暗殺といった事態に巻き込まれるのを恐れたハルハは、転生後向上した身体能力を駆使した白兵戦の自主練を行う傍ら、こういったビックリドッキリ白兵戦装備を開発し、自らを狙う刺客を返り討ちにする準備を進めている。
 その内アビ・エシェフ擬きとか造りそう(小並感)

・改ガイデロール級航宙戦艦(仮称)
 全長:350メートル
 全幅:45メートル
 主機:四重複列式ゲシュ=タム・ドライブ×1(ランダルミーデ級と同じ形状)
 副機:ケルビン・インパルスエンジン×4(ランダルミーデ級と同じ形状)

《武装》
・ゲシュ=ダール・バム(通称:デスラー砲。拡散/収束切り替え可能)×1
・330ミリ四連装陽電子収束・圧縮型衝撃波砲×3(艦橋前に背負い式で2基、艦底部1基)
・330ミリ連装高角陽電子ビーム砲×4(旧280ミリ陽電子ビーム砲の位置)
・八連装陽電子輪胴砲塔×12(ガトランティスからのリバースエンジニアリング品。ククルカン級・ラスコー級の主砲。第一砲塔脇対角線上に1基ずつ計4基、艦尾上下インテーク上にも1基ずつ計4基、円盤型艦橋後部上下面左右に計4基)
・99ミリ四連装高角パルスカノン砲×10(旧単装近接防御火器の位置に両舷3基ずつ、第2砲塔後方の4連装近接防御火器直下の舷側に両舷1基ずつ、後部インテーク前に両舷1基ずつ)
・55ミリ八連装陽電子高射輪胴砲塔×16(ガトランティスからのリバースエンジニアリング品。艦首魚雷発射口上部対角線上に2基ずつ8基、エンジンノズル手前にも2基ずつ計8基)
・艦首魚雷発射管×12基
・艦底魚雷発射管×21基
・艦尾魚雷発射管×4基

《補助兵装》
・ゲシュ=タム・ウォール
・エネルギー変換装甲
・耐磁性・光波偏向フィールド
・艦載機(リボルバー式格納庫。最大20機)

《備考》
 ハルハがガイデロール級をベースに設計したガミラス初の量産型波動砲艦。地球でいうドレッドノート級枠。
 ハルハ曰く「ドレッドノート級レベルのサイズで新造したかったけど折角ガイデロール級がデスラー砲搭載前提の設計してるし勿体ないから。その分通常火器は多めにしといたよ」とのこと。事実、巨大な艦体を利用した強武装が特徴。
 主砲は330ミリ三連装陽電子収束・圧縮型衝撃波砲で、地球のショックカノンと同じ原理の武装。従来のカノン砲、ビーム砲よりも貫徹力、射程、速射性能、命中時の加害が遥かに優れている。
 両用砲としてククルカン級・ラスコー級の副砲である輪胴砲塔をリバースエンジニアリングした新型陽電子ビーム砲を8基、同じくリバースエンジニアリング品の対空用高射輪胴砲塔を装備する。新型の99ミリパルスカノン砲と併せ、従来のガミラス艦で不足気味だった近接防御能力を獲得。
 機関は四重複列式ゲシュ=タム・ドライブで、デスラー砲運用は勿論、高機動戦術も余裕でこなす他、エネルギー変換装甲と対磁・光波偏向フィールドは勿論、量産艦としては初となるゲシュ=タム・ウォールを装備。被弾経始率等の性能は『2202』時点の地球艦艇に匹敵する。
 装備するデスラー砲は薬室を直列に接続しており、収束・拡散の選択が可能。ドレッドノート級と同等以上の発射性能を誇る。

アルペジオみたいなメンタルモデルを出演させる?

  • あり
  • なし
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