転生したらガミラスの真田さん枠(なおロマンチスト)兼総統のお気に入りになってた件 作:夜叉烏
ミリオタになったばかりの中学生の頃、旧作『新たなる旅立ち』を観たとき、「何で空母なのに砲積んで突撃してるの?」ってなりましたね。
あと、前話で出したガイデロール級ベースの波動砲艦、サイズがサイズなので、あれを『ハルシュヴァルト』に横付けして『アンドロメダ級+D級×2』ごっことかはできなさそう…メルトリア級(改)サイズなら合体できるかな?
オリ主「ウラリアの魔女の影響で波動エンジンの出力が下がる?じゃあ低下分を補える機関があれば解決だね!」っ六重複列式ゲシュ=タム・ドライブ
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メンタルモデルは登場させるOrさせないについてです。
イオナ似の次元潜航艦のメンタルモデルとフラーケンたちとの絡みや、いつも眠そうな気怠い感じで「私は偉いんだぞ…」って言ってる我が儘ダウナー系メンタルモデルのデウスーラちゃんとか考えてます。
皆、一度は思ったことはないだろうか?「ヤマト宇宙には何で純粋な正規空母がいないの?」と。
まだ純粋な空母らしいガイペロン級でさえ、133ミリ三連装陽電子カノン砲を5基搭載している。
ナスカ級もだが…攻撃重視なガトランティスのことである。空母にあの程度の武装は載せるだろう。というか、空母の役割を彼らが理解しているのかすら怪しいが。
もしかしたら「艦載機を積める巡洋艦」的なものという認識なのかもしれない。ソ連海軍かな?
…話を戻そう。
現代の洋上艦とは違って、ガミラスや『ヤマト』以降の地球製宇宙艦はワープすることができる。
空母の位置が分かれば、その宙域にワープを敢行、接近されると弱い空母の目の前にガチの戦闘艦艇を送り込んで蹂躙…なんて戦法も十分可能だ。
洋上艦船はワープができず、数百キロ以上の"距離"が超えられない壁として立ち塞がっていたが、宇宙では数百キロどころか数光年の壁を瞬時に越える手段がある。空母が砲雷撃戦に巻き込まれる危険性は、洋上海戦よりも遥かに高いのだ。
じゃあそれ以上の距離から艦載機を飛ばせば…と思うかもしれないが、艦載機はそこまで足が長くない為、思うように距離も取れない。
だから、空母でもある程度の砲雷撃戦能力が必須なのである。若しくは、ワープ阻害機能を搭載した『臣民の盾』とセットで運用する戦術的工夫が必要だろう。
「これがガイペロン級の改設計案だよ。砲戦能力と居住性、対空火力、搭載数の強化を主眼にしてる」
「ほう…今ある欠点全てを解決できるわけだ」
机上にホログラムで投影された艦影。ガミラスにしては珍しく目玉の無い艦体と4段の飛行甲板…みんな大好きガイペロン級多層式航宙母艦だ。
重武装ユニット『ランベア』程大胆な改修はしていない為、外観上はそれほど変化はない。まだ"普通"といえるだろう内容に、タランは安心と関心が混じった声を出す。
「ふむ。…後部の張り出しが、その居住区画か?」
「うん。何とか、全員分が居住できる程度には。後はガミロイドの大量投入で人員を極限まで削ったよ」
ガイペロン級の艦橋より後方…後部両舷に備われている高射砲群の上部の舷側がドーム状に張り出している――『ヤマト』の舷側展望室を拡大したような感じ――が、そこが新たに艦載機搭乗員用の居住区画として増設された箇所だ。
艦の容積の大部分を飛行甲板が占めている構造上、居住スペースが極めて狭いことが欠点の1つであり、部屋が用意されているのは艦隊司令や艦長、各科長のみという有様。残りの乗員やパイロットは、『星巡る方舟』劇中でもあったように通路で寝るなんてことも。
あるパイロットの1人は、「コクピットで座って寝る方が数段マシ」なんて言っている程だ。
増設された居住区画には相部屋とはいえ寝台や、一応のプライベートスペースも完備されており、入浴設備や食堂も設置されている。
また、艦載機搭乗員以外の乗員を可能な限り削って疲れを知らないガミロイドに置き換え、その分の居住スペースを他に回すことになった。
「エネルギー変換装甲とフィールド、ゲシュ=タム・ウォールを取り付けることになるね」
「…空母には過ぎた代物だな。奇襲を受けても初撃を凌げるのは大きい」
機関を三重複列ゲシュ=タム・ドライブに換装し、有り余った出力によりゲシュ=タム・ウォールの装備が可能に。
ベニヤ板を重ねてできてるのか?と言いたくなる程脆い空母が、嘘みたいに頑丈な艦に生まれ変わった。
そして、ゲシュ=タム・ウォールを運用できるほどの機関出力は、搭載する武装にも影響を与えている。
「主砲を高仰角330ミリ陽電子ビーム砲に換装、新型の輪胴砲塔も備える、か。個艦防御能力も格段に上がっているな。下手な戦艦級よりも火力が大きいではないか」
舷側と艦底の133ミリ陽電子カノン砲は撤去され、330ミリ三連装高角陽電子ビーム砲に換装。
最上飛行甲板にはスポンソンを増設。そこに両用砲として八連装陽電子輪胴砲塔、55ミリ高射輪胴砲塔を設置。真横からの敵機にしか対応できなかった従来と違い、直上や前後方向にも対応可能となった。
艦体前部の各飛行甲板の縁にも同様の措置を取っている。劇中のように、正面からの攻撃で何もできず被弾するようなことはない。
「各飛行甲板の天井に艦載機や弾薬コンテナを固定する機構を追加しておいたよ。お陰で、甲板のスペースが広がった」
各甲板の天井部には、機体の他甲板にポン置きしていた弾薬コンテナを慣性制御と電磁ワイヤーで固定する機能を追加し、搭載機を底上げしている。
また、慣性制御が切れる等の異常事態を考慮し、アナログな物理ワイヤーでの固定も行う。
「吊り下げ機構は"ドルシーラ"みたいな大型機にも対応してるよ。"デバッケ"、"スヌーカ"、"ツヴァルケ"なら予備含めて96機、"ゼーアドラーⅢ"なら84機、"ドルシーラ"なら56機を搭載できるね」
原作のガイペロン級は"デバッケ"、"スヌーカ"を57機、"ドルシーラ"を36機搭載だから、20~40機ほど増加している。
なお、"ゼーアドラーⅢ"とは、DDG410"ゼードラーⅡ"が正式配備された際の名称だ。
「後、師匠に無理言ってたやつも改良の上、搭載しておいたんだ」
「…あれのことか。全く、兵器開発局を説き伏せるのは一苦労だったぞ…」
兵器開発局の局長は私の事を気に入ってくれているし、我儘にも比較的甘い。しかし、流石に"あれ"の技術情報はそう簡単に渡してくれるような代物ではなかった。
タランはかなり粘ってくれ、更にデスラーからの絶対に断れない口添えもあって何とかなった。
いや~やっぱり時代はガミラス、デスラー総統だね!
「まぁまぁ。あれのお陰で、奇襲の究極系みたいな戦術が可能になるんだから。ドメル将軍辺りは欲しがるんじゃないかな?」
「はぁ。否定できないのが怖いな…。その内『ドメラーズ』へ搭載するようにと乗り込んでくるかもしれんのか…」
"あれ"…とは、『瞬間物質移送器』のことである。片手間程度に自作しようと思ったのだが、新型艦艇の設計の他"環境改変装置"の開発で流石に手一杯だったので、兵器開発局が開発していた試作品を頂戴し、改良を加えた形となった。
『2199』時点で『ドメラーズⅢ世』が搭載していたそれより、転送精度・距離が向上し、艦載機をより遠く、正確に送り込むことが可能になっている。
「しかし、それらしきものは無いように見えるが、どこに搭載している?」
「最下層飛行甲板の先端部だよ。後期型の索敵装置は潰すことになるけどね」
『ドメラーズⅢ世』、『デウスーラ』のような形状の照射器は持たないが、最下層飛行甲板の先端部に内臓されている。
メダルーサ級の転送投擲器のように艦前方へ物質転送波を送り、艦載機は発艦した傍から次々と転送される仕組みだ。劇中のように搭載機を全て飛ばし、照射範囲に編隊を集める必要はない。
この点は、『ヤマトⅢ』に登場する二連三段空母と共通している。
「いやしかし、金と時間が掛かるぞ、これは…」
ガイペロン級がより実戦的な姿となることに感嘆したタランだったが、現実的な問題を出してきた。
確かに、技術者の足を引っ張るのはどこの世界でも同じ。予算と時間だ。
特に、瞬間物質移送器はガミラスの技術力を結集した新兵器。量産が利く代物とはいえない。
「それについては大丈夫。…まぁ、"環境改変装置"がしっかり作動してくれればだけどね」
「…ん?」
いや、環境改変の為の装置と空母の改修がどう関係するんだ、というかそんな装置の存在などさっき初めて聞いたぞ…言外にタランはそう言っていた。
ここで説明してあげてもよかったのだが、さしもの彼でもこの装置の原理を理解するのは難しいだろう。これはまた後程ということで。
「まあそれはさて置き…」
さて置いとくな、聞きたいことがたっぷりあるんだぞ…再びタランは言外に訴えるが、それを実際に口に出す隙を与えずに別の艦のモデルを表示させた。
「このガイペロン級とチームを組むことになる艦たちだね」
ガイペロン級を基幹とした航空戦隊を構成する護衛艦たちだ。
やったねガイペロン級!搭載機がアンドロメダ空母型の半分を越えたよ!
…いや、ホント何なんだよお前()
・改ガイペロン級多層式航宙母艦(仮称)
全長:410メートル
全幅:51メートル
主機:三重複列式ゲシュ=タム・ドライブ×1基2軸
《武装》
・330ミリ連装高角陽電子ビーム砲×7
・八連装陽電子輪胴砲塔×8(ガトランティスからのリバースエンジニアリング品。ククルカン級、ラスコー級の主砲)
・55ミリ八連装陽電子高射輪胴砲塔×10
・33ミリ四連装陽電子速射砲×8
・36連装多目的ミサイルランチャー×2(艦底部。アンドロメダ級の多連装ミサイル発射口に似たドーム状の張り出しがある)
《搭載機》
・空間艦上戦闘機DWG109"デバッケ"×96
・空間格闘戦闘機DWG262"ツヴァルケ"×96
・空間艦上攻撃機DMB87"スヌーカ"×96
・空間雷撃機FWG97"ドルシーラ"×56
・空間艦上戦闘攻撃機DDG410"ゼーアドラーⅢ"×84
《備考》
ガミラスの艦隊航空戦力を担うガイペロン級後期型をベースに、ハルハが各種改良を加えたもの。
従来のガイペロン級で不足気味だった居住性能、個艦防御能力、防御力の向上、搭載機の増加がコンセプト。
ハルハ謹製の三重複列式ゲシュ=タム・ドライブに換装し、航行性能の大幅な向上は勿論、有り余る出力によってゲシュ=タム・ウォールやエネルギー変換装甲、対磁・光波偏光フィールドを搭載。劇中のように対艦ミサイル4発で轟沈するようなことはない。
砲雷撃戦に巻き込まれる事態を考慮した武装も強力で、高仰角330ミリ連装陽電子ビーム砲を7基備えるという、旧ガイデロール級を凌駕する火力を手に入れた他、両用砲扱いの輪胴砲塔を各所に搭載し、近接防御も抜かり無い。
甲板には、機体や弾薬コンテナを天井へ固定する機構が追加され、搭載機の増加に寄与している。
また、後期型の最下段飛行甲板に搭載されている索敵装置を潰し、メダルーサ級の転送投擲器に似た意匠の瞬間物質移送器を備えており、発艦した機体をそのままワープさせることができる。
遥かに実戦的な性能となったが、ハルハ曰く「あくまでランダルミーデ級空母型配備までの繋ぎ」であり、本命というわけではない。
アルペジオみたいなメンタルモデルを出演させる?
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あり
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なし